66.正直に言うとこの作品、ストーリーにも登場キャラにも、何の関心も持てなかったんですけどね。テレビシリーズとやらを見ていたら、印象も違ったのかもしれないけれど。 にも拘わらず、楽しめちゃう。何かといえばそればっかし、と言われるかも知れないけれど、やっぱりこの、アニメーションの緻密さ。登場人物の動きにちょっとした反動を描きこむことで、動きが活きてくる。あるいは、飛行機が向きを変え、画面に対する角度が変わっていく自然さ。これ、CG援用でやっちゃうと、かえって不自然に感じたりするんですが、この作品では絶妙です。 あのモノレールを舞台にした追跡、そして戦い。これ、めちゃくちゃカッコイイじゃないですか(ちょっとだけ、このシーンは実写映画で見たかった気もする)。 終盤の空中戦のスピード感もお見事。映画全体的にテンポがイマイチだった(?)のを、一気に取り返す感じ。 東京タワーか通天閣かよくわからんけど(後者では無さそうだな)、戦いが行われていると、ネオンのHALLOWEENの文字のHが消えて、ちょっと『ハイランダー 悪魔の戦士』を思い出したりもしましたが、それより何より、ラストは雨が降っていて、こりゃ『ブレードランナー』だなあ、と。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-09-24 17:23:59) |
65.TVシリーズと比べるとスケールの大きな事件が描かれていますが、面白さのスケールは小さくなっているように感じる。 人がたくさん死ぬし、賞金も高額だけど、そんなのは作品の面白さには一切関係ない。 ビバップ号のみんなは相変わらず楽しいんだけど、事件の大騒ぎとの相性が悪かったのかも知れない。 【もとや】さん [インターネット(邦画)] 4点(2023-07-21 18:04:43) |
64.《ネタバレ》 大規模なバイオテロ事件をめぐりビバップ号の面々がシリーズ随一の賞金首・ヴィンセントを追う。 エレクトラvsスパイクのモップによる徒手空拳、「マクロスプラス」を思い出すソードフィッシュのドッグファイト、フェイのおっぱ(ry スパイクもワケ有りなモジャモジャ頭だったが、ヴィンセントはもっとワケワカメでヤバイ奴。 ヴィンセントがフェイを強姦しなかったのはナノマシンの後遺症で息子がアウトか単なる美学か女に興味がないのか脚本家の都合(ry 近未来では余計に全時代のクラシック・コレクションと化したているであろう複葉機がガンガン飛んでフィナーレを締めくくる。 【すかあふえいす】さん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-22 23:47:00) |
★63.テレビシリーズの面白さには遠く至らないと思います。もともと30分の小粋なハードボイルド物を、無理に2時間の長尺にしたのが原因かと。下手な続編にしなかった事や、純粋にあの4人と1匹をもう一度見れた楽しさ、テレビシリーズから続くアニメーションの質の高さ等、ファンとしては楽しめる内容ですが、それ以外の人には全くお勧めできない代物かと思われます。 【民朗】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-09-09 00:40:21) |
62.よく悪くもテレビシリーズを2時間に拡大した作品。ジャズ満載の雰囲気はそのままで良いし、テンポも緩急があって良かった。だから長くなったのは、単に話を深く掘り下げるためで、(テレビのときもそうだったけど)ストーリーが面白くなければ意味がないのですが、ストーリーも大差ない物で残念でした。 【よーこ】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-11-13 23:29:38) |
61.TV版がシリーズ構成がないに等しい作品だったので、その延長として観る分には悪くはないのですが、映画として考えると、一部の作画マニア向けという感じがいたします。これをみたきっかけですが、実は昨日NHKBSアニメ夜話の公開収録が横浜開港記念会館でありました。私はこの番組が大好きで、首都圏近郊で収録が行われる時には絶対行ってみたいと以前から考えていて、今回応募したところ運良く当たりました。今回取上げたのがこの作品(TVシリーズ)でした。私は実は観ていなかったので、当選の知らせがきた日にレンタルして一気に観ました。そのおかげで、当日紹介された色々なシーンをどれもはっきり覚えていてとても楽しかったです。当初2時間の予定が、話が盛り上がり3時間近くなりましたが、佐藤氏・岡田氏の掛け合いがとても楽しく、またうなずかされるものばかりだったので、あっという間だった気が致します。その中でちょっとだけ映画についても触れていたのですが、これは、声優を含めたスタッフ達の「お祭り」なんだそうです。この作品の本当の魅力はTVシリーズを見てくださいとしか言い様がないのですが、私の受けた第一印象は「宇宙版ルパン」といった感じでしょうか。でもそのあたりも岡田氏はいろいろ語ってくれました。詳しくは9月下旬の放送をご覧下さい。それにしても加藤夏希さん、たまたま至近距離で観たのですが、綺麗なのは当然として、メチャメチャ顔が小さかったのにびっくりでした。火星人かと思いました。 あと岡田氏がさらに凄いことになっています。すでにネット上では噂が広がっているかも知れませんが・・・ 【マー君】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-29 15:21:34) |
60.肝であるスパイクとゲストキャラたちの境遇の類似性による双方の共感をうまく表現しきれていない。ここを説得力あるものにしないと、この内容は浮つくでしょうし、淡泊なサスペンスものにしかならない。 作画オタクは、多彩なアニメーターの面々の技を堪能できる逸品でしょう。 【カラバ侯爵】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-06-25 11:16:33) |
59.テレビシリーズを見終わってからこの映画を見ました。主題がシリアスなのはわかるのですが、ちょっとユーモアがなさすぎるのでは?という気がしました。最初から最後までシリアスにしちゃうと、見ててちょっと疲れますよね。ですが、作画は相変わらず凝ってます。 【SAKURA】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-02-20 15:21:22) |
58.映画にするほどじゃない。逆に言えば、テレビシリーズは面白かったw 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-01-24 00:06:03) |
57.このシリーズはスタイリッシュさが売りの一つだとは思うが、それだけしかない印象だった。テレビシリーズは面白かったので期待はずれだった。 【PINGU】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2006-12-20 16:21:37) |
|
56.映画の点は6点ですがビバップファンとして+1点。 【アフロ】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-11-19 04:36:58) |
55.TV盤を全く見たことなかったんだけど、結構絵とか綺麗だし、世界観が良かったと思う。ただストーリーがつまらなかった。もっとリアルにしてほしい。 【ken】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-11-17 15:55:46) |
54.面白くなかった。すべていままで見たことあるものの焼き直しって感じです。ふにゃふにゃしたキャラクタがいて、腕の関節がなくてゴムみたいな腕だった。 【承太郎】さん [DVD(吹替)] 4点(2006-04-06 04:45:21) |
53.TV版の4倍の尺が貴重な「小粋」を「粋」に変えてしまった感。30分でないと表現しえない軽妙洒脱もある。クォーターサイズ2クール分に馴染んだ体内時計が、けっして不出来ではないムービーを冗長に感じさせてしまうのかも知れず。フェイの「ぷるるん」はアクセントとしてなかなかよろしく、巻き戻された時間の中であってもスパイク存命は嬉しい。オーラスの巻で生きて終わると、ずうっと元気でいてくれる気がして。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-01-17 20:09:46) |
52.かなりまえに一度レンタルして鑑賞中に寝てしまったので、もう一度チャレンジしてみることに。ちなみにテレビ版は未見で、まったく情報を持ち合わせておりませんでした。で、どやったかと言うと。んー、これはとことんおもしろくなかったです。ストーリーに新しさがないというか・・・。どうも「静かなバージョンの最近のルパン」のような。観ていてわくわくしないし、かと言ってじっくり観れるもんでもない。やっぱりこういうのって、テレビ版見てからのほうがいいと思います。この映画のなかでは、キャラの説明があんまりなされてなかったし。というわけで、3点です。どういう方にオススメすればいいんやろ。えーと・・・テレビ版の熱烈なファンかなぁ。ま、そんな感じで。 【708】さん [DVD(吹替)] 3点(2005-12-01 03:49:57) |
51.TVシリーズの大ファンで、期待して映画館まで観に行きました。 いや、結構面白かったですし、4人と1匹が動き回ってるところを見られたんで、納得です。 ただ、TVシリーズのスカした感じが弱いですけどね。 スタッフは「渾身の力を抜いて」みたいなスローガンを掲げてたような記憶がありますけど、映画ってことで、さすがに力が入っちゃってます。 トーンも重めだしね。 そこを「濃密になった」とみるか「はずしちゃった」とみるか、微妙なところではあります。 【とっすぃ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-05 19:11:53) |
50.私もTVシリーズの存在すら知らず、本作が初体験。しかし一本の映画として、部外者の私が観てもそれなりに楽しめる話になってたと思います。彼らが何者なのか深い所は判りませんが、とにかく一癖ある賞金稼ぎということが判れば充分。後は、火星に築かれたニューヨーク・シティ(?)を舞台にしたハードボイルドなストーリー展開に身を任せました。本作で特筆すべきは格闘シーン。殺陣も作画も非常にレベルの高い仕上がり。メカや世界観なんてのは所詮副次的な物であり、アニメの命は動きです。そこに満足できれば、他の部分の不満も解消するというものです、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-27 00:37:58) |
49.TVシリーズ鑑賞後すぐに見ました。余韻が残ってたからか自分はそれなりに楽しめました。とはいえビバップらしくない、というのはありますね。劇場版のためにスケールでっかくしました、みたいな。そんなのはビバップじゃないんだよーと。3億なんていう賞金首を追うとかじゃなくて笑いと洒落た小話をオムニバス形式でだねブツブツ。ヴィンセントもエレクトラもパッとせず。ですがアニメーションのレベルは劇場版ならでのクオリティー。 【HIGEニズム】さん 6点(2005-01-06 23:00:38) |
48.《ネタバレ》 <テレビシリーズ未見・映画版のみの評価> 【USS_Barcelona】さんの仰るように、「マトリックス」が「ジャパニメーションのハリウッド映画版」とすれば、この作品はまさに「ハリウッド映画のジャパニメーション版」という印象。 アニメーションのクオリティは高いものの、基本的に「ナノマシーンのバイオテロによる人類滅亡」という脚本があまりにも陳腐。やたら大作感を出そうと力み過ぎたせいか、肝心のキャラ描写もおざなり。特にヴィンセントが顕著で、いかにも今回の脚本のためにとってつけたような安直なキャラ。 今どき「オレが何者なのかを知りたいだけなのさ」とか、「この世こそが煉獄なんだ」なんて恥ずかしいセリフをまともに言わせたりする地点で、だいたいこの作品の傾向というか、原作者や脚本家のセンスがどんなものかが分かる。そんな形だけのセリフはいくらカッコつけたところで、何も言っていないのと同じこと。何かを喚起するような言葉じゃないよね。 酋長との哲学的な会話もまさにその典型で、このシーンもかなり恥ずかしい。小難しいことを喋る事で、自分を賢そうに見せたり、キャラを立たせようとする中高生みたい。「格好良いことの格好悪さに無自覚」とは、まさに至言。全体的に「カッコ良さ」や「ハードボイルド」の捉え方が非常に薄っぺらい。 中盤までのテンポの悪さもマイナス要因。もっとうまく編集すれば、二時間を切ることも出来たはず。終わり際もちょっとダラダラし過ぎ。余韻があるくらいでちょうどいいはず。もう少しすっぱり終わらせらて欲しい。 劇場版ということで、普段、アニメや漫画を見ない人も見る可能性が高いだけに、こんなハリウッド映画の後塵を拝するようなマネはやって欲しくなかった。 【FSS】さん [DVD(邦画)] 5点(2004-11-16 20:28:04) |
47.あそこまでハイテク環境に置かれながら、ひたすらにハードボイルドスタイルを貫く世界観とキャラクターは、ある種の新鮮味も持ち良かった。何気ない言い回しや立ち振る舞いには、「ルパン三世」をも連想させる雰囲気の良さがあったと思う。ただ、どうなんだろう、それほどひねったストーリーではない割には、若干尺が長すぎたようにも感じる。中盤の展開の遅さは、中だるみを生んでしまった。作品自体のテンション上、大波を打って抑揚をつけられるものではないと思うので、もっとコンパクトに凝縮してくれた方が、映画世界に入り込めたと思う。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2004-11-14 11:41:25) |