18.《ネタバレ》 12人の抜き差しならない問題を抱えた若者が、死ぬために集まったってゆう映画です。歴代の12人映画同様、舞台はほぼ一ヵ所のみです。なんか世間的な感想では否が目立つけど、でもごめん、僕はかなり面白かったです。たぶん、個性的な面々が、それぞれのスポットライトを浴び、右往左往したうえで、同じ方向を向くって物語が、僕はかなり好きなのかもしれません。エンドロールで、時系列に全員の動きを見せるって趣向も気持ちがあがって、なんか元気もらえたなー。でもこれだけ個性的なメンツが12人も集まれたなら、なんか楽しい事出来そうじゃない?とりあえず、劇団立ち上げてみたら?みたいな 【なにわ君】さん [インターネット(邦画)] 10点(2022-03-29 20:38:03) |
17. どこの新人監督かと思ったら堤幸彦!!? うっそ〜!あまりにもひどい。 ケイゾクを撮った頃の彼はどこいったの? つまらない。 【うさぎ】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2021-05-08 15:47:24) |
16.《ネタバレ》 最初は、ある種のバトロワ的な映画なのかなと思っていたのですが、観てみたら推理ものでありました。 ただ推理ものとしては正直それほど面白くはなかったです。 一人の超優秀な子がポンポンと事実を言い当てていくというだけで、巧妙さは感じられない。 ただ、あんなに前向きな終わり方になるとも思っていなかったので、まぁ一応のカタルシスはあったのかな。 【あろえりーな】さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-08-14 23:18:30) |
15.冲方丁の小説はどうも肌にあわず、これも原作読んだときに「うーん、なんだかなー」と思った一本。 とはいえ、どう映画化されてるのか気になったのでちょっと見てみました。 映画化のために枝葉のエピソードや推理を切り落としてよく整理されているとは思うんですが、本質的な「面白くない感」はあんまり変わらないかな、という印象。 とにかく展開が地味なんですよね。 また原作は章単位で主人公が変わってそれぞれの人物視点でエピソードを語るために個々のキャラが理解できる構成なんですが、この映画はずっと客観視点で心の中が描かれないためのため人物造形がほんとに浅くなっています。 杉崎花の役は、わりと原作通りのキャラではあるんですが、映像化する事であそこまで厨二風アニメ風のキャラになるとは…小説呼んでるときは思いもしませんでした。 まぁわりと原作ママだと思いますが、この映画が面白くないとすればそれは原作があまり面白くないからではないかと… 【あばれて万歳】さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-07-16 00:13:41) |
14.製作に携わった方々には大変申し訳が無いが、この作品は隅から隅までクダラナイ。楽しめる部分も共感できる部分も全く無い。まさに時間とお金の無駄遣い。こんな駄作はあまりない。 【クロ】さん [地上波(邦画)] 1点(2020-02-26 08:15:04) |
★13.《ネタバレ》 こってりなデスゲーム系と思いきや、凄まじい肩透かしを食らった。 同じ自殺したい人間が集まり、話し合ったら共感し、結局自殺せずに留まるというオチはなるほど!と感じた。 ただ本来期待し、観たかったのはデスゲームなので、誰かが殺されたの勘違いから殺し合いを始めて、 最後に実は自殺から救いたかった、の方がオチ的に面白かったのでは。 【とむ】さん [地上波(邦画)] 3点(2020-02-17 00:51:47) |
12.《ネタバレ》 タイトル負けしてる作品です。タイトルのインパクトが強すぎるが故なんでしょうけど。そして、こういう類の作品は無名の若手で頑張って後々大成していくという位置付けの作品にしてほしいものです。が、そこそこに名の知れた方達が出てしまうと、無名の人が目立たないですよね。原作で読むと心を打つのかも知れない。冲方丁さんの作品だけに。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2020-02-08 23:47:35) |
11.《ネタバレ》 若い俳優さんたち(知っているのは橋本環奈さんだけ ではありましたが (≧≦))によるちょっと大仰な演技とセリフ回しだった し、大半が一つの部屋の中だけで展開されていたので映画というよりも どこか高校の舞台劇を見るような感じではありましたが、みなさんそれ なりに熱演だったと思います。 ミステリーや謎解きを期待すると失望するのかもしれませんが、心理劇として 観るならば結構楽しむことが出来ました。 ただあっさり死ぬのをやめて外の世界に笑顔で戻って行くには、ちょっと説得力 が不足していたようには思えます。アンリさんだけでなく、みんなそれれぞれに 思い悩んだ末に死のうと覚悟を決めて集まったわけですから。 まあ結末が本当に死ぬということになっていたら、ネットで自殺を募る事件が実際 に起きている中では、自殺を助長する、とかなんかで上映できなかったでしょうけど。 この映画の基本プロットは様々なバージョンで使えそう。「12人の死にたい高齢者」 「12人の死にたいサラリーマン」「12人の死にたいお笑い芸人」などなど。スピンオフ 版を期待します。 【キムリン】さん [地上波(邦画)] 6点(2020-02-01 19:49:08) |
10.《ネタバレ》 タイトルから察するに、有名タイトル類のオマージュ作というか少し意識してるのかと思うのだが。 まぁ話合いだけで映画を成功させるのは尺的に難しいとなると、どうしてもミステリーの部分が必要かと 思うのだがなんと言うかまぁお粗末。 一応オチを具体的には書かないが、それだったら普通に最初から言えよっ!ていう。 言わなかった理由も言えない理由も無いし、まして大事な0番を放置して逃走する心理が不明。 また、死体が皆に発見されてしまえばこの集いが中止になると困ると、死体をどうにかしようと言うのは まぁ解ったとしても、ならなぜ会場に死体を運び込む、どう考えても余計騒ぎになるだろ(笑) エレベータにわざわざ靴を捨てた意味もわからん。結果的に事象の矛盾は無くとも行動に矛盾がありすぎ。 そのミステリーの部分に大半の時間を割いている事もあるのか、元々描く力が無いのか 肝心の死にたい理由の話合いや対立が薄っぺらくなってしまっている。 とはいえ、作品としては見やすく出来て居て、またこういう雰囲気は結構好きなのでそれだけに惜しかった。 【デミトリ】さん [DVD(邦画)] 6点(2019-12-09 00:27:22) |
|
9.《ネタバレ》 <原作未読>評判悪いみたいだけど杉咲花×橋本環奈の共演に食指が動いて鑑賞。物語はタイトルの通り、自殺願望を持つ12人の若者が集まってくるところから始まる。十二人いれば当然十二通りの死にたい理由があるが、そこを掘り下げることはなく、13人目(ゼロ番)を殺したのは誰だっていう推理がメインになってるのね。みんな記憶力が凄いなーとかつっこみを入れつつ、個性的なメンツのぶつかり合いは退屈ではなかった。これが落ち着いたあと名探偵のお言葉があるわけだけど、みんなあっさり説得されちゃったもんだなーとはやはり思う(ま、諦めてない人もいたけど…)。「10代なんてそんなもの」と片づけるのは簡単だが、もうちょっと説得力が欲しかったのは正直なところ。なんだかんだで余韻は悪くないのでやや甘めに採点。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2019-11-26 17:38:18) |
8.《ネタバレ》 宣伝では面白そうだったのになー。 破綻した物語、ひとりひとりの行動理念が意味不明。 謎要素も、とるに足りないことをウダウダと。 帽子とマスクがどうしたこうした、しったこっちゃねえ。 久しぶりに酷い脚本の映画に出くわしました。 期待しただけに低評価です。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2019-11-24 03:08:35) |
7.《ネタバレ》 エンディングは予定調和だと思いますが、結構面白かったです。 十二人という人数は、陪審員の人数と一致するし、全員一致の評決ってところも『十二人の怒れる男』に対するオマージュなんですかね? 因みに原作未読。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-09-11 22:21:09) |
6.《ネタバレ》 なにが真実かわからないけど、12人が話し合いをして、12人なりの結論をだすってのが「12人もの」のフォーマットだと思います。生き続けてくことが正しいのかはホントはわからないけど、そうみんなで決めた、というお話だと思っています。カン走ったメイコのキャラはよかった。 しかし。長すぎるんだ。長いから、シンジロウがいきなりゼロバンの経緯を導き出したりするのが、唐突な感じになるんだ。コンパクトにまとめてくれれば、もう少しシャープに見れたのではないかと思う。12人の結論を出してからのすべてのシーンがいらなかったのではないのか。 「子どもたち」ってものなら、大きくても中学生くらいまで。いたいけな子がやらないと、この話はもったいない(ひどい?)。 ダンカン氏の作品「生きない」「七人の弔」とか思い出していました。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 6点(2019-08-30 07:18:14) |
5.《ネタバレ》 連帯保証人にはなるな。夜中にラーメンを食べるな。と同じレベルで、『堤監督のサスペンスに期待をするな』との自身の中の鉄の掟を破って、久々の劇場鑑賞でありましたが、これが思いの外面白くて。正直びっくりいたしました。オフザケを封印した堤監督やるじゃんと(イニシエーションラブでも同じような感想を書いてましたね。監督、本当に失礼しました陳謝)。と前置きはほどほどにして、本題の感想に入りましょうか。集団自殺志願者の中に、紛れ込んだ殺人犯は誰か?この謎解きが主軸となって物語は展開いたしますが、まるで『金田一少年の事件簿』の如きノリ。ちゃんと探偵役までいるという親切設計です。種明かしをしてしまえば何ということも無いですし、そもそも推理が成立しているかも怪しいのですが、サスペンスミステリーの空気感創出は見事なものでした(監督、よくぞいつもの悪戯を我慢してくれました!)。真摯に役と向き合ってくれた若手役者の皆さん全員に拍手を送りましょう(個人的にはロリータパンクの子の方言と、金髪今どき娘が好印象!)。また、12人全員にバランス良く見せ場が用意されていた事にも感心しました。メッセージも定番ながら良いんじゃないでしょうか。ひとりで死ねない時点で、本当は生きたいと願っているのは明白ですから。最近いろんな面で行き詰まっていたので、元気を貰えた気がします。そんなこと全然期待してなかったのにね苦笑。エンディングスタッフロールでの時系列整理は秀逸なサービス。ジャッキーのNGシーン集のように不要なサービスとは違い、本当の意味での心遣いを感じました。エンドクレジット最後の注釈『未成年者の喫煙は、法律で禁止されています。』の皮肉が最高に効いていたので、座布団1枚ぶん点数上乗せします。 【目隠シスト】さん [映画館(邦画)] 8点(2019-02-10 13:24:59) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 堤幸彦監督の映画、バカバカしいハイテンションっぷりで大体どれも嫌いなんだけど、残念ながら?この映画はかなり堪能してしまったわ。 この映画で重要なのは自殺志願者は12人なハズなのに何故か13人目の死体があって、一体それは誰でどうしてそこにあるの?ってミステリー部分、ではなくて。 大切なのは12人それぞれ、どうして死にたいの?という点。そこに思いっきりキモチを向けて見ていたので1つ1つが沁みたわ。 もちろん、中にはそんな理由で死にたいの?っていうのもあって。後追いとか、当てつけとか、操り人形みたいな立場からの離脱とか。でも、それをバカバカしいって片付けられる? 実際にそういう理由で死んでゆく人達が存在しているのもまた事実なのだから。 それぞれの痛みに向き合って、まるで感情のアトラクションムービーの如く翻弄されて。 死にたい理由を見てゆくと、例外もあるけれど、多くが「大人がダメであるがゆえの若者の絶望」に繋がっているのね。親が原因で死のうとするコ達が何人もいて。そこからは子供に対する親の無責任、大人の無責任が見えてくるのね。若者を死なせてしまう社会、世界。それが正しい訳はなくて。そこに想いを向けてこその映画ね。 『人魚の眠る家』と同様にドローンを嬉々として使ってまーす、って状態を始めとして、堤演出は必ずしも正解とは言えないし、ドラマの浅いキャラ、もっと詳細に描いて欲しかったドラマもいっぱいあって、それは不満ではあるのだけど、でもまとまり方としてはこんなカンジでいいのかな。もっとドロドロ重厚で長尺で、なんてモノが必要だとも思えないし。 杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、黒島結奈、高杉真宙の若手ながら経験豊富な5人が映画を支えて、個性的な7人(+1人)が彩るカタチで、若い人達だけで見応えのある作品世界を創造していると思ったわ。 個人的にはゴスロリ少女な古川琴音に魅かれたわ。彼女に対して「あなたは何故死にたいの?」って思ったところから映画にキモチが入っていったようなカンジで。一方、橋本環奈嬢はもう少し撮り様があったんじゃない? 「1000年に一人の美少女」の撮り方としてはあまりに雑ね。 大切にしないといけないコトを茶化すことなく描いたという点で今回は安心したわ。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2019-02-06 19:55:58) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 まあまあ楽しめたかな、ってところでしょうか。 あくまでも、ミステリー・犯人探しに限っての話ですが。 最初から結末は、ある程度分かっていますし(自殺しない)、予想通り、って感じです。 やっぱり、杉咲花の演技力は他の演者と比べて頭抜けています。 けれど、その濃さ・熱量がやたらと鬱陶しいです。 言うならば、彼女が発言すると、『ハイハイ、わかりましたから、少し静かにしてください。』と突っ込みたくなるのです。 もっと力を抜いた演技を見せて欲しかったなあ。 あと、これを言ったらマズイかもしれませんが、大多数の自殺志願者たちの自殺理由がどれもこれもくだらない。 まあ、これが今の時代を物語っているのでしょうねえ、私には理解できませんが... 【ミスプロ】さん [映画館(邦画)] 4点(2019-02-01 18:46:29) |
2.《ネタバレ》 死にたい子供らが闇サイトの募集で集められて集団自殺するという現実でもたまにニュースになるようなネット社会の闇。 ただし、それだけではつまらないので、すぐに死ぬかそれとも話し合ってから死ぬか、決を取りましょうという、『12人の優しい日本人』的展開を取り入れ、さらにもうひとつ謎の死体というミステリ要素を入れる事で二転三転するサスペンスとなっている。 たぶん役者的に中高生をターゲットにしていると思われるので、これくらいの物語が丁度良いのであろうとは思うが、私的にもう一声驚きや絶望的なショッキングさが欲しかったという単なるホラー脳であるので、やや満足感は少ない。 役者で言うと杉咲花が終始怒ってて良かった。 こういう役も合いますねぇ。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 4点(2019-01-29 14:42:39) |
1.《ネタバレ》 今時の少年少女を使った会話劇なんだけど、大筋の展開はほぼ読めていた。何しろ登場人物に悪そうなのが見当たらない。日本でこの子らを残酷に殺す展開だけはないと確信してた。となると後は演出だ。個々のキャラが精一杯自分アピールを行うが、どのキャラもほぼ想像通りの性格と演技で意外性がない。杉咲花と黒島結菜が主役は自分とばかりに激しく言い争うが、この2人の死にたい理由が一番分かりにくく感情移入出来ないのが致命的だった。個性豊かな女の子達に比べて男の子は総じて大人しいのも今時か。 【ぴのづか】さん [映画館(邦画)] 5点(2019-01-26 19:04:26) |