86.《ネタバレ》 権力者の腐敗はいつの世にもあるのであろうけど 本当の弱者は「それはおかしい」と、手を上げることも できず死んでいくのだろう。 腐った権力者と倒錯殺人鬼どっちが怖いのか? 【翼ネコ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-03 20:32:50) |
85.現在,女性目線・女性の都合が色々な意味で世の中の常識の中心になっているのは,こういった時代の反動なんでしょうかね.話自体はつまらなくはなかったのですが,バランス的に警察と精神病院での女性虐待のパートが少し弱い感じがして,主人公の焦り・イライラの蓄積みたいなものが,この手の映画としては足りなかったかな. 【マー君】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-10-03 17:45:06) |
★84.《ネタバレ》 これが実話なんて凄すぎますね…。 たった5ヶ月位で実の子を分からなくなる親なんていないですよ。 それを全く認めない警察。そんなアホな!! 正直、観ていて辛くなってきて観るのを止めようかと思いました。 しかし、正義感あふれる牧師さん達の助けで風向きが変わってきたので、なんとか鑑賞続行しました。 これで一気に片付くかと思ったら、精神病棟へ強制連行だって!もう無茶苦茶ですよね。 その後は、殺人事件が発覚し、優秀弁護士の登場などで、一気に進んでいくのですが、こんな時代が実際にあったことが、私にとって一番の恐怖でした。 アンジーの演技も良かったし、2時間以上の尺なんてあっという間なくらい引き込まれました。 子供がいる身としては、重く辛い内容でしたが、映画としては良かったと思います。
【かずまる】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2009-09-29 15:16:24) (良:1票) |
83.《ネタバレ》 学生時に心理学をかじった身としては、元が実話という現実感が肌で感じられて恐ろしかったです。(スタンフォード監獄実験=普通の大学生を「囚人役」「看守役」に分けると後者が前者を虐待し始める。ミルグラム(アイヒマン)実験と同じく超有名な心理実験。wikiにも載っています)羞恥心が欠如した権力者や、罰が与えられないと分った人間は、際限なく残酷になれる。描かれていませんでしたが、偽ウォルターに対し警察の脅迫洗脳があった事や(彼の無表情は戦渦で感情を失った子供のそれと重なる。母親の姿を見てホッとして初めて言いたい事が言えたのだろう)精神病院の『電気治療』において死亡した人がいても「病死」とされて闇に葬られただろう、などが察せられてゾッとしました。絶望的な状況の中で真実を主張し、戦い続けた母親の強さを尊敬します。彼女の崇高さは皆にとっても「希望」だったように思います。だからこそ、多くの賛同者や協力者を得られたのでしょう。牧師さんが普通に良い人で良かった。しかし、彼女は最後まで希望を追い続けても叶えられなかった。彼女の望みは警察の腐敗を暴く事でも、犯人を死刑にする事でもなく、息子を取り戻したかったのに…諦めた方が楽だろうに、希望を持ち続けた彼女は本当の意味で強い人間なのでしょう。少なくとも信じている間はウォルターは生きている。私も、ウォルターはどこかで生きていた、のだと思いたいです。 見事な脚本と演出があったとはいえ、AJの深みのある演技には驚きました。迫力あるシーンや言葉でなく、普通の動作で「心の強さ」を表現できる程とは思っていなかったです。ナイスバディで拳銃ぶっ放す姿しか知らなかったので;反省ですわ; 【果月】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-28 10:50:14) (良:2票) |
82.《ネタバレ》 こんな不条理な事件が実話とは。警部、精神病院の医師、ニセ子供に対して・・・活字に出来ない憤りでワナワナ。「もう、観てられない」とそれが頂点に達した時に、希望の光となる事実が発覚。母が良心ある人々の助けを受けてゲス共との喧嘩に最後に勝利。やり切れない結末。展開に私の血圧は乱高下を繰り返しました。どの作品でも抜群の存在感を示すマルコヴィッチに感心し、「母親の唇、何処かで見たことあるけど・・・?」本サイトで、昔サメをも殴りつけていたアンジーと知り好演に仰天です。実に見応えのある作品でした。 |
81.《ネタバレ》 凄い人だ。信念というか何と言うか、最後の笑顔で立ち去る姿に強さを感じた。アンジェリーナ・ジョリーの好演が光った。相変わらずイーストウッドの映画は重厚感がある。 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-19 12:32:48) |
80.《ネタバレ》 いつも、イーストウッド監督の作品は、それほどいいとは思わないのだが、この作品は最後まで引き込まれ楽しめた。他の作品同様、人物設定が大雑把(善人、悪人の設定が短絡的等)なところはあるが、それが逆にストーリーを分かりやすくして、主人公の苦悩に共感できる効果を生んでいると思う。それにしても、いくら警察から入れ知恵されたからとはいえ、あんなに冷酷に嘘をつける子供がいたら恐ろしい。鑑賞している間、この子供の髪の毛を分けて見ると"666"というアザがあり、本当の名前は"ダミアン"に違いないという想いが頭から離れなかった。 【Gang10】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-09-16 13:30:14) |
79.少年が白状するシーンがすごく怖かった。皆さんのようにうまくレビュー書けないんですが、中盤のそのシーンが一番印象強かったと明言しておきます。 で結局、あの子供誰なんだよ! 【南の二等星】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-09-08 01:01:46) |
78.《ネタバレ》 アンジェリナー・ジョリーはアクションだけかなと思ったら 演技力も中々のもの。 警察の手抜き操作、しかもそれを押さえようとする権力。 これに真っ向から対決する被害者。命がけで真実を追究する母。 クリント・イーストウッド監督は上手い! 【ダイバー】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-09-06 14:36:40) |
77.よくできてるとは思うけど・・・。アンジーはミスキャストでは? 演技に不満はないですが、なんとなく違和感が。ベクトルが違う気がします。 衣装もとてもステキなんですが、なんとなくコスプレみたいに見える。 あと、ちょっとテンポが私には合わなかった。というかイーストウッドの映画は全体的にどうも合わないのかも・・・。 【Catherine】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-09-05 20:39:31) |
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76.すごくいい映画でした。飽きさせないという点だけで評価できる。アンジーすごい。イーストウッドの撮り方はうまいなぁ。 【Balrog】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-08-26 23:26:44) |
75.偽物の子供、いくら子供だからといって腹が立つ。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-23 20:23:19) |
74.まず気になったのは「かつれい」の意味;;視聴の途中で一時停止して意味を調べました・・。調べて失笑しつつ、こんな単語皆知ってるのか?と思いました。分かりやすいストーリーが高評価につながっていると思われるが、実話でなかったら単純なお手軽サスペンスという印象で、それほどの良作とは思えませんでした。 【爽やか林檎】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-08-13 17:02:58) |
73.《ネタバレ》 脚本の95%は、1928年にロサンゼルスで起こった事件をもとに、6千ページにものぼる事件のドキュメントから書きおこされたとのこと。このような事件が実際にあったことすら信じ難いが、当時の男尊女卑や政治的腐敗を強烈に訴える。体制になびく人間の弱さが、このような悲劇をいつでもどこでも起こし得るという点で、現代の我々にも警鐘を鳴らした作品だと思う。イーストウッドとジョリー、いい仕事してます! 【windance】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-03 23:42:47) |
72.事実がどうかは知らないが、最後の終わり方はこれでよかったと思います。重い空気の中で淡々と進む物語に引き込まれました。イーストウッドの秀作です。 【東京ロッキー】さん [DVD(吹替)] 9点(2009-08-02 14:20:49) |
71.これが実話だったってことで、よりいっそうおもしろさが増しました。その後どうなんたんでしょうねぇ・・・とっても気になります。 【かすお】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-01 21:21:33) |
70.《ネタバレ》 予告編だけは他の映画を観にいったときにもういいってくらい観たんですが、 肝心の本編のほうは結局公開中に観には行けず、今回家でDVD鑑賞となった作品です(笑) そういった背景があるせいか、いざこの映画を観るときになると、 「あー、このシーン予告編のあのシーンやよね」みたいな予告編のおさらいみたいに鑑賞してました(汗) でも作品自体ももちろん面白かったです。実話とは言っても、80年以上前の海外での話ということから私には若干リアリティ薄でしたけども、だからこそ、これが実話だったことに驚愕しました。 まずは当時の警察の体質というものがここまでひどかったのかとびっくりしました。警察の名を借りたギャングが街を仕切ってたらそりゃ戦々恐々ですよね。安心して生活できたもんじゃないです。 でも一番怖いのは失踪した少年に代わって堂々と自分が息子だと言ってくる子供でしょうか。警察に言われたからといって、何の疑問も持たずにひとの家の子供に成り代わろうとするあの無表情の少年にコリンズ夫人は言葉には出来ないほどの恐怖を覚えたのではと思います。changeling=「取替え子」という意味ですが、自分から取り替わりに行った子供、その子供に夫人の息子と取り変わるための知恵を入れた当時のロサンゼルス市警。どっちも怖いです。 作品自体は裁判のシーンあたりで最高潮を迎えてしまったように感じました。 もう最後のほうで連続殺人犯のゴードンが絞首刑になるころにはストーリーに中だるみを覚えました。少し長い映画でしたかね。 でも公開中に観にいけず、ようやく鑑賞できた作品ということもあって、 満足です☆ 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-01 20:31:21) |
69.《ネタバレ》 古きアメリカの警察の腐敗をテーマにした映画やドラマはよく観るが、ここまで抑止が効かないものかと半信半疑になる。 年の近い子供を見つけ、それを捜索願の出てる子供に仕立て上げ無理やり母親に返すという警察の行為がまず理解できない。最初は警察も本当の息子だと思っていたのか? わずか半年足らず振りに会った我が子を母親が認識できないなど到底考えられないし、それを全く聞き入れないという警部の態度も一人の人間としてありえないと思う。警察の威信や面子を守るためと言ってもあまりに現実離れしているのではないか。そんな感じでやや斜めから観ていたが、アンジェリーナジョリィの演技にも引き込まれ、先の読めない展開にドキドキしながら観賞した。最近観た映画では久しぶりに。 しかし、多くの人も感じているように一番引っ掛かったのは、別人を装って赤の他人と暮らしたり学校へ行ったりする子供。動機も理由も最後まで釈然としない。年端のゆかぬ小学生がそんな生活できるワケないと思う。 後、個人的には後半の冗長感は否めない。 犯人に面会したり死刑執行のシークエンスは不要ではないか。 犯行動機や少年たちに対してどこまで凄惨なことをしたのかの詳しい説明もなしにあそこまで生々しい死刑場面を見せられるのはバランスが悪く気分も悪く感じられた。 全くの脚色なしに事実だけを記録したドキュメンタリーを見てみたいと思った。 エンドロール中、子供が生きてると信じて死ぬまで探し続ける人生と、死んでいると分かって気持ちを切り替えて歩み出せる人生とどちらが幸せだったろうか、とういうことを考えた。 【banz】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-28 23:44:00) |
68.《ネタバレ》 これが実話に基づいたものだなんて。アンジェリーナ・ジョリーがすごくいい。イーストウッドの作品は、会話の間の取り方が好き。 【ラグ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-07-28 00:11:48) |
67.《ネタバレ》 この作品、ラストのエピソードが少しでも実話に基づいているなら満点、まったくの創作であれば5点、どちらか不明なので、間をとって7点とします。それぐらい私にとってラストのエピソードは、浮いている。とってつけたような感じがするのです。主人公の最後の言葉を導きたいなら、違うアプローチがあったろうに。この映画に、もらい泣きは不要だ。 【代書屋】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-27 22:39:17) |