最強のふたりのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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最強のふたり

[サイキョウノフタリ]
Untouchable
(Intouchables)
2011年上映時間:113分
平均点:7.14 / 10(Review 131人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-09-01)
公開終了日(2013-03-22)
ドラマコメディ実話もの
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タイトル情報更新(2023-11-02)【イニシャルK】さん
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監督エリック・トレダノ
オリヴィエ・ナカシュ
キャストフランソワ・クリュゼ(男優)フィリップ
オマール・シー(男優)ドリス
アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ(女優)
小川真司〔声優・男優〕フィリップ(日本語吹き替え版)
菅原正志ドリス(日本語吹き替え版)
佐古真弓マガリー(日本語吹き替え版)
Lynnエリザ(日本語吹き替え版)
脚本エリック・トレダノ
オリヴィエ・ナカシュ
音楽ルドヴィコ・エイナウディ
作曲フランツ・シューベルト「アヴェ・マリア」
アントニオ・ヴィヴァルディ「和声と創意への試み」より「春」「夏」
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト歌劇「魔笛」より「おれは鳥刺し」
配給ギャガ
あらすじ
失業中のドリス(オマール・シー)は、生活保護を受けるため必要な不採用通知が欲しくて形式だけの就職活動のため介護者募集の面接を受ける。新しい介護者を募集していたのは、パラグライダーの事故で首から下が麻痺した大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)だった。何を思ったか、フィリップは彼を2週間の期限付きで採用する。予想通り、ドリスは一切気を使うことなく、身障者を身障者と思わない言葉をはき、ハチャメチャな行いをする。だがフィリップは唯一本音をぶつけてくるドリスに魅力を感じるようになる。二人は次第に不思議な絆で結ばれていく。
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11.《ネタバレ》 事故により首から下が麻痺している大富豪、スラム街出身の前科者という両極端の二人の物語。実話を基にしたそうですが、コレ系はどこまで実話なのか気になりますね。 誰もが腫れ物に触れるように自分に接するため鬱積した毎日を過ごしていた大富豪フィリップ。彼の前に要介護の自分にすら遠慮なくズケズケ物を言いつつも嫌味がなく、下ネタ+ブラックジョーク上等なドリスは人間味を感じられ新鮮だったんだろうな。介護人がいないと何もできない自分も人間らしく対等に扱うドリスによって心が満たされていく描写はとても上手く、素直にいい話だなと思えました。なので、どこまで実話なんだろ?と思っちゃうんですよね。どうなんだろ。 音楽も効果的かつ抜群にあってて、冒頭の『アース・ウィンド&ファイアー』の名曲『セプテンバー』でノせられてしまった感もあるかな。 フィリップを演じたフランソワ・クリュゼ、ドリスを演じたオマール・シーの満面の笑みを見てると心が洗われるようですね。ふたりが揃えば無敵。まさに『最強のふたり』でした。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 8点(2012-09-22 22:36:51)(良:2票)
10.《ネタバレ》 フランス映画ぽくないぞ!これはフランス映画が苦手な人でも十分楽しめる作品になっている。作品全体がフランス映画というよりはアメリカ映画的な笑いを交えたヒューマンドラマになっている。ドリスの面接にやってくる時の面白さ、普通は採用して欲しいから面接にくるのにこの男は不採用にしてくれ!そうすれば失業手当がもらえるという変わった所が面白い。面白いと言えばその後、まさかの介護の仕事をすることになってしまうのたが、そこでも身体障害者である相手の男フィリップに対しても全くもって普通の人に対するような対応で付き合う。哀れむような姿なんて全く見せないのである。そこがこの映画の良い所である。どんな相手だろうと自分と同じなんだというように常に同等であるドリスが自分の好きな音楽に合わせて踊りまくるこの場面もドリス自身が思い切り楽しむことでフィリップは勿論、他の介護に携わっている人達も笑顔にさせる。自分が楽しむことで周りの空気をも良くしてしまう所にこの映画は人を喜ばせたいならまずは自分が楽しまなければ駄目だということを教えてくれている。常に同じ目線で相手に向かい合う二人の友情には人種なんて関係ない。全てにおいて同じ立場で描いているからこそ素直に観ることも出来た。何より暗さというものが何一つとしてないのも良い。これが同じようなタイプの映画、今の日本映画ならここまでの作品にはならないだろう!日本映画だったら障害者に対して哀れむような悲壮感漂う作品になっていたと思う。そういうものがないのが良い。
青観さん [映画館(字幕)] 8点(2012-09-22 20:32:14)(良:1票)
9.《ネタバレ》 映画、物語の展開は途中必ず?と言っていいほど、主人公、あるいは関係性において
うまくいかない事件が起きる、そしてそれを乗り越えて・・というのが起承転結的
だしドラマにもなると思います。
ところがこれはほとんど波風立たず・・といった感じで淡々と進む。
そこがある意味真実に近そうで、こういったこともあるんだなあ、と納得させられます。
なので主人公二人は名演です。
時々、えっ?ここまで言う?ここまでする!というのもありますが、
ドリス君の底に温かいヒューマニズムと人間への信頼があるからと
安心できたのはフィリップさんと私だけではないでしょう。


AKOさん [映画館(字幕)] 8点(2012-09-20 23:11:03)
8.《ネタバレ》 いい映画でした。笑えるところも多かったです。ドリス役の俳優さんが、いかにもプロのコメディアンみたいじゃなくて、明るくって面白い、でも生活に汲々としている市井の人を自然に見せてくれてました。育てのお母さん(叔母さん)の仕事があがる時間に見つめているところも、ぐっときました。低賃金で切々と働く母を見ながら、なかなかまっとうな生活して見せて、安心させてあげられない息子たち・・・万国共通だなあ。
実話だということで、富豪さんも、お金持ちってこんな感じなんだな~と自然に思えました。ただ、ほかの方もおっしゃってますが、そのせいで、物語が起伏が少なくたんたんと進みすぎて、悪い人間も出てこないし、引っ張り込まれるような面白みに欠けていました。色々な細かいせりふや設定なんかを楽しみながら、鑑賞後に、いい友情話だったよね!と言い合える映画でした。アース・ウインド&ファイアーなんか、出した時点でおっさん認定ですが、それが若者の音楽だった時代の話なんですね。文通とかしてるし。「体重を聞けよ!!」とモップ頭くんが、個人的にはつぼでした。フィリップはひげ面の方がワイルドでよかったな。
rainbowさん [映画館(字幕)] 6点(2012-09-09 21:07:45)(良:1票)
7.好きですこういう映画。テンポよく笑いどころが多く、最後はちょっとホロリとくる。どんでん返しも起伏もありませんが見終わった後少し心が癒されたように感じる大好きな映画です。
東京ロッキーさん [試写会(字幕)] 9点(2012-09-09 14:48:26)
6.《ネタバレ》 まあ、ドリスとフィリップの介護の関係は確かにずっと続けられるものではないでしょうね。ドリスのあのキャラからしてずっとフィリップの世話をし続けるという人生は考えづらいし、フィリップとしてもドリスを自分のために拘束し続けるのは本望ではないと思うし。そういう中でのラストシーン、ドリスはフィリップの息の詰まる思い、空気を吸いたいという気持ち、そういうのをしっかり理解していて、そうした上でフィリップにもっとも必要となる女性を連れてきた。フィリップに笑顔を見せながら去っていくドリスを見ていると、こっちとしてはちょっと寂しい気持ちになりそうだけど、当のドリスにとっては全然そういう事はないのかもしれない。障害者としてではなく一人の人間としてフィリップと接して、介護の仕事は終わるけど別にもう会えないってことはない。フィリップは最近どうしてるかなと思えば「よう、調子はどうだ!フィリップ!」ってな感じで突然屋敷に押し掛けられる。エンディングでの別れはドリスにとってそれぐらいのもんなのかなって思います。そしてドリスが仮に突然屋敷に遊びに来たとしても、フィリップはこれ以上ないくらいの満面の笑みで彼を迎えるだろうなってことも容易に想像ができます。
珈琲時間さん [映画館(字幕)] 7点(2012-09-08 14:25:31)(良:3票)
5.重度の障害を抱えた大富豪の初老の白人の男フィリップと、彼の介護職員として採用された、家族に複雑な事情を抱えたスラム出身の貧しい黒人の青年ドリスの友情のドラマ。

こうした対照的な2人の友情物語は目新しいものではないし、フィリップは別に余命あと○ヶ月という訳でなく、金にも不自由している訳でもない。ドリスも全く暗さが無い。底抜けに明るい。悲壮感が無い、この明るさが本作のいい所なんでしょうね。

ドリスの行動は時にデリカシーに欠けていたりもするが、この底抜けに明るいあっけらかんとした男が嫌われるはずがない。フィリップの「ドリスは私に同情したりしないんだよ」という台詞がドリスという男を見事に言い表しているし、彼の明るさがそのまま作品の魅力になっています。

予想以上に笑わせてもらった。上映中は頻繁に館内に笑い声が起こっていましたよ。考えてみればこの映画、大したことは起こらないし、フィリップとドリス、それぞれの家族との関係の描き方も中途半端に終わっていたりもする。(一応ドリスがフィリップの元を去る理由にはなっていますが・・・)でも、陽気なドリスと、彼につられて子どものように無邪気な笑顔を見せるフィリップ。この笑顔、2人の姿を見ているだけで十分な気がした。

大いに笑わせてもらって、鑑賞後は何かほっこりしたようなイイ気分にさせてもらえた。ラストも「こうなればいいのにな・・・」と思っていたら本当にその通りのひねりの無い終わり方でした。でも、それが本当にいい映画でした。
とらやさん [映画館(字幕)] 8点(2012-09-04 22:05:23)(良:1票)
4.《ネタバレ》  雰囲気的には『最高の人生の見つけ方』に近いが、実話を基にしているためか、あちらに比べると悪く言えば確執や別れと言ったドラマ性は低く、良く言えば誰も死なずに最後まで二人の友情を温かく安心して見守れるので、そう言った構成が好きな方にはむしろこちらの方が合うかも。
 ただ黒人が雇われるまでの展開が若干長く、仕様がないとは言えほとんどのシーンが彼絡みで展開し、富豪さん単独で何かする所が無く、二人を主人公と取るにはバランスが悪かった。
 総評
 上述した『最高の人生』からドラマ性を取る代わりに、二人がやりたい事をやっているシーンを増やした感じ。
 詰らなくは無いが、やはり『映画』としての盛り上がりが少な過ぎたためこの点数にします。
ムランさん [映画館(字幕)] 6点(2012-09-02 08:06:25)
3.《ネタバレ》 いい作品だと思います。 笑えるシーンもたくさんあって楽しめました。 ただ、どうしても理解できないのが、ドリスが辞めるシーン。 辞める理由がはっきりしないんですよね。 やっぱり、もう一回観に行くべきかなあ。
ミスプロさん [映画館(字幕)] 7点(2012-09-01 20:10:56)
2.期待値高かっただけに残念。二人のキャラの違いはいいんだけどそれがこの話に活きてたかっていうと別。何か薄いなぁと。絆とかそんなんじゃなくもっと二人のバカなやりとりみたいというか。
とまさん [映画館(字幕)] 5点(2012-09-01 15:04:42)
1.《ネタバレ》 (GAGAオンライン試写会当選で)宣伝がいいところばっかり切り取ってテンポよく見せてくれているので,そういう話の流れを期待していると,あまりのゆったりさにちょっとイラッとします。出来れば事前にあの宣伝の映像を見ないほうが(どんな話かを知るのはいいと思うが)いい。ドリスも結構苦しいのに楽観的に,そしてある程度適当に,でもキメるところはぴしっとキメる生き方が見ていて気持ちがいい。でも,金持ちはクラシック,一般人(と,いうか底辺の人々かな)はポップス&ロックといったような,感じなところがそれこそ偏って(まあ実際そうだったのかもしれないけど)いるような気がする。ドリスが面接でダリの絵のことを語ったり,言葉が韻を踏んでいることを告げたりするところやフィリップがマリファナを吸ったり誕生日の時の音楽やダンスを楽しげに見たりするところは,あまりにもベタ過ぎてなんだかなあと思ってちょっと,映画に冷めてしまう。娘のエピソードや秘書がレズだったことなどフィリップ周りのネタはあんまりいらなかったような気もする。もし,入れるんならフィリップとのカラミがたくさんあればと思う。
邦題と音楽は最高だと思います。
蝉丸さん [試写会(字幕)] 7点(2012-08-28 23:20:39)
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【点数情報】

Review人数 131人
平均点数 7.14点
000.00%
110.76%
210.76%
300.00%
432.29%
5118.40%
61914.50%
74131.30%
83425.95%
91813.74%
1032.29%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.54点 Review11人
2 ストーリー評価 7.25点 Review12人
3 鑑賞後の後味 7.53点 Review13人
4 音楽評価 7.50点 Review10人
5 感泣評価 6.11点 Review9人
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【ゴールデングローブ賞 情報】

2012年 70回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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