271.《ネタバレ》 エドが鏡の中のマルコムを見て驚くシーンがあったが、それならもっと前にも自分の姿に気づく機会があってもよさそうなもの。 そうした都合のよすぎるところは気になるが、緻密に練られたストーリーには唸らされる。 さっぱり理解不能の謎に包まれた連続殺人事件。番号の入ったルームキー。消える死体。 オカルト現象かと思いきや思わぬ真相が隠されていた。そのサスペンス性の高さと意外性のある展開で最後まで惹きつけられる。 多重人格者を犯人とする作品は幾つもあるが、これは多重人格者の妄想の中の事件で人格が一人ずつ消えていくというアイデアが秀逸。 連続殺人を犯した人格を消すことができれば死刑にはならない。が、最後に残った人格は…。 消える死体の設定が殺人人格をうまくカモフラージュしてミスリードされた。 ラストもひねりが効いていて、売春婦だった母親へのマルコムの複雑な思いがうかがえる。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-12-13 20:23:45) |
270.《ネタバレ》 何人かのレビューにもありますが「夢落ち」(一種の夢落ちですから)とわかってからの視聴テンションの下がり方は異常。 そこまではおもしろかったんだけどなぁ…。そりゃ超常現象じみた事もおきますよね…夢(みたいなもの)なんだもん。 ところで、判事の人はあんな芝居じみた行動を見ただけで独断で死刑を延期しちゃダメだと思うんだけど…アメリカってそうなの??あんな簡単に死刑の延期とかできるものなの?? 【あばれて万歳】さん [地上波(字幕)] 7点(2013-10-14 01:46:58) |
269.《ネタバレ》 始まりから面白く目が離せなくなった映画、久しぶりに観ました。さくさくと殺され決まって現れるキーホルダー。消える死体、同じ誕生日、とてもわかりやすいストーリーでした。ラストの彼にはトリハダがたちました。 【新しい生物】さん [DVD(吹替)] 9点(2013-07-29 16:33:16) |
268.《ネタバレ》 あるモーテルに偶然集まった10人が次々と殺されるシチュエーション・殺人サスペンス・スリラーなのかと思いきや、これは全て多重人格者の頭ん中での葛藤。斬新な設定アイデアと予測のつかない展開に飲み込まれました。オチまで観てようやくタイトルの意味が把握できた気がします。わずか90分の間によく練りこまれたエピソード、小品ながら傑作。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-07-21 01:31:48) |
267.《ネタバレ》 最初見ていて「あー犯人は幽霊だな」と思う。 しばらくすると「あーこれ夢オチですな」と思う。 終盤に来て「あーそうだよね!そんな気がしてた」と思う。 最後の最後「……」言葉が出なくなる映画でした。サスペンス好きもこれは本当にしてやられました。あっぱれ。 【dy2cyr】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2013-04-30 09:57:44) |
266.最初見たときはよくわからなかったが、あちらこちらのネタバレを読んで納得いった映画で、DVDのメイキングも参考になった。改めてよく作ったなと感心してしまった。ということで、見直した後評価の点数が上がった。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-03-30 22:20:15) |
265.《ネタバレ》 やられた!見事に騙されました。はっきりいってアイデア勝負の映画なんだけど、そのアイデアを考え付いた人に拍手。それにそのネタを見事に料理してみせた監督の手腕に拍手。楽しんで演じている俳優陣にも拍手。この映画以降、似たようなオチの凡作が何本作られたことか。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-03-27 13:17:01) |
264.《ネタバレ》 ふんわりと予感はしつつも、、、やられた!面白かった!『ユージュアル・サスペクツ』のびっくり加減よりは下がるものの、良かった!答え合わせしたくなる作品。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-02-13 22:05:37) |
263.《ネタバレ》 初見はしっかり騙された。この映画を見てからと言うもの、孤立した密室ホラー小説を読む度に毎回この映画と同じ脳内人格オチを予想するようになってしまった。おかげで100%楽しむことができなくなってしまったのがこの映画の個人的な唯一の欠点。 【悲喜こもごも】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-01-15 00:09:24) |
262.《ネタバレ》 作中のセリフでもあるのだが、単なる「誰もいなくなった」タイプの推理ものと見てしまえるのですが、そうなると、この作品は弱くなってしまう。 最も意外性のある人物を犯人と見てしまう習慣が付いたので、すぐに子供をマークしてしまった。 ところが、全員同一人物で脳内だったという展開が新しい、少々のご都合も目をつむれるし、なにより、子供の人格が現実のドクター達を騙し大していたという現実が凄くインパクトを持ってくる。 最後まで観てなかなか良かった映画だ。 【min】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-02 10:19:49) |
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261.《ネタバレ》 90分にまとめてくれて、ありがとう。そんな感じ。 2時間モノにしていたら、ダレてしまっただろう。 題名からして多重人格モノだろうと分かってしまうのだが、 それでも、90分しっかり楽しませてくれる。 都合よく人が集まったり、都合よく洪水だったり、 都合よく電話も無線も通じなかったり…その辺の諸々も、 おっさんの頭の中なら合点が行く。 他の映画なら御都合と批判されがちな点を逆手に取った脚本は、見事だ。 やっぱり殺人人格は、最後まで残るんだろうな…と予感させるわけだが、 この女が意外と凶暴なのか?と思っていたら、あらま、ボウヤだったのね。 複数の人格が脳内で出会い殺し合う…いいんじゃないスか?。 【じょるる】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-03 23:22:59) |
260.シナリオのよく練られたミステリー・サスペンス。ちょっとサイコも入っていて、 鑑賞者を選ばないタイプの作品かと。ひねくれてるといってしまえばそれまでだけど、 ヒントは劇中にちゃんと提示されており、ロジカルなストーリー展開は緊張感を途切れさせない。 ラストのオチもよかった。とても丁寧に作られているといった印象の作品。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-16 12:03:20) |
259.大雨で閉ざされたモーテルに、行き場を失った11人の男女が居合わせる。そこで起こる連続殺人。生存者たちは疑心暗鬼になりながらも、自分たちに奇妙な「共通点」があることに気づく。それは偶然ではなく、誰かの企みなのか? 予想もできない結末が彼らを待っていた…。ストーリーが二転も三転もするので最後まで飽きずにハラハラしながら見れます。自分でだれが犯人が推理しながら見ると面白いと思います。でもたぶん当てる事はできません。というか当てた人がいたら尊敬します。ホントびっくりしました。 【nyaramero】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-25 18:49:23) |
258.単なる夢落ちのようなものではなく、様々な伏線も張ってくれて、どんでん返しもあってと、楽しめて観ることができた。2回目にはもっと楽しめると思う。 【noji】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-10 19:30:42) |
★257.《ネタバレ》 ある意味、夢おちというやつか。結局子供が全員殺したのか? 正直理解出来ないが、描かれているストーリー展開は嫌いではない。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-09-10 21:06:26) |
256.《ネタバレ》 ラストの直前までは複数の人格が統合されて一つになっていく過程を描いているサスペンスだと思ったが、よく考えるともう一人居たわけで。驚きというよりもよく考えると必然的なラストでした。恣意的とか無理やり、というのも脳内で起こっていることなので文句つけようないし、なるほどと思わせられる。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-28 17:11:35) |
255.《ネタバレ》 素直におもしろかった。次々に登場人物が殺されていく中、犯人が誰なのか、動機はなんなのか、予想していた答えが次々に外されていく快感がありました。冒頭の伏線から多重人格の死刑囚、そして、最後のオチ・・・。見事でございました。 【にゃまっち】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-08-21 14:58:30) |
254.《ネタバレ》 推理小説で言う所の「嵐の山荘もの」は好き。ただ今では「意外な犯人とくれば刑事のどちらかか、ひょっとして子供かなぁ・・・。」とか思って見てしまう。普通のミステリーだったなら「やっぱりそんなオチか」程度の印象しか残らなかったでしょう。その点、こういうアイデアで一旦収束して更にコレ、っていうのは斬新で良かったです。でも実際の所、その性格で現実に生活してないと多重人格とは言えないのでは。本当に女装してオレンジ畑を耕しているとか。現実に体験をして、それがフィードバックされ、考えて、行動して、また体験をして・・・その無数の繰り返しによって初めて人格が形作られてくるものでしょ。売春婦として幾多の男性遍歴を重ねた体験なんて、あの容貌でどうやって人格として取り込めるんだ。アレは単なる脳内妄想であって、それで連続殺人犯が無罪になってしまう事が一番ショックだったかも。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-29 23:49:02) (良:1票) |
253.すいません。素直に最後のどんでん返しに驚きました(笑。 巧くミスリードさせてくれる脚本と演者の個性が、相乗効果となっていると思います。 多少、強引すぎる展開もありますが、アイデアも大オチも、期待を裏切るものではないので、自分は好評価ですね。 ちゃんと広げた風呂敷内で成立させていますよ。 今、大風呂敷広げるだけ広げて、「ザ・尻すぼみ」となってしまっている作品が多いので、自分は楽しめました。 粗くても、ちゃんと伏線が回収できていれば、それでいい。 【バニーボーイ】さん [地上波(吹替)] 8点(2011-01-01 18:25:38) |
252.《ネタバレ》 ひとりの人間がネット上でいろんな名前とキャラ使って暗躍してるような感じに出くわした脚本家が「そうだ!」と思いついたような話だな。バカらしい。こんなの作るより「24人のビリー・ミリガン」でも映画にして。 【だみお】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2010-11-19 09:33:08) |