336.《ネタバレ》 コレってテレビでやるたびに観ちゃうんですよ。
まだ飽きませんねぇ。
僕は自然災害のパニック映画が好きなので、本作はとても楽しめました。
僕の印象では「ボルケーノ」と対をなす作品だと思います(あくまで僕個人の印象です)。
ニュースキャスターの女性が、大統領から「立場」の話をされた時にはとても迫力があった。
ニュースキャスターの母親がとても可哀想で、涙を流しながら化粧をしている場面はとても悲しかったです。
大事にしていたアンティークの家具を手放し、「清々しちゃったわ、家の中なんて空っぽよ」とワザと明るく見せようとする彼女の思いは、どんなものだったのでしょうか?
なんだか悲しいです。
この作品では「家族の絆」が印象的でした。
いろんな家族関係があって、バラバラになっちゃったり、モニター越しに赤ちゃんと接したり、そういう色々な家族の関係があって面白かったです。
抽選から洩れた人々が移送バスを眺めている場面も、その時に掲げられた赤ちゃんも強く印象に残っています。
宇宙船メサイア号(?)から眺めた巨大彗星はとても神秘的なものがありました。
メサイア号はある結末を迎えるのですが、
「御一緒できて光栄でした」「最高のミッションだった」
気高く死んでゆく船員の姿はとても美しく見えました。
空から降ってくる巨大彗星はとても迫力がありました。
最後は津波を前に、ニュースキャスターの女性と父親が抱き合っている場面があるのですが、その場面が僕の中ではとても美しいものとして印象に残っています。
最後に記者の発した「父さん、、、」という言葉にも、考えさせられました。
この作品は、自然災害ものの中ではなかなかの良作だと思います。