★8.《ネタバレ》 序盤がつまらなすぎて大丈夫か?と心配したのも束の間、二組の夫婦のいびつでしょうもない四角関係の会話劇にすっかりひきこまれていた。低予算丸出しだし地味だが、十分に面白い。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-12-12 16:51:35) |
7.《ネタバレ》 個人的にはバッド・エンディングの方がすっきりいくと思う。「それでも夫婦はやっていく」というのに作品自体のテーマもあるのでしょうが、やっぱり関係性に希望や得るものが見えなければ続けるのは難しいでしょう。あの状況、状態の二人が元に戻ってもねぇ・・・。 和製ウディ・アレンの誕生だ、と初見の時は思ったものですが(そういえば、ウディ・アレンならこんな無闇に希望を与えるような方向でまとめないですよね)、最近はすっかり商業映画に取り込まれちゃいましたね、この監督・・・。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-17 09:22:50) |
6.似た様な人物設定に見えつつも、大谷健太郎監督のデヴュー作は「とらばいゆ」とはテーマが違う。あちらが女性の視点による女性の映画だったのに対し、不可思議な二組の夫婦を描いた本作は、男性の視点による男性の映画になっている。男女平等参画社会に於いては男性による女性差別と同時に、女性による男性差別をも根絶させなければ真の平等とは言えない(ジェンダー・フリー思想が正しいか否かは、また別の話)。美都子とタモツの関係からは男女間の意識には大差が無いことが良く解る。最初はこのギスギスした女とナヨナヨした男に嫌悪感しか感じませんでしたけど、次第に物語の面白さに引き込まれ、ラスト・カット(二人の表情が完璧!)では二人が好きになってしまいました。これは中々の映画です、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2004-07-15 23:31:48) |
5.「とらばいゆ」と連続で見たのですが、この映画もものすごく地味。 特に盛り上がる事件もなく、男女4人の誤解、行き違い、ケンカを淡々と描くだけ なんだけど、なぜか目が離せないんだなぁ。 この映画の終わり方、とてもいい空気が流れてて好きです。 【ふくちゃん】さん 7点(2004-06-06 18:10:12) |
4.恋愛の機微を会話劇で描ききった、どんな普通の娘にもオススメできる、貴重な日本映画。 【nekopo】さん 8点(2004-03-21 00:48:55) |
3.夫婦のやりとりがもんのすごいリアルでゾクゾク。大杉漣の異常な感じもかわいくて好感もてました。 【ぽめ】さん 6点(2004-01-11 18:04:32) |
2.BGMが一切なく、会話もリアルなものが多いためか、8mmにおさめた日常を見ているような感覚になりました。そういえばこれをシネアミューズに見に行く途中で大杉漣とすれ違って驚いたんだった。シブかった・・・。 【オカピ】さん [映画館(字幕)] 5点(2003-12-13 05:40:59) |
1.うーん、せっかく面白い作品なのに、ビデオパッケージのデザインがイマイチなんで損してる気がする。ほとんど男女4人の会話で成り立ってる作品なんですけど、台詞が(日本映画にしては珍しく)すごく自然なんですよね。多分お金はあんましかかってないんだろうけど、丁寧に作ってるんだなあって感じでした。いわゆるコメディではないんですけど、思わず吹き出してしまう台詞が沢山あります。最近のインディ系の邦画や小劇場系のお芝居が好きな人にはお勧めです。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-10-13 16:06:44) |