11.《ネタバレ》 単純に楽しめました。兄弟の確執やらパンクの神髄やら出てきますが、そういう話はトッピングのようなモノで登場人物達のやりとりを無心に楽しむのがいいのではないかと思える、いい意味でも悪い意味でもおおざっぱな映画です。一カ所コマ落ちのような編集があったり、手持ちの限界を超えたようなカメラワークがありましたがこれは意図的なモノなんでしょうね。普通ではやらないようなことをやっているのもらしいと言えばらしい、クドカンだからいいと思わせる、思わせられてしまう、そういう映画の様な気がします。 【ことひき】さん [映画館(邦画)] 3点(2009-02-27 18:11:39) |
10.「真夜中の弥次さん喜多さん」を観てからクドカンアレルギー(勝手に命名)にかかった私はこの映画をどんな批判をしてやろうかと観に行きました。 ごめんなさい!!見事にハマってしまいました!!銀杏BOYZのファンということもあったのですが・・・こんなに映画の中に入っていけて、笑えた作品は久しぶりです。下品な作品なので映画を観た後にロマンチックな雰囲気になりたいカップルにはオススメできませが・・・。 【愛しのエリザ】さん [映画館(邦画)] 10点(2009-02-22 21:20:07) |
9.《ネタバレ》 日頃、「桜」の歌を出す男性アーティストにロクなヤツぁいねえ!と思ってたりして(該当する諸アーティスト並びにファンの皆様、ごめんなさい)、なので、かんなの彼氏に大笑い。出だしは会話も快調、バカが突っ走っていて面白かったのですが、なんかワリとすぐにグダグダな映画になってしまいましたねぇ。つまらなくはないけれど映画の温度が期待したほど上がってゆかない感じ。キム兄の延々と温度が低い演技、アレはアリなんでしょうか? 彼が結局最後までちゃんと弾けてくれないので(佐藤浩市にしてもハジけきれてないのですが)、胸にヘンなモノがいつまで経ってもつっかえて残っちゃう。宮崎あおいとユースケの高速回転に比べて映画全体は鈍重、という印象です。『デトロイト・メタル・シティ』と部分的にカブってて、パワーが及んでないという感じですし、時代を笑えるほど今という時代を活写できてなくないか?ちょいと野暮でないか?という気もします。ついでに1979年にあのGS風はないわぁ。GS→BCR→レイジーの10年以上の年月を一絡げにしちゃっちゃあねぇ。まあしかし、笑いどころはあちこちにあったので、ユルくグダグダながらも最後まで楽しめる映画ではありました。ヒマ潰しにどうぞ。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-02-21 18:00:46) |
8.《ネタバレ》 クドカンの脚本につきますね。 ほんと台詞一つ一つが面白くて「聞き漏らしてはいけない」と思わせます。 ただ台詞重視な内容(監督の意図は不明ですが・・・)は「映画」として撮る意味がどれだけあったのか疑問になりました。 ロードムービー的要素が多分に含まれておりましたが、ラストシーン含め大きなスクリーンで魅せる内容ではなかったかな~。 でも「面白い」「楽しい」作品であったのは事実。 久々にパンクを聞きたくなりました♪ 【ゆたさん】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-02-20 10:54:22) (良:1票) |
★7.《ネタバレ》 サクッと観られる娯楽には最適だと思うんですけどねー。
宮崎あおい嬢の熱演も見応えあるし、オッサンパンクバンドの面々もダラシなくてしょうもないけど熱くて。
キム兄のキャラ設定が、昔の兄弟の仲が悪くなってく、くだりを丁寧に描いた割りにバンドへ参加するくだりが結構適当というか流す感じになってしまったことが、ちょっとだけ残念。
けっこうどうでもいいお笑いシーンでも、後々になって肝に繋がる所とかは流石クドカン!って感じでした。 【バニーボーイ】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-02-19 22:09:15) |
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6.もっとお寒いギャグが並ぶのかと危惧していたが、意外とイケテル。過去と現在を行き来する手法も「パッチギ!LOVE&PEACE」や「陰日向に咲く」よりはうまくいってるし(もちろん「ゴッドファーザーPARTⅡ」には遠く及ばないが)、何より篤姫でブレイクした宮崎あおいの切れっぷりは見事。ただボーカルのジミーが身障者というのはどうなんだろう…。ちょっと引いてしまったのも事実。せめてアル中もしくは薬中くらいのほうが良かったのでは。 【Q兵衛】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-02-18 16:52:33) |
5.《ネタバレ》 宮崎おあいファンなので見ました。彼女の演技はやっぱりすごいと思う。他のメンバーも良い味を出していた。この映画は、狙いはあまりないように思えた。強いてあげれば、「貧しかろうが、評価されなくても、づっと続けることが大切。周りをだましているようでも、ある意味結果を出せれば、そこで奇跡が起こる。」だろうか。しかし、それよりもパンクを心から愛している監督が、かんなを通じて楽しんでいるように思えた。私も楽しめた。 【matan】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-02-17 02:12:18) |
4.この点数はあくまで宮崎あおい評価です。あしからず。クドカン作品としては、前作『真夜中の弥次さん喜多さん』に容赦なく3点をつけているんですが、今回は良かった!全然関係ないんだけど、このアナーキーな姿勢は『悪魔のいけにえ2』に通じるものがあると感じた。故にラストはもっとぶっ壊れていても良かったと思うが、いい終わり方を思いつけず適当にまとめちゃったような気がする。宮崎あおいのエキセントリック演技も後半にいくにつれ失速していき、キャラが立たなくなったのが残念。「ニューヨークマラソン」の本当の意味が分かってスッキリ。 【フライボーイ】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-02-16 12:10:51) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 見ている間はとても楽しめる。しかし、心に残るものがない。即興的な工夫が遍在しすぎていて、まとまったメッセージが出てこない。かんなの衣装の種類が多すぎて、違和感を覚えた。 【鈴木】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-02-14 23:57:16) |
2.クドカンさんは、映画を撮りたいのか、それとも笑いを取りたいのかどっちなんでしょうね。この作品を観る限りでは、後者のような気がします。これがテレビのバラエティーなら、後者でいいんでしょうが、映画となると、それだけじゃなくて、何か残るものが欲しかった… 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 4点(2009-02-14 19:39:52) |
1.《ネタバレ》 メイプルレコードの新人発掘部に勤務するかんなは、2年ものあいだ何の成果も出せずに、契約止め寸前。そこに動画サイトで、エネルギッシュなパンクバンド<少年メリケンサック>を発見。紹介ページを作ると途端に10万アクセスを記録。気を良くした社長は全国ツアーを組み、かんなはバンドメンバーとの契約に向かうと、動画の人物とはうって変わって50過ぎのオッサンばかりだった・・という話。 脚本は「GO」「ピンポン」「木更津キャッツアイ」「舞妓Haaaan!!!」の宮藤官九郎。監督兼任では、「真夜中の弥次さん喜多さん」に続く2作目です。クドカンの作品は、異様にテンション高いキャラを主人公にして、強引な流れの中に小ギャグ小ネタを重ねる展開が多いですよねw 今回は、たぶん自分でもやってるバンド「グループ魂」から延長させた発想なんでしょうか。 いまさらパンク?って感じではありますけど、音楽を題材にした作品には目がないので、そこら辺見どころあればなぁと。でもやっぱり小ギャグ小ネタで笑わせる展開(というか苦笑w)。「ヘドウィグ・アンド・・」みたいにちょっとアブノーマルながらも音楽性で引っ張る作品のように期待しちゃいけませんでしたね^^; Gacktモドキの田辺誠一や「農薬飲ませろー」とシャウトする田口トモロヲ、「○んこデカいのか?」と連呼する佐藤浩市など、役者はどれもオバカキャラに設定させられていますが、監督と出演者が一番楽しんでたようで^^; ということで逆に観客には悪ノリにしか見えないかもです。 それにしても、宮崎あおいって顔も体型もやっぱり幼くて、それを生かした「ただ、君を愛してる」は良かったけど、よく「篤姫」なんて大作に出てたなぁ。。 【尻軽娘♪】さん [試写会(邦画)] 6点(2009-01-31 23:25:20) |