1.凄かった。でも、何が凄かったかは説明できない。だから凄いのだと思う。真面目に言うと、これは絶対に映画という媒体でしか表現できないから凄いのだと思います。美しいローマの街並みに品のない人々が群がっているのをただただ美しく描いた作品です。全てのショットが絵画のようだったし、文化人を気取った人たちを見るのは楽しいし、映像と音楽がめちゃくちゃマッチしていて気持ち良くなったし・・・あーでも良さをはっきりと説明できない。主人公は好き放題遊んでいるようだけど、実はそんな自分を嫌悪しているように見えるのも興味深かった。あと僕に言えることは・・・意外と笑える。