★7.《ネタバレ》 王と瓜ふたつの人物の入れ替わり、というありふれた題材だろうとあなどっていたので予想以上の映画でびっくり。逆によくあるテーマをしっかりとした「観せる」映画にしてくれたと思う。役者の安定感も素晴らしく、簡単に王妃を恋に落ちたりする安っぽさもなく、ちゃんと品のある王宮映画になっている。他の方のレビューでもあったが「説明しすぎない」のが良い。ここはしっかりと観客を信用しているという映画陣の度量を感じる。最近の映画は説明しすぎ・言葉にしすぎだ。素晴らしい音楽を聴いて感動するシーンにおいて「みんな感動していた」なんて説明のセリフがあっては「観客を信用していない」ので野暮なんである(役者の演技も信用していない事になる) 【果月】さん [地上波(字幕)] 8点(2022-01-03 15:26:37) (良:1票) |
6.イ・ビョンホンはいい役者だ。天晴れ! 王の入れ替わりという擦られた題材かも知れないが、終始飽きさせない展開。正に笑いあり、涙あり。 キャスト陣もお馴染みの顔ぶれが多く安心の一作といったところ。 韓国時代モノはお初だったけど、このジャンルもボチボチ開拓せねば。 【tonao】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-07-01 20:47:48) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 賎民と王様がすり替わった物語は『王子と乞食』にもある。それ以降、容姿の似た物が入れ替わるストーリーは手を変え品を変えいろんなバージョンで作られている。エンターテイメントとして水準以上のものを作りやすい設定なのだろう。本作も安定感があって楽しめた。本物の王がそんなに簡単に改心するかといえば疑問だけれど。 クスッと笑えるシーンにセンスを感じる。おどおどした偽王をコミカルに演じるイ・ビョンホンもうまい。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 7点(2017-04-29 19:39:32) |
4.《ネタバレ》 「韓国映画は侮れない」というフレーズをよく聞く。侮る人が多いのだろう、残念。洋画も邦画も見るが、韓国の映画作りはエンタメとしての完成度が高い。今作もストーリーとして目新しくないが、俳優、脚本、映像、演出、2時間飽きることなく楽しめる。暗殺におびえる王が、自分に瓜二つの影武者を探す。王と偽王の二役演じるのがイビョンホン。いい役者。特に王と偽王の初対面、王が簡単なせりふでオーデイションをするシーンが、思わず膝を打つ面白さだ。オープニングの王の身支度シーンも、映画の始まりワクワク感を盛り上げる。そして悪評の常となるいわゆる「説明」のセリフが無い。冷酷な王で始まるが、偽王のシーンからコメディ色となる。その笑わせ方がなかなか上手いのだ。そして後半ホロリとさせて余韻も残る。二度観も出来る秀作だ。盛り沢山過ぎる米画、説明する邦画、に何かを見いだせない自分にとって、エンタメの極意を分かっている韓画が面白い。 また観たらいっそう面白かったのでプラス1点。無駄なシーンが無い! 【LOIS】さん [インターネット(字幕)] 9点(2016-05-05 18:41:18) (良:1票) |
3.同じすり変わりものである「デーヴ」もそうだけど、設定だけで半分は面白くなるはずの映画。最初、ヒゲ面のイ・ビョンホンが芸人のなすびに見えてしまって困ったが、民のために動き始めるあたりから王様っぽくなった。 【noji】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2015-01-30 19:53:17) |
2.あらすじはなかなか面白いです。王様に入れ替わった主人公がまともな君主に変身していく過程にもっと説得力が感じられると良かったのですが。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2015-01-03 17:10:55) |
1.しっかり作られていて所々ユーモアもあり、良い映画でした。イ・ビョンホンが三枚目役が上手く 見直しました! 政治家とか全員観るべし! 【オヴリッジ】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-11-13 14:25:48) |