60.コミカルタッチで描いているけど、純粋なコメディー映画ではなく、一応ストーリー映画。 デニーロ扮するコメディアンのキャラが、とにかく最高に面白くて、しかもキレている。 下手なコメディー映画よりも大笑いさせてもらった。ホントにこの役者さんはうまい。 雰囲気はテレビ映画のような感じだが、ラストは実際に起こりそうな顛末で、妙にスカッとした。 久しぶりに後味のいい映画を観たな、ということで、お薦め。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-24 17:51:21) |
59.人間の狂気と悲哀を鋭く描き出し、ロバート・デ・ニーロの演技の凄みを感じられる傑作。 【ashigara】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-10 01:53:38) |
58.《ネタバレ》 頭のおかしい男女が有名コメディアンを誘拐し、それぞれの自分勝手な目的を果たそうとする話だとは知らずに見てしまいました。サクセスストーリーは好きです。ですがこの映画はだめです。僕は映画に対して「終わり良ければ全て良し。」という考えがあったのですが、その常識をくつがえされてしまいました。最初の1時間20分くらいは、脳が沸騰するほどイライラさせられました。ってゆーか、もしかして最後のサクセスシーンも、実は妄想の続き?なんか画面の雰囲気が怪しいんですが・・・そこをはっきりさせないのは見る人が自由に解釈できるように?そんなサービスはいらんぞ。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 1点(2011-07-09 19:20:07) |
57.前半、パプキンの勘違い行動にかなりイラっとしました。その時点でデニーロさすがだなぁって感心してたのですが、私の中で、最後はこの勘違い男が憎めなくなってました。それもデニーロが演じているからなのでしょう。怖面白い映画でした。 【カルーア】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-20 17:11:59) |
56.《ネタバレ》 笑えない。現代日本にはこういう人を生み出す条件が揃ってる気がして。一歩間違えば無差別殺傷事件とか起こしそうだもん。 |
55.《ネタバレ》 ラストが幻想か現実か定かでないのがよいかもしれないね、、、みなさんが仰るようにやはりデ・ニーロとサンドラ・バーンハードの怪演が光っていたのではないでしょうか。どうしてもツボにはまったのはテープぐるぐるのジェリーを誘惑するところですが、げらげら笑ってしまいました。。。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-20 00:05:25) |
54. 渋谷の有名なレンタルショップで、家族で楽しめる映画No1で20本近くがほとんどレンタルされていました。 小学生の頃に観賞したときは、なんてつまらない映画なんだろうと思いましたが、久々に観賞しても、何故この映画が1位なのか、未だに理解出来ません。 他のサイトでは「タクシードライバー」のブラックコメディ版と紹介していましたが、やはり笑わせようとはしているんですね。 英語が堪能でアメリカンジョークに爆笑できないと完全理解は無理なんでしょうか? 私は一度も笑えるシーンを見つけられませんでしたが、この主人公とグルーピーの二人の行動は大人しくバーテンダーに身を置いている黒人女性よりは、ずっと魅力的な人生を歩んでいるように思えます。 確かにやりすぎかもしれませんが、スターになるには、あれくらいの行動と勇気が必要なんじゃないでしょうか? 観賞した後に監督がスコセッシだと知りました。 「な~んか、アイツっぽいな…」とは思いました。 スコセッシ監督の作品はダラダラしていてドラマの振幅も狭いので私には相性が悪いのです。 そういう生理的に合わない監督って誰にでもいますよね? 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-12 18:42:28) |
53.この映画みたいにどこかのリミッターが外れてしまって、痛い行動に走ってしまっている人は正直見ていられません。もしかして自分も…と考えたときが一番怖いですね。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-07-10 15:28:06) |
52.《ネタバレ》 お洒落した二人が別荘を訪ねるシーンを、妄想か現実か混乱させられたのは明らかに確信犯ですよね。それだけに最後に語られた数々の大成功が疑わしい訳ですが、ラストシーンの司会者の紹介の仕方や、ステージ上での笑顔がなんだか不自然だったのは、夢から覚める一瞬前であったような気がしてなりません。怖い映画です。デ・ニーロが全力で吹っ飛んでキレまくって、たまに抜けてたりして、そこが見所でもありますが、何せ上手すぎるもんで途中でちょっと食傷気味になりました。 【由多】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-31 00:54:12) (良:1票) |
★51.《ネタバレ》 こ、怖かったよ~。本当にこんなに怖い映画とは夢にも思いませんでした。みなさんのコメント通り、デ・ニーロとサンドラ・バーンハードの基地外演技は必見ですが、特にサンドラ・バーンハードの顔つきはちょっと演技とは思えないほどのすごさ。ところで放送させたネタの中で、「おふくろは死んだ」とデ・ニーロは言っています。ということは、劇中聞こえてくるお母さんの声は(この声の主は、スコセッシの実の母親だそうです)彼の妄想の産物では…。なんかそれもあり得るのでは、と感じてしまいました。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-07-17 23:01:45) (良:1票) |
|
50.《ネタバレ》 あまり好きな映画ではないですが、本作で見せてくれたデ・ニーロの素晴らしき怪演は数ある彼の名演技の中でもかなり強く印象に残っています。自室でジェリーと大声で妄想の真っ最中にお母さんに叱られているデ・ニーロがカワイイです。ジェリーの車から降りた次のシーンで本当にジェリーと一緒にランチしてる!とびっくりしたけど次の瞬間これが妄想だと分かる。何なんだこれは…?と、これでもうデ・ニーロとスコセッシ監督の作る独特の世界に一気に引き込まれます。妄想、薄ら笑いに高笑い、何度もオフィスに押しかけ、別荘で空気が読めず友達の如く振舞う様子や漫談に至るまでデ・ニーロの表情と演技を見ているとやっぱり彼は凄いなあと思わされます。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-03-15 03:44:41) |
49.《ネタバレ》 パプキンの心の襞まで演じきるデ・ニーロの圧倒的な演技力には脱帽する。ジェリーからの電話を待って、公衆電話に必死でしがみつくシーンは憐れすぎて涙を誘う。問題のラストは、パプキンの妄想だと思うのだが、どうだろう?演出的にそこをはっきりさせないところも巧い。この作品は、熱狂的な映画ファンへの戒めにもなっていると思う。スコセッシの『タクシードライバー』を観て、ジョディ・フォスターのために大統領を狙撃するような人間が現実にいるような国なのだ。パプキンのような人間がいても何ら不思議はない。そして、自分にもパプキンと共通する部分を見つけたりして、ぞっとするのだ。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-05-23 07:56:59) (良:1票) |
48.前半はやや退屈気味だが、やっぱキれたデニーロにはみいってしまう。ストーカーの女も怖いし。芸能界ってのは恐ろしいところだと思いました。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-31 14:02:24) |
47.《ネタバレ》 この映画と「マルホランドドライブ」を比べると、有名になりたくて妄想する人たちの悲哀と狂気の2つのタイプの現れ方が見えて興味深かったです。わざとなのでしょうが、パプキンが何も考えずに行動しているように見えるところにはいりこめませんでした。ただ、こういう普通の人の狂気を演じたらデニーロの右に出る役者は少ないですね。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-26 06:55:40) |
46.やっぱりデ・ニーロはこういう変人が一番合っている。タクシードライバーとは作風は少し違うが、違う意味で怖い。パプキンがラストのことまで読んでいたら凄い。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-10-27 00:02:24) |
45.デ・ニーロって奴は「ケープ・フィアー」といい「タクシー・ドライバー」といい後の「ザ・ファン」といい何かに取り付かれたような役を演じさせたら何でこんなに上手いんだろか。軽いストーカー行為なのに普通に怖く見える。常に落ち着いている所も怖いけど誘拐してからのサンドラ・バーンハードが一番怖かったけどね、あの顔つきが(笑)計算されたパプキンの魔術にしっかりとはまってもーたがな。。 |
44.これはタイトルにこそコメディとあるが、けして笑える映画ではないし、むしろ恐い映画である。何しろロバード・デニーロの演技が凄すぎる。どう考えてもパプキンという男は物凄く嫌な奴だし、普通ならこんな嫌な奴に感情移入など出来っこない。それなのにこの物凄く嫌な男に対して共感を覚えてしまうのは、ロバート・デニーロだからこそであって、ロバート・デニーロにしか出せない空気、この映画は自分が憧れを抱き過ぎた為についその憧れの人物になりすますという物語だが、この主人公の気持ちが私には解る。好きな人物に対しての憧れ、そうなってみたい。人間なら誰もが一度はそう思ったことがある筈です。そんな人間の本質というものを描いている所などいかにも人間社会の矛盾さ、やるせなさ、人間の心の中の闇を描かせたら現在のアメリカ映画界においてこの人の右に出る監督はいないのでは思えるマーティン・スコセッシ監督らしさを感じるし、作品自体は特別凄い作品だとは思わないものの夢と狂気の世界を両方描いているこのブラックな世界、マーティン・スコセッシ監督のセンスの良さが見て解る作品です。 【青観】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-04 11:45:54) |
43.《ネタバレ》 面白い。面白い。面白い。個性豊かな映画でした。観る側に、妄想なのか現実のシーンなのか解答を与えられずに進むシーンがちりばめられていて、これがラストシーンの解釈を迷わせます。うーん。あのラストはやっぱり・・・後から後から考えさせられます。出演者の熱演(怪演?)に圧倒。9点 ! 【RTNEE USA】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-08 14:53:55) |
42.《ネタバレ》 これも何年ぶりに観なおしただろう。。なんと…「泣けた」。自分でも思ってもみなかった、自分の反応に驚いた。下の方のコメントの一文にある『世間が認めればすごい人だけど、日の目を見ずに狂人で終わってしまう人もごまんといるんだろうなあ。』…この心情が深層に訴え、計らずしも感情移入してしまったようだ。「なりたい自分になれない自分」「手に入れたいものに手のとどきようの無い自分」私自身の奥深くにも多分あるその思いが、この男のパラノイアをただの狂気に見させなかった。…「泣けた」のは、男がTV放送を女の店のTVで誇らしげに観てる時。男の成し得た事への喜びだったのかもしれない。遠く自分と重ね合わせ。……今の自分がこんな観方するとは思わなかった。こんな観方をすると、これは「優しい」映画と言えるのかもしれないと。。。 …ラストの男の「成功」を現実か妄想かと、確かにどちらともとれる。ただ、ブラウン管の中の彼のショーは現実、彼の喋るコメディも現実、そして何よりそれに対する(ステージの)観客の反応は真実。。「どん底で終わるより一夜のキングになりたい。」観客は大喝采だった。それは本物。彼がバーを去る時の女の顔、TVのジョークを聞いた刑事の反応、それも現実。そしてその先の「成功」が現実か妄想か。。。。どちらにとるかで、エンディング・ロールのヴァン・モリスンが歌う「wonderful remark」の聞こえ方も変わってくる。どちらにとるかは、きっと観た者のその時の心情のありように委ねられる。。。。。。。 【GUSUTAV03】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-06 02:02:47) |
【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-12 20:47:50) |