35.気になったことはきっちり呟いておこうのコーナーです。 はい、銭湯の脱衣場で、でんでんらの横で一緒になって脱ぎ脱ぎしてた女子、彼女は一体なぜにあんな状況だったのでしょう。(脱衣場は共用?まさかですよね)いくら昭和の時代だったからといえ、そんなことあり得ないんですよね、 ねえ、なぜ? ねえ、なんでなんですのよ森田さん 教えて? ねえ、森田さーーん! でも残念ながら彼はもうお亡くなりになってしまわれたのでもうこの世に居ない。 そうか、ならばそれはもう、あの時脱ぎ脱ぎしていた裸女子を探し出して彼女に直接聞くしかない。 ねえ、なんで? いまどこにいる? ねえ、なんでなのよ お姉さーーん! なんで、でんでんらの横で脱ぎ脱ぎしていたの? で、そのでんでん、 なんで彼らは彼女の裸体を目にして無反応でスルーしていたの? 画面上では見切れかけていましたけど、確かパンツだって真横で脱ぎかけていましたよ? ねえ、なんで? なんでなのよ 教えて でんでんさーーん! 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-11-20 14:43:07) |
★34.《ネタバレ》 森田芳光は本作が商業映画デビュー、そして志ん魚=伊藤克信もこれが俳優デビュー作。初見の折は伊藤の強烈な栃木訛りと棒読み調セリフ回しには度肝を抜かれました。これが森田の演出なら特異な演技力の持ち主ということになりましょうが、彼はそもそも日光出身だしちょっと前までは素人だったんだから、たぶん素なんでしょう。森田芳光の演出も初期・森田の特徴であるシュール調が織り交ぜられています。銭湯のシークエンスに於いて、男湯でなぜか一人だけ女性が脱衣しているのに誰も反応を示さないというシーンは、何度観ても訳が判らん(笑)。女子高落研部員たちも、みなたどたどしいというか素人っぽい演技(この中にはなんと若き日のエド・はるみがいる)。でもそんな中でも、尾藤イサオと秋吉久美子が見せる演技はさすがでした。尾藤はオープニングとエンディングでは歌声まで聞かせてくれる大サービス、これは浜田省吾が作曲でこれまたいい雰囲気なんだなあ。秋吉はソープ嬢なのにお店ではビキニ姿、70年代はけっこう脱いでいた印象があるんですけど、もう出し惜しみですかね(苦笑)。また志ん魚はじめ若手噺家たちが、私生活はみんなアイヴィー・ルックなのもなんか80年代らしくて良かった。この映画の登場人物はみな善人でしかも裏表がないというのも、ある意味珍しい部類の映画と言えるでしょう。そして、付き合ったJKの父親から「お前の落語は下手くそ」と酷評されて隅田川ベリから浅草仲見世を抜けて歩いて帰るシークエンスは、やはり森田映画きっての名シーンでしょう。 心がささくれだった時こそ観るべき、森田芳光の落語への愛が迸る一編です。 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2021-10-29 22:51:46) |
33.男湯の脱衣場で脱いでいた女性は なんだったんだ??????????? 【ケンジ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2019-05-06 21:41:23) (良:1票) |
32.大好きな作品。森田作品の中で、もしかすれば一番好きかも。特に志ん魚が、独り「しんとと、しんとと・・」と繰り返ししゃべりながら、一人歩いているシーンは最高。落語をドラマモチーフにさりげなく挿入する(「タイガー&ドラゴン」「ちりとてちん」等)先駆的な作品かも。秋吉久美子、よく出たなあという感想とかわいい。(実をいうと秋吉(ソープ嬢!)目当てで見ました。)青春時代のほろ苦さを感じる小品佳作。 【にけ】さん [映画館(邦画)] 8点(2018-12-20 11:12:55) |
31.伊藤克信、懐かしい!こういう昔の邦画の雰囲気は好きだけど、やっぱり面白みに欠ける。セリフも聞きづらい。秋吉久美子の可愛さに改めて驚いた。 【noji】さん [インターネット(邦画)] 5点(2018-09-04 23:55:45) |
30.《ネタバレ》 この映画を包み込む全てが愛おしくなった。 生きていくという事は良くも悪くも変わっていく事。変わらなければ生きていけないのが人生。それは時には喜びであり、時にはとてつもない悲しみを伴う事でもある。この映画は酸いも甘いも出会いも別れも含めて、人生は素晴らしいということを心の奥底から感じさせてくれたし、ずっとこの人たちの人生を見て共に時の流れを感じていたいと思った。 しかし楽しい時間は終わる。物語からカーテンコールのように登場人物は一人一人それぞれの人生を歩み始めるかのように去っていき、最後には無人になる宴会会場。祭りの後の言葉にしがたい寂しさ。でも確実に残った幸福感。 この映画に出会う前より少しだけ、だけど確実に人生に前向きになれた気がした。そして画面の外に最後に取り残された自分も、日々変わっていく人生を歩んでいかなければならないと思った。 【ちゃじじ】さん [DVD(邦画)] 9点(2016-02-08 15:23:57) |
29.《ネタバレ》 ドタバタが疲れた・・。東京漂流民の、人恋しさに一生懸命コミュニケーションをしながら生きていってる人たちの人情話・・のようなもの。 【トント】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-01-30 23:07:12) (笑:1票) |
28.《ネタバレ》 たまらなく好きな映画です。僕はこの映画の雰囲気が大好きなんです。登場人物は基本的に善意で動いていて、気の抜けたギャグをポロッと言ったりします。たまに訳の分からないキャラクターが出てきて、ギャグのようなものをつぶやく。話をつまらなくしてしまいかねない登場人物たちですが、何故か愛してしまう。脚本の良さと監督の技量がなせる技だと思います。当時素人だった伊藤克信を主役の・ようなものに据えて名作を作り上げてしまった森田芳光に頭が上がりません。監督の最高傑作だと思います。 【カニばさみ】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-08-18 16:05:55) |
27.《ネタバレ》 タイトルがセンス良いんだか悪いんだか解らんけど何か好き。 内容もいまいちピンとこないけど不思議と最後まで飽きずに観れてしまうとこが好き。 主人公・志ん魚(伊藤克信)が、狙いなのか素なだけなのか素人芝居なとこが好き。 エリザベス(秋吉久美子)のトルコ嬢(ソープレディ)ぶりが好き。 ほか、脇を固める俳優陣も地味だけど好き。 妙なセリフまわしも、癖になりそうで好き。 嫌いなとこより、好きなとこが多いし・・・ 私にとっては7点位・・・の・ようなもの。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2013-07-24 15:01:14) |
26.《ネタバレ》 トコトコと深夜歩いて帰宅するシーンの美しさ。 監督も半人前なら主人公も半人前。しかし秋吉久美子演ずるトルコ嬢は人間的には半人前な若者の時が最も美しい。ただ一人、世間で「一人前」いや「一流品」として認められた存在。そんな「一流品」になる目前の女子高生たち。おもしろい。観客を飽きさせない様にサービス過多だが胸焼けはしない。爽やか。このバランス感はさすが。 【reitengo】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-01-05 00:47:23) |
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25.古典落語のなかに金馬さんの「居酒屋」というのがある。「えー、できますものは・・・・ あんこうのようなもの」この「ようなもの」が好きだったので映画を見た。最初と途中にソープランド(当時はトルコ)が出てくるが、やはり落語家が出てきて予想通り落語の世界だ。それに青春ものをかぶせて悪くない。だがどうしても主役男性がいまいち好きでない(下手?)ので減点。由美さんのおとうさんが将棋盤を取り出したところで、将棋の芹沢八段だと思い出す。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-01-01 08:52:24) |
24.《ネタバレ》 遥か昔、本作は民法のゴールデンタイムに放映されていた。 今となってはありえないお話です。 【たくわん】さん [地上波(邦画)] 3点(2012-09-11 15:54:49) |
23.《ネタバレ》 昔観たときとはさすがに感じ方も違うが、志ん魚が夜明けの街をひとりつぶやきながら歩き続けるシーンは大好き。ここは脚本も演出も天才的な仕上がりだと今も思う。間違いなく森田監督の最高傑作。 |
22.《ネタバレ》 森田監督の追悼放送で鑑賞。2回目である。不思議な映画で、特になにも言っていない。日常会話にちょっと捻りを効かせた程度のシナリオ。でもそれが狙いだったことは明白。タイトルから主語を外しているのは、そこに明確な形を持たないものを入れる為だと思う。たとえば本作の製作年度。「1981年の・ようなもの」と言われ、当時を思い浮かべると、なんとなく頷ける。あるいは「青春の・ようなもの」とか。高度成長が終わりを告げ、80年代に入った初頭の空気感の・ようなものは伝えていると思う。これが面白いかと問われると、現代の視線からはさほどでもないのだけど、例えば「青春の蹉跌」に見られたような気だるい青春像から一歩進んだ時代を象徴していた作品だと思う。それを映像化した森田氏は、時代を代表する旗手になる勢いを確かに持っていた。「ナウい」だとか「ラビット関根」とか、ちょっと気恥ずかしくなる言葉やネーミングに当時を思い出す。それにしても、秋吉久美子の可愛いさに改めて驚いた。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 5点(2012-01-14 22:46:27) |
21. ?意味がわかりません。ストーリーがあるようで、何も無い・・・。 たくさん人が出てくるのですが、個性もはっきりしていないので、誰が誰やら。 確かに、出てくる人たちは基本皆良い人です。雰囲気も癒されます。でもそれだけです。 何の意味があるのかわからないシーンが頻繁に出てくるのもよくわかりません。 何よりセリフが聞き取りづらい。 時間を無駄にしました。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 2点(2011-11-15 02:43:45) |
20.この映画を漢字二文字で表すなら「散漫」です。 【カタログ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-09-12 10:22:26) (笑:1票) |
19.《ネタバレ》 森田芳光監督って相当の落語好き、しかも、志ん生、志ん朝、金馬という名人級の名人の大ファンであるのだろう!主人公の名前の志ん魚から他にも志ん米、志ん肉と名前に「志ん」という名前を付けている点からして間違いない。更に映画のタイトル「の・ようなもの」てのは金馬の「居酒屋」からのフレーズである。主人公がガールフレードの父親に自分の落語が下手クソだと指摘された後の深夜の街を歩くシーンが凄く印象的である。好きだから才能があるとは限らないし、才能があっても好きだとは限らないという矛盾した世界、それを何ともドライな感覚で描く森田芳光監督の才能は「家族ゲーム」以前に既に持っていたことが解る一方で、それでいながらどうして?最近ではつまらない映画きり連発しているのか?不思議でならない。そうそう、忘れてはならない秋吉久美子のソープ嬢もこの映画の中では主人公以上に何か切ない感じを持っているようで、色んな意味で人間の心の中にあるやるせなさい気持ちを描いている映画として心に残る映画になっている。 【青観】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2011-03-22 23:17:27) |
18.人の日常って何か可笑しい。落語家という面白さに近い職業の人間たちの話だから滑稽なのではなく、この映画では団地の奥様だの、おませな高校生だの、他の凡人たちもみんなくだらないことに腐心し、生き生きと生きている。つまり、スーツ着て満員電車に揺られてる普通のおじさんの人生も負けず劣らず、多分面白いのだ。要は心の持ちようであって。この映画をそんな風に、のほほんと楽しんで観ていられる自分の感性を大事にしたいと思わされた。疲れるとぎすぎすしてくるもので…。非日常に憧れる、病める大人たちに是非観てほしい映画。特筆すべき見所は、風俗女を演じる秋吉久美子。この映画の秋吉久美子っていい女感が半端じゃない。太っ腹で姉御で、去っていくのもどことなく寂しげながら、さっぱりしていて。たかるばかりの弱い女でいてはいけませんなあ…たかる相手もいないけど。 【よーちー】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-07-03 22:58:58) |
17.評価高いですねぇ。ちゃんとしたストーリーが特にないし、登場人物に感情移入できるわけでもなし最後まで方向性が不明でした。かと言って特別つまらないわけでもなく、なんとなく見れてしまう妙味があります。地味だなぁ。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-07-07 14:53:47) |
16.《ネタバレ》 DVDが出たんで買いました。とにかく大好きな映画です。衝撃的な事件も情熱的なロマンスもなく、若手落語家の日常を淡々と描くだけなんですが、主演の伊藤克信さんをはじめとするキャラクターがみな魅力的で、何度も観たくなります。伊藤さんは、本作がデビュー作。たどたどしいところはあるけど、自然体でとってもいい味を出しています。先輩役の尾藤イサオさん、でんでんさん、小林まさひろさん、後輩役の大野貴保さんとのチームワークがよくて、散りばめられたコネタ(ラブホテルのシーン、銭湯のシーン)もくすっと笑えマス。脇役ですけど鷲尾真知子さん、吉沢由紀さんの独特なキャラも面白いですね。銭湯に向かう時の坂道とか、師匠の家とか、下町の雰囲気もいいなぁ。尾藤さんの歌う主題歌もいいです。とにかく好きなところだらけ。この前、北野たけしさんのTV『点と線』に伊藤さんが一瞬出てました。「いまのそうだよねぇ」と思うくらいのちょい役(運転手役)でした。もっと活躍してほしいです。 【上野若宮深】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-12-01 22:37:14) |