152.《ネタバレ》 まず何と言っても映像が美しい映画。特に、少年が一人懐中電灯を持って森の中をあるいているときの映像の美しさは必見。懐中電灯が本物に見えてきます。 ストーリーについてはまさに王道で、だからこそこの映画の実力がはっきりと画面に出ていたと思います。 序盤~中盤にかけてはどちらかというとコメディタッチな演出が多く、幾度となく笑わせてもらいました。(マンズリーが車に乗った瞬間の『何じゃこりゃー』は最高でした。)また少年とディーンとアイアンジャイアントとの触れ合いが多く、まさに心温まるひとときでした。 で、「あぁ、なんか中だるみしてきたな~」と思ってきた辺りから話が急展開。いやいや、マンズリーさん。ただの愉快なだけの人かと思いきや、なかなかのワルじゃないですか。 物語はとんとん拍子にサスペンス色を見せ始めます。そこからラストまでは目が離せなかったです。正直泣きはしなかったですけど、これは素直に感動しちゃいます。子供の頃だったら泣いていたかもしれません。 結局、アイアンジャイアントを、人類を滅ぼすただの兵器にしてしまうのか、それとも人類の良きパートナー、良き友人としていくのか、それは人間次第だということなんですね。昔からあちらこちらで語られる不変のテーマではありますが、それをこうして映画として感動と共に多くの人に届けられるということは大事なことだと思いました。 最後になりましたが、見かけはローテク、中身はハイテクのアイアンジャイアントの造形美に、「ギャップって大事だな」とも思いました。 【たきたて】さん [DVD(吹替)] 9点(2013-05-01 17:29:20) (良:2票) |
151.当時、旦那に劇場へ連れて行かれ、バカにしながら前置きもなく観たら、、、号泣。ベタで王道の子供ものだけど、感動しちゃいました。監督と脚本がいいんだろうなぁ。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-02-18 23:42:58) |
150.《ネタバレ》 いいんです ディズニーと違って安心感がないからそこがいいんです。 ラストでニンマリさせられるところがまた嬉しい。 でもあれね、、 マンズリー警部ってあれなのかしら、吹替え版のほうに至ってもやっぱりそのまんまでマンズリー警部なのかしら・・・ なんだか恐ろしいです あんまりマンズリー、マンズリーって連呼されてもなんだかハズカシイんですが。 【3737】さん [インターネット(字幕)] 7点(2012-11-16 22:40:10) |
149.謎の巨大ロボットと少年との心の交流を描いたどストレートなアニメ映画だった。 新鮮味はなく、ありきたりと言ってしまえばその通りだけれど、王道的な映画世界を堂々と描き切った“巧い”映画だと思った。 ありふれたお話だが、まずストーリーの転じさせ方が巧い。序盤の何気ない描写がしっかりとクライマックスやラストの伏線となり、ちゃんと惹き付けてくれる。 時代背景が冷戦構造のまっただ中だったり、主人公の少年の父親はおそらく戦死していたりと、テーマである「暴力反対」が決して押し付けがましくなく、心温まるストーリーの中ですんなりと入ってくる。 監督は現在公開中の「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のブラッド・バード。 他にも「Mr.インクレディブル」も監督しており、とても「娯楽」を描くことに秀でた人だと思う。 娯楽映画こそ、作り手の才能が大いに影響されるジャンルだということを改めて感じた。 映画は、アニメ映画らしく心地よいラストで締められる。素直に「ああ、良かった」と思った。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-12-30 14:26:20) (良:1票) |
148.《ネタバレ》 「なりたい自分になるんだ」という少年ホーガースの言葉が何とも心に響く。人間、歳と共に子供の頃になりたかった大きな夢というものをどこかに置き去りにしてしまっていて忘れがちであるものであろう。この少年の気持ち、言葉は夢を持つことは素晴らしい。それは年齢なんて関係ないと言っているようである。そんな少年の気持ちを察して「スーパーマン」と叫びながらロケットに向って飛んで行くアイアンの姿が感動的であるし、泣けてくる。変な思想やらテーマなんて要らない。ただただストレートに思い切り伝えたいことを映像で持って見せてくれている。少年と巨大なロボットの交流、何の新鮮味もないけど思い切り泣かせてくれる。テーマがどうとか?そんなものはどうでも良い。子供も大人も誰にでも楽しんで貰いたい。そして、感動して貰いたいという思いが伝わってくる。それがこの映画の素晴らしさだ。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-12-22 21:27:29) (良:2票) |
147.《ネタバレ》 自分はブラッド・バードとの相性がいいのかもしれない。ブラッド・バードといえばピクサーでの「Mr.インクレディブル」や「レミーのおいしいレストラン」が監督作品として有名ですが、どちらも子ども向けアニメながらお約束な展開に捻りを加えており、個人的には大好きな作品です。この「アイアン・ジャイアント」も強力な兵器とも呼べる巨人が、暴力を嫌い生き物を愛する性格という点で只のロボットアニメーションとは一線を画しています。しかも劇中は米ソ冷戦の最中、際限なく両国が兵力を競い合っていた力の時代であり、その中で力より大切なものがあると身を挺して行動する巨人には大きな意味があると思います。イラク戦争が始まったことで米国は再び力の時代に突入してしまった。そういう時代になってしまったからこそ、今の子どもにはこの映画を観て欲しいと思います。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-11-06 15:24:13) |
146.《ネタバレ》 ロボットアニメ大好きな兄は大興奮、感動のるつぼだったんだけど私はちょっと不満が残った。 ・軍事力を持つ国が制作したのだから仕方ないけど、悪いのは枝葉による 末端の人間であって軍そのものは悪者ではないんですよというあからさまな表現方法。 ・生命の危機に脅かされたとき、それから守る人と守られる人に分かれる状況になるのは仕方ない。 でもそこで主人公である少年があっさりと自分の身と引き換えにジャイアントを手放した演出。 彼らは友達ではなかったの?もっと葛藤して2人でせめぎあう演出があってもよかったと思う。 以上の点がもう少し違ったものになっていればもう少し評価はあがったかも。 あ、パンフレットはめちゃくちゃ出来がよかったのでいまでもとってあります。 【どぶん子】さん [映画館(吹替)] 6点(2011-10-07 18:59:42) |
145.良質な内容のアニメ。 オリジナル性を全く感じさせない王道的作品だが、 さりげなくメッセージ性を織り込んでいる点はポイントが高い。 絵はいかにもアメリカの古いアニメといった感じで、 違和感もあるが、慣れてくればこれはこれで味がある。 お話自体はしっかりしているので、大人が鑑賞しても大丈夫。 ぜひお子さんとご一緒に。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-07-07 14:27:40) |
144.《ネタバレ》 最高の1作です。 展開はかなり王道でどストレートだけど泣いたら負け。 どっぷり感動してしまいました。 時代背景だけに兵器というものの重みも感じられました。 いつか子供ができたら自信をもって見せたい作品です。 |
143.アメリカン・アニメとは思えないほどシブくて落ち着いたムード。森と海のある小さな町の空気、3人のさびしさを抱えたキャラクターたちと「なりたい自分になる」気持ちにめざめる元兵器のロボ。王道のストーリーですが描き方がよければかまわないと思います。人物は手描き、ロボはCGですが微妙なライン処理を施した手描きテイストで古さと新しさが共存。脚本のマッキャンリーズは父のいない少年に思い入れがあるのでしょうか。最後は思わずうれしさがこみあげる、「ウォルター少年と、夏の休日」とセットで好きな作品。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-03-01 06:53:06) |
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142.《ネタバレ》 まったく期待なし・前知識なし・先入観なし で観ましたが、なかなかいやいや良かったですよ~~~~ 完全ノーマークでした(笑) 絵のつくりも丁寧で、ストーリー展開も非常にシンプルでわかりやすい! ただ、皆さんおっしゃるように、なにかどこかできいたことがあるような ありがちなストーリーですね(苦笑) あまり名の知れた作品ではなさそうですが(スミマセン)、こんないい作品があるなんて…知らなかった~ 子ども向け(?)なのかもしれませんが、普通におすすめしたくなる作品ですね 【Kaname】さん [インターネット(字幕)] 9点(2009-03-11 17:03:58) |
141.《ネタバレ》 ベタベタだけど感動、王道はやっぱり強いです。ただ、最後にロボットが南極かどこかで復活するシーンは個人的には不必要でした。ネジが勝手にどこかに行くシーンで終わっておけばもっとよかった。 |
140.落ち着いたタッチの絵柄に、違和感なく立体的なロボットの存在感は抜群で妙に愛嬌があって可愛らしい。とにかく丁寧なアニメーションのセンスが良く、序盤のコメディタッチな雰囲気も好みで楽しく鑑賞できました。ただ物語の流れとしてはごくありきたりで意外性はなく、興奮度が低いのが残念。ラストカットが素晴らしい。 【すべから】さん [インターネット(字幕)] 7点(2009-01-25 17:29:51) |
【からいもの】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-12-14 12:28:27) |
【なますて】さん [DVD(吹替)] 3点(2008-10-17 20:48:40) |
137.《ネタバレ》 取り立てて新しさを感じない話ではあるが、セルアニメ風CGアニメとして秀逸なできばえ。安心して見れる作品。だが、最後の最後で疑問を感じてしまったので減点。・・・・原爆に突っ込んだロボットが子供のところに戻ると、子供が被爆しちゃいますよ。アメリカ人の原爆に対する認識はただの“すごい威力の爆弾”という程度なのでしょうね。しかし、私には最後のシーンはホラーでした。ハッピーエンドではなくバッドエンドを暗示するものに感じられた。重箱の隅をつつくような意見ですが、他の部分の出来が良いだけに惜しい。 【まめ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-05-07 22:25:58) |
★136.映画館で見て、ビデオ買って何度か見て、DVD買ってまた見て、で何年ぶりかに今見ました。やっぱり面白いですよね。単純なストーリーでもこれだけ見せられるんだと、感心するばかりです。週刊少年ジャンプの最後のページで、桂正和さんがべた褒めだったのを見て、当時の恋人を説得して映画館へ足を運んだ記憶があります。今回見て付ける点は10点て訳にはいかないかもしれないけど、初めて見た時の事を思い出して10点付けさせて下さい。 【wa】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-05-07 21:38:48) |
135.ありきたりなストーリーとありきたりな展開。特に目新しさはないです。 つまらなくはなかったが感動はできなかった。 【茶畑】さん [DVD(吹替)] 5点(2008-02-11 01:38:02) |
134.ええ、泣きましたとも。いい大人が涙で画面が見えなくなるくらい号泣しました。宝物のような映画です。 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 10点(2008-02-05 08:07:01) (良:1票) |
133.《ネタバレ》 いい年をして、号泣してしまった。このロボットはすごい力を持っていて、純粋で教えられたことを素直に守ります。悪く育てると、周りにものすごい迷惑や被害を与える存在になり、逆だと、いろんな人の役に立ち勇気や希望を与える存在になります。人にたとえれば生まれたての子供といったところでしょうか。いろいろ考えさせられた映画でした。 【たけよし】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-01-10 23:02:36) |