234.本家よりも1点高く評価しました。何故か?それは私が日本人だからです。アメリカで生まれていたらおそらく1点低く評価していたことでしょう。なんちゃって。 磁石の永沢くんクリソツの彼が熱く語るのがとても印象的だった。相当面白い。 【ピンフ】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-03-08 13:09:50) |
233.《ネタバレ》 結局、被告の女性は本当にやっているのか、やっていないのかは分かりませんが、審議の中で、弁の立つ物の意見に流されて、そっちに行ったかと思えば更に弁の立つ意見を述べると、そちらに流れて判決に至るという部分はいかにも日本人ぽくて、コメディーながらもひそかに怖さを感じさせる映画でした。物語は傑作です。さすが三谷幸喜! 【成迩】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2009-12-11 01:56:25) (良:2票) |
232.《ネタバレ》 めちゃくちゃ低コストな映画ですね。でもあんな教室みたいな部屋しか出てこないのに、観てたらゾクッとしました。すごいですね。サスペンスとしても面白いし、裁判員制度の曖昧さを認識させるための映画としても評価されてしかるべき映画だと思います。そして、登場人物がいちいち本気でうざかったです。もー黙れよ、と何度思った事か。まるでNHKの「真剣10代しゃべり場」を見てるような気分でした。まぁ、そのうざさが「進まない議論」感を作りだしてたんだと思うんですけどね。 【メリーさん】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-10-09 00:42:58) (良:1票) |
231.脚本だけでここまで作れるということを示した作品。 陪審員の話なのに最後まで加害者も被害者も写真すら出ず,基本的には12人が2時間話合いをしているのを見るだけ。音楽もほとんどなし。 それでも伏線をきっちりと回収し,最後のオチはなるほどと思わされたのでなかなか楽しめた。 リアリティは特にないけど気にならない。 【Yu】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-05 18:19:53) |
230.「十二人の怒れる男」を観る前だったら楽しめたと思われ。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-09-28 21:42:28) |
★229.《ネタバレ》 何より脚本が素晴らしい。役者さんの演技やシーンの演出も映画全体のいいスパイスにはなっているが、脚本の良さには敵わない気がしました。シドニー・ルメット版の「12人の怒れる男」は非常に上質な密室劇で12人の個性を短い上映時間で描ききったサスペンス映画の傑作ですが、それのパロディ兼リメイクとしては殆どオリジナルにひけを取っていない出来だったと思います。普通のリメイクだと詰まらないので、上映時間が延びるというリスクを負っても、有罪→無罪→有罪と話が二転するアレンジにしたのは英断でしょう。そのお蔭で、いかにも"日本人"っていう感じのおじちゃん、おばちゃん二人にもちゃんと活躍できる場がありましたし。 最後の第二陪審員が激昂するシーンなんかはオリジナルの良さをキチンと受け継いでるし、最初でオリジナルで云うヘンリー・フォンダ扮する第八陪審員役を本作の第二陪審員が演じる(ややこしい記述ですみません 汗)のかと思いきや、本質的にはオリジナルの第三陪審員の役回りだと云う辺りも良い演出だと思いました。 この素晴らしい脚本を書いた三谷幸喜に拍手を送りたい。 【追記】この前観直してみたのですが、少々穴もありますね。子どもがひとりで食べきれない量のピザを頼んだとしても、それが店の一番小さいサイズのピザである限り、子どもと一緒に食べるつもりだったと云う事は立証できませんよね。 【民朗】さん [地上波(邦画)] 9点(2009-08-26 18:22:40) |
228.あまり三谷幸喜の笑いは好きではなかったんやけどこれはなかなか。 職場でこんなレベルの議論することはないやろうけど、町内会や学生同士のディベートではよくある感じではないやろうか? 12人は大抵デフォルメしすぎてそのまんまこの世にはおらんやろって人ばかりやけど私にとって善人のおばちゃんだけ物凄くリアルだった。 もしかしたらこれからの人生おばちゃん以外の人らにも出会う機会があるのかもしれない。 12人の怒れる~のパロディで作ったつもりなんやろうけど、製作された1991年に18年後本当に陪審員制度ができるとは誰が予想しただろう。 【CBパークビュー】さん [地上波(邦画)] 7点(2009-08-02 23:25:59) (良:1票) |
227.《ネタバレ》 始まったばかりの裁判員制度を、18年も前に先取りした映画ですが、実際の審議の場面を最初に想像してしまったせいか、どうも登場人物の個性豊か過ぎる演出に違和感をおぼえてしまいました。 【かすお】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-08-01 21:11:44) |
226.《ネタバレ》 パロディー、コメディなのだからもっと楽しめるものにしてほしかった。死刑判決が出るかもしれないような重要な事件を題材にしているのが最大の欠点。もっと笑える、ごくつまらないものに議論を尽す構成にすればよかっただろう。つまりどっちに転んでも大して違いがないようにすれば、結論をあまり気にせず評決がでる過程を楽しめるはず。議論するのに理屈や理論ではなく、ただ感情に左右されすぎる人物が多すぎるのも気になる。ただフィーリングと繰り返したり、口を聞かないとか、たとえ有罪でも無罪とか、ちょっとひどすぎる。もっと議論好きを出して、議論を楽しむ内容にしてもよかったのではないだろうか。結論もトラックの運転手が眠っていたとか、被害者の自殺だったとか、ジンジャエールと叫んだとか、無理が多い。また元夫婦の寄りを戻す話し合いを居酒屋ではしないだろう。実際にはトラックの運転手が二人の立ち位置や轢かれた瞬間を目撃していたはずで、その証言が決め手になるだろう。急カーブをふくらまずに曲がっているので眠っていたとは思えない。一度観れば十分という程度の作品。脚本ががんばっているのは認めます。 【よしのぶ】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-07-02 02:49:23) |
225.《ネタバレ》 何回笑っただろう。分からないくらいたくさん笑えました。日本人でこういう人、いるいる!って思っちゃうようなキャラクターばかり。しかも、見たことあるけど名前まで分からないな~っていう微妙な役者を起用していて、それも演技力抜群の役者ばかり。この監督さんは全然知らないけど、三谷幸喜なら知ってるので、「三谷幸喜らしいコメディだなぁ~」と感心しました。見るのは2度目だけど、恐らく3度目も4度目も面白いと思っちゃうだろうな~。 【VNTS】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-06-26 20:53:33) |
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224.何度観ても面白い.映画は脚本次第でここまで面白くなるといういい手本じゃないかな. 【noji】さん [地上波(邦画)] 8点(2009-06-20 14:15:01) |
223.《ネタバレ》 ストーリーも面白いけど、やっぱり豊悦でしょう。絶対絶命の無罪派に助太刀するのは、かっこよすぎるw 理路整然と盲点を突くのが外見とのギャップと相俟って強烈。一番最後の一言は、思わずニヤッとしてしまう。三谷の脚本も見事。 【パオ吉】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-05-23 01:57:57) |
222.オリジナルとどうしても比べてしまう・・。 この映画とリアルな陪審員制度を比べるのは無意味。 これはあくまでコメディ映画だと思う。 どうせ笑わせるんならもっとバカやってほしかったかも。 ちょっと中途半端感が否めませんでした。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-05-22 13:56:09) |
221.この映画を初めて観たのは、深夜でやっているのをたまたま見かけたのがきっかけです。 途中からでも、不思議と引き込まれる映画で結局最後まで見て、最後のエンドロールで 三谷幸喜脚本!にビックリしたのを覚えています。 その後、最初から見たくなってレンタルで借りて全部見て、社会人になった後、DVD作品になってるのを本屋で見かけて思わず買ってしまいました。 日本人らしい優柔不断な感じが、面白く描かれていて、日本人が陪審員なんて文化的に向いてないよなー、なんて思ってたけど、時は流れて裁判員制度導入。 優しい?日本人はどんな答えをこれから出していくんでしょう? 【バニーボーイ】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-04-06 18:30:17) |
220.文句なしに楽しめる作品。完成度が高い。リメイク、パロディでオリジナルを凌ぐ作品って珍しいよね。登場人物のバランスがすごくいい。うまく出てきてうまく引っ込む。それぞれの豊かな個性も厭味なしに見られるギリギリの範囲。やっぱり脚本がいいんだね。この作品を見て、舞台に興味を持った人も多いんじゃないかな? 「ジンジャエール」と「むーざい」は一生忘れないかも・・・。 【フラミンゴ】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2009-03-05 04:27:07) |
219.元ネタを知らなくても観れるって点ではパロディではないけど、普通に面白い。 【デフォルトモード】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-23 19:00:12) |
218.12人の陪審員の人達が主人公で、 この人達のそれぞれの個性や性格が いやらしいほど表れていて、 12人の勝手な意見に、見てるこっちも振り回された(笑) 撮り方が良かった。 もっとふざけて撮ろうと思ったら撮れたのだろうけど、 あえて抑えたんだろう。 だからこそ、それぞれの陪審員の感情が薄まらずに描けていた。 そして、それが映画、全体のメリハリがついていた。 喜劇とサスペンスのバランスが綺麗に取れていました。 【デイ・トリッパー】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-12-18 03:08:14) |
217.《ネタバレ》 面白かった! 最初は殆んど根拠といえないような理由を基に無罪・有罪を唱えており、ないわ~と冷ややかな目で見ていた。が、あの論議大好き眼鏡おじ様が論理的展開を見せだし、やくざ風役者(トヨエツ)が心動かされてからは一転、「はーそこをそんな風に根拠づけるか~!」と関心までするくらい盛り上がり、巻き込まれた。巻き込まれた気弱なおじさんおばさんは、赤信号を思い出し、おばさんがいた事の矛盾思い出した。 この映画の楽しめる見方は、登場人物のように、巻き込まれていく事だと思う。他に何も客観的証拠等を提示されていないので、論理は無茶な所もたくさんある為乗り切れない人もいると思う。でも、この映画は推理物でも法廷ものでもなく、特殊な条件下に押し込まれた赤の他人らの人間模様を黙々と表わしていると思う。正直、真偽はどっちだっていい。 登場人物はなぜこんなにも必死なのか?正義を訴えたいわけでも罪を暴きたいわけでもない。人が必要以上に主張する裏には、その人の何らかの劣等感、鬱憤等があり、その体験に由来している。この映画はそれらの事が表現できていたと感じたし、くどくなかったのでとても楽しめた。登場人物がもう少しだけ少なかったらなぁと思った。 【まりんこ】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-12-16 00:14:22) |
216.日本に陪審員制度があったら?っていう仮定の話しです。基本的には、12人の人間が話しているだけの密室劇です。ところがこれが面白い。基本的には話し合っているだけなのですが、物語の展開が2転3転し、最後まで引っ張られます。実際の陪審員制度が施行されたときに、こんな人たちばかりだったら、嫌だなぁと思いましたが^^ 【ぬーとん】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-11-18 02:32:36) |
215.オリジナルは見てません。 ころころ意見変えたり、やる気のない態度とか笑える部分は多かった。 でも最後はきっちり締まって、映画としてしっかり出来ててよかった。 そろそろ日本でも裁判員制度出てきますけど、まあこんな映画みたいになることはないよね・・ 【ラスウェル】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-11-06 23:58:44) |