116.《ネタバレ》 「初代」と「2」でどっちが好きかって?どちらかと言えば「最後の一人になるまで戦ってやらあ」って「初代」が一番好きだ。
が、キャメロンのガテン系武闘派リプリーも大好き。男勝りなリプリーが頼もしい。
「バイオハザード」はコレと「ゾンビ」の影響を強く感じさせる。
前回の戦いから何十年とさまよい、ようやく回収されたリプリー。だが目覚めた先でも“悪夢”は続く。リプリーは前回の経験から誰も信じられずにいた。しかし、事情を呑み込みハラも決めたリプリーは共に危機を脱したジョーンズ(猫)を残して新たなる戦いの場へと赴く。もう完全にヒロインではなく主人公の面構えです。
自分たちを殺そうとしたエイリアンの星を、人類が植民という名の“侵略”をしようとする。
当然、彼ら(エイリアン)も“侵略者”には容赦しない・・・!
キャメロンのうなるようなメカニック描写やバトルを盛り込んだ演出は見応えがある。この頃のキャメロンは本当最高だね。
今度のアンドロイド・ビショップは誰よりも頼りになる奴だ。ナイフの芸の時も地味に仲間の手をかばっての作業。
助け出される唯一の生存者、変わり果てた人々の姿、エイリアンクイーンの圧倒的な存在感。
いつ何処からエイリアンの大群が現れるかハラハラドキドキの連続だ。
仲間のためなら強行突破に轢き逃げアタック!
しかしいくら強力な武器を揃え様と奴らもタフだ。次から次へとキリが無え。
「アンタは本当ダメな男ね」
まんざらでも無さげな表情で散っていく仲間たち。
リプリーも娘の面影が重なるニュートのため、仲間たちのためにフル装備で単騎突入!
“人質”をとってクイーンと渡り合うしたたかさ、邪魔するガッデムエイリアン共はブッ放せ、焼き払えっ!!
いや~もうアレですね。何と言ってもラストバトル!
突然の襲撃、倒れ込む仲間、絶体絶命、そこに重武装で対峙するリプリー。
リプリーの「FU●K YOU」は気持ちが良い。
リプリーが相手に「F●CK YOU」と言う時は確実に野郎をブッ飛ばす時だけだぜ。
「初代」のリプリーは震えながら「F●CK YOU F●CK YOU(クソ野郎クソ野郎...)」と呟くリプリーが、
「2」ではクイーンに向って「SON OF A BITCH(クソババア!!)」
しかしマジで化物だなリプリーって。普通血管が破裂して死ぬぞアレは…まあ映画だからご愛嬌、いや本当にリプリーが化物なのか。