10.んーなんかバランスの悪い意欲作と言いましょうか、中盤までは滞り、ラスト近くからは大急ぎな展開だ。 箱に閉じ込められてる間の状況説明をもっとスリリングに演出できないもんだろうか。ケータイや無線(なぜそこにあるのか、と犯人の意図に興味深々だったのに)で外の様子はなーんとなく分かるんだけど、大部分は主人公が衝撃であちこちに頭をぶつける描写ばかり。 終盤はこりゃもう「過ぎたるは及ばざるが如し」の見本みたいなもんで、完全にやり過ぎ。こんな感じの”ひっくり返し”なら、延々とできるじゃありませんか。→例・主人公が目を覚ますと(もちろん生きていた)そこは無機質な室内。現われた妻が衝撃の告白、自分は国防省ともテロリストとも無関係の団体IMF(ミッション・インポッシブルから無断借用)の一員であり、今回は潜入捜査の命を受けていたのである云々・・・ 人はこういうのをアホらしいと言うのではないですか。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-10-26 22:24:44) |
★9.《ネタバレ》 真っ暗・箱の中一人・身動きできない ときたいわゆるソリッド・シチュエーションもの。やっぱりあの〔リミット〕を思い出すけど、あれはホント終始真っ暗だったから観てるこっちもツラかったが、今回はまだ透明の箱だからかかなりマシ。でも思わせぶりなタイマーは何?ほとんど意味無し!?(水?が入ってきたときぐらいか?) 蜂が入ってきたときは「うヴぁ~やめてえぇぇ~~」となったけど、どうやって投入したのか考えたらちょっと可笑しいw。トム・べレンジャーの実質の出演は数分間という贅沢さ(笑)と、 何か多分に無理のあるオチなような気はするんだけども、なんだかんだ飽きずに最後まで楽しく観れた創意工夫に5点 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-10-09 10:08:14) |
8.《ネタバレ》 理由も分からないまま、車のトランクの中の透明な棺桶のような箱に閉じ込められた一人の男。物語が進むにつれ、彼は実は大統領警護官であることが分かり、そして次第にアメリカ大統領暗殺を目論むテロリストの壮大な計画が明らかとなってくる……。という設定はとても面白いと思うのだけど、さすがにつめが甘すぎる。どんどんと壮大になるに従って、目に見えて破綻していくストーリー。そして、夢オチ並みに強引なあのオチにいたっては苦笑するしかなかったです。それでも場面がいっさい変わらないのに、最後まで緊迫感を維持できたところは素直に凄いと思ったので、ぎりぎり5点。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-07-04 16:54:29) |
7.《ネタバレ》 何と言うかまぁ「リミット」よりは面白かったですよ。「リミット」よりは、だけど。 ラストの落ちだけで、ここまで引っ張られてもねぇ。 【ぴのづか】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-04-03 17:52:01) |
6.《ネタバレ》 痛みを拠り所とする拷問では決して口を割らないであろう男から、情報を聞き出すために仕組まれた壮大なギミック。彼の一瞬の気の緩みを突く作戦です。おそらく機密事項について、目星はついていたのでしょう。ただ最終確認がしたかったと。うーん、それなら一応理屈は通ります。でも釈然としません。というのも、仕掛けの数々に“必然性”が感じられないからです。その象徴となるアイテムはタイマー。他のレビュワー様もご指摘のとおりです。4分毎のカウントダウンは、単に観客の気を惹くためだけの設定に思えてしまいます。言わば観客を釣るための撒き餌のようなもの。そりゃ釣られた方は、いい気はしません。大オチにしても中途半端。観客はサプライズがお好きですが、気持ちよく騙されたいのです。 【目隠シスト】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-02-21 18:58:37) |
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5.《ネタバレ》 「リミット」にすごく似た作品。「リミット」の観終わったあとの気分悪さに比べたら、この作品はそういう気分にさせられずにすみました。ただ、それが映画の質として良いことかといえば、この映画がラストに意図したことを思えば成功しなかったということだと思います。完全にネタバレになりますが、あまりに壮大なドッキリ。「ゲーム」に比べたら、よっぽど納得できるドッキリですけどね。そこに説得力が出るのは犬と飼い主が生きていたシーンがあるからですが、このオチからなかなか終わらずズルズル続く展開は「キャリー」「殺しのドレス」「エイリアン」「トゥルー・ライズ」などでパブロフ的にインプットされているので、もう一つ展開が待っているのがバレバレ。そうなると、当然最後のオチは誰もが考えてしまうところだと思います。そして思った通りになります。しかも、隠し通した秘密のバレ方が偶然を頼りすぎたお粗末さで「うっそ~」です。このために犬と飼い主のお芝居まで準備していたなんて、なんか細かすぎるというか、チャチというか…もっと頭脳戦による情報収集力があるんじゃないかとか、どうせ殺すなら物凄い拷問という野蛮な手も存在するんじゃないかとか、そういうことを考えてしまうので、最後の最後はやはりチャチです。やるとしても、やっぱりそうだったのかと匂わせたところでスマートに終わった方がいい余韻が生まれたような気がします。最後の方になってトム・ベレンジャーを初登場させる演出は良かったと思います。 他の方も仰ってますが、タイマーは意味不明ですね。タイマーの裏に存在するルールが全くない見えてこない(何度も何事もなく0になる)ので、思うほど緊張を高める効果はなかったと思います。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-12-08 10:48:18) |
4.《ネタバレ》 設定は良いとしよう。しかしせっかくの設定に意味が薄く、強引すぎる。 タイマーも意味不明。最後もひどい。もはやギャグのレベル。 こんなのが面白いわけがない。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-10-12 00:06:05) |
3.《ネタバレ》 ソリッド・シチュエイション・スリラーって、脚本家のアイデア賞みたいな面白さがあって嫌いじゃないんですが、この作品はちと微妙。 硬質ガラスに閉じ込められた政府職員を拷問するために、テロリストが選んだ手段が、何と「蜂」とか、イヤイヤ、バラエティ番組過ぎるだろ。思わず暗闇の向こう側で一生懸命「蜂を投入するテロリスト」とか、懸命に想像しましたが、絵面が無理過ぎる。 オチのシーンで「実は、めっさ手の込んだテストだったんすよ!」と言われても、やっぱ、蜂はないな。蜂は。 衝撃らしいあのラストも、余計だ。色々と惜しい作品。 …蛇足ですが、あの密室内にあったタイマーの存在意義が、よくわかんなかった。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-10-11 22:34:27) |
2.《ネタバレ》 狭い箱に閉じ込められた主人公をひたすら映しているだけという内容であり、ハリウッドお得意の”ソリッド・シチュエーション”もここまで来たかと恐れ入りました。画面に映っているのは身動きの取れないスティーブン・ドーフのみ、金と人材を切り詰めた果てに登場した作品ではあるのですが、その代わりに監督と脚本家は徹底的に頭を使っており、アクション映画もかくやという勢いで物語は進行します。ここ10年ほどはネタギレを指摘されているハリウッドですが、本作のようにまだまだ意表を突いた映画を生み出す奥深さには侮れないものがあります。。。 と、決して出来の悪い作品ではないのですが、明らかな問題点もあります。なぜ犯人はこんなにもめんどくさい手段をとったのかという点に納得感がなく、観ている途中からバカバカしくなってしまうのです。ラスト2段のドンデン返しなんて『シベ超』並みの強引さであり、一気に脱力してしまいました。また、妻の危機にあたって生き方を反省する主人公の姿にも感動はなく、このことが、観客に対して”『フォーンブース』になり損ねた映画”という印象を与えています。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-09-25 00:48:18) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 似たようなシチュエーションスリラーに 「リミット」があり、どうにも二番煎じ感が 否めないのですが、でもまぁこれはこれで それなりに楽しめはしました。 密室で繰り広げられる話だけど、 無線に携帯、外の状況の変化など、 様々なファクターを駆使して物語をうまく 広げていってる。それで飽きずに見れるし、 ラストのどんでん返しも悪くない。 勿論、単に口を割るためのテロにしては セットが大掛かりすぎるので、勘のいい人は すぐに気づいちゃうのかもしれないけど。 ただ、さらにその後のどんでん返し、これは さすがにいらなかったと思うな。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-09-23 22:00:31) |