ポセイドン・アドベンチャー(1972)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ポセイドン・アドベンチャー(1972)

[ポセイドンアドベンチャー]
The Poseidon Adventure
1972年上映時間:117分
平均点:8.12 / 10(Review 269人) (点数分布表示)
公開開始日(1973-03-17)
アクションドラマサスペンスアドベンチャーシリーズものパニックもの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-05-02)【イニシャルK】さん
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監督ロナルド・ニーム
演出伊達康将(日本語吹き替え版【LD】)
山田悦司(日本語吹き替え版【TBS】)
キャストジーン・ハックマン(男優)牧師 フランク・スコット
アーネスト・ボーグナイン(男優)刑事 マイク・ロゴ
ステラ・スティーヴンス(女優)マイクの妻 リンダ・ロゴ
レッド・バトンズ(男優)雑貨商 ジェームス・マーティン
キャロル・リンレイ(女優)歌手 ノニー・パリー
ロディ・マクドウォール(男優)ボーイ エイカーズ
シェリー・ウィンタース(女優)マニーの妻 ベル・ローゼン
ジャック・アルバートソン(男優)ベルの夫 マニー・ローゼン
パメラ・スー・マーティン(女優)高校生 スーザン・シェルビー
エリック・シーア(男優)スーザンの弟 ロビン・シェルビー
アーサー・オコンネル(男優)ジョン牧師
シーラ・アレン[女優・1929年生](女優)看護婦 ジーナ(シーラ・マシューズ名義)
ジョン・クロフォード[男優・1920年生](男優)ジョー
レスリー・ニールセン(男優)ハリソン船長
磯部勉フランク・スコット(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂口芳貞マイク・ロゴ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
富山敬ジェームス・マーティン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)/エイカーズ(〃【TBS】)
飛田展男ジェームス・マーティン(日本語吹き替え版追加録音【WOWOW】)
佐々木優子ノニー・パリー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)/スーザン・シェルビー(〃【日本テレビ】)
佐古正人エイカーズ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小森創介エイカーズ(日本語吹き替え版追加録音【WOWOW】)
吉田理保子リンダ・ロゴ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
藤波京子ベル・ローゼン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
永井一郎マニー・ローゼン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
折笠愛スーザン・シェルビー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
野沢雅子ロビン・シェルビー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
松岡文雄ジョン牧師(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
宮内幸平船医(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)/ジョン牧師(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
落合弘治船医(日本語吹き替え版追加録音【WOWOW】)
仁内建之リナーコス(日本語吹き替え版【テレビ朝日/TBS】)
斎藤昌ジーナ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
嶋俊介ハリソン船長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
高宮俊介ハリソン船長(日本語吹き替え版追加録音【WOWOW】)
有本欽隆(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
佐藤正治(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
幹本雄之(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田原アルノ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山口健[声優](日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
藤城裕士(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
島香裕(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中亮一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
荒川太郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
飯塚昭三(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
渡辺美佐〔声優〕(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内海賢二フランク・スコット(日本語吹き替え版【LD】)
富田耕生マイク・ロゴ(日本語吹き替え版【LD/TBS】)
平井道子リンダ・ロゴ(日本語吹き替え版【LD】)
村越伊知郎ジェームス・マーティン(日本語吹き替え版【LD】)
山田栄子ノニー・パリー(日本語吹き替え版【LD】)
納谷六朗エイカーズ(日本語吹き替え版【LD】)
片岡富枝ベル・ローゼン(日本語吹き替え版【LD】)/ジーナ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
北村弘一マニー・ローゼン(日本語吹き替え版【LD】)
玉川紗己子スーザン・シェルビー(日本語吹き替え版【LD】)
石井敏郎ジョン牧師(日本語吹き替え版【LD】)
池田勝リナーコス(日本語吹き替え版【LD】)
伊井篤史船医(日本語吹き替え版【LD】)
小林勝彦ハリソン船長(日本語吹き替え版【LD】)/フランク・スコット(〃【日本テレビ】)
加藤正之(日本語吹き替え版【LD】)
広瀬正志(日本語吹き替え版【LD】)
二又一成(日本語吹き替え版【LD】)
大滝進矢(日本語吹き替え版【LD】)
小林昭二フランク・スコット(日本語吹き替え版【TBS】)
小原乃梨子リンダ・ロゴ(日本語吹き替え版【TBS/日本テレビ】)
羽佐間道夫ジェームス・マーティン(日本語吹き替え版【TBS】)
鈴木弘子ノニー・パリー(日本語吹き替え版【TBS】)
中村正[声優]ハリソン船長(日本語吹き替え版【TBS】)
岡本茉利スーザン・シェルビー(日本語吹き替え版【TBS】)
田村錦人ジョン牧師(日本語吹き替え版【TBS】)
千葉耕市マニー・ローゼン(日本語吹き替え版【TBS】)
大方斐紗子ジーナ(日本語吹き替え版【TBS】)
峰恵研(日本語吹き替え版【TBS】)
仲木隆司(日本語吹き替え版【TBS】)
藤岡重慶マイク・ロゴ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
あずさ欣平ジェームス・マーティン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
徳丸完エイカーズ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
高村章子ベル・ローゼン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
松村彦次郎マニー・ローゼン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
大木民夫ハリソン船長(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
石森達幸船医(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
藤本譲(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
秋元羊介(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
水鳥鉄夫(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
細井重之(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
石塚運昇フランク・スコット(日本語吹き替え版【BSTBS】)
辻親八マイク・ロゴ(日本語吹き替え版【BSTBS】)
勝生真沙子リンダ・ロゴ(日本語吹き替え版【BSTBS】)
多田野曜平ジェームス・マーティン/ジョン牧師(日本語吹き替え版【BSTBS】)
堀越真己ベル・ローゼン(日本語吹き替え版【BSTBS】)
中博史マニー・ローゼン(日本語吹き替え版【BSTBS】)
坂本真綾ノニー・パリー(日本語吹き替え版【BSTBS】)
潘めぐみスーザン・シェルビー(日本語吹き替え版【BSTBS】)
三瓶由布子ロビン・シェルビー(日本語吹き替え版【BSTBS】)
浪川大輔エイカーズ(日本語吹き替え版【BSTBS】)
野島昭生ハリソン船長(日本語吹き替え版【BSTBS】)
堀内賢雄リナ―コス(日本語吹き替え版【BSTBS】)
原作ポール・ギャリコ「ポセイドン・アドベンチャー」
脚本スターリング・シリファント
ウェンデル・メイズ
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
作詞ジョエル・ハーシュホーン"The morning after"
アル・カシャ"The morning after"
作曲アル・カシャ"The morning after"
ジョエル・ハーシュホーン"The morning after"
編曲アレクサンダー・カレッジ
撮影ハロルド・E・スタイン
製作アーウィン・アレン
20世紀フォックス(共同製作)
制作東北新社(日本語吹き替え版【LD/テレビ朝日】)
ブロードメディア・スタジオ(日本語吹き替え版【WOWOW追加録音/BSTBS】)
配給20世紀フォックス
特撮L・B・アボット(特殊効果)
美術ラファエル・ブレットン(セット)
ウィリアム・J・クレバー(美術監督)
衣装ポール・ザストゥネヴィッチ
編集ハロルド・F・クレス
録音セオドア・ソダーバーグ
字幕翻訳清水俊二
日本語翻訳税田春介(日本語吹き替え版【BSTBS】)
あらすじ
海上で新年を祝う豪華客船ポセイドン号。しかし安全面の不備と、海底地震の大津波により転覆、逆さまにひっくり返ってしまう。「神は自分自身の内側にいる」と訴えてやまない異端の牧師スコット(ジーン・ハックマン)は、乗客を先導して決死の脱出を試みる。アメリカン・ニューシネマ全盛の70年代において、パニックムービー・ブームの先駆けとなり、ハリウッド・エンタテイメントの底力を見せつけた記念碑的名作。
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249.今となっては王道な雰囲気の映画。
導入部分に入りきれなかったが、転覆後からは分かりやすい。ただ、現代においてはわかり易すぎた。当時は凄かったとは思う。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-01-08 17:52:17)
248.見れば分かる凄い映画!
強い意志を持つスコット牧師の逞しさ。孫に会いに行く素敵な老夫婦。姉弟で乗船している弟の方のストーリーの関わり方も気に入っている。
乗り物酔いをする人じゃなければ是非お勧めしたい作品!
さわきさん [地上波(邦画)] 8点(2016-12-21 18:17:20)
247.リバイバル上映にて劇場で鑑賞。やはり名作は映画館で見たほうがより面白くなりますね。さて、元祖災害パニック映画の本作ですが、先に同ジャンルの双璧ともいえるタワーリング・インフェルノを見ていたせいか、アクション面においてやや物足りなさを感じました。でも人間ドラマの面ではこちらの方が濃密ですね。一つだけ文句を付けるなら、船全体の構造が全く示されないので、主人公達はいったいどのくらいの距離・高さを避難するのか全くわからないということです。そのシーンがあればもっと面白くなったと思います。
MASSさん [映画館(字幕)] 8点(2016-09-02 15:49:24)
246.《ネタバレ》 今回リバイバルで映画館にて鑑賞。パニック映画の最高峰と言うことで、勿論セットも凄いし、スペクタクルも凄いのだが、何が凄いって、やはり脚本が素晴らしい事と、役者さん達の演技が皆素晴らしい事。台詞がリアルだし、それを演じる役者達の熱演もあってさらに生々しく映る。人間が描けているのだ。ラスト、救助隊が船底をバーナーで焼き始めた際に一瞬嬉しい表情をしたのもつかの間、後ろを振り返り妻を悲しむアーネスト・ボーグナインの表情が忘れられない。映画ってこういう作品の事を言うのだと思う。人生において本当に辛い経験をした後にもう一度見るべき作品かも知れない。
rain on meさん [映画館(字幕)] 10点(2016-08-16 14:03:15)(良:1票)
245.昔、TVで観て面白かったので、今更ながら名作と名高い本作を観ました。CG技術などない時代によくまーこんな映像が撮れたものだと感心しました。内容はゆーまでもなくハラハラドキドキあっと言う間の2時間です!牧師と刑事、そして最後に刑事に噛み付いた人は上手いですね。
SUPISUTAさん [DVD(字幕)] 8点(2016-06-27 23:19:00)
244.主人公の、ロゴへの当たり方が嫌だな。あんな状況では仕方ないけど。
nojiさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-11-22 00:23:21)
243.《ネタバレ》 海洋パニック映画における

"脱出の際必ず一度は水中にもぐらないといけない”

という黄金ルールをつくったのがこの映画なのではないだろうか。

さらには、どの場面でも役に立っておらず、奮闘もせず、誰かを助けもせず、ネガティブオーラ全開で、難所にくるたびに「私はもうムリー!」「私はここにいるー!」などと、いちいち面倒発言を連発するヘタレ歌手のノニー(足手まとい度200%)が生き残り組に入っているのだが

脱出系映画における

”脱出成功して生き残るのは、意外と、どーでもよいキャラ”

という黄金ルールを作ったのもこの映画ではないだろうか。

「神なんてくそくらえ!」な牧師も小気味よく、仲間が死んでも「神の御許へ安らかに・・・アーメン」なんて言わずに
「どうしてこんな良い人を!」とか「何人いけにえがほしいんだ!」とか、まっこうから神とバトルしている。
かなりパンチのきいたキャラで、このアウトサイダーな牧師のダークヒーローっぷりは
「神父なのに!?」「脱出作戦のリーダーなのに!?」というギャップを生み出し、この作品をより印象的なものにしているだろう。

ところで、この映画は何十回も見てきたけど今回初めて気づいたのが、最後の難関エリア突破の場面(牧師がハンドルをまわして蒸気をとめてストンと落ちるあの場面)で、奥さんが死んで呆然として、もう脱出なんてどうでもいい・・・みたいになってた刑事のおじさんに向かってマーティンが「それでも刑事かよ!」と、言いたい放題のことを言って発破をかけたとき、刑事のおじさんが上目づかいにマーティンをにらみつけ

「オゥケイ、ジュー!」(OK、ユダヤ野郎!)って言ってたことに気づいて

いくらシナリオとはいえ、ユダヤ人差別はなはだしいな・・・と思ってふと調べたらマーティンをやった役者は本当にユダヤ系アメリカ人だった。(よけいやばくないか)
フィンセントさん [DVD(字幕)] 8点(2015-11-13 16:26:44)(良:1票)
242.1972年って考えるとやっぱすごいのかな。元祖タイタニック。
すたーちゃいるどさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-05-05 22:16:12)
241.まったく古さを感じさせない映画。まったく退屈もせず、最後まで緊張感を保つこともできた。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 7点(2015-01-19 00:44:09)
240.《ネタバレ》 パニック映画の元祖ともいえる本作。映画で船の水難事故って結構あるが、本作が最も緊迫感がありました。船が転覆し、人が重力に逆らえずシャンデリアといっしょに落下してくるシーンが物凄く印象に残っています。多くの人が浸水してきた海水によって命を落とします。生きるためにはしごを登って行った数人のみがギリギリで命を繋ぎ止めました。一縷の望みを信じ脱出を試みます。恰幅の良いおばちゃんの演技が良かった。足手まといになり、これ以上迷惑をかけまいと唯一の特技である潜水で、溺れていたスコットを助け命がけで逃げ道を見つける姿は人生最後の輝きでした。しかし極限状態の中、行動を起こしたものから命を落としていくという非情さ。そしてリーダーシップを取ってきたスコット牧師も・・・ 結局生き残ったのは、スコット牧師に食ってかかっていた者や、ただ黙って付いてきた者でした。もうこうなると生死をわけたものなどなく、運命と言うほかない。地獄には、神も仏もヒーローもいないし、奇跡のストーリーなども存在しないのだ。タイタニックのようにお涙頂戴的な演出やラブストーリーを入れることなく、素直に絶望的な結末を見せたことで、水難事故の恐ろしさが一層引き立ったのだと思います。私はこの作品を超えるパニック映画を未だに観たことがありません。
スノーモンキーさん [DVD(字幕)] 9点(2015-01-16 00:01:46)
239.久しぶりに見直しました。現在のCGには出せない心の奥に響くものがありますね。確かにCGの方がうまくできているのでしょうが、見る側はCG(嘘)と分った上での本物らしさ、イメージとして瞬間的な感動で終わってしまうのかな。この映画が1年前にヒットしていたら韓国の学生はより多く生き延びたかもしれないとも思いました。
cogitoさん [DVD(字幕)] 7点(2014-09-10 00:21:23)
238.《ネタバレ》 CGも発達していない時代にこんな凄い映画を造りやがった!!

ポール・ギャリコの原作をここまでリアリティのある大作に仕上げた超A級のパニック映画。

「あんな沖にいて巨大な津波に襲われるのか?」という疑問を破壊してくれる造り込み。

いや、あの時代だからこそやる意義があったし、あの時代のうねりがこの映画を産み出せた。

舞台は大洋にポツリと浮かぶ豪華客船。
逃げ場の無い海上、「方舟」は一瞬にして巨大な「棺桶」と化す。
甲板が地獄で船底が天国という皮肉。
船を大津波でひっくり返すって発想が面白い。
実際こんな目に遭ったら「悪夢」だけど、映画としてならやってみたい魅力的な「夢」だ。
天地逆転した船の中でパニックに陥る乗客、冷静な判断で生き残っていく人々。
押し寄せる海水、爆発で揺れる巨船、そして試される人間の尊厳。
極限状態で生き残ろうと必死に抗う人々の力強さ、死。
生き残るはずだった者、死ぬ運命にあった者、その容赦の無さ。

撮影も命懸け、俳優陣も持てるポテンシャル全快で命懸けの熱演を魅せてくれた。

今でもジーン・ハックマン演じる牧師の名ゼリフが聞こえてくる。
「主よ、助けてくれとは申しません。どうか邪魔はしないで下さい・・・!」
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-06 01:53:21)(良:1票)
237.《ネタバレ》 市販されているDVD、ブルーレイに収録されている吹き替えは90分ほどで、所々字幕スーパーに切り替わってしまいます。
今回、WОWОWさんは素晴らしい仕事をしてくれたと思っています。
私も含め、1976年に月曜ロードショーで放送されたバージョンを求める方も多いかと思いますが、やはり簡略化された字幕スーパーより、プロの吹き替えさんに任せた完全吹き替え版を観たほうが断然説得力があります。
個人的には、アーネスト・ボーグナインは富田耕生さんにやってもらいたかった。
私はアクションでもSFでもパニック物でも、まず第一に人間ドラマを求めます。
この映画には、それが全て揃っています。
セクシーで足の綺麗な女優さんを何人も使っているせいか、不潔さも感じません。
全ての登場人物に愛情を感じさせてくれるので、皆を応援したくなります。
太ったおばちゃん、助かってもらいたかったなぁ。
アーネスト・ボーグナイン、奥さんに対する愛情、ものすごく伝わってきた!。
スコット牧師演じるジーン・ハックマン、若くてメッチャ格好良かった。
そして蒸気で熱くなったハンドルを命がけで回すシーン、私の眼が涙でいっぱいになった。
そして、名セリフ「牧師は正しかったんだ!」
小学生の時にテレビで観たときの記憶が鮮明によみがえった。
当時は、パニック映画の先駆けになった本作ですが、どれも、これを超えることができなかったと思います。
クロエさん [CS・衛星(吹替)] 10点(2014-02-16 06:11:16)
236.《ネタバレ》 終始ハラハラしっぱなしでした。パニック映画に無くてはならない要素が全て詰まった傑作だと思います。人間ドラマも見応えがありましたし、美術も演出も見事でした。アンチクライストな神父が肉体と精神で神を超越したヒーローになり、最後は生贄になって死んでいくというのは実にアメリカらしい。ニューシネマらしさを持ちながら希望を見せる素晴らしい映画です。ただ、泳いでエンジン室へ向かうまでの件がちょっと雑?ロゴはなんでそれを知ってんの?と思ってしまいました。翻訳が下手だったのかも。
カニばさみさん [DVD(字幕)] 7点(2013-10-07 16:37:32)
235.《ネタバレ》 幼い頃にテレビで初見。それからずっと好きな作品です。
様々な名シーンが有りますが、私にとってはローゼン夫妻の物語。
潜水が得意だった夫人が皆のために頑張って息絶えるシーンが印象的。
そして夫人の死を乗り越え生きていく事を決意する夫。いつ見ても泣ける。
仲の良い老夫婦に弱い私です。
確かにいま初めて見る方には物足りなさもあるかもしれませんが、
当時の技術としては最高のランクだと思います。
movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-09-17 15:48:54)(良:1票)
234.パニック映画のお手本となるような基本的なものが詰め込まれている。
この時代のパニック映画では、本作と『タワーリング・インフェルノ』が抜けていたように思う。
『タイタニック』より人間ドラマとして深い。
飛鳥さん [地上波(吹替)] 8点(2013-06-12 23:58:20)
233.《ネタバレ》 このリアリティ、ほんとに事故現場でカメラが回っているかのような臨場感にたまげたものでした。船内逆さまの大セット、美術担当さんは凄い仕事をしたものです。パニックに陥った人達はこういう行動パターンをする、という心理学の見本のよう。リーダーと従う者あり、相反する意見に固執する者あり、考えを放棄する者あり。人がどんどん死んでゆく。水が流れ込んできて生死を分かつ場面、倒れるツリーと成すすべなく絶叫を後に扉を閉めるハックマン牧師。ここ以外にも容赦なく死が襲い掛かってきて、この映画かなりの非情度。自分がそこにいたらどうなるか・・、と常に彼らと行動を共にしている、このフィルムの中との一体感は数多のパニック映画の中でも屈指の出来。怖くて怖くて観終わってへとへとです。
tottokoさん [地上波(吹替)] 9点(2013-06-07 01:04:57)
232.《ネタバレ》 主観的な思い込みで強引に牽引するヒーローっぷりがまさにアメリカ的。それ以外は全てを否定するとこなんかも、まさにそう。ストーリーの根底がその思想に基づいているので、受け付けない人には随所に不快があるかもしれない。古いわりに、アクションとしての娯楽性はあるので、少しは楽しめる。
afoijwさん [DVD(字幕)] 2点(2013-04-07 20:46:20)
231.《ネタバレ》 初見は大昔のTV放送です。当時小学生だったと思います。あの当時は神父さんの独りよがりな独善的行動に子供心にも反発を覚えた記憶があります。タイタニックに触発され再度レンタルで鑑賞してずいぶん違う印象を受けました。一番の差はクライマックスですね。ロゴ刑事の妻が本当に・・・本当にあっさり転落死して、ロゴに罵られて呆然と立ち尽くす神父の姿を見て彼の苦悩をやっと理解しました。その後の吹き出す蒸気を見て神への怒りを爆発させ・・・この後のシーンでは不覚にも涙が出てしまいました。素晴らしい人間ドラマだと思います。今見ても全く色あせない傑作です。
ぴのづかさん [DVD(字幕)] 9点(2013-02-17 22:22:33)
230.《ネタバレ》 封切時に今は亡き有楽座で観ました。有楽座では入場待ちの観客が長蛇の列を作っていて、映画館で行列ができているのは初めて見たので大層驚いた記憶があります。 40年たって改めて観ますと、パニック映画の元祖といわれますがイメージ以上に人間ドラマが濃厚なんですね。男優も女優も地味でも演技力があるつわもの揃いのキャスティングが実に渋い。中でも泣かせてくれるのがS・ウィンタースで、この演技で三度目のオスカーを獲って欲しかったところです。この映画は良く考えると、旧約聖書のモーセが率いたユダヤ人の出エジプト記をモチーフにしていることに気が付きます。スコット牧師がモーセで、連れてゆくメンバーにはローゼン夫妻というユダヤ人がちゃんといるわけです。我々日本人にはスコット牧師の行動はかなり強引で思いこみが強く感じますが、強いリーダーを求めるキリスト教文化では正しい人物象なんでしょうね。 思うに本作ほど評価がじわじわと高まってきた映画は珍しい存在じゃないでしょうか。ワインが熟成してゆくみたいですね。
S&Sさん [映画館(字幕)] 9点(2013-01-06 23:08:54)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 269人
平均点数 8.12点
000.00%
100.00%
220.74%
300.00%
431.12%
593.35%
6186.69%
74115.24%
88230.48%
96925.65%
104516.73%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.10点 Review19人
2 ストーリー評価 8.60点 Review30人
3 鑑賞後の後味 8.20点 Review29人
4 音楽評価 7.00点 Review22人
5 感泣評価 7.45点 Review22人
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【アカデミー賞 情報】

1972年 45回
助演女優賞シェリー・ウィンタース候補(ノミネート) 
撮影賞ハロルド・E・スタイン候補(ノミネート) 
オリジナル主題歌ジョエル・ハーシュホーン受賞"The morning after"
オリジナル主題歌アル・カシャ受賞"The morning after"
作曲賞(ドラマ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 
視覚効果賞L・B・アボット受賞特別業績賞(視覚効果) として
音響賞セオドア・ソダーバーグ候補(ノミネート) 
美術賞ウィリアム・J・クレバー候補(ノミネート)美術
美術賞ラファエル・ブレットン候補(ノミネート)装置
衣装デザイン賞ポール・ザストゥネヴィッチ候補(ノミネート) 
編集賞ハロルド・F・クレス候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1972年 30回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
助演女優賞シェリー・ウィンタース受賞 
作曲賞ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 
主題歌賞ジョエル・ハーシュホーン候補(ノミネート)"The morning after"作詞
主題歌賞アル・カシャ候補(ノミネート)"The morning after"作曲

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