29.もうちょっとパニックモノとして人間のエゴとか醜さがあってもよかったのでは?という印象。が、逆に研修医?みたいのがパニックになってるのはどうなのかなあと。まあでも実際の現場では経験の浅い人間だとああなってしまうのかな?と。 |
28.《ネタバレ》 う~ん、題材としては面白いのだが、ありえない設定には幻滅するぞ。 それとエピソードを詰め込みすぎだ。エピソード数を少なくして、内容を掘り下げればもっと良い作品になったのになぁ。 気になった点 ・救命医の松岡医師(妻夫木聡)がウイルスハンターの真似はないだろう。日本でバンデミックが発生しているのに、海外に出国できるとは思えないが。少なくとも入国拒否されるのでは? しかも、入国の歳にはWHOが関係しているみたいだし。 ・日本にウイルスを持ち込んだ立花医師(嶋田久作)は、アボン(架空の国)で感染し、日本で発症し、アボンで死亡なのに、日本以外では感染が起こらないのはおかしいだろう。また、立花医師は感染症の疑いが強いのに旅行に行くわ、保健所に届け出をしないわと、医師として失格だろう。 ・数百人規模に死者が出ているのに、ウイルスが特定できないのはおかしい。エボラでもウイルスの特定はすぐ出来たはず。 ・90万人の死者が出ても、あのような廃墟になるとは思えないが?(民主党政権だったらあり得るか? 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-06-17 01:25:37) (良:1票) |
27.今のご時勢まさにタイムリーな内容でした。ただ前半新型インフルエンザかとおもわせておいて後半実は・・・みたいな展開はちょっと無責任かと思います。外国にも失礼だし。それと非常に疑問なのは国家の一大事なのに政府の動きが感じられないこと、あそこまで暴動、焼き討ち状態になるのかということ、子役の女の子にはちょっと(かなり)演技力不足で荷が重すぎたのではないかと思いました。ちょっと登場人物が多すぎますね。国仲さんのエピソードやキレる人、ダンテさんなどは必要なかったのでは?話が長すぎて・・・・。日本の映画の悪いところが出た残念な作品。 【たかちゃん】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-05-22 10:33:08) |
26.新宿や渋谷などの荒廃度合いがあまりにすさまじくて、病院の場面などのバランスが取れてません。 あれじゃ人類滅亡後です。 全体的にはつまらない映画でした。SF映画にこそ、マニアックなリアルさが必要だとおもいます。「まあSFだし、面倒くさいからこんなもんでいいか」って製作者の声が聞こえてきそうな感じです。SF好きなのに、こんなんじゃ悲しい。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 2点(2010-04-23 21:57:29) |
25.まじめに作られてはいるんだろうけど、全体的に物足りない。説明不足なところやおかしなところも多い。 邦画でこういうパニック映画を作るとなんだか迫力不足。 【Yu】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-04-12 16:31:25) |
24.《ネタバレ》 せっかく面白そうな題材なのに主役も脚本も力不足でいまいちリアリティが感じられず、無駄に妻夫木と壇れいのツーショットがやたら多いせいか実力派揃いの脇役を生かせてない気がします。序盤の佐藤浩市が頑張っていたところまでは画面にも緊張感もあったのに、感染死亡後から一変して中弛みしっぱなしです。ラブストーリーも蛇足でむしろないほうがすっきりしてよかったと思う。美味しそうなところをあれもこれもとつまんで一番大事な軸がぶれちゃってる感じです。 【時計仕掛けの俺んち】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-03-23 22:37:32) (良:1票) |
23.《ネタバレ》 ある病院で新型インフルエンザが発生。病人を診察した松岡医師とWHOから派遣された栄子は元恋人同士という少女漫画的設定。松岡は病院をほっぽり出して、感染源の家族の家に聞き取りに行ったり、感染源を調べにミナス島に行ったり、恋人のいる長野へ行ったり、ありえない展開のオンパレード。■日本に病原菌を持ちこんだのは、立花(嶋田久作)医師だが、彼は日本にいる間に発症し、吐血していた。それなのに外国のミナス島に感染源を調べに行っている。発症したら二日も持たない筈だが。それにウイルスのことを誰にも知らせないのはどういうことだ。医者ならすぐに日本へ電話しなさい!というか、日本にいたときに診察を受けなさい!手記を残すならメールしなさい!■感染者が日本人だけなのはありえない。国国際社会なのだから。鉄道が止まって日本中の交通機関やさまざまなインフラ、経済活動がマヒしているそうだが、だったらその様子を詳しく描写すべきだった。恋愛に割く時間があれば、そのような描写に力を入れるべきだったと思う。それがテーマの映画なのだから。政治家などもだすべきだろう。■ウイルスはなかなか発見できなかったが、民間学者の竹中はすぐに発見できた。その理由を説明して欲しい。単純に電子顕微鏡で見つかるのなら国際機関ですぐに見つかっているはずだ。■感染、発病、死亡に至る経緯が詳しく説明されていない。ミナス島では何人かの人が血を吐きながらゾンビのように生きていた。■演技力や演出に問題がある。みんないつも髪の毛サラサラで、顔色もいい。疲労困憊の姿が見えてこないのだ。松岡と栄子の最後のシーン。自動車がガス欠⇒病院へ走る⇒栄子心拍停止⇒松岡がDC治療⇒栄子意識戻る⇒栄子死亡⇒松岡無医師村へ勤務、という流れ。脚本に作為がありすぎて好感が持てない。栄子は感染しているのち治療をするのにも問題あり。栄子の行った血清療法で、中学の女の子は助かるのに、栄子は失敗という矛盾。栄子が医者を目指した理由とか、「明日地球が滅びるとも、君はリンゴの木を植える」というマルチンルターの言葉にしても、きれいごと過ぎる。だからリアリティがないのだ。この種の映画ではリアリティがあるからこそ、恐怖を感じるのだ。■感染すれば目、鼻、口から吐血するという過激な演出をしていても、死亡者1200万人というパンデミックの悲惨さは伝わってこない。主人公に演技力がないせいもある。 【よしのぶ】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-03-07 04:19:27) |
22.《ネタバレ》 たんなるパニック映画にとどめたくないという意志が感じられるけども、「ウイルスやがん細胞の存在意義は?」とか「自然破壊の罪」とか「明日地球が滅びようとも、今日僕はリンゴの木を植える」とかの大々的な命題を持ちこんでしまうと少々説教くさくなってしまった。 だけども、パニック映画にすることなく、死にゆく意味、生き残る意味を煩悶する姿勢は感じられた。 <2020年追記> 10年前に観たときに感じたことと同じこと感じた。これは「パンデミックパニックムービー」という衣をまとった、「死生観の叙述」。すなわち、命とは何か、我々はなぜ生きるのか、どこから来てどこへ行くのか。 例えばこんなセリフ「ウイルスは宿主を殺すと自分も死んでしまう。矛盾してる。ウイルスと仲良く生きていくことはできないだろうか。」実はウイルスの原因が、人間の乱開発による未知の病原菌との接触なわけで、人間がやってることもウイルスと同じ。 そしてラストに現れるセリフ「例え明日地球が滅びようとも、今日君はリンゴの木を植える。」 こうした倫理の授業のようなセリフを味わうためにも、 血まみれの病棟や、人がいなくなった東京の街並みよりも、(パニックなのに東南アジアに行っちゃう妻夫木隊よりも)、いっそ密室劇のように、病院の中だけでほぼ撮ってしまったほうが、瀬々監督の持ち味(説教くささ)を発揮できたと思う。 あと妻夫木くん、田中裕二の奥さん看護師が絶命したときに、彼女のガラケーで幼い娘さんに、代わりにああやって返信しちゃうのは、絶対やっちゃまずい。気持ちはわかるけど、それはやっちゃだめ。そもそもヒトのケータイいじっちゃアウト。 「トリアージ」という言葉も使われていた。当時の僕には分からなかったけど、今なら分かる。 トリアージの葛藤は、映画として描くには充分なテーマだろう。人工呼吸器のやりとりのシーンで、助かる見込みの無い患者から取り外し、助かる見込みのある患者に取り付ける。結果みんな死亡という最悪の結果に、医師や看護師が一人また一人と「もう嫌だ!」と去っていく。 こういうのを瀬々監督はもっと撮りたかったに違いない。 そのために、田中裕二の奥さんも助かる見込みが無くなって、妻夫木くん自らが彼女から人工呼吸器を外し、その結果彼女が心肺停止っていうシーンを設けても良かった。命の選別。ところどころに登場するキリスト教モチーフも活きてくるだろう。 |
21.とても怖い内容だったけど、現実世界に生きる自分が同じ状況に直面するような危機感は感じませんでした。どこか他人事に思えるのは、映画として一部の登場人物の情感に寄り過ぎているからかな。主人公の周辺だけで局地戦をやっているような印象でした。自分は元々、世間が新型インフルエンザにナーバスになり過ぎているという意見を持っていることもありますが…。街頭に人がいなくなるほど停滞した社会という描写も唐突すぎた感があります。癌やウィルスというもの存在意義に言及していた藤竜也の言葉は耳に残りました。宿主を殺す癌やウイルスの存在意義って、本当に何なのでしょう? 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-01-26 02:33:00) |
20.《ネタバレ》 良くも悪くも『アウトブレイク』的な作品。 同じような題材を扱っているのだから、ストーリーや展開が似通ってくるのは当たり前なんだけれど、そこでどう差異を出すのかが、監督以下スタッフの見せ所なんだと思うけどそれが感じられなかった。 ただ感染症の原因だと言われた養鶏場の所長さんが自殺してしまい、その後政府関係者が『鳥インフルエンザは関係なかった」というくだりと、看護師の国仲涼子のくだりは『ああ・・・可哀想に』と思えました。 やたら偉そうな壇れいは絶対しょうもないミス(注射針刺すとか)で感染するだろう、と思っていたけど、その通りの展開になったので、がっかりだった。感染原因はミスではなかったけど。まあ、お約束で奇跡的にワクチンが間に合って助かるだろうな、とも思っていたので、死んでしまうのにはちょっと「お?意外だな」と思った。上述したように良くも悪くも『和製アウトブレイク』。同じような題材を扱ったアウトブレイクと違って、ワクチン開発に半年掛かって、最後に『半年後ワクチンが開発されて、感染症は沈静化した』というテロップが出たのは『リアルだな』と感じた。勿論、そこかしこにご都合主義は散りばめられているが。後キャストは演技を頑張っていたので、そこを評価して6点です。 【ダイス】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2010-01-01 02:10:55) (良:1票) |
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19.《ネタバレ》 「時間がないんだ!!」「見つけた!!」「これがウイルスだ!!」って言うから一緒に喜んだら「抗体を作るには早くて半年かかります。」ってえええええ・・・。頑張って現地に赴いてウイルスの発生源を見つけるアクション・ドラマものにするか、ウイルスと闘うために人が犠牲になる感動ものか、どっちにするか悩んじゃったのかな?中途半端だったなー。なんか妻夫木くん演技下手だし。みんな叫びすぎてうるさいし。でも、国仲涼子のくだりは泣きました。娘かわいいなー。 【メリーさん】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-12-30 18:34:23) |
18.《ネタバレ》 感染力や死亡率からして医者や看護士の格好はあまりに無防備としかいいようがない。 この手の映画にありがちな主役級は死なないという理不尽なところがないのが、よい点かな。 【pokobun】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-09-20 15:44:52) (良:1票) |
17.軍隊と違い上からの命令に強制力がなく、命令違反をしたからといって罪に問われない医者。自らの命を懸けてまで患者を救おうとする医者が今の日本にどれだけいるのだろうか(この映画のようなシュチュエーションならば命を懸けなくてもいいようにできたような気がするのだが・・)。確かに患者側のモラル低下は目も当てられない。だが果たして医者はどうなのか・・・、社会的責任を果たせるのだろうか・・・などと映画を観ながら色々と考えさせられた。内容に関しては、あまり語ることもない。ただ無駄に登場人物を多くし過ぎているのではないか、それが内容の薄っぺらさに繋がっているのではないのか、と思う。 【あるまーぬ】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-09-16 22:24:35) |
16.未知のウィルスでこんなにも大勢人が死んでいる状態でも 医療に携わっている人達が自分の家族を顧みず最後まで 仕事を全うするするのであれば、それは本当に凄いことだと思う。 現実には........滅私奉公出来る一部の神のような医者と 看護士さん以外はみんな逃げるでしょう。 どうして妻夫木があの状態で感染しないのか不思議で仕方ない けれど、映画なので見て見ぬふり。 しかし人の温かみや有難さを感じられるいい映画だったと思います。 【gyu_yan】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-09-08 11:29:17) |
15.ミステリーとしても、パニック映画としても、また人間ドラマとしても中途半端で、正直つまらない映画でした。 【ぽじっこ】さん [DVD(邦画)] 3点(2009-07-26 12:37:56) |
14.人間ドラマを絡ませるのは普通のパニック映画がちゃんと撮れる様になってからでよいのではないか?こういった映画を撮るにはスタッフキャストがあまりに力不足に感じた。 【Robbie】さん [DVD(邦画)] 2点(2009-07-26 11:20:43) (良:1票) |
★13.これが現実にならない事を願うばかりである。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-07-25 22:05:45) |
12.《ネタバレ》 「明日地球が滅びようとも、今日、君はりんごの木を植える」という締めの台詞は凄く好きですけどね。ただ、そもそもなんで日本だけで広まってるのかがよくわからない。このご時世に、世界に広がってかないのはおかしいでしょ。いろいろケチ付け出したらきりがないので止めとくけど、とにかく一言で言えば映画の予算で作るTVドラマといったところか。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-07-24 21:20:09) |
11.《ネタバレ》 どうもわたしは、理不尽な不幸に対して、前向きに戦う人間のドラマに弱いようです(^_^; その意味で、この「感染列島」はわたしの心にスットライーーークでした(^_^; もう助かる見込みのない患者から人工呼吸器を外し 少しでも助かる見込みのある患者に苦悩しながらそれを付け替えるシーン 結局、どちらの患者も死んでしまう理不尽さ。 けれども、現場の医者は戦うことをやめない。 この感染爆発の原因が、海外で現地の人間のために、 それこそ自分の命をなげうってまで戦った医師が帰国したことにある理不尽さ。 その事が公になることが怖く、話すことができなかった医師の娘が、 最後には救いになる。 こういった、理不尽→それに非力ながらも対抗→最後には克服(いくつかの悲しい結末もあり)というストーリーには まるで、某漫画誌の「努力・友情・勝利」みたいで単純に感動させられてしまいます。 確かに、たとえ医師とはいえ、感染爆発を起こしている国の人間が簡単に海外に行けるのかとか 最後には、科学的に根拠のない血清療法に頼るところとか ちょっと納得できない部分はあるのですが、全体的には ぼろぼろと泣かされてしまいました。 個人的にはとても楽しめたので8点献上します。 わたしも今日リンゴ木を植えたい。 【りけい】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-03-01 22:59:29) (良:1票) |
10.《ネタバレ》 まず「感染爆発(パンデミック)」という題材を扱うという着眼点は素晴らしいと思う。実際にO-157に始まり、新型インフルエンザやSARSなど新型ウイルスによる恐怖は現在も刻々と迫っているわけで、この映画で描かれていることが実際に起きても何ら不思議ではないわけだ。確かに荒廃した渋谷などの映像はかなり誇張していると思うが、呼吸器を付け替える決断をしたり、血清療法を自分の体で試したりなど、極限状態における人間描写を映し出しており、本当にこんな事態が起きたらどうなるんだ、という緊迫感を身近に感じられた。更に良いのは、ウイルスに感染した人間がほとんど命を落としてしまうという現実の描写。安易なお涙頂戴によるご都合主義に走らなかったのは好感が持てる。ところで、劇中でのテロップの多用や置ききれなくなった遺体を都市に並べるシーンなどには「復活の日」を思い出した。あれは細菌兵器だったからちょっとアプローチは違うが、本作はそのリメイク的な話だと考えればなかなか興味深い。少々甘いかもしれないが、パニックものとしてはこれぐらいの点数はあげたい。 【ドラりん】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-02-16 01:52:40) (良:1票) |