305.《ネタバレ》 ラブコメディはこういうものだ!と言うような作品。
ラブストーリーのはずなのに色んな伏線が張ってあって最後まで読めない。
全てたった1分位しかないラストシーンへ集約されているわけだけど「やられたー!」となってしまった。
ラストシーンのネタバレを1番最初の電話シーンからしてるのが凄い。
1回見れば伏線の意味がわかるから2回目以降も違った視点で見られる。
出演陣は、主人公2人のみ。
猟奇的な彼女は名前こそ名乗らず最後までヒミツなのが残念・・。
猟奇的なわけは伏線で語られるわけだけど、その猟奇的な行動がツボだった!
殴ったり、口癖が殺すよだったり。
可愛いからこそ許される!
だんだん彼女の服装や言動に変化が見られていくのも良いね。
女の子らしくなっていき、岩のやまびこシーンで押さえていた気持ちを出すと・・・。
ん~素晴らしい。
猟奇的な女が出てきて男を振り回すっていうありそうで無かった映画かな。
似たようなのは見たことあるけど、ここまで練られているのはない。
韓国ということで、独特の文化がストーリーに組み込まれていて多少不自然に思うシーンはあるかな。
韓国映画というとジメジメして主人公格が死んで三角関係になってと実にくだらない昼ドラのイメージしかないけど、この作品は大丈夫!韓国映画というよりはハリウッドに近い。
日本語吹き替えで見れば何の違和感もないしね。
前半・後半・延長戦と3段階になって進むけど上映時間はバラバラなので関係なし!
区切りとはいえそこまで大きく話が変わるわけでもないから無くてもいいんじゃないかなと思う。
話は締まるかもしれないけどね~
途中にSFや時代劇の妄想シーンが入るのは笑った。あれはあれで良いw
必見!