11.《ネタバレ》 主人公が誘拐の当事者になる展開は驚きましたけど、独善的な行為であることは否めずモヤモヤします。 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 5点(2023-10-31 23:37:08) |
10.《ネタバレ》 テーマは重いんだけど、観る者を惑わす展開が意外過ぎて、そっちの方に気を取られてしまった感が否めない。 それに、ジェニーのように自ら望んで誘拐された子供はごくわずかで、ほとんどが単なる誘拐で人身売買ではないかと。 せめてデヴィッドの母親がろくでもない母親だとわからせる演出や、ジェニーがいかに今の生活を疎んでいるのかを描くシーンが欲しかった。 そこは残念だけど、ジェシカ・ビールが、自らの命を代償に子供達を守ろうとしたのがじわじわと分かる感じは良かった。 誰にも知られてはならない事実だから、悪党として死んでいくしかない。 そこが映画のラストをなんとも歯がゆいものにしている原因だろうなあ。 |
9.Netflixにて鑑賞。ホラーだと思ってたら全然ホラーじゃなかった。これは全くの予想外だ。何とも重たいテーマで見てて暗い気分になること請け合いの作品。見るなら一切の予備知識なしで見るべき。本コメントは一切のネタバレなしですが、途中であっけにとられることは間違いないです。いや絶対に間違ってるけどこの信念の固さは一体何なんだ。いやそれでも絶対に間違いだよ。何が言いたいのかは見れば分かります。 【ぴのづか】さん [インターネット(字幕)] 7点(2016-08-21 22:47:52) |
8.《ネタバレ》 雰囲気とか好きな感じだったのに徐々に展開に無理が感じられ、結局はイマイチな映画に。デビッドのお母さん、トールマンの恰好する必要ある?普通に通報すればよかったのに。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-01-11 00:30:17) |
7.《ネタバレ》 趣向を凝らしたサスペンス映画が溢れている昨今、正直それほどのインパクトはありませんでした。 主人公の素性があまり描かれていない事から、早い時点で主人公を疑う事は可能でしょう。 主人公は、実の親が子供の追跡を諦める為に、子供が死んだとしてその罪を一身に受ける。 単なる快楽目的や猟奇的誘拐事件ではなく、社会的背景がある本当の目的は読めませんでいた。 【夜光華】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-01-06 11:42:21) |
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6.《ネタバレ》 炭鉱が閉鎖され、すっかり寂れてしまった田舎町。謎の犯人・トールマンによる幼児誘拐事件が多発していた。幼い息子と共に平凡な日々を送る、看護師ジュリアの家庭にもトールマンの魔の手が忍び込む。すんでのところで息子を連れ去ろうとするトールマンを発見したジュリアは、決死の思いで追跡を開始するのだった。そこまで、てっきりよくあるスーパーナチュラルなホラーだと思って観ていたら、途中から「?」な展開が続き、おかしいなと思っていると、中盤「あちゃー」な逆転劇が起こっちゃいました。びっくり!確かに見事に騙されましたけど、でも観終わってじっくり考えてみたら、なんだか設定にとっても無理があるような気が…。子供が、自分をさらってきただろう女にこんな簡単に懐くもんかしら。それにこの〝貧困家庭の子供を幸せにしよう計画〟は速攻で破綻するだろうし。とか何だかんだ文句を言いながらも、あの前半のあっと驚く展開には小気味よく騙されちゃったので合格点かなー。もっとホラーしてても良かったかなとも思うけども。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-11-01 10:51:32) |
5.《ネタバレ》 途中までのまったく想定できないストーリー展開には驚きました。「ちょ、ま!超展開すぎるだろ!」的な。 その結果として感情移入先を失ってしまい映画に入り込む形での鑑賞が難しくなり、しかもある程度話が落ち着いてから後は、ほとんどの人が予想できた通りのラストにつながってしまうため終盤のサプライズがまったくないというちょっと残念な映画になってます。 ラストの「あぁやっぱりね感」たるやもう… 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-22 11:35:16) |
4.《ネタバレ》 (ネタバレあります。ご注意ください。)「衝撃の結末」「意外な真相」この手の煽り文句はミステリー・サスペンスジャンルの常套句。しかしながら経験則では十中八九はハズレです。もはや期待値ゼロ。ところが本作は僅か1,2発に該当したようです。貴重な当たりサスペンスですので、存分に楽しむためにも予備知識なしで鑑賞することをお勧めします。 ≫≫≫≫≫ 横転したトラックから這い出た男の子。拉致犯人が抱き抱えようとした時、子は協力的に手を差し出したように見えました。ともすれば見逃してしまいそうな些細な描写。しかし小さな違和感は確かに心に突き刺さりました。棘はやがて疑惑の核となり、ついには大きな疑念となって物語の進む方向を見失わせました。たった一本の包丁から喚起されたのは、死体の山と血の海。イメージ映像さえ、全く無かったのに。ほんの小さな、でも丁寧な仕掛けが、迷宮の入り口となっている巧みな脚本でした。既定事実が覆り、善と悪が入れ替わる快感。それが一度ならず二度まで味わえるのです。こうも先入観と想像力を手玉に取られるとは、恐れ入りました。バッドエンドとも、ハッピーエンドとも取れる極めて不安定な着地点も素晴らしいです。何故主人公にジェシカ・ビールが選ばれたのかも納得です。惜しむらくは、二段のオチのうち一回目と二回目が間延びしてしまったこと。この間をコンパクトに纏められたなら、傑作になったこと間違いなしです。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-03 18:27:45) |
★3.《ネタバレ》 終わってみれば、収まりは良すぎる感があるが、一歩先が全く読めない展開でかなり面白かった。ホラーにみせかけているが、子供の幸福について違う角度から切り込んだ深い作品でもある。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-19 19:43:59) |
2.《ネタバレ》 【注意!激しくネタバレしています】 企画の概要は極めて優れていると感じました。善悪が二転も三転もする展開は面白かったし、『トールマン』というタイトル、果てはホラーというカテゴライズ自体がミスディレクションだったという大胆な仕掛けには唸らされました。ジェシカ・ビールが本企画を非常に気に入り、製作費が底をついた際には自腹まで切ったという入れ込み方にも、素人ながら納得がいきました。これはホラーの歴史に名を残す傑作になる可能性もあった作品だったからです。。。 ただし、企画は魅力的であっても脚本力や演出力はそれに追いついておらず、かなり残念な仕上がりとなっています。まず、ホラー映画としての作り込みが甘いので、大して怖くありません。着地点はホラーでなくとも、少なくとも企画がその本性を現すまでは、全力でホラーをやりきる必要はありました。しかし、ホラーパートは驚くほど簡単に処理されてしまうので、映画としての見所がありません。。。 さらには、ネタが明かされた後のドラマにも魅力がなく、「言いたいことは分かるんだけど、ねぇ」という、何とも残念な状況となっています。ベン・アフレックが『ゴーン・ベイビー・ゴーン』でやったことを3倍くらいに薄めたような内容で、深みがないのです。実の親の元で貧困と虐待にさらされながら生きることと、偽りの家族と共に物質的に恵まれた生活を送ることと、どちらが子供にとって幸せなのか?このテーマを語るのであれば、さらわれる前の子供達がどれほど過酷な環境にいたのかを観客に理解させる必要があるのですが、この映画はそうした描写を怠っており、観客が脳内補完してやらねばならないという状況が発生しています。これではドラマとしては不十分です。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-03-31 03:49:07) |
1.《ネタバレ》 パスカル・ロジェ監督は前作『マーターズ』がかなりぶっ飛んだ鬼畜映画だったので、本作も心して観たが、スプラッター描写は皆無。子供の誘拐事件が多発する寂れた炭鉱町を舞台に、二転三転する展開は全く先が読めずに、「え?え?ええっ~~~!?」となること請け合いだが、ラストのオチは少々拍子抜け。『マーターズ』よりは分かり易いが…。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-03-30 22:03:46) |