【ジダン】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-11-06 06:56:06) |
9.《ネタバレ》 期待させる設定ではあるが、ストーリーに捻りがない。大作らしい作りではあるが、アクション映画でもないし、とくに盛り上がる場面があるわけでもない。俳優も撮影もよいと思うけれど、やはり脚本か。息子の失態を知らせるために、あれほどの細工を必要としたのはなぜか。わざわざ誰かに分析させる必要がある証拠より、当人(エドワード)だけにはっきりわかる証拠を見せて、取引を持ちかければ済む話ではなかったのか? 耳の不自由な彼女は、結局、不倫のために出てきただけで終わり? 【mohno】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-11-06 03:43:03) |
8.丁寧に作った映画という印象。たんたんと話が進むので、“壮大な物語”な割には物足りなさが残りました。CIAという裏で画策する世界を真面目に描くと、こうなってしまわざるをえないのでしょうか。豪華な役者の重みある演技で、飽きることなく楽しめました。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-11-04 14:24:13) |
7.いやぁ、作りが無難だな。本当に手堅く作ってあり、大人向けの内容。ストーリーに起伏がなく、時間軸がややこしいため、気を抜いていたら置いて行かれる。更に、内容も真面目なアメリカ史で、主人公が魅力的なキャラでもないので、好みが分かれる所だと思う。映画ファンとしては次から次へと豪華キャストが登場して楽しめたし、こういうテーマは好きなので楽しむことは出来たが、必要ないように感じた登場人物がいたように感じたし、もっと思い切ったことをして欲しかった。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-11-01 19:34:26) |
6.《ネタバレ》 2度目観賞。CIA創設秘話。誰も信じることができない世界、信ずるものは国を守るという使命感のみ。息子の花嫁を空から投げ捨てるシーンは唐突で衝撃的。哀愁漂うが重苦しく上映時間167分をかなり長く感じました。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-10-29 22:36:38) |
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5.う~ん、『インファナル・アフェアIII 終極無間』を観たときと同じ感想になってしまいますが、時間軸のいじくり方が複雑過ぎてたまにどの時代なのか分かりにくくなるのが難点。奇しくも本作の監督デ・ニーロと製作総指揮コッポラが組んだ奇跡の傑作『ゴッドファーザーPARTII』も、当初は時代の切り替えが多過ぎて非常に分かりにくかったのを直しに直してあの絶妙な構成に至ったそうですから、本作でもその辺はもっと慎重にしてほしかったです。しかも『ゴッドファーザーPARTII』と違って本作の「現代」と「過去」の間は十数年程度しかないうえに、全ての時代を同一の役者が演じていて余計に区別がつきにくいわけですから。でもその辺をキチンと押さえられれば結構ハマれる内容でした。メインキャラのクローバーやサリヴァン将軍の存在意義がイマイチ薄かったことなどにやや不満もおぼえますが、久々に見応えある重厚な映画に出会えてとりあえず満足です。 【とかげ12号】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-10-24 19:59:41) |
4.誰が誰だかわからなくなりました。息子が痩せすぎです。 【くまさん】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-10-24 05:39:09) |
3.《ネタバレ》 題材が大戦中のOSSの発足からキューバ危機の直前までのCIAの揺籃期の裏面史みたいなものですからスパイものとしてはフィクションでしょうけれど興味があるものでした。もともと政治の面ではストイックな面のあった米国が先輩の英国(これも少し前まではスパイを不道徳として嫌悪していた)を手本にして作ったのでしょうけれど,英国のスパイ組織がパブリックスクールから有名大学出の経歴と家柄を担保にしての組織の結束を図っているのに習ってアイビーリーグ内での秘密結社を組織の基盤にしているところが面白いです(結局は両者共それがスキャンダルを招いたようですが)。日本のように成績が全てと言うのもある面での合理性はあるけれど,失敗したら人生が破滅と言うことでの隠蔽や庇い合いが結果として国家利益を大きく損なうのに比べて彼等は余裕があるから反逆罪に問われなければ他に転進する途もありそうで,1000人以上の犠牲となった不祥事は一人の愚かな女が空を飛ぶことで償われています。それ故二つ返事で重要任務を引き受けたり,英国への支援従軍に志願するのも余裕ある階層の義務と受け入れるのでしょう。当時の性道徳からは友人の妹と性交・妊娠で結婚,積極的に接近してきた女性はスパイなどパターン化した話ですがそれほど奇異とも思えませんでした。戦争による6年の別居中に双方が一度だけ異性の誘惑に乗ったことを自分から素直に告白するところなどこれらの人々の道徳観は今日のそれとはかなりに異なっているようにも思えますが,これが半世紀の時代の相違なのでしょう。全体の裏に流れているのは誰が1961年のピッグズ湾事件の失敗になる情報を流出させたかですが,別にそれの謎解きと言うのでもありません。スパイの家庭における家族の絆としてCIA史を紹介する映画と言えるでしょう。ル・カレのスパイものは殆ど家族とは対立や崩壊となっているのに比べると米国的なまとめかたの佳作です。 【たいほう】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-10-22 19:58:03) |
2.《ネタバレ》 本作は日本公開前に知人から貰ったオランダ仕様(PAL版リージョン2。幸運にも日本語字幕付)DVDにて鑑賞。監督がデ・ニーロなのはともかくとしても、マット・ディーモン(ディカプリオにオファーしていたらしいがスケジュールの都合でマットになったらしい)主演。デ・ニーロやウイリアム・ハート、ジョン・タトゥロー等が脇を固めて題材も決して嫌いな題材ではない大作で大いに期待して鑑賞。物語は、終盤の辺り(息子の恋人に嫌疑がかかり・・・)はそれなりに楽しめましたが、長尺で更に時系列が行き来するので「腰を据えて」観ないと展開に追いつけないかもです。重厚な出来ですがもう少し物語りに起伏があった方が楽しめたのでは? 【SITH LORD】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-10-06 18:57:38) |
1.《ネタバレ》 とにかく2時間50分は長~い!!秋の夜長にじっくり鑑賞するに相応しい地味な大人向けの大作。仏頂面マットと魅惑の唇アンジーのラブ&クライムサスペンスかと思ってうっかり観に行くと、とんだ肩透かしを喰う事間違いなし。言ってみればアメリカ戦中戦後の裏現代史。非常に多彩な人物が錯綜し、豪華な役者が次から次へと登場しては退場していくので、ちょいと目を離したすきに置いてきぼりを食うのは必至。デ・ニーロの監督としての手腕は、これを観た限りは手堅いとしか言いようがないですね。これだけの長尺だから、何箇所か呼び物になるシーンやケレン味ある演出がもう少し必要だったように思えます。地味な展開だけに時おり思い出したように登場してくるアンジーの派手顔が出て来るたんび、ほっと一息つけるのも確か。マットとアンジーの息子役がミスキャストなので、中盤からの展開にイマイチのめりこめないのが最大の難点。愚鈍なんだか繊細なのか優秀なのか彼のキャラクター設定のブレ具合が非常に気になったなあ・・・。歌がちょっとばかり上手いだけ?だったら俺でもCIAに入れるんちゃうん?なんて思ったり笑 【放浪紳士チャーリー】さん [試写会(字幕)] 6点(2007-09-28 14:21:52) |