140.古典として約20年ぶりに再見。面白かった記憶があった。一応あっさりテイストだけどよくできている。グロいけどホラーじゃないよね。むしろ人間の機微を描いたヒューマンモノのだよね。見てて、スパイダーマンとインビジブルとなぜか連想した。お手本になるプロットなんだろう。主人公の変態過程での変化も肉体面精神面含めて丁寧に描かれているし、美術もよくできている。思い出に残る作品といっていいんじゃないかな。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-02-22 11:14:45) |
★139.《ネタバレ》 正直苦手なんです、こういうの。。。前半…思ってたよりそうでもないじゃん、あんまりハエっぽくないし・・・。 後半は・・・・・ は~~頑張った俺(笑) 超気持ち悪い部分を除けば(苦笑)大変よく出来ていてる。つか、人間とハエを遺伝子レベルで混ぜるというスゴイ設定をよくぞ思い付いたものですね(感心)でもねー、ウジムシ?のシーンは衝撃的すぎ、、、夢に出てきそう…。イヤー参りました、降参デス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-17 20:38:16) |
【飛鳥】さん [地上波(吹替)] 5点(2012-12-11 21:11:18) |
137.《ネタバレ》 子供の頃、よくテレビでやっていた気がするが 「ハエと合体する」という程度のことしか覚えてなくて 改めて観てみた。 とても良く出来てる! ラストの、ポッドと合体(!?)ってのだけがようわからんかったが・・・。 当たり前だがパソコンが古い。古すぎてちょっと笑ってしまう。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-04 01:59:23) |
136.《ネタバレ》 人物描写に優れ、特殊効果は秀でている。すごくよくできた映画なのだが、グロい。グロすぎてだめだ。 気持ち悪いんだよ!残念ながら生理的に受け付けない。良く出来てるんだけど……。 【黒猫クック】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-04-07 17:53:15) |
135.史上最大級に気持ち悪い映画。他人に進められる訳がないので6点。 【akila】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-11-27 14:45:40) |
134.1958年「蠅男の恐怖」のリメイク。 天才科学者にありがちな偏執狂といったキャラを、主役の俳優さんがうまく演じている。 主人公の変化していく過程も見応えがあるが、ヒロインとのエピソード絡みも中々面白い。 ラストもうまくまとまっていたが、やっぱり主人公のサディスティック変人ぶりが一番良かった。 かなりエグいシーンが出て来るので、その手が苦手な方は要注意。 【MAHITO】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-08-19 11:37:31) |
133.《ネタバレ》 中々怖くてイイ感じです。消化液を吐きかけて食べ物を食べるシーンとかもうね、タマランね、って感じです。ジェフ・ゴールドブラムの演技が秀逸でした。素晴らしい! 【キノコ頭】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-29 19:48:50) |
132.《ネタバレ》 オリジナルの衝撃を見事に継承し昇華させたリメイク作品ですね。 グロテスクなシーンも多いですが、変わり果てた姿になった恋人を最後まで優しく包み込む女性が凄いなと思いました。 もし恋人があんな姿になっても愛せますか? そんなメッセージが裏に隠されているようで最後まで目が離せませんでした。 ラストも変わり果てた姿で自らに銃口を向けるシーンは秀逸!! 最後の理性を振り絞って自らの命を絶つ。 形こそ違えどオリジナルの主旨を見事に描いた監督に拍手でございます。 【ゆたさん】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-04-04 09:32:11) (良:1票) |
131.《ネタバレ》 SFホラーの金字塔だと思います。古典である「蠅男の恐怖」を当時の世情に見事に蘇らせました。「蠅男の恐怖」を観たことのある者にとって、最初の転送でセス・ブランドルがポッドから出てくるシーンには緊張が走る。しかし、何事も起こらず肩透かしを食らう。これはどうしたことだ?という疑問を整理しようとするうちに、興味の尽きない怒涛の展開が始まる。肉体の変調に不安を覚えたブランドルがテレポッドのコンピュータで何が起こったのかを追及します。答えは蠅=フライとの「fusion」。私はここに痺れました。首がすげ替わるだけだったオリジナルと違い、遺伝子レベルでの「融合」が起こる。しかしコンピュータの回答は単語ひとつ。その呆気なさと重篤な事実とのギャップから漂うSFの香りが堪らなかった。ブランドルの肉体の変化と心境の変化がシンクロして進むシナリオも良く出来ている。ハエの生態を人の肉体に転写して行く描写が巧みで、グロさよりもアイデアに感心する。ブランドルは死を予感し、悲嘆し、やがて受け入れ、しかし最後は人間に戻りたいと願う。その心情が違和感なく受け取れるから、結末が複雑に残響する。SFの面白さとは大ウソをひとつ捻り出して、そのウソに基づいた描写で全体を固めること。グロさに目が行きがちだが、本作はテレポッドの機能を遺伝子融合装置へ転化させたところにSF作品としてのワンダーが集約されており、堅実にセオリーを守っていることが見応えに直結していると思う。私の中では「ターミネーター」と並び、B級からスタートしてA級に転じた数少ない傑作です。 【アンドレ・タカシ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2011-02-13 13:16:14) (良:2票) |
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130.《ネタバレ》 カタカナで見るとFried Fishとかの揚げたてにも見えます。天才科学者が実験による不慮の事故により、悲しい末路を辿る映画。最後に恋人に殺してくれと請うシーンは、やりきれんものがあります。インデペンデンスデイに出演したジェフ・G・ブラム / ロングキスグッドナイトに出演したジーナ・デイビスの迫真の演技に注目。 【シバラク・オバマ】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-07-18 18:01:35) |
129.《ネタバレ》 尋常ではなくグロイです。残酷描写には比較的慣れている方なのですが、それでもこれはキツかった。オスカーを受賞した特殊メイクの威力はもちろんのこと、クローネンバーグのグロを見せる才能が本当に凄い。本作と同様の技術を使用した「Ⅱ」と比較すると、監督の手腕がいかに卓越したものであるかがわかります。実験失敗で皮膚がひっくり返ったヒヒや、腕相撲で腕をへし折られるおっさん、出産シーンの巨大ウジ虫等々、そのタイミングの絶妙なこと。来るぞ、来るぞ、と引きつけておいて、ドカンとえらいものを見せる抜群の間。クローネンバーグの手を離れた「Ⅱ」には、残念ながらこれほどのインパクトはありません。また、本作はクリーチャーの描き方も卓越していて、作りもの丸出しなのにキャラクターとしての生命を宿している辺りも演出の妙です。これまた「Ⅱ」のクリーチャーはやたらショボいです。やはり映画は技術ではなく演出なんだなぁと思い知らされました。 本作の脚本はかなり斬新で、オリジナルの『蝿男の恐怖』がただのモンスター映画だったのに対し、本作はモンスターへの変貌の過程を中心に持ってくるという、他に類を見ない構成となっています。しかもメインのテーマは男女の愛情。蝿男の映画を作れと言われて、こんな話を考えてしまうのは世界中でクローネンバーグぐらいでしょう。また50年代のB級ホラーを原作としながらも、科学的にそれらしく感じさせる工夫が多くなされていることにも感心します。無機物の転送はできるが、有機物についてはその構造をうまく理解できず、混乱したコンピューターが蝿と人間の遺伝子を混ぜてしまったという設定は、なかなか上手く考えたものです。サイエンスとフィクションがうまく組み合わされた、見事なSF的発想ではないでしょうか。ハエの生態に近づいていくセスの描写も科学考証を踏まえたものですが、爪が剥がれ、歯が抜け落ち、消化液を吐き出して物を食べるようになるという設定など、本当に細かく考えられています。こうして細かい描写を積み重ねつつも、クライマックスではセスの顔が一気に剥がれ落ち、ブランドル蝿の完全体が現れるという怒涛の展開。この辺りのテンポの作り方も絶妙で、映画的興奮が宿っています。本当にこの人は映画作りがうまいものです。 【2018/6/24追記】 あらためて見返しましたが、やっぱりグロくて感動的。これほど感情表現豊かなホラー映画はその後20年以上経っても類がなく、驚異的な傑作だと思います。 また、今回の鑑賞では2時間に及ぶメイキングも含めてがっつり鑑賞したのですが、クローネンバーグのみならず大勢の関係者が正しい選択をしながら生み出した傑作であることがよくわかりました。未公開シーンを見れば顕著なのですが、実は未使用フッテージが結構ある作品なのです。例えば、生存の方法を探るブランドルがヒヒと猫を使った実験をし、両者が醜く融合したクリーチャーを生み出す場面などは演技的にも視覚効果的にもかなり手が込んでいるのですが、観客がブランドルへの反感を抱きかねないとして完成版からはバッサリ落とされています。同様に、生存したベロニカのお腹にいる胎児はモンスターではないことを暗示する場面も手の込んだ視覚効果を用いて撮影されていたのですが、こちらも同様に削除されています。本筋とは無関係な描写や、キャラクターの個性を誤解させる可能性のある場面はカットし、シンプルに徹した作風が勝因となっているのです。 また、ベロニカ役のジーナ・デイビスに相当な負荷のかかっていた現場でもあったようです。誤作動も多いパペットを用いた撮影にはとにかく時間がかかり、クライマックスの撮影には2週間を要したのですが、泣き叫ぶ演技をしなければならないジーナ・デイビスはその2週間、ずっと泣いていなければならないというかなり過酷な状況を強いられていました。パペットが思い通りに動いた瞬間に「はいジーナ、今泣いて」と言われるような無茶な指示が出ていたこともメイキングには収められており、この完成度の裏側にはキャストとスタッフの並々ならぬ苦労があったことがよくわかりました。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2010-02-13 20:23:54) (良:3票) |
128.今観ると結構ざっくりとした作りだと思うけど、当時はとにかく感情を揺さぶられました。見てくれがいかに醜くても人はあそこまで感情移入できちゃったりするんですね。ラストシーンはあまりにも切ない。 【HAMEO】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-02-09 19:05:19) |
127.《ネタバレ》 思っていたよりも人物描写がしっかりしていて、主人公セスに感情移入できました。それにしても悲しい結末。ハッピーエンドにして欲しかったな。グロい描写は見ていてキツい・・・特にあの大きなウジ虫。本当に夢に出てきそうです。 【カロ】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-05-30 16:49:49) |
126.《ネタバレ》 これまた子供のころのトラウマ・・・。改めて見てみてもやっぱり怖いです。ハエ男の最期はただただ切ない・・・。 【njld】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-04-04 21:14:01) |
125.SFとして、そこらじゅうにいる雑菌のDNAは混ざらないの?!とか、突っ込みどころは数あれど、 ジェフ・ゴールドブラムの怪演光る異色ホラーの名作。化け物になっていく自分に苦悩しつつ、天井を這い回りながら「誰にだって変身願望はある」とか恋人に言って、実はちょい楽しんでたりもするシーンは笑っちゃうんだが、結構そんなもんかもと思えたり。でも結末は悲劇、そしてあのラストはやはりよく出来ている。まあ映像表現は、えぐいっちゃえぐいけど、そこが見所でもあるわけで。でも私が一番気持ち悪かったのは、「変体」の様より、あのコーヒーに砂糖をとめどなく入れるところ。あれにはまじで吐きそうになった。思えば、ああいう印象を残す表現も上手いということだ。敵役かと思ったストーカーおじさんが意外に役に立ったりで、キャラ立ちもしっかりしていた。 【あっかっか】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-03-24 13:19:20) (良:1票) |
124.《ネタバレ》 ある意味、メイク技術への賛辞でもありますが、グロさが半端じゃありません。もっとチープでアニメ的なハエ男を想像していたのですが、あんなに生々しいものとは思わなかったので、少し気持ち悪くなってしまった程でした。終始もうそのことに気を取られっぱなしでしたが、ラストにテレポッドと融合してしまったブランドルフライが、ヒロインの持つライフルの銃口を自分の頭につきつけたときは、不覚にもウルッときてしまいました。ラストのあのシーンだけで、この映画の印象が、少しせつないものへと変わりました。 |
123.《ネタバレ》 ヒトとハエが融合するという発想が凄い。中盤以降、変身していくハエ男を見ながら、「この後はどんどん理性を失い街中の人を殺しまくるのではないか?」とよくありがちなパターンを予測したが、その予測はいい意味ではずれ、逆にラストハエ男があんな姿になりながらも自分に銃をむけるシーンは観ていてとても切なくなった。グロテスクなのに、ラブストーリーあり、感動ありと3つの要素が絶妙に絡み合っていて、最後見終わった後は不思議な気持ちになった。登場人物が少なかったのも感情移入しやすく良かった。とてもいい映画だと思います。 【N.Y.L.L】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-10-01 00:53:31) |
122.この映画はジェフ・ゴールドブラムに尽きるでしょう。グロさ加減もちょうどいい感じで、クローネンバーグの良さがうまく出ています。傑作リメイクだと思います。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-09-01 00:40:19) |
121.《ネタバレ》 BだけどBじゃない。美術スタッフの見事な頑張りでグロさ爆発。「鑑賞時の注意書き」が必要。 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-08 16:32:50) |