22.《ネタバレ》 個人的に“こと”が起きるまでをどう転がすかに興味があった。そこへ「ロブとベスはやっちゃったんだって!ヒソヒソ」ってお前ら中学生か!ってまぁ楽しめたのでOK!“こと”が起こってからも想像以上に凄かった。最高。映画館で観てよかった。ぐうの音も出ません。 【ダブルエイチ】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-09 22:47:50) |
21.《ネタバレ》 未だに忘れもしない98年作の『GODZILLA』・・・俺はコレを見たとき「何じゃこりゃ~!ゴォジラァ~~~じゃなくて、トッカゲェ~~~じゃん!Oh、No-----!」と思い、コレ以降はトラウマになり、モンスター系のハリウッド作品を避けてきました。そして、それから10年の月日が経過した・・・そして、気になった作品があった。それが本作。タイトルの『クローバーフィールド』までは良いが、『HAKAISHA』という、いかにも外人が使うダサい日本語的なサブタイトルで嫌な予感が・・・しかし、その予感は逆にいい意味で裏切られた。なんと個人的に今年度BEST3に入るんじゃないかと思うぐらいの完成度の高い超絶モンスター映画だったのだから。『ブレアウィッチ』ばりのハンディカメラによる映像は本当にその現場にいるかと思うくらいのリアルさ!飛んでくる自由の女神の首やHAKAISHAの襲撃シーン、そして中盤のスプラッター的な流血シーンは完全にホラー映画なんじゃないかと思える恐怖度で、瞬きが出来ませんでした。85分という、近年の映画にしてはかなり短い時間も全然短いとは思いませんでしたね(満足感は2時間映画ほどアリ)。間違いなく、これらのシーンで寝ちゃう人はゼロでしょ。あとPG-12だけどR-15の方がいいんじゃないかな?グロイのが駄目な人は絶対に×な内容です。そんでもってキャストは無名の若手ばかりだけど、演技も上手く高評価ですね。ラストにHAKAISHAの顔が映るけど、キモかったですね。いかにもアメリカって感じ。点数は10点と言いたいけど、前半のパーティシーンが退屈極まりないのと、バッドエンドなので観た後は絶望感で一杯なので-1点の9点!とはいえ納得の合格!ハリウッド、恐るべし!!【追伸】DVDだと魅力半減なので絶対に劇場で見てください。そして酔いそうな人も一度は観るべし。映画の世界に引き込まれること必至ですので。 【ピルグリム】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-09 14:20:31) (良:2票) |
20.《ネタバレ》 傑作だ。 得体の知れない巨大生物に対し、人間の無力さを思い知る。 それは、アメリカの持つ圧倒的な火力でさえも。 ハンディカメラという目から見ることで、ただただ逃げるしかない人間達と恐怖を共有する。 宇宙戦争が後半に失速してできなかったことをこの映画は成し遂げた。 ただ欲を言えば、カメラをとり続けた人物がセミプロでもいい、一端のカメラマンという設定が欲しかった。 そして巨大生物の全貌は最後まで明らかにすべきではなかったことか。 【雲の上から】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-04-09 00:31:38) |
19.《ネタバレ》 観る前は酔うかと思ったけど、案外最後まで普通な状態で観れました。PG-12にしてはグロテスクなシーンがあったと思います。特に途中でウイルスみたいので死んでしまったシーンは音が相当嫌な感じでした。それ以外はとてもリアルでおもしろかった。 【アルツ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-04-08 00:52:43) |
18.《ネタバレ》 最近観た中では圧倒的なインパクト。良質のアドベンチャーゲームをやっているような感覚だった。まず、怪物の正体がまったく分からないのが良い。突然襲われ、訳も分からず逃げ惑い、特殊能力なんてもちろん無く、銃すら持っていない。一般人ならこうだろうというリアリティと説得力がある。(怪獣映画に説得力を持たせようだなんて!)構成も良く出来ていると思う。人間関係の伏線になるパーティー、普通で幸せだった過去の映像に重なる現在。バッドエンディングもあの映像が政府に回収されていることで最初から予想出来たけれど、それでも最後までハラハラしっぱなしだった。自分的に残念だったのが、最後の最後で怪物がはっきりと映ってしまうこと。最後までチラッとしか映らなかったらもっと良かったのに。それとやっぱり多少酔ってしまったので-1点。 【なみこ】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-07 22:00:01) |
17.《ネタバレ》 激しい手ブレカメラ撮影で、臨場感は満点でした。 その分、見えないHAKAISHAへの恐怖感を募らせる手法は 斬新でした。ただ、冒頭のパーティ描写が意味無く冗長に感じてしまいました。 最後の3秒間に幸せだったデートの様子が映り、一層悲劇を強調する手法も 新鮮でした。マレーナが死ぬのは、凶悪極まりないエボラウイルスよりさらに進化した ウイルスだったと推測しました。むしろそんな凶悪なウイルスをばら撒く小型生物の 方が恐ろしく、これでは、最後に戦術核を使用せざるを得なくなるのではとも 邪推してしまいました。 【亜酒藍】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-04-07 18:09:35) |
16.《ネタバレ》 何かと話題になって、たまたま時間もあったのでレイトショーにて観賞。ハンディカメラによる全編ブレブレの映像は予備知識もあったので、座席も後ろ目の方で観たが、いやあ面白かった。何か得体の知れない化物がニューヨークの街を破壊する、そして、たまたまパーティーに参加していた何人かが訳も分らず逃げまどう、というほんとそれだけのお話なんだが、従来の怪獣パニックとは違う怖さがあった。まず、正体がはっきりしない。原因も。何も知らされていない状況下での、人間の行動ってこんな感じなんだろうな。冷静ではいられない。いろんな憶測をめぐらして、でも相手が何者なのか、何を目的としているのか、全くもって解明されない。観ているこちらも巻き込まれるという、アトラクション的要素が素人のカメラ映像によってさらに臨場感を増す。映画というくくりでは得られない、異様な興奮もあった。ストーリーなんてあってないようなもの。それを良しとするかどうかは意見の別れる所だろうが、映画にいつのまにか参加していた、自分も逃げまどっていたという体験ができるのはやはり面白い。気持ちいいくらいの圧倒的な絶望感も味わえます。 【映画小僧】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-04-07 11:09:26) (良:1票) |
15.得体の知れない何かが突然平凡な日常を破壊し、平和な世界が一転地獄絵図と化す。視点はあくまでも主観から外れないので、主人公と一緒になって訳のわからないまま逃げまどうことになる。情報が著しく制限された中で体験する恐怖。僕はリアルな悪夢をよく観るのですが、この作品の世界観がまさに悪夢の再現そのもので、「鑑賞する」というよりは「体験する」映画という新しいジャンルを成功させたエポックな作品だと思います。背景には911同時多発テロをはじめとする報道映像の氾濫があるのではないでしょうか。映画とは完璧に制御されたキャメラ(神の視点)の向こうにだけあるもの、という従来の映画のセオリーを打ち破ったもので、これは1999年の「ブレアウィッチ~」のアプローチの仕方と似てはいますが、本作は遙かに成功した作品といえると思います。 【ロイ・ニアリー】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-04-07 09:28:22) |
14.《ネタバレ》 ストーリーはつっこみどころ満載ですが、難しいことを考えなければけっこう楽しめると思います。マンハッタンを正体不明の生物が襲うというシチュエーション自体は何度も映画化されていますが(途中、実は「GODZILLA」のアナザーバージョンなのではなかろうかと思ったくらい)、ハンディカメラという切り口だけで、「ありそうでなかった」感じになっています。消化不良さを感じさせるほど、ハンディカメラにこだわったのも、通常だと「イラッ」としますが、この作品にはプラスに感じられます。 ハリウッド映画らしからぬエンディングテーマに、なんとなく日本の怪獣映画へのリスペクトを感じました。小さいのがわらわら出て来るところなんて、元ネタはレギオンですよね。 【月ひつじ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-04-06 23:03:37) |
13.《ネタバレ》 もはや映画鑑賞というよりも、疑似体験に近い作りとなっている。「これは凄い!」と唸らざるを得ないほどの驚異的な映像だ。恐怖を感じるとともに、よくぞここまでのものを作ったと呆れるほど感心した。 何も解決しておらず、すべては“謎”で終わっているのかもしれない。見る人によっては、ストーリーなど何もないと憤慨するかもしれない。 しかし、個人的には怪獣の出生や、怪獣が最後どうなったのかなど、まったく興味が沸かず、ただただ逃げ惑うしかない人たちと共に時間を共有できたことが非常に有意義だった。 脚本もそれほど悪くない。大怪獣あり、小怪獣あり、ウィルスあり、トンネルあり、乗り物ありとほとんどフルスペック仕様のパニック映画だ。ちょっと盛り込みすぎじゃないかと思うほど練られている。 人間関係もしっかりと描かれており、主人公と恋人との関係を軸に、兄弟、友人など上手く関係線を伸ばしている。パーティーに出席したメンバーというアイディアも分かりやすく、まったく無理がなく、ナチュラルすぎるほど練られている。 通常の“公式”に則らないのも目新しい手法だ。 主役級をあっさりと退場させる辺りはとても面白い。登場人物が銃をぶっ放して、小モンスターを殺すような展開にもならず、大モンスターを倒せる武器が見つかったり、弱点が発見されるようなことなども当然ない。 怪獣パニックモノにおいて、アンハッピーエンドというのもかなり珍しいのではないか。この“公式”の裏切りがとてもユニークだ。 未知なモノに対して、人々が逃げ惑い、アメリカの圧倒的な武力も役に立たないという展開は、深読みだが“テロリストへの脅威”を想起させられるものとなっている。 普通の怪獣パニック映画は巷に氾濫しており、普通に作りこめば「悪くない作品だね」で終わると思う。 しかし、「ブレアウィッチ」の手法を取ることにより、臨場感溢れる傑作が生まれた。 リアリティが追求され、通常の“公式”に則らなくても自然に受け入れることができたのは、この手法を取ったことによる恩恵だ。 「バンテージ・ポイント」など、最近のハリウッド映画は知恵を巡らして、工夫を施すようになっている。その手法に対しては、当然賛否があると思うが、賛否があることによってマンネリ化が打破され、活性化していくのではないか。 今後もこのような賛否あるアイディアが溢れた作品が登場することを期待したい。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-06 22:54:05) (良:3票) |
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12.前評判があまりにも悪いので覚悟して観に行ったのですが・・・・かなり楽しめました。ユナイテッド93であの撮影方法にはうんざりしてたのですが、これは成功だと思います。あの撮影方法のおかげで登場人物の心情やら何やらがこちらに伝わりやすくなり映画にのめりこみやすかったです。人間がゴミのように死んでゆき右往左往する様を登場人物の視点(カメラ)で見るのは普通の第3者視点で見るよりも、より絶望感を煽ってくれました。 それと結構最後の方まで「何か」の全体像をはっきりと見せなかったり、「何か」の正体は一体何なのか(これは結局劇中では謎のままですが)が明かされなかったのなかなか良かったなと。襲ってくる相手の正体がよくわからないってだけでも恐怖感は増すものです。 ただイマイチ物足りなかったのが残念、もうちょっと尺長くしても良かったかな・・・。2が出るとかいう話を聞いたので、とりあえずはそっちにまた期待してみましょう。 ストーリーはやっぱりありませんね、まあこの映画にそんなもん必要ありませんが。 エイリアンやらグエムルやら宇宙戦争やらに似ているなんて言われますが、極端な事言えばモンスター映画って時点でどれも似たようなものになっちゃうのだから仕方ないかと。 酔い・・については、自分はこういうものでは全然酔わないので酔っちゃう人の気持ちはよく分かりませんが、結構酔う人はいるようですね、気をつけてください。酔うか酔わないかでもまた評価が変わるんでしょう。 【ケ66軍曹】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-04-06 22:29:46) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 最近手持ちカメラによる手ぶれやドキュメンタリータッチの長回しが流行っているのかな。衝撃的だ。疲れたけど、手持ちカメラに視覚効果をあわせて作られた映像は迫力も臨場感も抜群で面白い。あえて前知識を仕入れずに鑑賞したが登場人物とのシンクロが半端じゃないので、未見の方は前知識全く無しで鑑賞してほしい。普通に生活している一般人の視点で、登場人物と同じスタートラインでこの映画を鑑賞すれば、圧倒的な絶望感、恐怖感を覚えさせる驚愕の映画体験になるのではないか。ただリアリティを持った撮影法なので役者の演技、台詞に映画っぽさ(ウソっぽさ)が目立つのが残念。でもそれほど映像に説得力があったということかもしれない。評価には全く関係ないが「タイトル不明の謎の映画」とか「謎!!」って感じを大きく宣伝していたが全米ではすでに数ヶ月前に公開されているのであんまり謎じゃないのがなんか悲しい。なんかGODZILLAのローランド・エメリッヒに鑑賞して欲しい。 【サムサッカー・サム】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-04-06 18:43:34) |
10.こういう映画では、出来るだけ迫力のある化け物を観たい、それがCGであったとしても。だから人間が映ってるシーンでは「早く化け物見せるよ!」という感じ。あと、どうせならもう少しかっこいい化け物がよかったかな。いかにも破壊者って感じの。 【珈琲時間】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-04-06 18:24:27) |
9.《ネタバレ》 いっやあ凄かったべよ、吐き気が。周囲の席をコッソリ見回してみたけど、全員さりげな~く口元に手を当ててさぁ。体調万全で臨んだオイラでも、中盤以降は胃がでんぐり返りそうだったべ。あの宣伝はダテじゃねえべよ (詳細はブログにて) 【エスねこ】さん [映画館(吹替)] 10点(2008-04-06 17:38:33) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 やっていることはGODZILLAと変わらない。しかしそれを家庭用ビデオカメラで撮影することによって、そのありえない光景があたかも実際に目の前で起こっている出来事のような錯覚に陥る。カメラを構える青年(ハッド)の目が自分の目になってしまう。そこでハッドになった私は、震災か、テロか、はたまた地球外生物による破壊を、何が何だか分からぬままに疑似体験している。ロブやマリーンは私の友達になってしまっている。だから友人たちが死んだときは本当に悲しくなったし、逃げ場の無い窮地には絶望的な恐怖を感じた。とにかく怖かった。しかしながら走り逃げ惑う時の映像は揺れがひど過ぎて、注意書きどおりに気分が悪くなる。ちゃんとした映像で見てみたいなという場面も多々あった。乗り物酔いする人には絶対に薦められないし、これは映画なのかと考えてみると、違うような気もする。バラエティ番組かアトラクションの領域なのかもしれない。 【ちゃか】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-04-06 10:12:16) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 ゴジラ映画に1本くらいこの視点で描かれた作品があってもいいのに、と思った瞬間、導入部でやたらと「日本」をちらつかせた意味が解った。その点ではしてやったりの製作者なのだろうね。しかし、かなり展開に無理があります。 |
6.《ネタバレ》 これはこれでありなんじゃないか?。決してA級ではないがB級映画としてはいい出来だと思う。起と結(怪物の出生と最後)が描かれないのは物足りないとも言えるが、納得しがたい設定を無理やり作るよりはこれのようにスパッと割り切るのも一つの手だと思う。ブレブレの映像はパニックの演出としてはかえってリアリティが出ていいんじゃないでしょうか。酔いやすい人は字幕を中心に見ると(字幕はブレないので)いいかも。あと、地味にすごいと思ったのはVFX。あれだけ視点が動きまくりの映像にCGを合わせていくのは実はすごいことなのでは? 【MASS】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-04-06 00:20:18) |
5.「宇宙戦争」とか「インディペンデンスデイ」とか観た時「俺ならこうするのになあ」「私ならあっちに逃げるのに」とか、そういう脳内妄想が映像化された感じです。しかしながらこの邦題のサブタイトルはちょっとナイよなあ・・・。ちなみに私は、映像に酔うことはありませんでしたが、真ん中より後ろの席をとったほうがいいかもしれません。追記:手ぶれ効果の臨場感はやはりハンパなかったみたいで、後日、私はクローバーフィールドな悪夢にうなされることになるのでした。ある意味、二度美味しいかったです。で、+1点。 【豆治】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-04-05 23:54:47) |
4.《ネタバレ》 全編ハンディカメラの撮影でドキュメンタリータッチを狙っただけで起承転結がなくストーリー性の低い映画だと思いながらずーっと見ていました、でも最後のシーンでハンディカメラにこだわった理由とストーリー性の高さを感じることができました。 あの怪獣はどこから?その後どうなったのか?・・あぁそうだった「激突」のときもそうだった、聞かない約束だったよな。 【かのっさ】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-04-05 22:31:41) |
★3.《ネタバレ》 「世間でネタバレが起きる前にみなければ!」と初日に意気込んで行ってきました。(なるべく予備知識も入れないようにして結構楽しみにしつつ内心「単なる『ブレアウィッチプロジェクト』のスケールがデカイバージョンだったらどうしよう・・・」という不安も持ちつつ)結果は・・・・・見事に不安の方が当たってしまいました!『ブレアウィッチ~』観てない人にはそれなりに斬新で楽しめるかもしれませんが、観た方はパクリかリメイクにしか思えない、かと・・・。『ブレアウィッチ~』のように謎解きバージョンの『クローバー~2』も作るんでしょうか?もし製作されたら今度はレンタルで観ます。楽しみにしてた分、裏切られ感一杯(今までこの映画を宣伝していたメディアにも)でこの点数です。 【より】さん [映画館(字幕)] 1点(2008-04-05 17:56:30) (良:1票) |