56.《ネタバレ》 最近では聴かない日は無いほどヒット曲、
「ありのままの姿見せるのよ♪」といった主題歌を聞いて「どうせ女子力アップの映画だろ」とか思っていた。
また同じ主題歌を聴いて「ありのままの姿見せるのよ」なんてそんな堂々と開き直って言う事でもないだろと
少し違和感を感じていた。
さらにこの映画の大ヒットに妙なもの(それについては書かない)を感じていたが、
映画の内容自体は良かった。
自分で見ておいてなんですが、自分はミュージカルが少し苦手なので、最初のテンションに乗り遅れてしまった。
歌にしてもちょっと恥ずかしくなるのがいくつかあった。
曲的には「Let It Go」より「ドアを開けて 一緒に遊ぼう」のほうが可愛らしくて好きです。
ちょっと歌の感じはアニーに似てるかもしれない。
視覚的には、クリスタルのような氷の表現はファンタジーとしてかなり良かった。
幻想的な美しさを感じる。
ラプンツェルに比べると寒色系の色をメインに使われているので、
夏に観れば清涼感アップだと思う。
CGグラフィックは最高水準だったと思う。
でも大ヒット中の主題歌「Let It Go ありのままで」が
いってみれば女王様が自分のまわりに壁を作ってしまうとき、もしくは悪堕ちのような状態で使われてるのもどうなのか。
いや、シーン自体はいいですが。
自分の特殊能力で城作っちゃうなんてカッコいいし。足を強く踏みしめるところが好き。
なんか孤独な女王見てて涙出た。
本作ではヒロインが二人いることが話題になった。
自分は冷たい感じの姉エルサよりもドジっ子で明るい妹アナが素敵だと思った。
(しかしこういうのも最近はちょっと変だと思う。
城で育って、ましてや門を締めきって隔絶されて育ったのに、
あんな素直で快活な女性に育つワケがないと思う。だからって評価を下げる気はないが)
あと、雪だるまのキャラ”オラフ”が凄く良かった。ちょっと病んでるが。
ラプンツェルには少し劣るが良作だと思う。
ディズニーのCGアニメは全部ピクサーだと思ってたら違ったですね。