141.《ネタバレ》 この内容がスターウォーズのテーマパークなら遊んで楽しい感じ。
あるいは、スターウォーズ温泉に浸かって、いい湯加減でしたって感想。
新作映画、あるいは続編としてはあまりポジティヴな感想がつけられない
今回はリブートするための橋渡しで、過去作のおさらいをした、正直既視感しかない退屈映画だった
リメイク風にしてしまおうという気持ちになるのは3作毎の時間が空きすぎているせいもあるだろうが
エピソード7がエピソード4・5のリメイク風とは。連作とナンバリングについての認識を改める必要を感じた
過去作の再現にこだわりがあり、映像技術の進歩を最低限にとどめている。32年前の流れを継承しようという試みらしい
32年前なら、こういう話にはなってないだろうけれど。
個別に見るとアクションがあんまうまくない。ブラスターを走って避けて、ブラスターを遮蔽物で避ける
お約束だからやらないわけにもいかないが、剣劇もあんまうまくなくて長ったらしい。
スポーツのようなそれは時代劇とは全く違って相手を殺す結末が得られないのも悪い意味で予想通りの展開。
一度立ち合ったなら、どちらかは死なすものだ。シナリオ上殺せないなら、一対一のシチュエーションはおあずけにしてほしい
西部劇だって、1対1の決闘でお互いに怪我をして引き分けバイバイなんて誰も観たくないでしょう?
最初から決着をつける気がない決闘シーンは、演出も芝居も一段格が落ちる。地面が裂けるから決着つかずとか、ないですよ~
山場のフリをするのはよしていただきたいのだ。
でも、ハリソンフォードもマークハミルもキャリーフィッシャーも出演してくれました
レイ、フィン、ダメロン、カイロレンそれなりに立った新キャラが出てきました
キャラクターを売りにします!スターウォーズですから!
キャラの掛け合い漫才もいいが、舞台をもっと独創的にしてほしい