20.《ネタバレ》 いくら騙されて酷いことをされたにしても、幼い子供を殺している時点で同情の余地はない。 一家惨殺の犯人はもとより、誰にも感情移入することができず、置いてきぼりにされた気持ち。 最後に女同士でキスというのもわけがわからない。 野沢尚脚本でサスペンスとして少しは期待したが、これは酷い出来栄え。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 3点(2017-02-24 20:05:57) |
19.《ネタバレ》 野沢尚の原作ということで観賞しました。この手の映画は登場人物の心理描写が重要になるのだが、DVDの特典映像インタビューで、内山、水川本人が「難しい、難しい」と繰り返しているように、この難しい役を全く演じ切れていないのが一番のマイナス点だろう。内山のほうは、主人公がどうしたいのか、何を考えているかが演技を通じて全く伝わってこない、本人も迷いながら演じていたのではないか?というのが映像から伝わってくる。水川も演技が一本調子で心の葛藤がいまいち伝わりきれない。だから旦那の殺人計画も、最後のキスシーンも非常に薄っぺらく感じる。配役と演出を少し変えればもっと評価が変わっていたかも。 【N.Y.L.L】さん [DVD(邦画)] 3点(2011-11-08 12:03:00) |
★18.確かにカコが何をしたいのかがわからない。いきなり「あんたの旦那は最低よ」とか言っちゃうし、言われてもそのまま飯食うって??よくわからん・・。 【noji】さん [地上波(邦画)] 4点(2010-05-30 11:19:56) |
17.最初の掴みも良く、細かいところでは脚本は上手だと思えるところもありますが、大筋で粗が目立ちます。堀北真希が小学生には見えないのをはじめ、配役が拙いのか、それとも役者の実力なのか、難しい状況の人物が多いので、演技のうまい俳優と下手な俳優の差が良くわかります。 【ダルコダヒルコ】さん [地上波(邦画)] 4点(2010-04-05 00:49:33) |
16.良い映画とは思えないけど、心には残りました。はじめの堀北真季が小学生だと理解するのには苦労したな。感情移入できる映画ではなかった。 【フラミンゴ】さん [地上波(邦画)] 4点(2009-03-09 19:49:30) |
15.堀北真希から内山理名への繋がりが微妙ですが、それ以外はなかなか良かった。緒形直人の演技が光り、殺人者の感情がよく表現されていた。原作も読んでみたい。 【クロ】さん [地上波(邦画)] 8点(2008-01-17 15:44:34) |
14.《ネタバレ》 さあ、これからDV男に復讐しに行くぞって時に、何をウダウダやってんの。何じゃこりゃ。もっちゃりしてんなあ。てか、この爽やか系女優2人が主役って時点で、すでにラストの落とし所が何となく解ってしまうという。見えちゃうんだよね。でもそこを裏切ってくれないと。サスペンスなんだからさ。まあ、そういう意味では緒形直人さんくらいかなー、意外にハジけてたのは。綺麗なだけじゃ、つまんないし映画にする意味が無い。テレビドラマで充分ですわ。 【鳥居甲斐守】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-01-11 22:14:46) |
13.《ネタバレ》 ラストのキスは自分的に納得できませんでした。 【真尋】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-01-03 17:48:53) |
12.まいったな……。面白くないワケじゃないんだが、観終わった後のこの物足りなさは何だろう? テーマと設定は興味深いんだが、描き方がとにかく薄っぺらいんだな。カコ(奏子)が何をしたいのかが今一つ分からない。ミホを陥れたいのか、大切なモノを奪いたいのか、はたまた単なる復讐なのか? だから最後の心変りも、観ている者に「ああ、そーなんだ」程度にしか伝わらない。一方のミホの罪を受け継ぐのどーのという言い分も、何かピントがぼけてて理解しかねる。結局、最後は小綺麗にまとめたんだね、という印象しか残らないのが非常に残念。 【TERRA】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-12-31 06:34:15) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 ただ一人殺されずに『生かされた』人生を過ごす奏子と、父の罪を背負い死ねずに『生かされた』人生を過ごす未歩。二人に共通する『生かされた』人生から開放されたラストが良かった。 二人ともやっと自分の人生を『生きる』ことが出来るのだろう。 【フッと猿死体】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-12-29 10:11:02) |
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10.《ネタバレ》 作家の思惑は充分にわかるのですが、どうにもすんなり理解できない内容。 確かに被害者、加害者の関係者は似たような経験やトラウマを抱えるのでしょうが、殺人を計画するまでに発展させるのは飛躍させ過ぎで、掴みかねる。もうひとつ重要な過程が必要に思える。 しかも、DV受けて、流産しちゃったから相手を殺すって発想もちょっとピンとこない(描写不足なのかな)。 興味深い内容だっただけに残念な仕上がり。 作家の頭の中だけで成立しているような出来に・・・。 【カラバ侯爵】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-12-27 16:41:15) |
9.《ネタバレ》 “幼子を含む一家惨殺”という事件は、現実に存在します。非常に重い。そしてデリケートな題材です。映画においても、それ相当の気配りと覚悟が必要だと考えます。それは製作サイドにも、観客側にも言えること。まず自分にその覚悟が足りなかったことが最初の躓き。内山理名+水川あさみ。彼女たちが主演と聞いて、軽く考えてしまったのがいけなかった。これは自分のミスです。ただ彼女たちが、この役に相応しかったとも思いません。彼女らでは力量不足だと感じます。ただし、もう一人のキーパーソン、緒形直人については文句なし。その狂気に心が震えました。彼の存在が本作の土台を支えています。物語は、加害者と被害者それぞれの娘を軸に進行します。復讐をする者、される者。どちらも心を痛めている。復讐によって傷は癒されない。結局、前を向いて生きて行くしかない。その方向性は自分も支持するところです。どちらも赦しを求めていた。だからあの結末なのでしょう。しかし、安易な結末である感は否めない。みんな救われたい。赦されたい。そんな事は百も承知です。でも出来ないから苦しんでいる。その葛藤を、心の奥を、本作が描けているとは思えません。象徴的なのが2人のキスシーン。360度ぐるぐるのカメラワーク。このセンスを疑います。何故こんなに安っぽくするのか分からない。その直前には、一家惨殺の真相が明かされ、観客はやるせない気持ちで一杯になっているはず。より一層このシーンの軽薄さが際立ちます。最後に希望を持たせれば、観客が満足すると思ったら大間違いです。そんなに簡単に答を出せる問題ではありません。覚悟の無い映画に、本当の希望が描けるとは自分には思えない。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-07-28 21:53:06) |
8.もちろん私には犯罪被害者遺族の気持ちを本当に理解することは出来ないでしょうけど、「憎しみ」の感情だけに囚われて生活するのも不幸なことです。本作の主人公はたまたま自分を相対化できる相手に恵まれる訳ですが、現実にはほとんどあり得ない設定。「手紙」もそうでしたけど、加害者にも親族はいて、「憎む相手」がいない分、もしかしたら被害者遺族以上に苦しんでるのかもしれません。東映作品にしては中々面白かったです。でも、やっぱり内山理名の顔は嫌い(被害者の娘でありながら、その所為で心の歪んでる女子大生って役どころには合ってたと思いますが…)。シャンプーのCMの印象しかない水川あさみは全くイメージ通りの役(この人のキツめの顔立ちも、かなり演じる役柄を狭めそう)。それにしても、堀北真希に中学生ならともかく、小学生役をやらせなくてもいいでしょう。最初のシーンは、とても小学校の修学旅行だとは思えなかったぞ、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-02-09 00:03:54) |
7.《ネタバレ》 前半と、過去の事件が段々明らかになるところはよかったんだけど・・・。現実の方の後半部分がなんか乗れなくてイマイチ。結局傷害はしちゃってそれを隠蔽しただけだし。 【θ】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-12-28 19:12:31) |
6.《ネタバレ》 自分が6番目?、この作品のレビューが少ないことがやや予想外でしたが、とても良質の社会派サスペンスだと思いました。まずなぜ緒方直人がこの役を?というのが大きな疑問でしたがいろいろ事件の背景がわかってくると、なるほど~っと唸らずにはいられませんでした。故・野沢尚氏の原作なので多少の覚悟はしていましたが、思わず目を覆いたくなるシーンもあるし、答えが簡単に出ない重いテーマだし、地上波のゴールデンタイムなどではとても放送出来ないんじゃないかと思えるほどの厳しい内容でした。でも、なぜかもっとたくさんの人に観て欲しいと応援させる何かがあります、これだけメジャーなキャストで映像化出来たこと自体、原作にそれ相応の力があったからではないでしょうか。爽やかなラストで救われたのは実は観ている側だったのかもしれませんね。 【眼力王】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-11-27 20:06:55) |
5.《ネタバレ》 実は都築未歩は秋葉奏子の事を知ってたってラストは驚かされました。段々と明かされる都築則夫の犯行動機。なぜ妻や子供たちまで殺さなきゃいけなくなってしまったのか。真実を知った時、秋葉由紀彦の本性を知ってしまった瞬間、誰もが都築則夫に同情してしまうでしょう。爽やかに終わるラストはいい感じ。 |
4.《ネタバレ》 掘北真希ちゃんの八年後が内山理名さんになるとは どうしても思えない・・それ以外は面白かったです。 殺戮シーンも手加減されていたのが ちょっと物足りなかったかな。 なぜ都築が保証人になったのかも 原作を読まないとフォローできないので、それも損してる印象。 ラストは二人の新たな門出で爽やかでした。 【ひろほりとも】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-07-30 17:16:45) |
3.《ネタバレ》 最初は謎だらけで良くわかんなかったんですが、奏子が殺してやろうか、、、っていう所から俄然おもしろくなってきます。あのシーンは寒気が…徐々に明かされていく謎、、二人の対比、そして殺人事件の真相と奏子がミホを許していくまでが丁寧に作られていて解りやすく、久々に日本のサスペンスで楽しんで見れました!!!ラストの携帯のシーンで更に衝撃を受けました。。。けどその前のあのシーンは要らなかったんじゃないかなー 【マキーナ】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-07-16 19:57:18) |
2.特に期待していなかった割には楽しめました。 出演者はそれぞれ良かったのですが、特に緒形直人の演技は鬼気迫る感じがとても良かったです。 【かっれ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-22 11:15:34) |
1.《ネタバレ》 いつも行っている映画館に、監督と内山理名・水川あさみが舞台挨拶に来るというのがきっかけで見に行きました。ついでに観た映画の割には面白かったです。クラブでのシーンで、未歩が今でも奏子の両親を許さないと言った時の奏子の顔が印象的でした。(奏子は未歩に自分の本性をばらしてない。)ラストも結構よかったです。そのままエンドクレジットが流れるのを、「結構よかったな~」って感じで観てました。 【まに】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-29 06:17:24) |