3.《ネタバレ》 このシリーズにはもうあまり期待してないのだけど、万全を期して前作を見返してから鑑賞。
フレンチーことモーリスが今回の悪魔側の主役だが、悪魔が乗り移っても日常生活は普通に送れて、ここぞと言う時にしか悪魔が顔を見せないと言う狡猾さだけは良かった。
でもヴァラクの姿はもう見飽きてて怖さはなし。怖さの演出は予告編がほぼ全てでワンテンポ置いて現れる今時の恐怖演出だけでした。
ホラーとしては凡作だけど一応のレベルは保っており、ジャパニーズホラーのように見るに耐えないほどひどくはなかったです。
でもラストの引きは「もういい加減にせいよ」と言いたくなる。
クライマックスについても、信仰心などカケラも持ってない自分が言ってもしょうがないのだけど、「いっしょに祈るのよ」でワインもキリストの血となりヴァラクを焼き尽くすのは何と言うか身も蓋もないなぁ。ワインはアルコールだからよく燃えるのは理にかなってるけど。。。