22.《ネタバレ》 いやトロール多いな! あれだけの巨体にも関わらず全く姿を見られてないって一体全体どんな魔法なんだ。 姿は見たいけど出たら萎えるって言ういつもの感じのモンスター(?)映画だった。 あれだけ橋に叩きつけられても平気で生きてるハンスもある意味トロールな気がするぞ。 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-12-11 17:15:31) |
21.《ネタバレ》 結構バカにされている作品のようですが、個人的には面白かったです。 で、これも個人的な感想ですが、ちょっと怖かったです。私的には『ホラー』のジャンルに入ります。 最初のトロール出現シーンに始まり、トロールの怖さがしっかり描かれた力作です。 これは『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』をトロールに変えただけですね。 『ブレア~』や『REC』や『クローバーフィールド』といった類の手持ちカメラホラーが大好きなので、この映画も例にもれずはまりました。この臨場感がクセになります。もしかすると、映画というよりアトラクション的面白さを感じているのかもしれません。 思っていたよりトロールが次から次に出てくるのも楽しい。 『山トロール』とか『森トロール』とか、マウンテンキングとかなんとかかんとか、種類が豊富なのも良い。 トロールハンターの詳細なトロール蘊蓄が、どれももっともらしい説明ばかり。設定を作りこみ、真実の物語感が増します。『成長するたびに頭が増える。増えた頭はただの飾りで、相手を威嚇するために使う。』なんていかにもって感じで、よく思いつくなと感心します。キリスト教が狙われるっていうのは胡散臭いですが・・・ で、途中までは思いもかけない掘り出しものを見つけたものだと8点をつけようかと思ったのですが、ラストがいただけません。 まるで某類似作品みたいな終わらせ方ですが、この作品には合いません。こんなあやふやで終わらされて消化不良感がすごかったのでマイナス2点です。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-08-29 18:57:03) (良:1票) |
★20.《ネタバレ》 はい、観終わっての感想を一言、「絶対に笑ってはいけないトロール・ハンター24時」でした(笑)。こらえきれずに笑ってしまったシーンは数知れず、“自分のしっぽを食べようとして転がるトロール”“「実は俺キリスト教徒なんだ…」なんでこの状況でカミングアウトするの”“トロールを捨て身の攻撃で爆殺するハンス、その時着用していたミシュランのマスコットみたいなバケツを被っているとしか思えない鎧”“ぐるっと円を描いて戻ってくる送電線”etc… だいたいこのお話しは日本に置き換えると「実は巨大化したカッパが実在していて、日本アルプスの山岳地帯でひそかに隔離されているけど、政府はその事実を隠蔽している」という感じでしょう。つまり現地の人にはそれが端からジョークだと判る与太話で、それをいわゆるPOV手法のパロディとして、徹底的にシリアスに映画にまとめたというわけです。冒頭とラストのテロップなんてこの手の映画の忠実なパロディで、ここで「あっ、これはおふざけ映画なんだ」と気づかねばなりません。でも笑いのネタを随所に散りばめながらも、この監督は正攻法の撮り方で押し通すので引っ掛けられてしまうかもしれません。ラストの巨大トロールとハンスのバトルはさすがに悪ノリが過ぎたかとも思いますが、この監督が持つ才気だけは感じ取ることができました。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-05-03 21:13:44) |
19.《ネタバレ》 けっこう面白い映画だった。 まずはまともな理由の説明もなしに政府が隠蔽していると説く陰謀論的世界観がとぼけた感じである。劇中の説明によるとノルウェーではそこら中にトロール実在の証拠が散在していたようで、谷間に散らばった岩などは実際にトロールのせいだとする伝承が残っている可能性もあるが(本当は氷河のせいだろうが)、そのほか倒木とかジャコウウシとか送電線など、その辺にあるものにいちいちこじつけて語る妄想気味の態度が可笑しい。またキリスト教徒かどうかを真顔で問うのもかなり変だが、実際に隠れキリシタンがカミングアウトした途端に死んでしまい、その後にいきなり代わりが来る流れは都合よすぎで笑った。 笑いの面では送電担当者の「美しい景色」が頂点だったが、ただし全編笑い通しだったわけでもなく、特に前半などはかったるいところもないではない。しかしそれを現地の秋の景観が十分に補っており、地元民にとっては珍しくもないのだろうが、外国人としてはやはりフィヨルドやU字谷のスケールの大きさに目を引かれてしまう。特に巨大な岩山を滝が滑り落ちる豪快さをカメラが捉えていたのは印象的だった。 ただし地方色豊かな映画のため、外国人にはわかりにくいところもあるのは残念である。 まず劇中でトロールの生息地とされていた「ドヴレ」は、ノルウェー国内のオップラン県に実在するDovreという場所を想定していたようだが、トロールとの関連でいえば「ペール・ギュント」にも出る魔の山のことになるだろうから、これは架空の場所を実在の地名にこじつけたと取ればいいのか? ちょっとよくわからないが、とりあえずエンディングの最後に流れた劇音楽「ペール・ギュント」の「山の魔王の宮殿にて」(I Dovregubbens hall / In the Hall of the Mountain King)は、この架空のドヴレに関わる曲であり、終幕に際してユーモラスな印象を残していた。 もう一つ、ラストで出た首相の話は、ノルウェー人であれば実在の「トロール油田」に関するものであることが何となくわかり、うまく編集したな、と思うのだろうが、知らなければ単に話のわかる首相が特別出演したのかと思うところである。 そもそもトロール自体に馴染みのない人間も世界には多いわけだが(自分としてはムーミントロールしか知らない)、それでも一応は制作意図に乗って楽しめる映画になっていた。 【かっぱ堰】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-12-17 10:51:18) |
18.《ネタバレ》 さぁどうぞどうぞ見てください!トロールハンター密着24時!ノルウェーの平和を守る男のお仕事全てお見せますよ! え?トロールって何? まぁ日本人には馴染みは薄いけど、まぁ平たく言えばノルウェー産の化物だよ!ほら、これ!デカイでしょ!怖いでしょ!臨場感たっぷり!ちなみにこのカメラマン後で食われますから!それくらい獰猛なの!それでいて何故かクリスチャンの血や歌に敏感だったり、紫外線を浴びると石になっちゃったりと、生態についても実は結構研究されてるんだよね! え?それなら世界的に有名になるはずだって? 全く…それは勿論政府が隠してるからだよ!このバレバレな隠蔽工作を見てくださいよ!それにしては数回見逃してもらってるけどねw それにココ見てください!このトロールハンター「ハンス」の仕事!この手際の良さ!独特な装備の数々には驚かされるね!カッコいいー! そして最後!この60メートル級の超巨大トロール!凄いでしょ!まさしく怪獣映画!それに勇敢に立ち向かうハンス!カメラマンたちも含めてこの人たちは英雄だね!素晴らしー! って、おい!どこ行くのさ!バカバカしすぎるって?オチが他のモキュメンタリと変わらない?いや、ちょっと待てよ!マジでコレ真実なんだってば!おーい!ぉーぃぉーぃ… 【えすえふ】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2015-11-28 02:49:32) (笑:1票) |
17.《ネタバレ》 この手のドキュメンタリータッチの手ブレ映画は非常に見ずらいですね。 ブレア〜でその手のジャンルを一般的にましたがどの作品もやはり非常に見づらい。 まるで乗り物酔いしているかのような感じになる。 中身はコントです。 トロールを狩り行くといいながらすぐに逃げたしたり電池が切れたとか お前普段からそんな予備電源くらい持っとけよと。 今まで隠してたけど人使いが荒いからバラしてやるって笑うしかないよね。 小ネタとしてガラガラドン的シチュエーションも持ってきたのは非常にいい。 確かにトロールだ。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-05-18 21:23:18) |
16.《ネタバレ》 トロールハンターのハンス氏は言う。 トロールは肉食獣でただ食ってクソして交配する生き物だ。 それに知能レベルはとても低いし 頭脳はないんだ。だから食べ物さえあれば生きていけるし、と。 さらに続けた 以前、自分の尾っぽを食べようとして脚の間に顔を突っ込んでいたトロールを見た。 でも、その尾っぽを口に入れたはいいが、そのままつまずいて丘を転がり落ちたんですと。 アハハ なるほどね そうですか。 でもそれを聞いて自分は 昔、深夜のラジオで聴いた名言を一つ思い出してしまい笑えてしまった。 自分でしゃぶろうとして前転とかいう名言を。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-03-10 23:42:53) |
15.《ネタバレ》 ブレアウィッチばりのモニュメンタリー映画だが、意外に見れました。トロールの生態が詳しく語られててモンスターと言うよりも希少生物っぽくて何かいいですね、これは。ところで狂犬病って発症したらもう助からないんじゃないの? 【ぴのづか】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-05 19:53:57) |
14.《ネタバレ》 期待していたほどではなかった。途中2、3度寝落ちして、また巻き戻して観るの繰り返し。なんか疲れた。 やっぱり手持ちカメラのPOVスタイルが少なくとも私には合わないみたい。『ブレア~』『REC』『クローバー~』全て観ましたけど今回そういう結論に達す。『REC』の3作目なんか途中から潔くPOVをやめたので良かった。やっぱり普通のカメラワークが一番! さて内容のほうはと言うと、こちらもイマイチでした。まず最初に「この映画を観るにあたって」的な説明の文章を読ませてからストーリーに入る本作。そこで「我々はこの映画は紛うことなき実物と結論付けた」とか言ってくる。そしてその5分後には明らかにぬいぐるみ感丸出しの熊の映像…。 いや確かに期待せずに観ましたよ。観ましたけどそんな期待値よりも低いクオリティってどうなんだ。画面も暗くて見にくいし、どうせならずっと暗視カメラでいってほしい。 もうなんか、テーマやジャケットに釣られて観るのは止めよう・・・。 でもどうせまた騙されるんだろうな(笑) 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 3点(2013-08-26 12:15:50) |
13.最近見たPOV映画の中では「●REC」に並ぶ良い出来。この手の映画はモンスターの造形が重要だけど、いきなり3つ首が登場したのは良。「他の首に見えるものは実は瘤で、威嚇や求愛のためのもの」という説明がもっともらしくてよかったです。科学技術争奪戦という側面がある宇宙人を政府が隠す…というのはそれなりに説得力ありますが、なんで単なる野生生物をそこまで必死に隠さないといけないのかが意味不明でした。 一番の収穫は、北欧の何気ない風景をドライブ感覚で満喫できた事。一般的なロードムービーに比べるともっと日常的な感じで気持ちよく、POVにはこういう見せ方もあるのだ…と1つ発見した気分。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-08-04 11:15:00) (良:2票) |
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12.《ネタバレ》 うわー。コメディだったのか。しまったなぁ。 これまでに観たPOV物は例外なく自分には合わなかったのに、また観てしまった・・・。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 3点(2013-06-29 09:45:19) |
11.《ネタバレ》 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』以来、延々と作られてきたよくあるフェイク・ドキュメンタリーだとほとんど期待もせずに観たのだけど、これが意外に面白かった。その手の映画にありがちな過剰な悲愴感や見辛い画面のブレもなく、上質なユーモアさえ漂わせているところがいい。トロールが太陽の光を浴びると石になる理由を科学的に説明してみせたかと思うと、今度はキリスト教徒の血を嗅ぎ分ける理由はなにも説明なしとか、そんな設定の詰めの甘さがB級感溢れていて素敵。そして、何よりボヤキながらトロールの駆除をするベテラン・ハンターが、普通に親戚に居そうな何処にでもいるおっさんなのが笑っちゃう。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-03-31 18:16:21) |
10.北欧の超広大雪原ロケ×怪物×POVという、唯一無二の雰囲気が醸し出された怪作。とはいえ、モンスターものとしてのツボは抑えてるし、マイケルムーア好きの主人公チームは可愛いし、一見の価値アリ。 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-03-14 00:54:56) |
【南雲しのぶ】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-03-10 01:24:06) |
8.《ネタバレ》 本作を観て、『クローバーフィールド』で私が抱いた違和感の正体が判明しました。それは“モキュメンタリーは、リアリティを増す手法である”との“勘違い”です。例え話をします。金色の仏像があったとしましょう。一人は金で出来ていると主張し、もう一人は真鍮製だと白状しました。どちらの話が信用できるでしょうか。答えは後者。だって私は仏像が真鍮である事を知っているのですから。ニセモノを本物だと主張する行為には“嘘”がありますが、ニセモノをニセモノと白状するのは“真”ということ。つまり『クローバーフィールド』は真剣に嘘をつき過ぎたのだと考えます。結果、かえって嘘が協調されたと。ところが本作はどうでしょう。着ぐるみ感タップリの熊に、即死と思しき攻撃を受けてもピンピンしているハンター。嘘がモロバレなのです。最初からバレている嘘は、もはや嘘ではありません。観客が騙されていないから、素直にエンターテイメントを受け入れられる不思議。というワケで、『クローバー』よりも高い評価をつけさせていただきます。モキュメンタリーにこそ、茶目っ気が必要なのだと思いました。そういう意味では、ダチョウの上島を主役に据えた嘘ドキュメンタリーシリーズは、正しいモキュメンタリーの在り方なのかもしれません。 【目隠シスト】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-02-09 19:58:22) |
7.《ネタバレ》 トロールには大きく分けて山トロールと森トロール、あたりから楽しくなってきた。 やってることは川口浩探検隊と同じ。ならば、とゆーことで、序盤は自分達でアナウンスを入れながら観た。楽しかったからお勧めしたい。 CG頑張ってたし、B級感もあってよかったんだけど、最後にキャストの名前出しちゃうとことかこだわりが少なくて残念。そりゃーせっかくだから出したいだろうけど、それなら役名を本名だか芸名にするとかあるでしょーに。ねぇ。 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-21 03:36:05) |
6.《ネタバレ》 M・ナイト・シャマランが『サイン』の宇宙人映像で使用した例が初だと思いますが、それ以降、モキュメンタリースタイルはSF映画の定番となっています。SFに不可欠な空気感をいとも簡単に作り出すことができ、おまけに対象をはっきりと映し出す必要がないため予算も節約できる。『モンスターズ』や『chronicle』等、今やこのジャンルは屈指の激戦区となっています。。。 そこに来ての本作ですが、本作ならではのオリジナリティ、他作品との差別化の程度が弱いと感じました。映画としての出来は決して悪くないのですが、観客も食傷気味となっている当該ジャンルにおいて、この程度のアイデアでは心許無いのです。一応、ラストには60mの特大トロール登場というサプライズが用意されてはいるのですが、比較対象のない雪原での戦いであるため意図した程のインパクトを与え損られていません。トロールハンターのオヤジはいい味を出しているものの映画の顔となるレベルには達しておらず、あらゆる要素が勿体無い状態となっています。。。 映画の出来とは別に私が興味深く感じたのは、トロールが反キリストであるという点です。日本のようにお寺と神社が共存している社会は極めて稀であり、土着信仰は一神教により否定され、駆逐されるというのが歴史の常です。ノルウェーもその例外ではなく、10世紀頃(劇中提示されるトロールの寿命と一致する年代)にキリスト教が本格的に上陸し、土着信仰は駆逐されました。かつて神だったトロール達が怒っている理由はここにあります。さらに興味深いのは、現在のノルウェー国民のうち9割以上はノルウェー国教会に所属しているものの、熱心な信仰心を持っているのはその内の1割程度であり、大多数の国民は便宜上教会に籍を置いているに過ぎない状態にあるという点です。さらには、ノルウェー国民のうちの相当数は、今でもトロールの実在性を信じているとか。土着信仰は形式的には消滅したものの、ノルウェー人の心の中では今なお生き続けているのです。そして、劇中のノルウェー政府がトロールの存在をひた隠しにする理由は、この辺にあるようです。。。 現在、北欧の土着信仰復権運動を担っているのはブラックメタルです。90年代には、キリスト教会に放火する等の過激な事件までを引き起こしています。エンディングにおいて、作品に相応しくないメタル系の音楽が流された理由はここにあります。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(吹替)] 5点(2012-12-30 17:43:40) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 序盤から出し惜しみなくトロールちゃんたちが出てくるのが良い。トロールバリエーションが豊富なので、トロールファンは是非。でも、ジジイみたいな顔してるのがちょっと嫌。もっといっぱい人間狩られてほしかった。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-08 17:42:28) |
4.トロールの生態、設定が程よくできてると思いました。宗教を絡める部分とか神秘的で良いじゃないですか。それなりに楽しめました。 【Kの紅茶】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-11-17 20:24:06) |
3.ドキュメンタリータッチの映画はやっぱり見づらいなぁ(クローバーフィールド程じゃないけど)。ホントのドキュメンタリーだったら、編集して見やすくするんだろうけど、編集前の映像を見せられてもねぇ。 ついでに言えば、唖然とする設定が多いのが難点。多分、俺がまじめだからこの馬鹿馬鹿しい設定についていけなかっただけだろうけど・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-09-04 23:14:06) |