95.《ネタバレ》 幼少期の終わり頃、ジュリーファンの母に連れられて、リアルタイムで二番街にあった「柏シネマ」で、母姉と一緒に3人で鑑賞しました。娯楽映画を家族で見たのはこの一度きりだったと思います。細川ガラシャの妖艶な姿態。女を犯しては殺す狂人坊主。真田広之が沢田研二にけしかけられ、いたいけな少女を押し倒すも失敗。若山富三郎のご乱心。そしてラストの城の炎上と生首。すべてがトラウマ級に心に焼き付いてます。さて、40年ぶりに(家族一緒ではなく一人でw)再鑑賞しましたが、やはり面白い。幼少のころ見た美女が後から見たら大したことはなかった、などということはママあるものですが、ガラシャ役の佳那晃子。妖しく美しくゾクゾクします。天草四郎役の沢田研二が蘇った後、次々と死者を蘇らせて、仲魔を増やしていく過程も、丁寧で分かりやすく、それでいてテンポも良くて、怪しい世界観にぐいぐい引き込まれます。魔界衆の最期も、それぞれ特徴的で、不要なキャラがいないのですよね。そして、最終局面。業火に包まれ今まさに崩れつつある建物の中の対決。CGでは生み出すことができない緊迫感。斬られた首を片手に持ち、高らかな笑いとともに業火の中に消えていく天草沢田研二時貞。勧善懲悪では終わらない、何とも言えない後味が残ります。柳生千葉真一三厳がかっこよすぎんよっ。 【camuson】さん [インターネット(字幕)] 10点(2024-12-26 18:09:36) 《新規》 |
94.《ネタバレ》 この映画を製作後40年近く経っても人々の記憶に残っているのは、やはり千葉真一の柳生十兵衛と沢田研二の天草四郎の対決というインパクトがなせる業でしょう。千葉真一の十兵衛はこの映画で四度目のとなる彼の当たり役、でもこの一作しかないんですけど沢田研二の天草四郎も映画スター・ジュリーが演じたもっとも有名なキャラとして日本映画史に君臨しています。本作でのジュリーの存在感は半端なしで、真田広之とのキス・シーンまでありその妖艶な色気はクラクラさせられます。原作を大胆にアレンジしたストーリー(細川ガラシャまで登場させるところなぞ、原作者の山田風太郎は絶賛していたそうです)には、江戸時代初期の有名人や事件がてんこ盛り状態、佐倉惣五郎や刀匠村正まで登場し最後は明暦の大火で江戸城天守閣炎上ですからねえ。この炎上する江戸城内での十兵衛と但馬守の柳生親子対決の迫力といったら壮絶です。若山富三郎といえば殺陣の技は日本映画史上ナンバーワンとの呼び声ですから、千葉真一との対決はまさにドリームマッチです。このシーン、炎上する室内と役者の合成が偉く上手いなと感心してたら、なんとほんとにセットを燃やして撮ったそうで、もうクレイジーとしか言いようがないです。そんな危険な現場で無傷でチャンバラできるのは、そりゃ千葉真一と若山富三郎しかいませんよ、ジュリーに至っては軽く火傷したそうです。 この映画こそ、毀誉褒貶のある角川映画が残した最高傑作だと思います。 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2019-03-23 23:32:51) (良:1票) |
93.駄作ではないけど、思っていたよりは面白くなかった印象です。バトルシーンが弱かったと思いました。ジュリーの中性的な魅力爆発。それに反して、女優陣のエロさがないため??千葉ちゃんのご機嫌な演技。でも、原作の方が面白いです。 【にけ】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-12-20 13:21:31) |
92.《ネタバレ》 復讐するは我にありっ!聞いた事あるあるある! そんな例の呪いの言葉から始まる本作。 役者の力量とセットの豪華さ、そしてアクションの多彩さ豪快さ、そしてわかりやすくスペクタクルなストーリーがとにかく楽しい。 そしてキャラクターの一人一人がとにかく個性的。とにかく怪しい天草四郎に渋い柳生十兵衛。とにかく敵味方どれもナイスな連中ばかりです。 特に若山富三郎演じる柳生宗矩が特に痺れる! 勿論見所は業火に燃える江戸城での死闘!合成か?!遠近法か!?と思いきやマジでやってるんですね…もう笑うしか無い凄まじい気合。 相当熱かったでしょうけれどその迫力は今まで見た事無いものです。 結末は凄いアッサリと終わってしまい驚きましたが、二時間時を忘れなんだか凄いものを見たという印象の素晴らしい作品でした。 【えすえふ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2018-01-27 21:53:34) |
91.今の、時代劇には無い面白さをこの作品からは見る事が出来る。まずは役者の力量の差が明らかです。主演の沢田研二に関しても監督の演出により、本物の時代劇を見せてやろうという心意気が伝わります。脇を固める俳優に関しても個性的で、魅力に溢れ、見ていても飽きる事がない。柳生十兵衛、宮本武蔵、そして、男を誘惑して見せる細川ガラシャの妖艶さ等、今の時代劇では味わう事が出来ない魅力がこの作品にはあります。勿論、俳優だけではない時代劇としてのチャンバラシーンの凄さ、若山富三郎と千葉真一、この二人のかっこよさ、対決シーンを含め、面白い映画とは何か?時代劇とは何か?作品全体に漂う、不気味さもこの作品の魅力の一つで、更に言わせてもらうとこの頃の女優と今の女優とでは本気度が違う。これだけ気持ち良く(見ている自分にとっても)良い脱ぎぷりを見せる作品はなかなかない。(だからといって、なんでも脱ぎば良いという訳じゃない。)色んな意味で面白い上に魅力のある作品です。 【青観】さん [DVD(邦画)] 8点(2016-09-24 12:24:48) |
90.大好物がたくさん入ってる名画。エロイムエッサイムエロイムエッサイム我は求め訴えたり!!キャラクター設定が全員生かされてる!絶妙なハチャメチャ感がある歌舞伎風味時代劇(?)ジャンルの中でも第1位です! でも長崎のキリシタン末裔の方々には面白くないかもですね。すみません。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-06-10 00:40:47) |
89.監督・脚本家から道具係りさんに至るまで全ての関係者が120%の本氣パワー全開で創りあげた映画と見えました。昭和の時代は何の分野にでもいた職人の仕事ぶりに感服。取り分け役者さん方、アクションのベテランは勿論ですが、神に捨てられた(と思い込み)恨みで魔に転じた若き殉教者を、狂氣たっぷりに演じているジュリーさんの姿は見事。当時、真の意味でのマルチタレントだった彼の実力を見せつけられた感があり、大いに見応えあります。 【役者の魂】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2015-03-13 06:46:39) (良:1票) |
88.《ネタバレ》 ロードショーから今までに軽く二十回以上観てるが、まだ飽きない。その理由は、辻村ジュサブローの衣装デザインと、沢田研二が完全に融合しているから。『新八犬伝』で育った世代にしてみると堪らないのですよ! あの絢爛豪華な衣装に身を包みながらも、全く負けてないジュリー演ずる天草四郎が。 ▼とにかくこの作品はキャラ! ジュリー演ずる天草四郎も、緒形拳演ずる宮本武蔵も、佳那晃子演ずる細川ガラシャも、室田日出男演ずる宝蔵院胤舜も、丹波哲郎演ずる村正も、千葉真一と若山富三郎の柳生親子も、とにかくキャラが立ちまくってる。だから、面白い! ▼山本邦山と菅野光亮の音楽もかっこいい。上映時間122分じゃ物足りない。あと30分は欲しい! 【伊達邦彦】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-05-16 04:35:08) (良:1票) |
87.《ネタバレ》 初見の時は、おどろおどろしく印象的なシーンが多く(天草四郎役の沢田研二の生首とか・・・何せ、この頃ヒット曲連発でザ・ベストテンとか出まくりのスターでしたからね、ジュリーは・・・)、“エロイムエッサイム・我は求め訴えたり”なんてセリフも真似てたような記憶が・・・ んで今観ると、こんな映画だっけ?って感じなんだけど、出演している俳優が皆濃いですよね。 今時のアルバイト感覚で芝居しているかのような輩とは全然違い、職業・俳優ってお方達ばかりで見応えあります。 そして、沢田研二が妖艶で美しい。 男同士(沢田研二&真田広之)のキスが汚らしく見えないのは、彼等だからこそ・・・ といいつつ、点数こんなもんでスンマセン。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-05-28 14:00:19) |
★86.《ネタバレ》 スゲエ。スゲエ面白い。 ゴリゴリの殺陣をみたかったらやっぱり千葉真一だなやっぱ。若山富三郎と緒形拳の殺陣もすさまじくカッコ良く、現在の剣劇が退化してしまったことが切ないが仕方がない。とにかくスゲエ。
ストーリーのおどろおどろしさに、グッとくる。深作欣二の本気が見られる。 山田風太郎の原案小説がこう言う形になるか。感動。 天草四郎の髪の毛攻撃のピンヨヨヨーンには笑ってしまうが、最後のあの炎の中の決闘は最高じゃないですか。大満足である。
色んな要素を見て人間は面白いと感じるが、この作品に関して言うと何が面白いんだか説明しにくいけどそもそもが面白い。なんだろうな、この映画は。とにかく大好きなんだ。 【黒猫クック】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-05-20 21:06:31) |
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85.《ネタバレ》 柳生一族、里美八犬伝と並ぶ、深作時代劇3部作(勝手に命名)の一つ。 これは文句無く面白い。柳生一族よりも娯楽作に徹しているので純粋に楽しめる。 前編を覆う怪談チックなおどろおどろした雰囲気にノったら、最後までチャンバラ合戦を楽しむだけです。 伝説の剣豪たちが次々と妖怪化していくさまは、鬼太郎で育った自分としてはテンション上がりまくり。 なかでも、緒方拳の宮本武蔵は怖すぎ。夜、山の中であんなのに遭遇したら絶対ちびりますね。 伝説のつるぎをゲットしたら、あとは千葉十兵衛がバッタバッタとぶった切る。 砂浜での決闘は画面が綺麗で笛の音色も日本的で良いなあ。もっと見たかった。 あとは、炎の中の若山兄貴のすさまじい殺陣を堪能してエンディング。 ジュリーとの対決はオマケですね。 【kosuke】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-04-27 01:16:33) |
84.《ネタバレ》 沢田研二スゴイ! でもって 取り囲む名俳優達 も又すさまじい ラスト 燃えさかる城内でのシーンは よく撮影したわ~ 画面から ほとばしるかのような 恐ろしいほどの情熱を感じましたね しかし、中盤は正直退屈感ありで… まぁこれもこの監督さん独特のものであるノデショウ 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-12-14 21:05:05) |
83.歴史上の実在人物たちが多数出てきて、 まるでロールプレイングゲームをしているような内容の映画だった。 沢田研二扮する天草四郎は、単なる狂言回しの役割にしかなっていないようだが、 そこは深く考えないほうがいいんだろうな。 有名な俳優さんたちもたくさん出演していて、ちょっとびっくりしたんだけど、 中でも若山富三郎の登場シーンには、思わず目が留まってしまった。 重厚な雰囲気に見事な太刀捌き。まさに職人といった芸風で、 人気だけで主演を演じるようなチンピラタレントたちとは、さすがにレベルが違う。 若山富三郎のシーンだけはいい意味で浮いており、彼の姿を見れただけでも価値があった。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 3点(2011-08-29 20:13:59) |
82.《ネタバレ》 どうなんだろうなあ。天草四郎と言っても、蘇り神に決別して、復讐のために世を転覆させる、と言った時点で、この人はもう我々の知る天草四郎時貞じゃないもんなあ。この場合、同姓同名の別人と思っても大差ない。だって天草四郎の要素がまるで無いんだもの。 神の沈黙をなじり、仲間の無念を嘆くまではとてもいい。しかし結局江戸を焼き払い、民衆を操り、苦しめている時点で、ただの悪者。それを最後、人間の業だ的な事言われても、ちょっとなんなの?と思ってしまう。 復讐譚というのは、キライではないのだが、それは最後にカタルシスがあるからで、大抵の場合、復讐されるに足る適役が必要だ。そして復讐はその相手に対して行われるのが普通だ。この物語の時貞は、江戸中を火の海にして、憚らない。しかも、首を切られたとは言ってもやられていない。(あれ?何でコイツだけ死なないんだ?)見ていて気持よくない。 彼を本当に天草四郎というのなら、最後は彼を見棄てた神と、決着を付けさせるくらいの事をして欲しいものだ。 それでも最後の江戸城の、火の海のシーンの映像的な凄さに3点。同シーンの見事な殺陣に2点。沢田研二の演技に2点。首が飛ぶシーンなどの「ピュー」という効果音のセンスに-2点。合計で5点です。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-18 05:13:44) (良:2票) |
81.初めの方は馬鹿馬鹿しいと思いながら観ていたが、この物語の世界にだんだん慣れてくると、これはこれで結構面白い。まあ、何といっても若山富三郎、緒形拳など日本を代表するような俳優たちが大真面目に演じてる以上、こっちも冷めてたらダメっていう気分になってくる。沢田研二も上手いし、はまっている。歌手としての顔しか知らなかったから、正直驚いた。魔界と言っても、キリシタンの恨みを背負う天草四郎は一方的な悪者ではなく、それゆえ苦悩する霧丸が十兵衛に殺してくれと頼む場面は千葉真一と真田広之の実際の師弟関係も相俟って、凄く雰囲気が出ていた。クライマックス、燃えさかる城での激しい戦いはもう圧巻の一言。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-03-31 20:31:04) |
80.全体を貫く異常性がすごい。 若山富三郎と緒形拳の狂気の面構えが突き刺さる。ラストの炎の中のラストは圧巻。こんなのよく撮ったな.....。この炎のシーンは最高です。個人的には黒澤の「乱」が好きな為か勝新の兄だなーとか、照明が紫だったり城燃えたりと重ねて見たりしました。 【reitengo】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-03-18 18:20:12) |
79.《ネタバレ》 子供の頃見たときは沢田研二・千葉真一主演の 妖怪時代劇って印象しかなかったけど 改めて見ると若山富三郎が凄い迫力。 いかにも魔界のものという怖さ・強さが出てる。 あんな殺陣もできたんですね。 沢田研二も見事にはまってる。 ジュサブローの衣装に負けずしっくりきてる。 ラストの燃える江戸城も迫力ある。 千葉真一もかっこいいw 【ume0214】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-03-16 22:58:48) |
78.《ネタバレ》 初観賞は●十年前のテレビ放送。子供だったので、父親が魔性に堕ちて親子対決になるのにびっくりしたのを覚えている(単純に仇討ちかと思ってた)改めて観るとみんな若い!深作節も健在。やたら女性の腿や乳が出るとか(笑)もちろん、それだけじゃない(暴力による暴力の否定など)天草のラストの台詞 「人間ある限り私は戻ってくる」の通り、これは徳川への復讐ではなく「人間の闇」を描いたもの。十兵衛の死の間際にも天草は来るかも?その時、魔の誘惑に勝てるか?初めは霧丸の存在が疑問だったけど、十兵衛って徳川家を守るとか世界を救う、等考えて無いんだよね。父親との事も含め、無頼の彼が戦う理由が必要だった訳だ。SFXはお粗末だが、全く気にならない。俳優がその役として「立って生きている」から世界観が成立している。役者オーラがもたらす強力な説得力に屈服です。「エロイム~」の呪文がすんなり入ったり「是非もなし」の台詞が浮かないなんて…瞬き一つしない役者魂が熱い。監督も各役者の魅せ方を分かっている。殺陣の達人はその見せ場を。アクションスターはアクション性の高い勝負を。妖人にはエロシーンを(笑)それに応える役者達の力量が並でない。今「狂乱シーン」を演じられる女優が何人いるだろうか?砂浜を駆けるだけで緊迫感が出せる俳優は?現在、演出や設定に頼る役者がいかに多いか思いしらされる。最後の炎上シーンは本物しか出せない迫力に満ち溢れている。炎の迫力に俳優が負けてないのもすごい。多くの要素が渾然一体となって昇華しており、この時代にしか生まれなかっただろう怪作(カルト人気があるのも頷ける)レンタルしてから観まくっております。多分、明日も観るんでしょう。誰か私を止めてくれ~駄目よやっぱり止めないで~(チョイ役に福ちゃん見つけて嬉しかったv) 【果月】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-08-20 23:14:22) |
77.《ネタバレ》 最初の戦場跡のセットで萎えた。美的センスもリアリティもなし。首だけの四郎が怨念の力で、首だけで飛んでゆく。次の登場は薪能の能役者が面を取ったら入れ替わっていた。そしてキリストを捨あと宣言、魔界の神の力を得る。ちょっと待って!すでに混乱が。魔界の力を得てから首を飛ばしましょう。四郎の転生の目的は徳川家への復讐。百姓を焚き付けて、江戸を火の海にすること。とすれば徳川家に怨念を持つ者をリクルートすればいい。だがそのような者はいない。ガラシャは夫への恨み。武蔵は宗矩、十兵衛と対決したい。宗矩は十兵衛と対決したい。胤舜は女を抱き、殺したい。霧丸は甲賀への復讐。見事にバラバラ。動機は復讐・怨念に統一すれば分かりやすかった。又ガラシャは何十年も前に死んでいるが、他は生前の契約で転生。統一感がないですね。魔界を倒すためには特殊な力が必要ですが、それが妖刀正村だけでは不足。メインストーリーが四郎による徳川打倒なのか、剣豪対決なのかはっきりしない。武蔵が対決の場所を指定して去るなど、テンポが悪いのに不満。魔界のボスが姿を現さないのも不満。四郎が十兵衛との戦いを辞め、去ってゆくのも不満。復讐を果たした霧丸が娘に恋をして悩むのも不満。四郎の怨念は晴れたのか?四代家綱を殺し、江戸城を焼き、江戸の町を火の海にしてしまってどう決着をつけるのか?破綻したストーリーと演出に不満の中、ラストの火中での剣豪対決だけは見ごたえがあった。 【よしのぶ】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-10-18 14:15:24) |
76.換骨奪胎という言葉は、まさにこの映画の為にあると言って良いのではないでしょうか。原作も非常に面白いのですが、そのまま映画化していたら、つまらんエログロ作品にしかならんかったでしょう。ただ、監督も、転生衆の半数も、成田様も丹波様も冥界へ旅立たれたのは、寂しい限りです。どうかフィルムの中で、転生し続けてくださいね。 【代書屋】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-08-06 01:51:54) |