15.《ネタバレ》 がっつりホラーという感じの怖さは無かった。 幽霊が出てくるのでホラーというジャンルになってるだけで、ミステリー要素の方が強かった。 とは言うものの犯行の理由や超常現象の仕組みなどは明確にされず、オカルトなのでなんでもありという感じ。 幽霊は家から離れられないとかそれっぽいルールがあるけど、シックスセンスのような完璧に構築された作品と比べると稚拙な印象。 シックスセンスなら1つ1つの現象に理由があって、そういうことだったのかって納得できるけど、本作にはそれがなかった。 伏線のようなものがいくつか出てくるけど、その理由やどう話が繋がっていくのか、よくわからないまま有耶無耶にされてしまう。 中盤くらいで真相が明らかになって、それ以降はエドガーとの対決になるけど、あっけない末路だった。 ループしてたのはエドガーの能力による呪縛なのかと思ってたけど、ラストでまたループ。 エドガーを倒したことで殺されない世界線が始まったというわけでもなさそうで、結局は死んでたみたい。 頑張った御褒美にリサの願いが叶ったのかも知れないけど、死んでるのだとしたら虚しい夢オチですね。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 4点(2024-09-10 03:14:00) |
14.《ネタバレ》 なんども繰り返す誕生日前の日の家族と過ごした1日。そのループに耐えられなくなり抜け出すために主人公の女の子が、その謎を解くために家の中であちこち探り出すって映画。なんかアドベンチャーゲームっぽい作り。鑑賞者は主人公にライドして、敵の一時的な精神攻撃を受けつつ、真実が暴かれていくのを楽しむ感じでした。クライマックスはいかにもってやつだけど、悪くなかったです。鑑賞後は、ハッピーでありつつもちょっとせつない感覚。ちょっとした暇つぶしにはなりました。 【なにわ君】さん [インターネット(吹替)] 5点(2024-02-24 17:56:21) |
13.《ネタバレ》 タイムループものは過去数多く製作されていますが、死後に繰り返すという内容はあまり記憶にありません。ヒロインが自らの死に気付くまでは夢オチとか妄想オチかと思ってました。死して後にその場から離れられない、ということは所謂地縛霊。地縛霊目線の作品はひさびさのような気がします。 そしてこの一家は、一般的にはホラー作品における恐怖の対象となるべき所謂幽霊。ところがここでは、少なくともリサは今まさに生命の危機にある生きた人間を救う存在。既視感が無いこともありませんが、単に伝えようとするだけではなく対象とシンクロして救おうとするあたりは目新しく感じました。 ただ、展開上あまり詳細を描く必要が無いのかも知れませんが、エドガーの存在が今一つ解りにくいですね。生きていた時はサイコキラー。死して後は自らが殺した相手の霊を封じ込めている悪霊的存在。途中までは例によって洋画特有の悪魔系の作品かと思っていました。 エドガーはどうやら悪魔ではないらしいけれど、悪魔並みに強い魔力をもって被害者の霊を屋敷に封じ込めている。いったいどんな存在なのかは謎のままでした。意外とあっさりやっつけられちゃいましたし。 比較的解りやすいストーリーでスピーディーな展開、ホラーあるある的なヒロインの無謀な行動等々、しっかりとツボを押さえた適度な尺の佳作かと思います。 それにしても、我が国にはあんな屋敷は少なくて良かった。自分の住まいに謎の地下室とか通気口とかあったらイヤです。おちおち寝てもいられない。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-27 15:07:19) |
12.《ネタバレ》 ナタリだしなんかあるんだろうかと思って我慢して見たけど結局特になんもなかった。 怖くなかったからホラーって感じでもない気がする。 洗濯機の裏のドア見つけるところくらいまでは好きでした。 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 4点(2022-09-24 21:39:04) |
11.《ネタバレ》 たしかにこれは並みの監督ならある程度の評価が貰えそうですが、ヴィンチェンゾ・ナタリが撮ってますからハードルは高くて不評を貰うことはしょうがないと言えるでしょう。たった25日で撮影されたそうですから、ナタリ自身も深く考えずにサクサク撮ったって感じです。とはいえナタリですから、とくに前半はいかにも怪談という雰囲気は良く出ていたと思います。ループする日常と判りにくいストーリーテリングが、不条理感を強めているのかな。後半は謎とき要素が強まってくるのですが、西洋怪談に特有の“悪との闘い”が前面に押し出されてくるので観てる方のテンションは下がり気味です。だいたい、幽霊が首を絞められて苦しむなんて、製作者側は大真面目なのかもしれませんが、私は苦笑するしかなかったです。リサ達はいわば成仏できないキリスト教で言うところの煉獄を彷徨っている状態、オリビア一家を救ってけっきょく天国に行けましたとさ、って言われてもこれはハッピーエンドなんでしょうかね?東洋人のこちとらとすれば、死の無常観やもののあわれを感じさせてくれないと、歓談噺にのめり込めないんです。やっぱ西洋人にそんなことを求めるのは間違ってますかね? 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-04-21 23:04:40) |
★10.《ネタバレ》 前情報あり、設定により前半は引き込まれる部分はあったが、 後半につれ女の子が入れ替わる等の理解しにくい設定が出てから もういいやと冷めてしまった。 もう一度観たら楽しめるのか・・・。 【とむ】さん [インターネット(字幕)] 3点(2020-01-09 00:51:23) |
9.《ネタバレ》 枠はホラー、中身はサスペンス、筋は脱出劇、向かうは勧善懲悪。そういうのが好きな人は見て損はしないと思う。俺は好き。 【にしきの】さん [インターネット(吹替)] 6点(2019-08-19 02:34:09) |
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8.退屈な映画。 「幻なんだか現実なんだかよくわからん」シーンがえんえん続く。 いったい何回「夢オチ」を見せるんだ!? 緊迫したシーンのあと「なんだ夢だったのか」と、主人公が目覚めるシーンが作中30回位あったんじゃないの? つまらんよ、そんな映画。 人から夢の話聞かされるほど退屈なものはないというが、この映画もそんな感じ。 【椎名みかん】さん [インターネット(字幕)] 4点(2017-09-26 22:40:05) |
7.すみません、なんか色々とよくわからず、ついていけませんでした。。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 4点(2017-08-11 11:47:57) |
【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2017-02-05 14:54:18) |
5.《ネタバレ》 非情な殺人鬼の手によっていきなり生を断ち切られてしまった者の魂は、こんなふうに彷徨うのか。 何もなければ平和に続いていくはずだった家族との日常を、どこにも存在しない真っ白な霧の中で、永遠に繰り返すのか。 なんと哀れで、なんて悲しいんだろう。 死後もこんなふうに彷徨わなくてはならなくなるなんて、観賞中に、他人の命を奪う事の罪深さについて、思いをはせてしまった。 そして、ようやく自分たちがすでに死んでいると家族全員が気づくことができ、あちら側(死後の世界)へ行けるようになったにも関わらず、ヒロインはたった一人、家に残る決断をする。 現実に今、殺されかけている少女を救うため。かつての自分のようにその少女が殺されようとしているのを、ヒロインは見過ごせなかったのだ。 彼女の勇気と優しさと、人間を信じる心。彼女の強くて優しい人間性が、美しくもせつない。 幽霊物としては一般的な設定かもしれないが、とても自然に謎に引き込まれるような展開を重ねてある。 主役が自分は死んでいる事に気づくまでを淡々と描き、そこへ現実の人間と霊との錯綜した交信をからめ、霊になっても人を殺し続ける恐ろしい殺人鬼との闘いを描いた。 派手なドラマがないので一般受けは難しいかもしれませんが、脚本もかなり凝った良作です。 【りりらっち】さん [DVD(吹替)] 6点(2016-05-30 22:38:35) |
4.《ネタバレ》 これはなかなか難しい・・・。最初は前衛芸術かと思った。でも主役のアビゲイルちゃんはなかなかよろしい。最初はちょっと反抗期然としてたが、中盤以降がぜん家族を守るために立ち上がる。犯人の目的も動機もはっきりしないが、最後に犠牲者が一致団結して犯人を倒してめでたしめでたし。ホラーのようでいてホラーっぽさの全くない格調高い作品でした。 【ぴのづか】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-30 16:25:15) |
3.《ネタバレ》 パパもママもきっと信じてくれない。私だけが気付いているの、毎日同じことが繰り返されるって!私、ずっと16歳になる前日のままなのよ――。16回目の誕生日を明日に控えた平凡な少女、リサ。ちょっぴり反抗期を迎えているものの、それなりに充実した日々を過ごしている。だがある日、彼女は気付くのだった。「私たち、ずっと同じ日をループしてる!!」。いつも洗濯機からなくなる衣服、空想上の友達と遊ぶ弟、どこからともなく聞こえてくる自分を呼ぶ声……。永遠に繰り返されるそんな出口のない迷路のような生活から、なんとか逃げ出そうともがき始めるリサ。果たしてここは何処なのか?なぜ自分はこんな悪夢のような事態に陥ってしまったのか?そして彼女は無事にこの無限ループから抜け出し、ちゃんと16歳の朝を迎えることが出来るのか?低予算ながら、誰も見たことがない斬新なアイデアと練られた脚本の力さえあればいくらでも面白い映画が創れると世界に知らしめた名作『キューブ』で鮮烈なデビューを飾ったヴィンチェンゾ・ナタリ監督。今回も相変わらず低予算(だってセットはほぼこの一軒家のみだし、ループモノだから映像さえも使い廻しが…笑)なのだけど、そこはやっぱりナタリ監督、この映像への半端じゃない拘りはさすがでしたね。特にこの一軒家に濃密に漂う不気味な雰囲気は一見の価値あり。ただ、残念ながら誰も見たことのない斬新なアイデアは今回ありませんでしたけど。てか、これってP・ジャクソン監督の愛すべき失敗作と僕が認めてやまない『ラブリー・ボーン』と設定がまるかぶりのような気が…。他にも色んな有名映画で見たようなシーンがチラホラ…。とはいえ、こういう思春期少女の精神世界をミステリアスに描き出すゴシック・ホラーってもろ僕の好みなんですよね~。それに後半の様々な少女たちの精神世界が重層的に絡み合うパラレルワールドをちゃんと破綻させずに描ききったところなど、なかなか見応えありました。主役を演じたぽっちゃり女子もけっこう可愛かったしね。ホラー映画としても普通に怖かったんじゃないかってビビリの僕なんかは思ったりもします。そんな訳で、僕の好みを良い感じにビシバシ突いてくるこの作品、ちょっぴり甘めの8点! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-03-13 18:37:48) |
2.《ネタバレ》 早い話、人間と霊が組んで悪い霊を倒すストーリーなんですが、ヴィンチェンゾ・ナタリってだけでハードルあがっちゃうから本当に可哀想なんです(笑)「CUBE」と短編のエレベーターの閉鎖2連発で(これはすごい監督が出てきた!)って私も思っちゃったんですよね。「カンパニーマン」も地味だけど面白かったし。でも「ナッシング」で「ん???」ってなって。それ以来だったんでどうくるかと思ったら、ホラーかよ!と。ありきたりな心霊モノ撮るのかってガッカリと、話もありがちな展開で、あえてナタリが撮る意味あったのかな?とか思ってしまいました。でもひとつだけ嬉しかったのは、解決した後に開いたドアの向こうは、予想通りに光で真っ白何も見えない!あの瞬間、あそこに「CUBE」の知恵遅れの男性が歩いていった白を重ねました!次はナタリに真っ白なゴールと共に面白いドラマを期待します!!(できればまた閉鎖空間で) |
1.《ネタバレ》 ヴィンチェンゾ・ナタリといえば、「CUBE」で 鮮烈なデビューを飾った監督さんであります。 僕の大好きな一本であり、それ故に新作は毎回 楽しみにしていたのですが、期待が大き過ぎるからか、 どれもCUBEほどの面白さは感じられず、、、。 ただ、一風変わった作品ばかりではあるので、 そういう独自性を貫いていることは好感を持っていました。 そして彼がホラーを撮ったということで、それなりに 楽しみに鑑賞したわけです。が、しかし、本作は ホラーの割には怖くなく、「一日が繰り返される」 「自分は死んでいる」などの要素は これまでに見たことのあるようなものばかり。 終始、怪奇現象に遭遇しながら過去にあった出来事が フラッシュバック的に説明されていくという展開も、 やはりよくあるタイプのものであります。 唯一評価出来るのは映像センスで、そういった数々の 超常シーンはどれもよく考え作られている。 最近は色々と過激で恐ろしいホラーも多い中、 本作は比較的マイルドで、過激なものが苦手な人には いいかと思うが自分には少々物足りなく感じました。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-06-10 23:56:11) (良:1票) |