53.《ネタバレ》 シリーズ17作目。はははっジョーズだ! 源ちゃんの千切れた腹わたにボカシ掛かってるわ(※BSテレ東)、そこまでリアルに再現したんだなぁ。さくらは狂った挙げ句サメに食い殺されるし、現実と夢の関係を考えたりもしたけど、こりゃ何も考えてないわ。単に息抜きとして楽しんで創ってるんだわ。 満男の入学祝いというのが劇中時間の経過を感じさせる。あとおばちゃんが寅のことを「寅さん」から「寅ちゃん」に呼び方を変えてる。何作前からかなぁ?ご祝儀袋にいくら包んだんだろ? シリーズ随一の名作と呼び声の高い本作。普段のように寅がバカをやるのでなく、お人好しな一面と、男気のある一面を見せる下町人情話。 この話が発祥かどうかは解らないけど、文無しジジイが実は金持ちで~ってのは割とよくある話。そして実は高名な画家で絵が高く売れて~ってのも黄金パターンかもしれない。古本屋店主が絵を見て青観作だと気づく展開は、解っちゃいるけど“おぉ~~!”ってなる。 青観と志乃のエピソードは、後からなるほど~と納得。当時の状況を知っていると、より意味深く感じられたことだろう。 前半と後半で別な話になるパターンかと思いきや、後半に大きな足跡を残す青観先生。借家のボロボロの床の間に似つかわしくない素晴らしい牡丹の絵は、芸者に身を落とし、貸した金は帰らなくても、明るく前向きに生きていくぼたんの生き様のよう。 「決まってるじゃないかよ、お前さんと所帯を持とうと思ってやって来たんだよ。」初めての決着が着かないパターン。この終わり方大好き。リリーの結婚話で、気まずい空気を作ってしまったから、ぼたんには自分から冗談としてジャブ打ちしといたんじゃないかなぁ?それだけぼたんとの気さくな関係を大事にしたかったんじゃないかな。 東京に向かって手を合わせる最後もすごく爽やか。一本完結の良い人情映画を観たなぁって気分にさせてくれました。 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2023-09-09 17:35:03) |
52.《ネタバレ》 シリーズの中でも傑作に入る出来でしょう。特に、寅さんの男気が前面に出ている。金を騙し取られた芸者ボタンへの想い。「裁判所が奴の肩を持つのなら俺が仇を取ってやる。明日刑事が来て、車寅次郎はここの者ですかと聞かれたら、縁もゆかりもない者と言え、そうしないと、満男が犯罪人のおいとなる」そう言って出ていく寅さん。ここは泣ける。そして、有名画家に芸者ボタンのために絵を描いてくれと頼む。断られると、啖呵を切って捨て台詞を吐いて出ていくが、画家が絵を送った事を知ると、東京に向かって手を合わせ、お礼を言う。マドンナへの愛情というより、男寅次郎の、女へのいたわりが前面に出ている。決して、失恋もしていない。 【戸沢一平】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2023-07-30 20:55:53) (良:1票) |
51.今から46年前くらいの?日本の情景が、ところどころに映し込まれているのがよかった。 旧すぎて見た事もないような車が珍しすぎてすごい、この頃の車はむちゃくちゃカッコイイ、こんな時代を返せ!とか、すごくレトロな物が置いてある!と思ったり、むしろ現代そのものにしか見えないシーンもあったり、日本はこんなに変わってないんだな、と思う所もあった。 【ao】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-02-06 08:03:44) |
50.《ネタバレ》 安定した面白さ。 話の展開がお約束なので安心してみてられる。 ただ牡丹が200万騙されたのって自業自得かな。 騙す方が悪いけど騙されるのもちょっと警戒心なさすぎ。 でもラストは良かった。 絵を売らないってとこもいいし寅さんが牡丹を幸せにしてやるって覚悟で会いに行ったのが伝わった。 絵が届いてなくて結婚してたらあのまま堅気になってたんじゃなかろうか。 【Dry-man】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-12-19 21:41:32) |
49.17作目。宇野重吉の演じる池ノ内青観が最高にかっこ良いし味がある。宇野重吉は息子の寺尾聡との共演って珍しいのかな。そういえば前作で寺の住職役で出演していた大滝秀治が、しれっと古書店の店主ででていました。このシリーズは過去の出演者が違う役で結構出てくるので、そういうところも何か笑えます。ところで、私にとって本作は今までよりちょっと笑いが少ない気がして、みなさんほど評価が高くありませんがお許しを。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-11-21 19:46:17) |
48.《ネタバレ》 シリーズ中でも名作の呼び声が高い本作だが、まずプロット自体がいつもと少し違う特徴をもっている。 著名な日本画家を演じる宇野重吉は、マドンナ以外のプレーヤーとしては今回は重要な役どころで登場する。(本作では貴重な親子共演も果たしている) その演技は聞きしに勝る名演技だった。特に冒頭、飲み屋で無銭飲食をし、寅さんが「とらや」に連れてくる場面では、おばちゃんの言うとおり「ルンペン」にしか見えない立ち振る舞いだったが、故郷である播州・龍野で寅次郎と再会した時には、一流芸術家のオーラを身にまとっている……といった名優の変幻自在の演技ぶりを堪能できる。 この龍野で出会う芸者・ぼたんが今回のマドンナなのだが、通常は寅さんが一方的に意識をして舞い上がってしまうところ、今回は恋愛感情を感じさせるシーンは特段見られず、いつもの「困っている人を放っておけない」寅さんの気性が炸裂して、ラストの展開まで行ってしまうし、「お前と所帯を持とうと思って来たんだよ」と言いつつ、二人が今後どうなってしまうのかは(本作だけを観れば)オブラートに包んで大団円となっている。 つまり、シリーズ中の1作ではあるものの、本作については「単体の作品」として起承転結が成立しており、実力派俳優たちの名演と共に、人情味あふれる爽やかなラストで終わるため、評価が高いのだと思われる。 確かに、寅さんが本当に所帯を持つなら、ぼたんのような天真爛漫な女性か、リリーのような気が強い女性が相性がよいのでは……と思い始めた作品。 【田吾作】さん [インターネット(邦画)] 7点(2020-08-03 14:24:44) |
47.《ネタバレ》 私もシリーズ最高だと思います。「売らない」で涙。東京にむかって手をあわせる寅さんで涙。 笑いと涙の人情あふれる素晴らしい映画です。 【まっか】さん [DVD(邦画)] 9点(2019-05-18 10:23:37) |
46.男はつらいよが好きで もう3周以上してますが、マイベストは本作です。 「もうお金なんか要らない」で半泣き、「絶対売らない」で号泣。何回見てもそう。私的ツボに はまりまくりです。 【くろゆり】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2019-02-09 22:55:40) (良:3票) |
45.《ネタバレ》 一般的に評価が高いようだし、実際キネマ旬報ベストテンでも2位だったようですが、どうもピンとこない。理由のひとつは、寅さんがマドンナに振られるというパターンではないこと。一応「俺と所帯を持つか」なんて言ってますが、寅さんとぼたんの間に色気がなさすぎ。そもそもぼたんの登場が遅いし。このぼたんのエピソードが金まみれで、見ていてどうにも居心地が悪い。「男はつらいよ」には合わない種類の話では。最後のためにそれをあえて持ってきて、その最後もきれいにまとまっていますが、どうも最後だけっていう気がする。特に後半が、あまり楽しくないです。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-09-13 05:59:37) (良:1票) |
44.《ネタバレ》 前半の宇野重吉とのかけ合い、渥美さんの芝居が生き生きしているし、寅さんとしても新たなフィールドを開拓している。会話をしているだけでコメディが成立している。これで手応えを感じた山田監督が、その後のアラカン(第19作)とか仁左衛門(第29作)の登場を考案したんだろうな、と想像するのも楽しい。●その重吉さんは7万円のエピソードで役割終了かと思ったら、そのまま龍野まで引っ張っていき、それがぼたんとの出会いに絡んでくる展開。この構成も意外に斬新かも。ぼたんが柴又へ来てからは、生々しい金の問題とかが出てきて割と重たい雰囲気なんだけど、それがぼたんの涙一発で全部裏返るインパクト。●そしてやっぱりこの作品の大いなる価値は、岡田嘉子さんを引っ張り出して、その演技を映像に保存したことでしょう。あの激動の人生を送ってきた岡田さんに男性側から「僕は君の人生に責任がある」などということを言わせ、切り返しに岡田さんから、人生における後悔とは、という台詞を言わせるなど、山田監督ははっきりいって鬼です。そして、第10作の田中絹代さんと並んで、この人こそが監督にとってのマドンナだったのかな、ということも考えてしまいます。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-09-03 21:56:10) (良:1票) |
|
43.冒頭の見ず知らずの図々しい爺さんに寅さんを除く家族が遠慮しすぎる違和感はあったけど、龍野でその爺さんと寅さんがバッタリ出会う相変わらずのご都合主義には大分慣れた。「相合い傘」といいこの頃の作品はとってもいい。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-09-02 23:11:47) |
42.《ネタバレ》 ぼたん(太地喜和子)の魅力、気風の良さ、清清しさが光る映画。金を騙し取って金持で過ごすことが、何の意味を持たないこと。人として生きる意味が無いこと。寅さんやぼたんのように、人のために本気で笑い、怒り、泣き、そのことが本当に幸せに生きることなのだと、描いている。老画家も、そのことに気づき、ぼたんや、寅さんのために絵を描く。 「男はつらいよ」シリーズ中での名作に、とどまらず、岡田嘉子、宇野重吉、太地喜和子の演技において、 「男はつらいよ」シリーズの枠を超えた、昭和を映す日本映画の名作と皆にすすめられる。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-05-28 11:15:30) (良:1票) |
41.こういう世界が徐々にいい感じに思えてきた。 寅屋での言い争いはあまり好きではなかったが、慣れてくると笑えてくるし、とにかくありそうで無いこの家庭的な雰囲気も悪くない。 今回はマドンナの印象はかなり薄くなって、良い意味での「普通の映画」だった。飽きること無く最後まで楽しく、終わりのもちょっと惜しいぐらいによく出来た作品だと思う。それでも「普通」に感じるのはもしかするとこの良い世界に慣れてきたからだろうか。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-09 21:16:07) |
40.《ネタバレ》 ストーリーが本当に良くできていますね。「寅次郎相合い傘」と並ぶ人気作ですが、私はこちらに軍配を上げたいと思います。シリーズ初の悪役が登場し、お金やら法律やらの話になるので、男はつらいよの中ではけっこうシリアスな作品だと思います。悪役に鉄槌が下されることはありませんでしたが、これこそ「男はつらいよ」らしさなのかもしれません。ラストは打って変わって爽やかで余韻の残るものであり、唸らされました。宇野重吉は良い役者ですね。 【川本知佳】さん [DVD(邦画)] 9点(2014-09-21 23:46:42) |
39.《ネタバレ》 男はつらいよと言うのは、半年間隔で見るようにできているんだなあ、とつくづく思う。ここ数作の寅の酷い言動を毎日立て続けに見ていると、ちょっとうんざりしてしまうというか、寅のことが嫌いになってくるのだ。実際とらやの人たちも、赤ちゃん連れ帰って放ったらかしたり、見知らぬ爺を連れ帰って朝風呂使わされたりが半年ごとでなければ、あんなにいい人では居られないのではなかろうか?……というか、おばちゃん人がいいにほホドがあるぞ。ま、それはともかく。 今作は宇野重吉と岡田嘉子の会話が、もちろん現実世界でのあの事件を彷彿とさせているのだが、実際人の人生の決断なんて後からアレコレ言っても、詮無いことなのだよなあ、としみじみ思わされる良いシーンだった。こういう時に、タラレバを思いめぐらしてもしょうが無いと、さっぱりと現状を見据える女と、ウジウジと過去を捏ね繰り回す男の違いを、思い知らされる。 さて、画家先生とぼたんと寅の話だが、それほどのいい話とは思えない。というより、ありがちな展開だ。先生が困り顔で奥へ引っ込んだ時に結局絵を描いちゃうだろうことも、ぼたんが寅を自分の部屋へ引っ張っていった時に、絵が送られたんだろうことも、そしてこの人はこの絵を金になんか変えないだろうことも、みんな画面で説明される前に分かってしまっていたものな。 まあ、そういう予定調和を楽しむのが『男はつらいよ』なのだと言えば、そのとおりなのだが。しかし、それならそれで、寅さんはキッチリ振られて欲しいものだ。 だって、そうしないと次が作れないじゃん。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-06-08 05:46:18) |
38.《ネタバレ》 このシリーズでは初の悪役登場で憎たらしかったな~タコ社長頑張った!。ストーリー展開にやや無理あるけどもとっても面白くていいですね。絵を売りにいって値段を交渉する場面はおかしい~、たぶん寅さんは指一本=1000円だと思ってたよね(笑、せめて電車賃とかいってたし)。そんなおもしろい場面の中に名優たちのさりげないけど重厚な演技力が光る一作。さわやかなラストも最高!名作と誉高き本作、十二分に満喫イタシマシタ 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 9点(2014-04-06 10:39:22) |
37.宇野重吉といえば劇団民藝の顔であり代表。おいちゃんこと下條正巳もおばちゃん三崎千恵子も劇団民藝出身。この二人にとっては、自分たちの恩師というか演劇的に言えば原点の人との共演になった。ほんの数分の出演だが圧倒的存在感を示した大滝秀治、佐野浅夫も劇団民藝の俳優である。ちなみに博こと前田吟は俳優座出身。民藝、俳優座と言えばもう一つはの雄は文学座だが、その文学座の看板女優である太地喜和子をマドンナに迎え、新劇三代巨頭に演技バトルを競わせたのがこの作品である。そう考えるとこの作品がとらやの茶の間のシーンから以上にテンションが高い理由も分かってくる。劇団出身ではないタコ社長にまでそのテンションが伝染していくし。山田洋次は俳優の魅力を最大限に生かし、それを映画に反映させるというのが得意の手法だが、主役から端役まであまねく網羅させ成功したのがこの作品である。しかも、山田洋次はこの俳優陣を使い、大笑いさせたり、しんみりさせたり映画の中で振り幅を大きく変えてくるので、見ている方は映画に翻弄させられるしかない。男はつらいよシリーズの最高傑作は寅次郎相合い傘 だと思うが、寅次郎夕焼け小焼けはプログラム・ピクチャーの枠を超えた日本映画の最高傑作の一角に入っていい作品ではないかと思う。 【rosebud】さん [映画館(邦画)] 10点(2014-03-30 05:03:01) (良:2票) |
36.《ネタバレ》 【寅次郎の夢 ジョーズ篇。 まるで竜宮城だったね 龍野篇。今回のマドンナ:太地喜和子さん。】 いもがコロコロ あひゃらひゃら。 おだんご 二百万円です。いや、五百万円です。 おからをバカにしてはイケンよ あなたタツノタツノと結構毛だらけ五月蝿いよ。 そんな今回、いつもと少しパターンが違ってきていましたね いつもの前半戦後半戦という境目なくして ジジイもぼたんも一話通しで出演、ほぼフル稼働。結果、一つのドラマとして綺麗に繋がりましたね そして最後の締めには寅が一度は怒りをぶつけ、どやしつけてしまった相手に対して〝申し訳なかった〟という思いと、〝感謝いたします〟という思いを込めて間髪入れずに〝速攻で侘びと礼〟 遥か東京方面へ向って手を合わせたところで終わるという、この胸のすきよう。なんと心地の良い終わり方なのでしょう。 し、か、し、 さすがにそこはまともには終わらなかったですね 結局、東京はあっちだったこっちだったとあたふたしてるところで引きのカメラでフェイドアウトしていってしまうという 見てるこちら側をほくそ笑ましてくれながらお終いですよとわからせてくれる このセンス。さすがでしたね 素敵です。 でも今回、ひとつ解せなかったことがありまして、 第7作:奮闘篇で花子役だった榊原るみさんが、ほんのちょい役で使われ出ていたことです しかも、なぜだかクレジットさえされていませんでした これはなぜなんでしょうか 花子ファンだった自分としてはとても解せない 再び登場されるんだったら(出すんだったら )ちゃんと花子ちゃんとして出してくれ 仮にも歴代マドンナの称号与えられてたんですよ やい 責任者は一体誰なんだ? ちょっとその責任者を出してくれ。 ってことは、この際、胸にしまってしまおう 抜きにして。。 いやぁ、夕焼け小焼け 良かったです。 またいつしか見たくなってしまう日が訪れること間違いないです。今回繰り返しで二回見たんですが、まだ見れる。ほんと胸のすく思いのハッピーエンドやったです。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2014-02-12 21:15:47) (良:2票) |
35.《ネタバレ》 純粋に感動できた映画だった。寅さんが鬼頭のところへ殴りこみに行ったシーン。ボタンが寅さんの気持ちをうれしく思い泣いていた。忘れてはいけないと思うものは、その寅さんの気持ちなんだよね。寅さんすごくカッコいいね。画伯の絵のお金をさくらが画伯の家に帰しに行った場面。お金を返しに行くという発想がはずかしながら自分にはなかった。素晴らしいとおもった。最後のシーンも清々しくて心が温まった。 またシリアスなシーンの後にも必ずオチもあって心が和みました。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2014-02-11 08:39:49) (良:2票) |
★34.《ネタバレ》 「男はつらいよ」シリーズ屈指の傑作、という薦めもあり鑑賞。オープニングの『ジョーズ』人気に肖ったであろうゴア描写で掴みはOK(但し別に伏線になっているわけではない)、その後も偏屈な爺さんからマドンナの話にテンポ良く進み、最後には心地よい感動を与えてくれます。 本作は弱者を食物にする明確な社会悪が描かれ、マドンナとの色恋沙汰と言うよりは、卑怯な悪人との対峙に大きなウエイトが置かれており、確かに他作と比べると若干異色作かも知れない。終盤に老画家を通して芸術の本質が語られるのも映画ファンの心を掴んでいる理由の一つでしょう。 しかし結局は何時もの通りの"義理人情"でカタがついてしまい、最大の悪人は結局世にのさばってしまう展開には納得出来なかったです。「世の中そんなもんよ」と言われればそうかも知れんが、折角主人公がある意味社会のはみ出し者、寅さんなのだから、その向こう見ずな性格を活かして悪人を成敗して欲しかったなぁ。 【民朗】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-01-08 01:07:14) |