128.《ネタバレ》 最後まで見て、アン・ハサウェイの視点は業界を傍観する者の視点に過ぎなかったのでは?と。彼女自身は成長したようでいて、実は成長ではなく順応、適応したに過ぎず、蛙の子は蛙という、最終的には全くブレを生じさせないところに連なってゆく訳で。恐ろしく俗っぽい彼女が結果としてそこを捨ててでも獲得しようとは思わなかった部分こそが、むしろ現実としての仕事というものなのではないのかなぁ。1つの業界、1つの職業に脈々と流れる血を描く事で、仕事とは?と問うてみせる映画という感じ。なので自分としてはこれはメリルの映画のように思えますし、だから、メリルの出番が少ないのが不満、もう少しメリル側を描いて欲しかったというのが本音。アンの彼氏や友人に大切にすべき人間的魅力が感じられなかったのがキツいです。奴らよりむしろ仕事を大切にしろ、と思えてしまって。 【あにやん🌈】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2009-12-29 00:34:42) (良:1票) |
127.ファッション通信のメイキングを2時間見たという感じでした。結局何だったのかと問われると答えに窮します。メリルストリープはさすがだと思いますが、あれを悪魔と呼んでしまうと私が普段接している上司らを何と形容すればいいのでしょう?内容全てが浅い気がしてイマイチでした、期待が大きすぎたのかもしれません。 【HLB傭兵】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-12-27 23:18:45) |
126.ちょっと元気がもらえる映画。もっと面白くできたろーに・・・ 【zack】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-03 13:45:27) |
125.これ大好き! 見終わったあと、いつも元気をもらえます。 しかしあのボーイフレンドはいいやつだけど なんか小汚い! 【STEVE-O】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-12-03 01:00:36) |
124.先入観でつまらないだろうと思っていたのですが、面白かったです。王道のストーリーですがテンポもよくて、後味スッキリ。ファッションセンスのない私にも楽しめる映画でした。 【あるまじろ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-22 18:52:20) |
123.《ネタバレ》 ○びっくりするくらいベタな王道サクセスストーリー。なんの捻りもなかったが、テンポが良かったのが救い。○てか細かいことだが、ファッション関係者なのにミランダが自分のコートを部下の机にバッと投げ捨てるシーンが理解できなかった。しわが出来るとかそういうのはどうでもいいのか? 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-08-09 19:11:12) |
★122.《ネタバレ》 予想外に大変おもしろかった。
予想していた業界の華やかさを虚実入り混ぜて紹介しちゃうような映画ではなくオーソドックスな成長モノで、題材をうまく使った話だった。やはり型というか土台のしっかりした話なら題材がどういうものでもうまくまとまるというのがよくわかる。というか、原作者がこんな特殊な職業の表現を軍隊もののようにオーソドックスにまとめてわかりやすく表現するという、こういう風に作れるというその技術に関する知識量や、うまく作る老練さがあるというところは凄いと思う。
それから恋人や友人たちの、やっかみにも似た微妙な心情の表現が良い。現実世界ではこんなに休みも自分自身も無くなるような働き方をしていると、その作業だけは長けていくけど肉体能力や基本的な能力はどんどん落ちていく。結局自分自身の消耗で出口が無くなってしまうが、ステータス性の高い職業ならそれで良いと思う。そうでない場合やその立場に興味がなかったら、という設定的縛りが上手い。
1年働いて職歴を作って、自分の望む業界に転職したいというベースを、最後までぶれずに使っていることが急に話が飛ぶようなことがなかったことに働いている。期限を区切っているからこそこの漫画的な活躍にちょっと説得力があるし、努力しているのは仕事だけじゃないんだというのが伝わってくる。序盤、全く興味がないしまるでステータスを感じていない職場で、すればいいことをあっという間に見つけ出すシーンでは主人公の地力がどこにあるのかを説明している。
仮にそれに気づかなくても「さえない女性がおしゃれになって誉められる話」という風に観ることも可能で、受け手が一人も置いてけぼりにならないから実に上手い。映像的なところだけじゃなくて、話を作るこういう技術の固まりであることがハリウッドの強さだと思う。
それから、私には思想とか社会の有り様を強要する考えオチの映画より、明日すぐがんばれる気にさせてくれる映画の方が有り難い。頭がよくなった気にさせられることより、次の日気持ちよく過ごせることの方を大事にしたいからだ。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-07-30 01:54:35) |
121.《ネタバレ》 もう何十回も観てるけど全然楽しめる映画。数々の試練をくぐり抜けてく過程がたまらん!特にハリーポッターの新作の件は最高~ 【HAMEO】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-07-13 20:36:17) |
120.思い出の映画です。メリル・ストリープとアン・ハサウェイが良い。基本はサクセス・ストーリーなんだけど、ファッションがいろいろ見れて映像でも楽しめます。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-02 00:27:47) |
【承太郎】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-05-04 11:35:47) |
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118.《ネタバレ》 話の内容オーソドックスだけど、主人公とメリルストリープの演技で最後まで飽きずに見れるし、ころころ変わるファッションはSEX AND THE CITY的な楽しみがあった。 やりたい仕事に就けたというエンディングだったけど、だからって前みたいに私生活を壊さずやれるかなんて、ほんとはわからないよな。これからが始まりだし、実は次のところも嫌になって辞めちゃうんじゃね~の?なんて、意地悪に考えちゃうけど。。。 でも、若さと情熱で人生を切り開くっていいなと、素直にもなれる映画でした。 【のりもちあつあつ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-04-19 22:31:31) |
117.あんまり期待していなかった作品だっただけに、出だしの着替えシーンから「おおっ?いいじゃない♪」と、上々の滑り出し。 ファッション誌の編集部もありえなきゃ、鬼上司ミランダもかなりデフォルメされたキャラクターだが、メリル・ストリープの存在感と、演技力で有無を言わさぬ説得力あるものになっている。 特に、「ファッションなんて…」という主人公に対して、彼女自身が何気なく選んだセーターの青をとりあげて、ファッション界の奥深さを思い知らせるシーンで、この役にグッと厚みが加わったと思う。 仕事と私生活のバランス問題に関して言えば、圧倒的に「ジャーナリスト」の方がハードだとわたしは思うけど、若く優秀でとっても可愛いアン・ハサウェイに、思わず“good luck”を言いたくなる、さわやかなラストもいい。 【poppo】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-27 13:12:14) (良:1票) |
116.《ネタバレ》 アメリカといえばドリーム、ドリームといえばアメリカ。 地方から出てきた野暮ったい女の子が、「アメリカンドリーム」の「尻尾」を掴むための条件はどんなものなのか、そこからアメリカ人の「成功」に対する意識が覗けると思います。 アンドレアはランナウェイ社を去ることによって「他人を押しのけて勝ち取るアメリカンドリームの輪」から抜け出たのではなくて、逆にニューヨーカー誌に採用されることによって「やっと成功の入り口に立った」のですが、ここらへんは「職業的成功こそが人生の成功」というこの作品の基本姿勢をよくあらわしています。「郊外の平屋建てに住んで子供を抱いているアンドレア」で終わるのが誰もが予想する結末だったからです。 彼女に必要とされたのは「運」と、「ボスの理不尽さに耐える」という「自己犠牲を伴う修行」だったということになっている。 ミランダの要求には、プロとして当然の内容もありますけど、そうじゃないものもかなり含まれています。そして、その線引きを決して考えずに、頭をカラッポにして、ひたすらボスの要求に応じるつまり「ロイヤリティを示す」ことが、「アメリカ的な成功の輪に迎え入れられる」ための条件ということになっていて、こういう話が抵抗なく受け入れられる土壌があるということだと思います。アンドレアはそれと引き換えにミランダの推薦を手に入れ、ニューヨーカー誌の敷居をまたぐことができたのです。 私はこの作品にあまり女性問題を絡めて考えないほうがいいように思います。たぶん、作品の根底にあるのは「アメリカンドリーム」だと思うからです。 アメリカンドリームを目指して集まってくる有象無象の中から、「成功の尻尾」を掴むプロセスは、「絶対にムリだ」と思うことをやることから始まるのだと、そのことを言っているのだと思いました。 個人的にどう思うかというと…階層化が進みすぎた現在のアメリカにとってはすでに理想にすぎないのかもしれないが、いかにもアメリカ的だということ。 日本でいうなら秀吉が信長に仕えた時と良く似ていますね。パイの分配が完全に終わって、目ぼしい分野ではコネや世襲化が定着してしまっているような今の日本ではピンとこないです。アメリカはやはり〝精神的にも〟若い国なのだと実感します。 アン・ハザウェイを見ているうちにとても可愛く見えてきました。女性の嫉妬を誘わないタイプの、可愛い女優さんですね。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-03-18 18:20:28) |
115.《ネタバレ》 まあまあ面白かったけど、最後残らず辞めるってのは、全部を良い方向に持っていってまとめようとしてるように見えた。私生活とか 【デフォルトモード】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-02-07 02:15:57) |
114.仕事バリバリに生きるアンディも、彼氏や友人と普通の人生を幸せに生きるアンディも格好良かった。面白かったです。それにしてもメリル・ストリープの演技力には脱帽。 【あるまーぬ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-01-04 03:32:06) |
113.ファッション界、というとかなり特殊な職場に感じられる。 実際、私がトンと無縁な世界ではあるのだが分かり易い作りで好感が持てる。 アン・ハサウェイとメリル・ストリープ、二人の絶妙な関係、距離感が堪らない。 ありがちな綺麗な部分だけじゃなく、その世界に生きる人たちの内側を デフォルメしつつ掻い摘み上手いこと小じんまりとまとめている。 エミリーに対するフォロー、ミランダから離れるラストなどスッキリできる。 シーン毎の各人物の言葉、着眼点を変えればまた違った面白さが見出せるかも? アンドレアとミランダの仕事の決着、その着地点にはやや不満が残る。 その他諸々ありますが、やっぱりメリルって素晴らしい女優だなとしみじみ感じました。 加えると、変身しないアンも素敵。いや、厳密に言うと”変身しないアンが素敵”。 序盤に「コツコツ」らにダメ出しされた、ダサダサのセーター。 いやダサくないよ?全然ダサくないよ?特にお胸の辺りが最高・・。 【HIGEニズム】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-09 18:36:38) (良:1票) |
112.休日に気を楽にして楽しめる作品。メリル・ストリープのキャラクターが全編に緊張感と魅力を与えており、本作におけるその存在感の大きさは、大女優の名に恥じないものだった。 【wood】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-19 15:08:25) |
111.《ネタバレ》 題名に引かれて観たのですが、おじさんにはあまり縁のなりファッション業界を描きながら、基本になる筋書きはオーソドックス(戦争物で言えば士官学校出たての坊やが厳しい戦場に来てショックを受けながらも一人前に育ってゆくというような)であり、ファッション業界においても仕事に対する姿勢は他業種と同じということが理解できて何だか安心して観ることができました。といってもファッション業界というのはやはり感性がないと成功しない。感性と努力、政治力があって成功したからこそあれだけ我がまましていても上司が務まるのでしょうなあ、とちょっとやっかみも。そのような気にさせた作りのうまさも含めてこの点で。 【rakitarou】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-22 21:24:50) |
110.《ネタバレ》 オープニング超カッコいい。これは誰でも憧れちゃうでしょ。 でもこれファッション以外はフツーのお話。それが逆に見やすくてよかったかな。それにしてもあの遊び人の顔やたらむかつくぅぅ |
109.主人公がかわいくてスタイルも良いので、ファッションを知らない人でも着飾られた衣装を見て、まるで自分がオシャレになったかのように楽しめる。 【プライドだらけ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-16 13:36:38) |