ヒマラヤ 運命の山のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ヒマラヤ 運命の山

[ヒマラヤウンメイノヤマ]
Nanga Parbat
2009年上映時間:105分
平均点:6.38 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-08-06)
ドラマ実話もの
新規登録(2011-07-17)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督ヨゼフ・フィルスマイアー
音楽グスターボ・サンタオラヤ
撮影ヨゼフ・フィルスマイアー
製作ヨゼフ・フィルスマイアー
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8.《ネタバレ》 冒頭からネタバレするはずないし、実は生きてたという奇跡の物語かと思ってたら、ただのネタバレ演出でした。
生還の有無を知らなかったらハラハラドキドキする展開だったと思うけど、兄が生還して、弟が死ぬのがわかってるだけに盛り上がりに欠ける。
あと、山に登り始めるとゴーグルをした髭のおっさんだらけで、誰が誰だかわからなくなる。
そんなどうしようもない作品だけど、映像の迫力だけは凄い。
それだけでも見る価値があったと思います。
もとやさん [DVD(字幕)] 6点(2018-01-10 15:55:07)
7.ラインホルトとギュンターのメスナー兄弟と、その時のチームによる
ヒマラヤの難航不落の峰、ナンガ・パルバートのルパール壁登攀を再現した作品。
冒頭、兄弟のチャレンジの様子を捉える、空撮によるダイナミックな映像にまずは圧倒されます。
山岳アドベンチャーだけでなく、子どもの頃からの兄弟のドラマ、チームの隊長との確執などのドラマも挿入される。
特に子どもの頃からの兄弟のドラマには兄ラインホルトの、ここで命を落とした亡き弟への思いを感じずにいられません。
作品の最後に触れられますが、実際にラインホルトは弟を探すためにその後も何度も当地を訪れています。
このチャレンジ以降も長年にわたってラインホルトと隊長の言い争いは続き、
窮地に陥っていると分っていながら兄弟の救出に向かわなかったチームメイトの1人は数年後に自ら命を絶ったという。
本作はラインホルトの証言に基づいた作品であり、それぞれに言い分があると思われる事情の全ては分りませんが、
山岳映画としては難攻不落のヒマラヤ8000m峰の美しさと厳しさ、その両方を見事にとらえていると思います。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-01-07 19:15:30)
6.《ネタバレ》 ナンガ・パルバット(標高8,125m)の南壁「ルパール壁」は、4800mの標高差を持つ世界最大の絶壁。1970年その初登攀に成功したラインホルト、ギュンター・メスナ―兄弟の物語。二人は、ヘルリヒコッファー博士の遠征隊に招待される。博士の兄は、ナンガ・パルバットの初登頂に挑戦して死亡しており、兄の無念を晴らさんと、博士は過去に七度も遠征隊を送り込んだが全て烏有に帰していた。
今回の遠征も天候に阻まれ、登山期限が迫っていた。最終キャンプで無線が使えず、悪天候なら赤、好天気なら青の信号弾が揚がる手筈だった。赤が揚がって、ラインホストの単独決行となる。この赤は後に間違いと判明する。置き去りにされたと感じたギュンターは、身勝手にも下山ルート工作任務を放棄して兄の後を追った。6月27日、兄弟は山頂に立つ。しかし、ザイルも満足な装備も無く、弟の疲労が甚だしいため、登路のルパール壁下降を諦めて、西側のディアミール壁から下山することにした。無装備でのビバークを強いられた下山は辛酸を極め、疲労困憊した弟は兄とはぐれ、雪崩に遭って死亡する。兄は一週間後に生還するが、凍傷で足指七本を失った。独占的に報告書を公開する権利を得ていた博士は次のように報告した。「二人の行動は隊からの離脱である。ラインホルトは、最初から西側から下山する計画をしていて、弟を頂上直下に見捨てて単独下山した」弟の謎の死は様々な憶測を呼び、兄に対する批判も強かった。ラインホルトは独自の登攀記録を発表して、名誉回復裁判を起こしたが、敗訴した。2005年ギュンターの遺体がラインホルトの主張通り、ディアミール側山麓の氷河で発見され、彼の主張が正しことがほぼ証明された。本作は、彼の原作を忠実に映像化したもので、彼の助言も得ている。以上のような事情を知っていればより楽しめるし、下山に多くの時間が割されている理由もわかるだろう。それにしても二人がカメラとヘッドランプをポケットに入れただけで、ザイルもリュックも持たずに登頂するのは驚きである。無謀を超えている。一人だけでも生還出来たのは奇跡だ。若くて自信過剰だった兄弟が、登山経験のない博士を軽んじていたことが悲劇につながったといえる。無線がつながらないのに、想像を交えて報告書を書き綴る博士も異常である。兄弟の救助を拒否したフェリックスは数年後に謎の自殺をしている。真相の一部は未解明だが山岳映画として秀作。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-09 21:55:25)
5.う~ん..「ビヨンド・ザ・エッジ」 と勘違いして、観てしまったのだが..撮影、映像は、すばらしく、とても良い出来..でも、脚本がイマイチ..伝えたいことが、伝わってこない..映画として、面白味がまったく無い..残念...
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 5点(2014-10-05 12:47:07)
4.映像には文句ありません。が、過酷な登攀シーンが、なんとなく過ぎて行ってしまう感じ。
nojiさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-05-11 16:47:21)
3.《ネタバレ》 どこまでCGなのかは分かりませんが、自分が今まで観てきた山岳映画の中で、山そのものが最も美しく尚且つ雄大に描かれている作品と言えると思います。
メスナーという人の名前は聞いたことがあるという程度でしたが、彼の偉業やその後の論争に興味がある人は勿論のこと、自分のようにそうでない人であっても山岳美を存分に堪能できるというエンターテイメント性は申し分はなく、その点においては良作と言えるでしょう。
自分は、メスナー兄弟の兄の人柄には全く共感できず、またベースキャンプの隊長とのやり取りもメスナー兄弟のいる現場のスリルを引き立てるといった効果も感じられませんでしたし、タイプを打って記録を作成していたのもストーリー的には省いても構わないシーンだったように感じられるので、手放しに称賛できる作品とまではいかないのではと思いました。
しかし、ビバークをしていた時の月明かりに照らされる雪山の幻想的な美しさであったり、ヘリ撮影で捉えたヒマラヤの幾重にも連なる山々の壮観なショットなど、山好きな人であれば一度は観ておいて損はない映画です。
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 7点(2014-04-21 21:10:29)
2.人類史上初めて8000m峰全14座を完全制覇したラインホルト・メスナーの記念すべき初めての8000m峰登頂になるのだろうが、そうはならなかったと言う実話に基づいたストーリーですね。
メスナーが監修を務めており、隊長のカール・ヘルリコッファーをぼろくそに描いているのでどこまで事実かはわかりませんが。二人の言い分を足して二で割ったのが事実に近いのじゃなかろうかと妄想してみる。
まぁ、8000m峰全14座を無酸素で登頂したことは、メスナーの偉業として覆るものではないですね。8000mの世界なんて、想像すら僕にはできません。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 6点(2012-05-10 13:33:50)
1.《ネタバレ》 知り合いから感動、号泣したって聞かされて、そうかあ、それは見ないと・・と空いた時間に出かけました。
私は積雪期は登らない、ん?登れない元「山ガール」今、立派な「山んば」ですけど、半端じゃないCG抜き、リアルな映像にほええっ~~と。
ただ号泣まではいかず、ちょっと感受性もすり減った??のかと寂しい思いも。
でも、世界8千メートル級をすべて無酸素で、なんてすごすぎます。
まだまだ続く暑さと湿気、凍えそうな映像にすっかり冷えて(館内の冷房のせいか;)出て来た私でした。
AKOさん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-01 23:06:35)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.38点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5225.00%
6225.00%
7337.50%
8112.50%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review2人
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