189.《ネタバレ》 最初からワルぶって登場したD・ワシントンが本当にワルだったという、何のヒネリもオチもない話。途中までけっこうドンデン返しを期待して観ていたんですが、その意味では裏切られました。しかも、一連の行動の動機があまりにもチンケで笑えます。雰囲気は良かったんだけどなぁ。 【眉山】さん [地上波(字幕)] 6点(2011-09-03 05:40:38) |
【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-11 23:04:15) |
187.《ネタバレ》 デンゼルワシントンは潜入捜査をしていてホントはいい奴・・・みたいな最後どんなオチがあるのか?と観ていたが、そのまま終わってしまった・・・期待外れ。 【より】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2010-07-31 23:43:01) |
186.《ネタバレ》 清廉な若き新米捜査官と腹の底のドス黒いベテラン捜査官。正義のカタチを問うドラマ要素が強い作品。意外だけどしっくり来ない結末。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-05 00:33:56) |
185.《ネタバレ》 正義とは何か?正義のためには犠牲も止むを得ないのか?そんなことを問いかける映画。久しぶりに鬱々とした気分になってしまう作品を観ました。頼るべき警察官がこんな悪徳警察官であったら絶望的です。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-16 20:41:55) |
184.《ネタバレ》 汚職に塗れた警官を描いた映画はゴマンとあるが、その多くの汚職警官映画の中でこの作品がオリジナルな魅力を発散させているのは「社会派」の色合いを全く持っていないところだろうか。見終えてみると(ネタバレ)、悪徳刑事が自分のしでかしたミス(ロシアンマフィアがらみで金が必要)を帳消しにするためのアレコレがこの作品の大筋なのだから。要するに、訓練日を描いているように見せながら、訓練日にかこつけたある計画だったというミステリーでしかない。汚職に抵抗する若い警官の葛藤ったって、なにせ訓練日一日の出来事なので『セルピコ』のパチーノのように孤独に苛まれたり『コップランド』のスタローンのように現状維持の平安との選択に悩んだりするたびに顔を出す「社会派」たるものは出てくる暇もないのだ。ある意味、深みがない。にも関わらず面白いのは悪徳刑事の悪徳ぶりの凄まじさとその怖さがリアルに且つハイテンポで襲ってくるから。そしてデンゼル・ワシントンがめちゃくちゃにその悪党ぶり、非情ぶりが様になってるから。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-17 15:42:41) |
183.《ネタバレ》 正義の味方ではない。かといって悪人と切り捨てるのも憚られる。そんなミステリアスな悪徳麻薬捜査官という役柄に、デンゼル・ワシントンの役者としてのパーソナリティがはまります。彼が持つ善人イメージ(先入観)が、大いに観客を惑わせます。アロンゾは一体何者か?新人捜査官ジェイクと観客が抱く共通の疑問が、そのまま作品の魅力に繋がっています。何といても、デンゼルの目力!引込まれます。そして語りに説得力がある。後ろめたさがゼロだから。違法捜査も横領も、全てが彼の真実。それが詭弁だとしても、経験者の言葉には重みがあります。アメとムチを使い分ける人心掌握術も手馴れたもの。免疫の無い若者ならば、アロンゾの思想に被れても可笑しくありません。事実、ジェイクはかなりの部分“取り込まれた”。だた「人殺し」という倫理観のハードルは、予想以上に高かったということ。純な警官の正義心を見誤ったのはベテランの誤算。かつて自身も持っていたはずなのに。ジェイクが絶体絶命の危機を脱出する件がいい。たまたま助けた女の子がマフィアの従兄妹だったなんてご都合主義もいいところ。でも因果応報ならば許せるというもの。まさに『情けは人の為ならず』です。ラストのアロンゾVSジェイクでも因果のルールが採用されています。今までの悪事のツケが勝敗を分けた。ここでアロンゾの戦いぶりに注目。彼は何故ジェイクを殺さなかったのか。良心の欠片が邪魔をしたのか。あるいは百戦錬磨が故の慢心でしょうか。いずれにしても極悪人でない証。弱い人間の証です。だから哀れだと思います。一方、ジェイクの方にも心の変化が覗えます。もし彼が12時間前の彼だったら、迷わずアロンゾを確保し司法の手に委ねたはず。しかし彼はあえてアロンゾを見殺しにした。その意味は大きい。長いトレーニングデイを終えた一人の新人麻薬捜査官。再び目覚めた彼はどんな人間に生まれ変わっているのでしょうか。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-06-14 21:33:31) (良:1票) |
182.《ネタバレ》 正義のために規則を破るとはいえ、やりすぎなアロンゾ。確かに巨悪はみんな死んでしまえとか規則なんて破ってもいい思うけど、ためらいもなく友達?殺して金強奪とか、新米のジェイクをわざと危険な場所に置いたりとかめちゃくちゃやばすぎる。こういう面を見てるとこの人は刑事の皮をかぶった悪魔ですよ。でも家庭も持ち、彼の言葉も妙に納得がいったりする・・。正義と悪の両方を持ったアロンゾは私には敵か味方か分かりませんでした 1日でこんなになればラストの展開は当然だろうし、アナウンサーの言葉は皮肉だなと感じた。 こんなあまりにも常識破りな展開だけど、D・ワシントンも見事だったし、全体を通して迫力があってよかった。 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-07 17:37:05) |
★181.主役二人のやりとりがとにかく魅力的。ストーリーも予想を裏切る展開でありながら、きちんと伏線を消化していき「そうきたか!」と納得してしまうものでした。中盤までは10点満点をつけようかと思ったのですが、終盤の話の展開が少々まわりくどかったので残念です。とはいえ久々にシビレる映画を見ましたよ。 【54dayo】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2009-05-02 01:11:59) |
180.《ネタバレ》 この作品の一番の持ち味はやっぱりリアリティですよね。アロンゾはとんでもない悪徳警官で、後半からジェイクは彼に闘いを挑む事になるわけだけど、もしこの作品にリアリティが欠けてたら、ただの安っぽい勧善懲悪ハリウッド映画で終わっちゃってると思うのよね。だけど撮影場所も実際のロスのもの凄く治安の悪い区域で、それもギャングも本物出して撮影してる。そしてまたデンゼル・ワシントン扮するアロンゾもキャラとして嘘くさくなく、ジェイクを説得しようとするその屁理屈も、いちいち不思議な説得力があって思わず納得しちゃいそうになる。そういうリアリズムを持つ背景としてあるのは、デンゼルの俳優としての力量も勿論あるわけだけど、そういう真っ当なキャラを作るために、きちんと一人の刑事の成り立ちを考えてキャラ作りしているからに他ならない。つまりは、アロンゾ自身は、元々はジェイクと同じように、正義感溢れる真っ当な刑事だった。だけど潜入捜査をやっているうちに、自身も段々と悪に踏み込むようになってきて、そしてついには逃れられず、それが常態化してしまった。こういうプロセスは現実に、大いにあり得ることじゃないかと思うのよね。それで法を盾にして、いつしか自分が王様みたいな気持ちになってしまう。そういう人間の内面のリアルな様を、有能な俳優がリアルに演じ、リアルな場所で演じているからこそ、例えば親友殺し&金銭ネコババのあまりに理不尽な展開や、ジェイクがゴロツキに殺されそうになる時、いとこの財布を持っていたから助かるというご都合主義展開も、そういう「映画的嘘」を「映画的リアリズム」が凌駕してるから、この作品は緊迫感を持った一級のサスペンス映画として成り立ってるんだと思う。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2008-12-28 23:21:33) (良:1票) |
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179.《ネタバレ》 終始緊迫感が張り詰めていて、ドキドキヒヤヒヤしながら見ていた。こういう世界は怖いなと思ったし、アメリカって日本とは比べ物にならないくらい場所によっては危険であると認識させられた。そんな危険地帯で捜査をしていくにはアロンゾ(D・ワシントン)のような法外なやり方も仕方がないことなのかもしれないと感じただけに、彼の末路にはもやもや感が残った。しかし、彼はやり過ぎていたようにも思えたし、それに大きなリスクがあることも仕方がないとも思った。そして、彼の色に染まりきらなかったジェイク(E・ホーク)の正義感にも当然理解ができた。映画の展開としては正義感が勝つものになっていたけれど、その逆もありのようにも感じた。この映画を見ていて、非常に複雑で困難であると思われる麻薬捜査が背景にあるだけに、どちらが正しいかとも思いきれなかった。俳優ではメインの二人の演技がどちらも良かったけれど、特にD・ワシントンの怪演とも言える演技は素晴らしかった。 【スワローマン】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-10-25 10:40:05) |
178.《ネタバレ》 ベテラン刑事と新人刑事のコンビが悪に立ち向かっていくドラマや映画は多いけどこの作品は法則崩れ。救いようがない悪に染まりきったデンゼルワシントン演じる刑事と新米が故に悪事に飲み込まれそうになるが正義の信念で立ち向かうイーサンホーク。このコンビの展開が最大の魅力ですね。またラストが痛快、悪の末路です。 |
177.私はスマイリーが好きです。腕の入れ墨といい、優雅にたくわえたふさふさで重そうなヒゲといい、髪の毛の絶妙なパンチパーマっぷりといい、もうツボですツボ。あんな顔して「スマイリー」て。一番笑いから遠そうなのに。ジェイクがスマイリーに殺されそうになるバスタブのシーンで、シャワーカーテンにキリストさまがプリントされているところとかリアルな生活感。スマイリーの子分のひとりが加藤茶さんに似てますね。 【ふぉんだ】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-09-03 23:08:07) |
176.《ネタバレ》 悪徳警官が主人公でラストをどう持っていくのかと思ったら、結局は中途半端な勧善懲悪。いったい何が描きたかったのやら。最初から最後まで気持ち良くありません。つまらなくはないんですが…。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2008-07-03 17:29:20) |
175.悪役よりも英雄的なデンゼル・ワシントンが好きなんだけど、観ていてしっかりむかついちゃいました。やっぱ上手いんだろうな。連続した緊張感がかなり心地良かった。何気にイーサンにデンゼルの役をやらせても面白そう。僕の中でイーサン・ホークという人は、ゲイリー・オールドマンを超える逸材と踏んでる。まあやらないだろうけど、常に期待してる。こんなにもいかれた悪党がはまりそうな役者もいないんだけどな。 【マリモ125cc】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-05-12 06:02:52) |
174.《ネタバレ》 作品全体を包む緊張感がたまらないですね。画面から目が離せないまま観終えました。僕が映画に求める要素として「緊張感」は大きな比率を占めているので得点高いです。「緊張感」の原因としてやはりデンゼル・ワシントンの存在が大きかったな、と。最後射殺されるシーンでは鬼気迫る演技を見させてもらいました。 |
173.ギリギリまでデンゼルが「悪」なのかどうかわからなかった!良くも悪くも期待を裏切られた、というより違和感が・・・なんか後味悪いスね。アメリカの社会情勢をより知っていたらもっとのめり込めたような気がします。イーサンホーク、カックイーなぁ。 【460】さん [地上波(字幕)] 5点(2008-02-25 22:28:01) |
172.「セルピコ」と比べると薄っぺらいというか、そこそこ娯楽性があって、ちょっと風変わりな刑事モノって程度かなあ。 |
171.《ネタバレ》 黒人俳優の良心的存在がヒールを演じるのが魅力。やること為すことえぐい、えぐい。おまえは自分が悪だとすら気づいていない巨悪だ、と言いたくなる怪演。イーサン・ホークも負けず劣らずクール。 【JUKE】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-18 21:15:38) |
【かさぶた】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-13 13:30:35) |