19.点数は8点にしてますが、1年で一番というほどのレベルかと言われるとう〜んといった感じなので9点はつけませんでした。 でも最後はもちろんのこと、劇中で何度もじ〜んとさせられた優れた映画には間違いありませんでした。 パニックムービーと家族愛を同時に描いて昇華させた作品として、人に勧めたい映画です。 【プラネット】さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-10-29 17:47:04) |
18.《ネタバレ》 起きていることは大規模な災害だけど、描かれているのは家族の絆。 実話ということで、悲惨なラストも覚悟してたけど、ハッピーエンドで安心した。 こんな大変な状況でも誰かの為に何かしてあげようとする精神に感動しました。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 7点(2023-09-28 17:37:44) |
★17.《ネタバレ》 いやいや・・・動画サイトの作品紹介であまりCGを使わず、大規模なセットを用いて撮影した映画というのに興味を惹かれて視聴しましたが、本当に震えがくるほど、恐怖を感じた映画でした。 実際に20代で阪神淡路大震災を経験しましたが、その時の恐怖がまざまざとよみがえってきました。 ましてや作中のお兄ちゃんは見たところ10代前半、母親が大けがで生死の境を彷徨う様や、実際に死んでいく人間を目の前にしたときの恐怖は如何ばかりかと心を痛めました。 また実際に津波に襲われるシーンは前述のとおり、CGを使わずに、100m以上のオープンセットで撮影されたそうで、納得の迫力です。 またコテージが波にのまれるシーンも3分の一に縮小したセットを用いての一発撮りだったそうです(予算がギリギリだったそうで・・・)。 なんにせよ実際の災害を描いた映画では、心理描写や現場の混乱などよく表せている作品だと思います。 【わたた】さん [インターネット(吹替)] 8点(2021-09-29 05:29:27) |
16.《ネタバレ》 どーゆー映画か全く知らずに見たので、なんか『感動の実話もの』とか思っていたので、衝撃のディザスタームービーに腰を抜かしそうでした。並のホラーやサスペンスよりよほど怖いです。 津波に飲み込まれるシーン。水中で何度ももがくシーン。どこまでが本物でどこからがCGなんでしょう。あまりにもリアル。あまりにも臨場感ありすぎで、本物の映像にしか見えません。 ホラー映画やスプラッタ映画を小さい頃から見ている私。グロ耐性はあるほうなのですが、水から上がった母親の脚を見たとき、血の気が引いて気を失いそうでした。母親が吐血と共に異物を吐き出すシーン。本当にもうやめてほしかったです。 母親はもう死んでしまうのだろうと思っていました。それくらい、衰弱していくシーンが恐ろしかったです。 この映画はあくまで主人公一家の一人称で物語が進むため、ドラマとしての色合いが強い。父親、弟たち、そしてルーカスがお互いを発見するまでのシークエンスなんてその最たるもの。 ですがその一方で、やはりこの映画はリアルなパニックムービーでもあると思います。 他の人物の名前を腕に書かれる母親。おそらくは無関係な人の遺品確認をされるルーカス。どこかに連れて行かれそうになる弟たち。何が正しい判断なのか、誰にもわからない。当時の混乱ぶりが細部に至るまで描写されています。 家族全員が生きて再会できたのはもはや奇跡なのかもしれません。そして、主人公一家のような例は稀有なのかもしれません。父親が出会ったある男性の、妻からの書置きメモ。『ビーチにいる』を見つめるシーン。母親が自分の腕に書かれた別の女性の名前を見つめるシーン。大切な人たちを失った大勢の人々がいることが痛いほどに伝わってきます。 こーゆー映画って大事だと思います。ただ、完全フィクションのパニックムービーはエンターテイメントとして楽しめるのですが、こーゆーノンフィクションものは、はっきり苦手だと悟ってしまった次第です。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-03-29 17:44:09) |
15.《ネタバレ》 この作品に点数を付けるという行為が、なんだか後ろめたく感じてしまいます。それほどまでにリアルで恐ろしかった。最終的には家族全員助かってハッピーエンドなのだけど、津波の恐怖、離れ離れの不安、利己主義になりそうな弱さ、そういった災害時の様々な側面を、圧倒的な映像、演出、演技、美術等で見せてくれるので、とにかく何とも言えない気分にさせられました。津波のシーンもCGを使っていないらしく、それが生々しいほどのリアリティになっている。とくに怖いと思ったのは、色々なモノが流されてくること。あっちこっち剥き出しになった大木。車や船舶。危険な生き物。鉄筋やコンクリート。そういったモノが二次災害へとつながる恐怖。津波、本当に怖いです。そんな状況の中であの家族の次男と末っ子は、大した怪我もなくよく無事でいられたもんです。この奇跡の物語の中でも一番の奇跡かも。 私が個人的にこの作品でもっとも優れていると思えた演出は、長男ルーカスくんの描き方です。どこかで助けを求める声がする。でもまた津波が来るかも知れないから助けず逃げようとする。母親が飲み込んでしまった枝を吐き出す時、母親の大怪我をした足を見た時、彼ルーカスは気持ち悪がります。これらの演出、正直でありまた、人の持つ業そのものなんだと思い知らされます。災害時こそ本来の本性が現れるんだと。なんだか自分の写鏡みたいで、けっこうずんときちゃいましたね。よくまあああいった演出をしたもんです。それともご本人から助言でもあったんですかね。とにかくあの演出があることで、この作品の持つ悲惨さは、単に災害だけではないということを、深く掘り下げることになっていると思いました。 津波に襲われた家族の真実の物語。それだけしかない情報で鑑賞したので見始めてあれ?ってなりました。だってまさかスパイダーマンが、トム・ホランドくんが出演してたなんて・・・。いやぁ~ビックリです。それに演技も上手いし、てかこっちの方が演技力磨きかかってないか?スパイダーマンよりも?てまぁ余計な雑談でした。あしからず。 |
14.気迫を感じる作品でした。冒頭の津波の場面は東日本震災を見た人たちにとっては見ておれないという感じ。災害直後の混乱というのをきちんと表現してました。ナオミワッツの表現や熱演や美術は大変頑張ってました。「ルーカスーー」というとこは涙。一刻も早い災害救助が大事というのはひしひし感じます。 【タッチッチ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-04-09 14:17:03) |
13.2004年スマトラ島沖大地震での津波に遭った家族の実話に基づく作品ということだが、こういうのは下手にドラマや映画にするより完全ドキュメンタリーのほうが響くのかも。 実話としての臨場感、フィクションを加えた物語性という点で、どっちもつかずの中途半端な感じがなきにしもあらず。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 5点(2018-03-24 10:40:09) |
12.《ネタバレ》 実話ということなので派手だったりドラマチックだったりはしない。 後半、特にダレてくる。何も無いんなら「無い」んでいいんやで、と思ってしまう。 テレビ番組「アンビリーバボー」でやれば30分で終わるんだけどね。 しかし全員助かったのは本当に不幸中の幸い、 たくさんの人が亡くなった中では、とても幸運な家族だと思う。 【虎王】さん [DVD(吹替)] 5点(2015-04-17 01:10:57) |
11.《ネタバレ》 題材が題材ですから、そりゃま「面白おかしいスペクタクル」として撮るっちゅう訳にもいかないんでしょうが、だからと言って、とりあえずリアルです、とりあえず実話です、ってなアプローチだけで、よいもんなんでしょうか。この時、津波に襲われた人にとって、それは突然のものであったから、映画でも前触れなく津波が襲いかかる。主人公の知らないところで津波が発生し、知らないうちにそれが迫りくる様子を我々だけに見せる、という見せ方もありえた(というよりその方が一般的か)と思うのですが、そしてそういう「演出」を通してこそ、災害の残酷さや人間の無力さが浮かび上がると思うのですが。で、その後も、混乱をただ混乱として描こうとする、なぜならこれは真実の物語であり、実際にこの主人公はこの時、混乱の中に置かれたのだから。そして、ケガの描写も、現場の描写も、医療の描写も、きっととことんリアルに仕上げたのでしょう。あとは登場人物たちの顔のクローズアップの連続。その結果どうなったかと言えば、多かれ少なかれ、“家庭用ビデオで撮ったみたいな”雰囲気が漂うことになっちゃう。実際の出来事を実際に目撃したように描く、ってんだったら、「津波の実際の映像」を前にしたときには、本作はどうやったって、負け、でしょう。再現に過ぎないのだから。いや、ホントに再現に徹している訳じゃなく、勿論、ここには演出があり、良さそうなシーンを入れようともしています。長男が、離れ離れの親子を再会させる場面なんか、いかにも良さげだし、主人公家族が再会を果たす直前のあたりなんか明らかに演出を伴うサスペンス。こういう、無難なことは、するのよね。なーんか、胡散臭い。ってそりゃ言われまっせ。で、結局、物語はといえば、主人公一家の個人的レベルの冒険物語に終始してしまい、(最後に少し飛行機からの災害地の俯瞰が登場するとは言え)未曾有の災害の圧倒的規模そのものがもたらす恐怖や絶望といったようなものも、残念ながらあまり感じることができませんでした。こういうのも主人公一家の視点に限定した「リアルさ」の一環なんですかね・・・。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-10-30 00:02:56) |
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10.友人との約束をしても、事前に決めておくのはおおまかな時間と到着駅のみ。現地に着いてから携帯で連絡すれば出会えるさという動き方が身に染み付いてしまった我々ですが、いざ通信手段がなくなった時に、自分は大事な人を探し出せるのかということを想像すると、何とも恐ろしい気分にさせられます。本作が優れているのは、そうした多くの人々が共感できる切り口を映画の中心部分に持ってきて、これをやりきったこと。日本人ならともかく、世界中のほとんどの観客にとって津波とはマイナーな災害であるだけに、その恐怖を疑似体験させるために日常的な不安を関連付けたことは、適切なアプローチだったと言えます。。。 本作が2作目となる監督の手腕も絶好調。大災害の悲惨さ、極限状態での感動的なエピソード、主人公家族が出会えるか出会えないかというスリリングな展開など、あらゆる演出を外していません。さらには、津波に襲われる場面では大迫力の見せ場まで作り上げており、とんだ大型監督が出現したものだとぶったまげてしまいました。こんな才能をハリウッドが放っておくはずがなく、『ワールド・ウォー・Z』の続編の監督に選ばれたようですが、あの不抜けた『ワールド~』をどこまで本気のゾンビディザスターに変えるのか、その手腕には大いに期待しています。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 8点(2014-10-01 00:15:45) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 イアンマクレガーは素敵だな、と、、、。一番はナオミワッツ、、、。キングコングの時もそう、今回もそうだが、ナオミワッツが着ているランジェリーは、絶対破れない、、、。それだけは、関心をもてますね、キングコングの時は、シルク?光沢あり、ポリエステル?、今回も、津波の前はビキニを着て薄物だったような気がするのだが、冒頭で、着替えるシーン、何度もスローで見ちゃいました、ほんのヒトカットだけ、バストトップが映っていました、ワッツは、美しすぎて、トムクルーズもそうだが、、、何を演じても、本人から、外に出られない役者なのかな、と思います。 何を、どれを見て、ナオミワッツだと思えてしまいます、役名だったり、場面が思い描きにくい役者なのだと、、、。津波の水のしたに、いろいろあり、あれで、怪我をするんだ、とか思いましたね、カメラの映し出すものが迫力があり、さすがどこで撮っても見てもアメリカ映画、かねかけているんだろうな、とか素朴に思いました、素晴らしい映画だと思います。 【yasuto】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2014-07-04 03:46:24) |
8.《ネタバレ》 生きること、家族、助け合い。津波という題材は我々には重いですが、天災に遭ったとき、家族のためにどう行動するのか。ナオミ・ワッツの熱演もあり、とてもよい映画でした。 【カワウソの聞耳】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-06-15 22:12:01) |
7.《ネタバレ》 大半の人々は一瞬で海の藻くずとなってしまう大惨事で奇跡的に一家全員が助かる。3.11がなければ映画として楽しめたかもしれない。でも日本人には少なくても30年間は作れない映画。ヘヴィでした。。。日本版のDVD/BDには特典映像は要らないのでは? 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-05-16 23:27:04) |
6.《ネタバレ》 ごく普通の一家のバカンスを突如襲う大津波。被災し離散した家族の絆を躍動感あふれる描写で綴っています。SFディザスタームービーではなく実話に基づいているので重みをひしひしと感じます。満身創痍の母親をナオミ・ワッツが熱演。痛々しくも心温まる家族ドラマ、類稀なる傑作。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-04-27 02:04:06) |
5.《ネタバレ》 2004年12月、スマトラ島沖を震源とする大地震が発生、ほどなく猛烈な勢いの津波が東南アジア各国を襲い、約20万もの命が失われた――。クリスマスのバカンスとしてタイのリゾート地を訪れていたベネット家族も、そんな自然の猛威へと容赦なく翻弄されることに。巨大な津波に巻き込まれ胸と脚に深い傷を負いながらも、命からがら長男のルーカスと共に生き延びた母マリアは、決死の思いで引き離された夫と子供たちの行方を追い始める。そんな母親を心底気遣う息子ルーカスと共に、二人は地獄のような光景へと変貌を遂げた被災地を無力感に打ちひしがれながらそれでも希望を捨てず彷徨い続けるのだった。ギレルモ・デル・トロが製作を務めたダークファンタジーの傑作「永遠のこどもたち」でデビューを果たしたJ・A・バヨナ監督の第二作目にしてハリウッドデビュー作となる今作、その前作があまりにもデルトロ・テイストの作風だったために、あれはもしかしたら彼がほとんど監督した作品だったんじゃないかとの疑念を確認する意味も込め、この度鑑賞してみました。ところがところが、今作も理不尽で残酷な現実という試練に試される親と子の絆という「永遠のこどもたち」に通じる重厚なテーマを真正面から取り上げたヒューマンドラマの佳品へと仕上がっており、そんな僕の疑念は杞憂に過ぎなかったと改めて再確認することが出来ました。ナオミ・ワッツのボロボロになりながらも常に子供たちのことを気遣う真に迫った熱演、胸を打たずにはいられないユアン・マクレガーの携帯電話を巡るエピソード、何より圧倒的な力で押し寄せてくる無慈悲で残酷な津波描写も(311を経験した我々日本人には直視しがたい部分もあるとはいえ)素直に圧倒されました。ただ、真実を基にしたと言いながら、主人公家族をちょっぴり美化しすぎているっぽいところがなきにしもあらずだけど、デルトロ風のアクの強さも抜け、ストレートな人間ドラマとしてなかなかの秀作だと僕は思いました。J・A・バヨナ監督の次回作も期待して待ちたいと思います。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-17 00:14:37) |
4.《ネタバレ》 いや~~すごい映像だわ・・・どうやって撮影したんだろ?まぁもちろんCGだと思うけど。津波の恐ろしさを実体験を基に構成された内容は、震災を経験した我々にはおおいに身につまされる想いがありますね。それにしても主演のナオミ・ワッツは泥んこ傷だらけでよく頑張った!いつもはキレイな服や化粧でとても美しいが今回は終始ボロボロ(苦笑)アもちろんユアン・マクレガー始め出演の皆様もすごかった+なにげに子役の子がとてもよかったデスヨ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-12-14 10:20:48) |
3.《ネタバレ》 2004年のスマトラ島沖地震による大津波で被災し、生還した一家の真実の物語。まずなによりも、津波が押し寄せてきて、ルーカスとマリアが流れる濁流の中で必死にもがくシーン。とってもリアリティがありましたね~。なんというか、自分もその惨状を追体験しているような気分にさせられました。2度の津波に襲われ、そして水中で身体が様々なものにぶつかる。そういう状況で、家族5人が助かったのは本当に奇跡ですね。脚の怪我や、飲み込んだなにかを嘔吐するシーンなど、けっこう痛々しいシーンもきちんと描いていて、より恐ろしさが伝わってくる。ルーカスもヘンリーも良い演技でしたが、やっぱりマリア役のナオミ・ワッツに拍手ですね。女優魂が感じられる。ヘンリーが必死に探しまわり、ようやく再会するシーンも勿論感動的ではありますが、それよりもルーカスが周りの人たちのために名前を集めて呼びかけ、他人の家族を再会させてあげたり、「それじゃだめだ」と男性が電話を2度貸してくれるシーンとか、そういうエピソードがぐっときます。いつも近くにいてそのありがたさに気づきにくい家族の関係、そして人々の善意、そういうものを再認識出来る作品でした。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-12-06 22:19:39) (良:1票) |
2.機内上映で鑑賞。 東日本大震災というまぎれもない事実を体験した後だと、 どうしても作りモノ臭く感じるのはいかんともし難い。 【mimi】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2013-08-02 13:35:16) |
1.2004年に起きたスマトラ島沖大地震で大津波に遭遇した家族の物語だが、我が国でも近年東日本大震災が起こっただけに深刻さは一入。映画は実在の家族の体験談をもとに、リアルさを徹底的に追求したもの。特に津波がおそってくるシーンや母と長男が流されるシーンは息をのむ。ハリウッドに負けないスケールとナオミ・ワッツの演技は見もの。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-07-23 10:46:29) |