22.この2作目もすごい。シリーズとして続くかどうかは、第1作ももちろんだが2作目が良くないと続かない。1作目に志村喬が出てきたかと思うと、2作目では恩師役の東野英治郎、母親役のミヤコ蝶々、それに医師の山崎努なども出て豪華。 寅次郎の生い立ちがわかるとともに親子の情をまざまざと感じさせてくれる。 【ESPERANZA】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2011-04-13 15:22:29) |
21.笑わせるとことも泣かせるところも演出がいい味だしてますよね~。ラストシーンが好きです。 【ケ66軍曹】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-12-19 02:05:27) |
★20. マドンナへの愛。妹への愛。師弟愛。そして親子愛まで。 典型的なパターンにはまっていない初期の作品で、それぞれのキャラクターの立ち位置、エピソードもバラバラに感じましたが、全編起伏の激しい物語で退屈させません。 先日観た「天国と地獄」に出演された山崎努さんが、本作でも似たような役作りだったのが、ちょっと可笑しかったです。 絶頂期の渥美さん。笑いと元気を頂きました。 どうもありがとう。 【クロエ】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-08-09 01:11:52) |
19.《ネタバレ》 こういう自覚も悪意もない女は性質が悪いよなー。ほんとに寅さんは失敗に学ばない男だなー。本作では、寅さん正にズタボロ。 話の流れとしては緩いながらも、退屈せずにいつの間にか終わってるのは寅さんシリーズの不思議なところ。ラストシーンでは、本当に暖かい気持ちにさせてもらいました。ミヤコ蝶々の存在感も格別。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-07-14 15:34:04) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 寅さんの葛飾商業の恩師、坪内散歩先生と寅さんのお母さんを演じる東野英治郎さんとミヤコ蝶々さんが実にいい味を出しています。特に散歩先生が好きですね~。酒を飲みながら寅さんを叱り付け、神妙な顔でその説教を聞く寅さん。このかつての恩師と教え子の2人のいる場面がとても素敵です。そこに絡む本作のマドンナ、佐藤オリエ演じる夏子もとても魅力的です。散歩先生が寅さんを呼びつけ、かつての教え子に「江戸川のウナギが食いたい」無茶を言い、寅さんに一旦断られると「もういい!」ダダをこねる恩師。老いについてしみじみと考えさせられますが、教師を退職した後も自宅で英語を教えている近所の子ども達に囲まれ、親孝行な娘と自分を慕ってくれるかつての教え子と過ごした散歩先生の人生最後の日々はとても幸せだったでしょうね。あたたかい気持ちにさせてくれるラストはシリーズ屈指のとても素敵なラストシーンだと思います。そうそう、病院のベッドの上で腹巻に鉢巻姿でバイの様子を披露する寅さん。これはもう渥美清さんの真骨頂ですね。 【とらや】さん [地上波(邦画)] 9点(2009-03-05 14:37:16) (良:3票) |
17.《ネタバレ》 実に笑えるねー。実の母親との再会シーンなど抱腹絶倒ですわ。シリーズ半分も見てませんが、初期の寅さんの方が元気があって楽しいですね。昔の映画は懐かしい昭和の風景も見逃せない。北の将軍様も寅さんのファンらしいと聞いて少し親しみを感じてしまった。楽しくもどこか切ない寅さんは見る分には最高だけど、近くにいたら迷惑な存在であるのは間違いないw 【パオ吉】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-01-18 21:45:15) |
16.今作は少し悲しい話となっているが、なかなか笑える。あと、京都の人間からすれば、昔の京都の景色が伺えるのはうれしい反面、今と昔の景観の差に愕然として残念でもある。 【TOSHI】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-04-20 12:59:57) |
15.そのおばさんが、寅さんのおっかさんかと思ったら、そっちかい!と突っ込みを入れたくなりました。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-16 02:35:57) |
14.こんなこというのもなんだが、しっかし寅さんはぶっさいくだねえ~。 ヒロインの女優がますます綺麗に映りますな。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-21 18:26:41) |
13.やっぱり森川信の「おいちゃん」は最高ですな♪ 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-04 22:54:20) (良:1票) |
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12.この後、もうあと一作登場する事になる寅さんの実の母親、お菊さん(ミヤコ蝶々)。う~んすみません、自分はこのお母さんと相性あんまり良くないんですよ。寅さんの母親という役ゆえ、どーにもこーにも一筋縄ではいかない彼女みたいな強烈なキャラクターを持ってきたかったのはわかるんだけど、ちょっとドギつくあくど過ぎるような気がします。この作品では東野英治郎の散歩先生、佐藤オリエの清潔感溢れるマドンナ、 好青年という役柄にもかかわらず、瞳のあたりが怪し過ぎる山崎努の好演のほうが印象的ですね。初期の寅さんは文句なく若々しく元気で楽しいっす! 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-12-15 16:57:23) |
11.寅さんシリーズに「抱腹絶倒」という形容は似合わない気がするのですが、この第2作、いやあ、本当に爆笑させていただきました。生みの母を訪ねるくだりが最高、ほとんどシュールギャグとも言える無類の可笑しさ。一方、落ち込んだ寅さんを迎えるとらやでの「禁句」のくだり、こちらはお約束と言えばお約束だけど、ちょっと落語っぽい可笑しさが効いてます(ハナマルキのCM、懐かしいなあ。とは言え当時まだ私は生まれてないが)。というわけで、「大いに笑える」作品に仕上がっておりますが、実はストーリー的には、寅さんの生い立ちに関わる哀しいものがあり、フト、こんなに笑ってていいのだろうか、という気にもなったりします。実際、映画の中で、寅さんが泣いてる場面が、本当に多いんですねえ。そこで笠智衆演じる御前様が寅さんをたしなめるシーンが挿入されるわけですが、「男は人前で涙を見せるもんじゃない」という信念をつらいた笠智衆、彼の言葉であればこそ、の重みを感じます。また、この御前様に限らず、この映画では、チョイ役の人も含め(財津一郎!)、登場人物が皆、魅力的で印象深いです。が、やっぱり蝶々さん、ですねえ。蝶々さんは確か、東京生まれなんですよね?普通の関西系オバチャンとは一味違い、江戸っ子風にキップ良く関西弁をまくし立てる、という彼女の独特のキャラ、この役柄にぴったりです。清水寺や嵐山・渡月橋などの京都の名所でのロケもまた関西情緒を醸し出し、東男vs京女という永遠のライバル対決(?)を盛り上げるのでした。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-12-11 11:04:40) (良:2票) |
10.《ネタバレ》 これはなかなかオーソドックスな作りですね。って2作目か・・・。江戸川の土手は結構馴染みがあるのですが、寅さんがウナギ釣ってスキップしている姿は見ていて嬉しくなります。 <追記>16年ぶりに再見。この後に何度か登場する「禁句シリーズ」は博の発案で始まっている事を発見。満男は赤ん坊だがちゃんと中村はやとくんなんだな。散歩先生との交流とマドンナの優しさ、そして実母との出会いとストーリー的には盛りだくさん。また、井上真央版のドラマを見てからこれを見ると、先生や実母との幼少期のストーリーの延長線上という感じで感慨深いものもある。実母のキャラは多少違うが、数十年経過して性格が変わったというコトか。ラストで和解してるのはやや唐突な印象も受けるが。 |
9.《ネタバレ》 お母さんを間違えるところがいいですね。観客もころっと騙されてしまいます。そこでミヤコ蝶々演じる本当の母親が登場。うまいもんです。山崎努が若いですね。 寅さんが何度も泣いてへこむので、みているこっちもつらくなってくるのがこの作品の難点です。 (2020.1再鑑賞。「寅ちゃん」と呼ぶ平田オリエさんのヒロイン像はかなり良くて、だからこそ三枚目にされる寅さんが哀れ。今回は母親との再開シーンが見どころだが、それ以外にあまり良エピソードが少なく普通の印象。) 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2005-08-13 22:18:44) |
8.《ネタバレ》 寅さんって子供の頃に一体何人の女の子を泣かせているのでしょうか?そのツケが回ってきたのか、今回もやはり悲しい恋の結末でした。笑わせて泣かせるというのはチャップリンの頃からのコメディの定説ですね。と言うか寅さんのキャラクター自体がチャップリンとよく似ている(笑)。てっきり寅さんと母親の話がメインかと思いきや、そうではなく最後にアッサリと片付けられているところがちょっと残念でしたが、その方が却って寅さんらしくて良いかもしれませんね。また本作は前作に比べ喜劇色が強いので、至るところで笑わせてもらいました。特にハナマルキのCMには大爆笑!いきなりお爺ちゃんがうなぎを食べたいと言い出して、皆で川へ釣りに行くところも良いです。忘れられた日本映画の人情がここにあるような気がします。 【かんたーた】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-08-13 00:23:44) |
7.《ネタバレ》 上手いなあ!山田洋次監督の演出、脚本、そして渥美清さんに森川信さん、更に寅さんの恩師、坪内先生演じる東野英治郎さんに寅さんの産みの母親役のミヤコ喋々さん、他とにかく全員上手い!産みの母に会いに行って散々、酷いこと言われて帰ってきた寅さん、そんな寅さんが泣きじゃくる姿を見て「泣け。思い切り泣け!わしも一緒に泣いてやる。」と寅さんと一緒に泣いてくれる坪内先生が大好きだ。とにかく渥美清、森川信、東野英治郎にミヤコ蝶々がこの作品を素晴らしいものにしている。そんな上手い役者達を見事な構図で捉えたカメラマンも素晴らしい!マドンナ役の佐藤オリエさん、べっぴんさんやなあ!寅さんが惚れるのも解るよ!それにても設定が本当に上手いです。江戸川でまさかうなぎ釣るなんて、それとやっぱりラストシーン、寅さんと母親の2人のシーン、それを遠くから見つめるマドンナとその亭主、何とも良い光景だ!こんな素晴らしいシナリオ、ショットを1作目の公開から僅か半年余りで撮った山田洋次監督を始めとする関係者全員に拍手!やっぱり初期の頃の寅さんは傑作揃いで本当に良いです。 正月には毎年、寅さんで1年をスタートするのが私の日課です。この作品を観ると鰻が食べたくなってどうしようもない気持ちになる。それもそこらの鰻ではない。江戸川の鰻が食べたくなる。 【青観】さん [DVD(邦画)] 9点(2005-07-01 22:34:29) (良:2票) |
6.《ネタバレ》 前作の予想外の大ヒットを受けて、急遽作られた2作目。前作からあまり時間を置かずに作られたため、シナリオを一から書く時間がなく、シナリオはテレビドラマ時代のものを一部手直ししたものらしい。寅さんの恩師を演じる東野英治郎が最高に良い。寅さんの実母役のミヤコ蝶々も存在感抜群だ。瞼の母との対面にショックを受けた寅さんを気遣って「おかあさん」という言葉を喋らないようにするとらやの面々だが、次々と「おかあさん」や「母親」、「おふくろ」といった言葉を連呼してしまうシーンが笑える。寅さんの恋敵役で登場する山崎努が若い。 【イニシャルK】さん [地上波(邦画)] 8点(2005-05-02 16:51:02) |
5.何処とはなしに試行錯誤を感じる。延々と続けるための布石かな。 |
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3. 第2作目の出来次第でシリーズの存続が問われるだけに山田洋次監督は自らシナリオを手掛け、更にTV版ディレクターだった小林俊一まで担ぎ出す周到さ。本作から定番の”マドンナ役に旬の女優”&”マドンナにフラれる寅さん”というフォーマットが確立するコトになる。しかし、何と言っても本作の肝は既に他の皆さんが触れている通り、寅次郎の母親・菊(演ずるはミヤコ蝶々!)との再会であろう。第7作「奮闘篇」にも再登場するインパクトは本来のマドンナ役たる佐藤オリエも霞む程だった。そんなド迫力のお菊さんに…7点! 【へちょちょ】さん 7点(2003-09-22 02:18:29) |