12.《ネタバレ》 何とな~く、当時ヒットしたのはまァ分かるな~てな感じの悪くない出来にも思えるのです、が今今に観直すとちょっとあまり盛り上がらないかもな…みたいな感覚もありますかね。今作もブラック・ムービーの嚆矢の一つってコトではあるよーで、登場人物(勢力)は総じて黒人の方々が主体って感じではあります、がまずソコに無暗に人種的対立を捻じ込んでいる訳でもない様にも見えていて(=メインのバトルは黒人勢力の三つ巴!みたいな感じだし)その意味でもより娯楽的にシンプルに観てゆける作品だって気もしてますかね。肝心の主役、黒人私立探偵シャフトの(キャラやルックス含めての)総合的な魅力も、個人的にはまずまずではなかったか…と感じます。ただ、お話の内容&描写のレベルはごくクラシックなクライム系のソレ…とゆーか、重ねて現代ではクライム「アクション」とまで言っちゃうのは厳しいかも…みたいな感じでもありますかね。再び、クラシックなソレとしてノンビリ暇な時に観るなら、決して悪くはねーかも…とは思えました。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-03-08 15:11:16) |
11.《ネタバレ》 有名な映画ですけど、観てみるとこれがなかなかのおバカ映画なんです。リチャード・ラウンドツリーはスチル写真なんかじゃカッコ良いのに、実際にはちょっと太めであまり強そうでもなく、これならこれならリメイク版のサミュエル・L・ジャクソンの方がはるかに様になっています。シャフトと言えば女にモテまくると言うのがお約束ですが、そっちの方だってどう見てもサミュエルに負けてますしね。敵ボスの行動も何を考えているのかイマイチ判りづらいし、肝心のシャフトまであっさり撃たれてダウンするときたら(もっとサブマシンガンで弾を浴びせられてあの程度の傷で済むのも凄いけど)、ちょっと脱力してしまいます。これもお約束ですけど白人刑事たちがあまりに無能でお人よしばかり、シャフトの無茶苦茶な行動ギャング戦争状態になった街を押しつけられて警察もちょっと可哀想になります。 でも何度聴いても『シャフトのテーマ』は鳥肌が立つほどカッコ良いし、『燃えよドラゴン』がアジア系ヒーローをハリウッドに誕生させたのと同様な功績を残した偉大なオリジナルのひとつであることは確かです。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-02-14 22:35:19) |
10.《ネタバレ》 キャラが濃ゆすぎるリチャード・ラウンドツリーのジョン・シャフトとリメイク版のサミュエル・L・ジャクソンのジョン・シャフト、ずうずうしさでは断然こっちですなー、見ていて結構うっとおしい(笑)歌でシャフトをヨイショしてますがそこまでいいとは到底思えないし、作られた時代が時代なのでストーリーの弱さと安っぽさを感じるのは仕方がないですけど白人なんてコンチクショー!!な感じのラブシーンは正直見たくなかったなー。音楽が妙にかっこいいだけにそれ並みの押しが展開から今ひとつ感じなかったのはちと残念。 |
★9.《ネタバレ》 もう随分昔の事だ。期末テストの準備に取りかかっていると、やばいビデオを見つけたという同期のニッキーが持ってきたのは、電人ザボーガーの第一巻と黒いジャガーだった。狂喜乱舞した私はそのまま何度も何度も間抜けなザボーガーを繰り返し楽しんだのだが、彼はそっちじゃ無い、ザボーガーじゃ無いからそっちはおまけだ。と強い口調で私を咎めた。 うるせえうるせえじゃあ持ってくんなよ電人ザボーガーの一巻をと、抗議しながら見始めたシャフトだがこのつまらない脚本と、ふざけてんのかと思わせるラブシーンは正直攻殻機動隊のマンガを取り出す寸前まで私を追い詰めたのは間違いないのだが、メーンな黒人のニイチャン達の服だとかしゃべり方と、BGMの格好良さに劇が終わる頃にはお気に入りになっていた。 その後しばらくは学食でヤミーヤミー言いながら生姜焼き定食をほおばったり、全く似合わない皮のジャケットをなけなしの貯金で買ったりしたのだ。ソウルやファンクのCDを買いあさり、アシッドジャズなどを聞いて居た友人に対抗意識を燃やしたりもしたのである。
日がすっかり短くなって寒くなりはじめた頃、夜中に電話が鳴り響く。今時間大丈夫?と電話の向こうには不安な声色を隠せない同期の女の子がいる。 「シャフト(脳内変換)!私つけ回されてる。アパートの近くにずっと立ってる男がいるの、昨日は車でずっと待ってるのを見たわ……。今もドアの前に気配をずっと感じるの。」 決して気のせいでは無い事を彼女に確認し、私は現地に向かった。自転車でだ。 しかし着いてみるとそこに待っていたのは完全にやばい表情をした彼女の元彼の先輩である。このままノコノコ出て行ったら高確率で刺される事を確信した私は、そのまま最寄りの電話ボックスで110番をしたのだった。 これでもかと丁寧にお願いをして、お巡りさんを一人送り込んでもらい彼を説得してもらったのだった。
一応この件は解決したのだが、お巡りさん以外全く活躍していないため、脳内ではシャフトだった私に、 「いやー、頼りになるわー。寅さんだね君は」 と無念極まりないコメントを叩き付けたあげく、そのジャケットが寅さんにそっくりだと彼女はとどめを刺した。 帰り道、例年より暖かい気温がことさら寒かったのを思い出す。ちなみに何度も再生した黒いジャガーをちゃんと最後まで見たのは数年前である。 【黒猫クック】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2013-01-06 03:46:02) |
8.きつい投稿が目立ちますが、これはアメリカ黒人の金字塔という観方もできるんです。今は大手を振って黒人俳優が高額なギャランティーで映画に出てますが、昔は違いました。 シドニー・ポワチエが道を造り出したことに異議はないですが、白人のインテリ層が認めただけという皮相的な結論にもなりかねない。 これは、コカ・コーラとポップコーンを手に映画を観に行く層(特に黒人)が圧倒的な支持をしたんです。(日本でもそれなりに入ったそうです)。S・M・ジャクソンで「シャフト」(2000)とリメイクされましたが、(R・ラウンドツリーがゲスト出演)、意味合いがわかると思います。 映画としての完成度はともかく、熱気が感じられます。 |
7.クールでセクシーなブラザー、黒人探偵ジョン・シャフトの活躍を描く映画・・・なのか? だったらもっと活躍して欲しかったぞ(ビルの窓から敵を投げ捨てるまではよかったが。笑)。いや、まず主題歌がね、シャフトの事、やたらホメるんですよ。じゃあ、こりゃまあお約束事として、「シャフト=カッコいい」と思って見なきゃいかんのかなあ、と何とか自分に暗示をかけつつ観るわけですが、なかなか難しい。結局、モミアゲが気になるんですよ!まったく。それはよいとして、特に街角のシーンでは人物中心のカメラで、広範囲を映さず、これがなんとなくゲリラ撮影っぽいインディー臭さを感じさせて、意外と小気味よかったりもします。はっきり言えば、ようするに低予算っぽいっちゅう事ですが。映画にあまりヒネリがなく、ほとんど唯一のヒネリが、ここぞというところでシャフトが撃たれてしまうというガックリな展開、ちょっと寂しゅうございました。 【鱗歌】さん 5点(2004-06-12 02:04:10) (笑:1票) |
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6.古臭くて現在では全く通用しないレベルの映画.ラブシーンのあまりに陳腐な演出は,あれでいいんでしょうか? 【マー君】さん 3点(2004-06-11 00:11:23) |
5.これに限らず、「探偵モノ」ってちょっと非現実的というか、うさん臭くてB級のノリがあっていいですね。ただ、ちょっと最後、人質の救出劇で終わるってのはチト拍子抜け。も少しシャフトの内面の葛藤みたいな事とか、ドンデン返しを期待してたので・・・。 【ぐるぐる】さん 7点(2004-02-19 16:33:15) |
4.夜にバックグラウンドムービーとしてつけていると、けっこういい感じかも。効果音がベタベタなのがいいですね(笑)。ストーリーも、黒人探偵シャフト(←名前だけでクスリと笑える)の行動も、一応ハードボイルドのお約束的ベタ加減をちゃんと踏んでくれているので、そこそこ楽しめます。ガンアクション、逃走、お色気ショットなどなど、ちゃんとポイントは押さえているのですが……展開が強引といいますか(笑)。くどいようですが、ベタさを楽しんでくださいませ。慣れ親しんだ、刑事ドラマや探偵ドラマのような臭いがプンプンしています。けっこー気に入りました(笑)。 【元みかん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2004-02-19 01:39:30) |
3.音楽が耳に残るんですよね。”Shaft!”って。 【オオカミ】さん 6点(2003-11-17 23:01:45) |
2.心意気とかハッタリ一発って個人的にはとても愛しい部類なんだけれども、オープニングに魅かれてラストまで見届けようとしてもか~なり無理があったのは正直なところ。ほぉれ、どうじゃ、どうなんじゃあ~!とばかりに言い寄ってくるたくましい邦題の抗い難い魅力に、ともすれば、ああ~、だめよ、だめよぉ、だめなのよぉ!と心が揺らぐか弱い私もさすがに最後の一線は守ったの。ハーハッハッハッハッハッハァ!って高笑いに苦笑を禁じえない複雑な乙女心に目覚めたものでござる。 【モートルの玉】さん 5点(2003-11-05 01:03:39) |
1.今見ると結構のんびりしてアクションもたいした事ないんだなあ。でもファッションや音楽がかっこいいです。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2003-10-29 23:11:22) |