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トロン:レガシー

[トロンレガシー]
TRON: Legacy
2010年上映時間:125分
平均点:5.15 / 10(Review 84人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-12-17)
アクションSFアドベンチャーシリーズもの3D映画
新規登録(2010-06-14)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-04-09)【イニシャルK】さん
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監督ジョセフ・コシンスキー[監督]
助監督ブルース・フランクリン(第1助監督)
キャストギャレット・ヘドランド(男優)サム・フリン
ジェフ・ブリッジス(男優)ケヴィン・フリン/クルー2.0
オリヴィア・ワイルド〔女優・1984年生〕(女優)クオラ
ブルース・ボックスライトナー(男優)アラン・ブラッドリー/トロン
ジェームズ・フレイン(男優)クルー2.0の部下 ジャービス
マイケル・シーン(男優)キャスター
ジェフリー・ノードリング(男優)エンコム社 リチャード・マッキー
スティーヴン・リズバーガー(男優)シャディックス
ジャック・マクギー(男優)
キリアン・マーフィ(男優)エンコム社ソフト開発部 エドワード・デリンジャー(ノンクレジット)
平川大輔サム・フリン(日本語吹き替え版)
磯部勉ケヴィン・フリン/クルー2.0(日本語吹き替え版)
大塚芳忠アラン・ブラッドリー/トロン(日本語吹き替え版)
小松由佳クオラ(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子サイレン・ジェム(日本語吹き替え版)
咲野俊介ジャービス(日本語吹き替え版)
桐本琢也キャスター(日本語吹き替え版)
土田大エンコム社ソフト開発部 エドワード・デリンジャー(日本語吹き替え版)
手塚秀彰警備兵A(日本語吹き替え版)
川田紳司紫プログラム(日本語吹き替え版)
森田順平警備隊長(日本語吹き替え版)
天田益男警備員#1(日本語吹き替え版)
木下紗華(日本語吹き替え版)
出演ダフト・パンク「エンド・オブ・ライン・クラブ」のDJ
原作スティーヴン・リズバーガー(キャラクター創造)
音楽ダフト・パンク
挿入曲ジャーニー"Separate Ways (Worlds Apart)"
ユーリズミックス"Sweet Dreams Are Made of This"
撮影クラウディオ・ミランダ
製作ショーン・ベイリー
スティーヴン・リズバーガー
ジェフリー・シルヴァー〔製作〕
ブルース・フランクリン(製作補)
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
製作総指揮ドナルド・カシュナー
カイル・クーパー(タイトルシーン)
制作東北新社(日本語版制作)
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
特殊メイクビル・テレツァキス
辻一弘
特撮カイル・クーパー(視覚効果エグゼクティヴ・プロデューサー)
デジタル・ドメイン社(視覚効果)
デニス・ベラルディ(視覚効果プロデューサー)
美術ケヴィン・イシオカ(美術スーパーバイザー)
衣装マイケル・ウィルキンソン
録音クリストファー・ボーイズ
日本語翻訳佐藤恵子
スタントエド・アンダース
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4.《ネタバレ》 初作「トロン」は約30年前の、携帯もPCもインターネットも無い時代のコンピュータ・グラフィックス映画でした。そのパンフレットを引っ張り出すと、解説欄に「コンピュータが絵を描いた!」「ジョージ・ルーカスもコンピュータ・グラフィックスに注目!」なんて見出しが並んでいて可笑しくなる。作品としては大した見応えじゃなかったけど、当時はその手法自体がテーマでした。だから、このタイトルはCG作品の元祖であり、原点としての意味を持っている。本作は元祖CG映画として、そこにはプライドを懸けて取り組んでいました。濃紺から白へのモノトーン・グラデーションで統一された無機質で美しい世界。そこに、オレンジ系の色彩が「敵」の目印として分かりやすく配される。一貫したトーンで描かれる世界観の緊迫と躍動を盛り上げる音楽も、映像に調和し文句なく素晴らしい。初作からの「進歩」は楽しめました。でも、肝心の映画としての見応えはというと、疑問符が付きました。レーザーを照射されてサイバー空間に入るとか、プログラムが擬人化されるとか。続篇とはいえ、ITが進んだ現代ではすでにSF設定として陳腐です。その基本設定に縛られてストーリーを工夫するにも限界があった印象で、ビジュアルに相応しいSF作品としてのワンダーが感じられず、中盤は退屈でした。クルーが現実世界に進出する野望が語られ、改めてこの世界にインターネットの概念が無いことに気付かされた次第。そもそも「トロン」の世界でアナログな父子の親愛に取り組むことがミスマッチなんですね。それでテンポも悪くなったし。例えばクオラの存在意義などをもっと膨らませる方がビジュアルトーンにマッチしていたと思います。リンズラーがトロンだったというオチは「トロン」初心者には不親切だったようで、私の後ろにいた若者達は「トロンってなんだ?」と首を傾げていました。それと、これ3D映画だったんですが、手前にも奥にもほとんど3Dしていない。字幕だけが浮かんで見えた。現代の映像技術の先端が3Dなら、このタイトルとしては方手落ちでしょう。
アンドレ・タカシさん [映画館(字幕)] 6点(2010-12-18 11:25:06)(良:1票)
3.《ネタバレ》 個人的にはここ数年でもっとも楽しみにしていた映画。無機質で美しく、斬新ながらもどこかレトロなサイバー空間、そこに鳴り響く「ダフト・パンク」。カッコよすぎる未来の映像は、映画の歴史を変えるというほどの魅力を放っている。最大のウリである「映像」は勿論スゴイが、それだけではなく、人物の内面を描こうとしている点も評価したい。ストーリーは整合性が無く、駆け足気味なトコロもあるが、そもそもこの映画は、ルールやリアリティがぶっ飛んだ設定の上にあるので、ドラマの展開に焦点を当てるというのは成功していると感じる。テーマは「親子の絆」だろうか。とてもディズニーらしい主張だが誰にとっても大事なことだ。「父に見捨てられたのかも知れない疑念を持ちながらも、父を諦めておらず、その意思を尊重している」というサムの心情を冒頭、現実世界のアクション・シークエンスに組み込んでおり、グリッドでの再開のドラマが際立っている。喜びに満ちたハグや「僕らはいつだってチームだ。」というやり取りがあるからこそ、最後の別れは熱く胸に迫る。また「完璧」について追求しているのもポイントだ。ウィルス=「不完全なもの」とみなされたアイソーという奇跡の生命体は勿論、人間だって完璧な奴なんかそうはいないし、完璧な一日なんてモノもそうはない。曇ったり雨が降ったりするものだ。でも、だからこそ、太陽の温かみや綺麗さを感じるし、不完全だからこそ、互いに喜びを共有できるのではないのだろうか。希望に満ちたこれもまた「らしい」メッセージ。現実世界の夜と、グリッドの暗く無機質な世界から一転、ドゥカティで風を感じながら日の出を目にして微笑むクオラが印象に残る。その笑顔、そのシーンの美しさといったらない。最後までとても美しい映画だ。映画は誕生以来、カラー、トーキー、アニメーション、CGとその表現方法を進化させてきた。30年近く前、CG黎明期に製作された「トロン」は当時多くのクリエイターに衝撃と影響を与えたと聞いた。そして現在、3Dという新たな表現を手に入れた映画の歴史の中に「トロン:レガシー」という映像革命が新たに名を刻んだ。是非劇場で楽しんで頂きたい。
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕)] 9点(2010-12-17 22:33:57)(良:4票)
2.《ネタバレ》  デザイン、音楽、演出はかなり良し。ファミコン時代の粗いドットで描かれたキャラクターやメカ、テクノ調のサウンド等を最新技術で再現させたような、懐かしくも新しく、非常にセンスを感じた。演出はNPCの靴音とBGMをリンクさせたり、アクションシーンもこれまたレトロゲームを映画的にアレンジさせたような展開、中盤のバイクバトル時はその見事さに思わず唸りました。
 主人公に変な特殊設定を入れないのも、演出と相まって『説明書を読まずいきなりゲームをクリアしなければならないプレイヤー』的な視聴者とリンクしやすい作りになっているのも○。年齢も27歳と高めだが、その事が逆に大人になり切っている説得力になり、大抵ひと悶着ありそうな父親との再会も素直に喜びその後協力関係を形成したりと結構珍しく面白かった。 
 構成も悪くない。ゲーム世界に行く前の序盤にそこそこ尺を設けてるので、今後の展開への期待度も高まりました・・・・・が、残念ながらその後のストーリーが期待に応えられなかった。
 最初に尺を掛けたせいで後半尺が不足、途中変なAIとのイベントも入っており、さらに本筋が早足気味に。しかもそんだけ時間割いても、主要キャラはおらず主人公以外全員フェードアウトかデリート。
 あと、『人間が体ごとゲーム世界に行ける』『ゲーム世界のプログラムも現実世界に行ける』等、SFと言うよりはファンタジーに近い設定も微妙。他にもプログラムがあまりに人間っぽ過ぎる。本物のゲーム内で人間みたいなキャラが出れば凄いが、それを映画(人間のキャスト使って)でやってしまうと一周してただの人間。むしろ映画的にはもっと機械的な動きにして欲しかった。
 詳しく書かないが、終盤特に『?』的演出や展開が多く強引にまとめた感が強い、親父に至っては格好や能力からしてライトセイバー持ってないジェダイ。てかそんだけ強ければ隠れる必要無くない?
 決して悪くないが、『もう少しココをこうすれば・・・』的な部分がチラホラある非常に惜しい作品。個人的には惜しい部分を無くすか、後30分伸ばして本編を描いていれば間違いなく傑作には入れた分類(3時間近くになってしまうが、視覚的快感が凄いのでたぶん問題無く見れる)。
 ただ見に行って損は無いだろうし、ゲーム好きな方なら単純に『レトロゲームを最新CGで映画風にアレンジした』と言う部分で観に行っても良いと思います。
ムランさん [映画館(字幕)] 6点(2010-12-17 18:30:05)(良:1票)
1.《ネタバレ》 初日、観てきました。3D自体はそこまで強調させれてなかった気がしますが、逆にいえばそれだけ物語と溶け込んでいるような自然なうまさなのかなって思いました。ストーリー自体は、これまでのSF作品とは異色をなす世界観で惹きこまれました。完全に普段の生活から切り離されました。エンディング間近の攻防も迫力があったし、とても面白かったです。でも、あの父さんの最後の技(?)はすごかった(笑)。完全体といわれる「アイソー」の女の子が現世界に来て、今後の世界はどうなってしまうんだろって思いました。 もしや続編あり??
珈琲時間さん [映画館(字幕)] 8点(2010-12-17 17:44:27)
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【点数情報】

Review人数 84人
平均点数 5.15点
000.00%
122.38%
233.57%
378.33%
41517.86%
52630.95%
61416.67%
71011.90%
844.76%
922.38%
1011.19%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.44点 Review9人
2 ストーリー評価 3.53点 Review15人
3 鑑賞後の後味 4.64点 Review14人
4 音楽評価 6.16点 Review12人
5 感泣評価 3.87点 Review8人
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【アカデミー賞 情報】

2010年 83回
音響賞 候補(ノミネート) 

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