14.こういうライフスタイルもほどほどなら健全で楽しいのでしょう。極端なものを見ることによって自分の価値観の中で相対化し、自分のライフスタイルにほどほどに取り込むことができますし。何度見ても楽しい映画ですね。 【sugar】さん 10点(2002-05-02 05:53:03) |
【ワイプアウト】さん 0点(2002-04-14 22:11:44) |
12.一人称の視点から物語が進行しているので、主人公の妄想が際限なく拡大しているだけなのか、はたまた現実なのか、どの場面が現実でどの場面がそうでないのか、非常に曖昧で想像力をかきたてられます。しかし思ったほどハードな内容でもないので、少しがっかり。もっと猟奇的に走るかと思ったらそれ程でもなかった。 |
11.原作は良く知りませんが、言われてみればシリアル・キラーが主人公の「なんとなくクリスタル」といった風情。行き過ぎた潔癖性、盲目的なブランド信仰、アンバランスなフィジカル・ブーム、もてはやされたナルシシズム。懐かしい金ピカの80'sの風刺を今映画化したのは、IT景気に浮かれ、いつか来た道を歩んでいる現在をも風刺しているからでしょうか。「アメリカン・サイコ」は主人公のことではなく、浮かれすぎのアメリカンは皆サイコってことなんでしょうね。映画としてはホラーというより(誰一人死んでないし)、スタイリッシュ・ブラック・コメディということで、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2002-02-09 16:47:09) |
10.狂ってる。実に狂ってる。最近の少年犯罪とはこういった感覚なんでしょうね。些細もない事で怒りを感じ、それを抑えられず殺人にまで至るが、そこに罪悪感はない。このナルシストな青年は作り話ではなく現実の問題のように感じられた。ネタばれになりますが、ラストは妄想だったんだろうか、どちらとも取れる意味ありげなエンディングが余計に不気味さを増してます。妄想だとしても壁を乗り越えてしまった男は空想と現実の区別がつかず、殺戮を繰り返すことでしょう。おーこわっ。 【しんえもん】さん 7点(2002-02-04 01:04:36) |
9.これはスタイリッシュな映画ダ!クリスチャン ベールカッコイイ!あのたくましい肉体ほれぼれすーーる。はやく日本でもブレイクしてほしい。すげー演技派なのにブレイクしてもらいたい 【サンティノ】さん 10点(2002-02-03 10:18:37) |
8.現代におけるブランド至上主義へのアイロニーに満ちたブラックユーモアと、クリスチャン・ベールの狂気の怪演と猟奇シーンはイイ感じ。だけど、ストーリーが全て一人称で語られているので、現実と妄想の区別がつきにくいしラストも意味不明。劇中に出てくるいくつかの主人公の呼び名の原因もわからない。原作を読んでみないと… 【びでおや】さん 5点(2002-02-02 00:03:20) |
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7.何故でしょう?観終わった後に漠然とですが、記憶に残っているさまざまなシーンが気になるんですよね。主人公のシルエットをワザとぼやけさせた不安定な存在、物質的(表面的)な事にしか興味を抱けない悲しさや恐ろしさが実に巧妙に作られていました。娼婦とのセックスでポーズを取ったり、名刺交換に執念を抱いたりと本人は至って真面目なところが笑えました。クリスチャン・ベールが見せる表情の数々には驚愕の一言です。 【さかQ】さん 7点(2002-02-01 21:43:43) |
6.色々な凶器が出てきたのが良かった。だから拳銃を使ったシーンにはちょっとがっかり。ストーリーは面白くなかった。 【スペシャルラブ】さん 3点(2002-01-30 00:16:07) |
5.クリスチャン・ベールがカッコ良すぎ!普通の満足感では飽き足らず、下らない競争に逆上し、犯罪に走る事で欲求を満たす主人公。普通なら不快感の残る作品なんだろうが、皆さんのおっしゃる通りテンポが良く、至る所にスタイリッシュで、何故か笑える。80年代のバブル期を面白おかしく(決してコメディでは無いはずだが・・・)風刺した作品です。俺ももう一回見ようと思います。 【DEL】さん 7点(2001-09-13 17:05:19) |
4.名刺バトルとか3Pのシーンとか笑った~。意外にも良質などぎつい風刺コメディーに仕上がっていたと思います。この本が出た当時、アメリカでも相当話題で日本でも早く翻訳されないかな~と発刊されてすぐ飛びついて読んだんですが、すごいボリュームと、ライフスタイルにまつわるウンチクと殺人描写のオンパレードに辟易したのを覚えています・・・。映画はテンポよかったし、見た目的にもセンスよかったと思います。ロバート・ロンゴの絵、ヤッピーブーム、ソーホーのブレイク、肩パッドの大きな女性の服…30年代中盤以降の人には「あ~あったあった」と思うようなキーワードが鏤められてる映画ですね。ネルズなんて今では観光客でも行けるクラブだけど、当時はトレンディーだったのねぇ、なんて感慨にふけったり…。殺人シーンは原作の方が荒唐無稽なんですが、映画は全裸チェーンソー持って疾走シーンという映像ならではのダイナミズムを活かしてたと思います。それにしてもケヴィン・スペイシーといい、イギリス俳優が「アメリカン~」ってのを演じる風潮があるのが面白いですね。 たあった」と思うようなキーワードがいっぱい 【エイプリル】さん 7点(2001-05-21 12:00:43) |
3.↓妄想だったんですか?そんなこと全然思わなかった!!私ももう一回見ます。 【カツヒロックス】さん 7点(2001-05-18 19:33:38) |
★2.原作が91年当時発行禁止になりかけたいわく付のものなのだが、映画は80年代の行きすぎた物質至上主義に対する痛烈の風刺が利いていたと思う。みたいなありきたりな感想は置いておいて、原作が書かれて約10年が過ぎているので劇中で主人公が長々と蘊蓄を垂れて絶賛していたもの(ジェネシス、H・ヒューストン等)など、今現在見るとみょーに時代がずれてて滑稽だった。にしても主人公役に対するクリスチャン・ベールの思い入れは相当なものだなと感心する。その昔スピルバーグ作品「太陽の帝国」で飛び去るP-51ムスタング戦闘機に向かって「大空のキャデラックだー!」と叫んでいた子役の面影は少なくともそこにはなかった。でも作品全体を見てホラーサスペンス要素ばかりかと思ったら大間違い、結構笑えるところも有ります。(人によるかな、でもぼくは笑えました)例えば、仕事の同僚同士で名刺の字体や紙質を競い合ってるときに相手が自分よりかっこいい字体や上質で厚い紙を使っていると知って、額に汗してぶるぶる震えながら名刺を手から落としてしまうほどショックを受けたり、トイレで同僚を後ろから首を絞めて殺そうとしたが逆に相手からホモの関係を迫られてアセアセしながら逃げたり(皮手袋したまま手を洗っていた)とか見ていて微笑ましかったです。でもねたばれで申し訳ないけど、最後に主人公が自分の弁護士に向かって今まで犯した罪を告白するシーンがあるが、弁護士から自分が殺したと思っていた相手が生きていると聞いて初めてそこで観客はそれまで見ていたものが彼の妄想だと気付かせられるのですが、実際どこからが現実でどこからが妄想なのか一回見ただけではよくわからなかったのでもう一回見たいと思う。 【トラチュウ】さん 8点(2001-05-05 17:22:46) |
1.映像(色の出し方)が美しい、主人公も美しい、さすがCERUTTIが全面協力してるだけあり洋服もオシャレ、出てくるレストランや料理もオシャレ、内容は・・・R指定なのは仕方ないな(^^); 【ひよこ】さん 6点(2001-03-29 00:14:41) |