9.《ネタバレ》 原作が面白かったので期待していましたが私には少しベタ過ぎた。原作を尊重する様な展開で何とか箱根駅伝までひっぱったけどそこから息切れしてしまった感じがします。特に最後、いくらなんでもあれだけトラブれば追い抜かれているか少なくとも11位のままだと思うのにさらっと目標をクリアしてしまうのはやはり都合が良すぎるように思えてしまい残念でした。ただ、原作を読んだときから映画化したら駅伝をどう表現するのだろうと思っていたのですが、そこは実物と作りを混ぜながら(多分)頑張ったし、前半は原作の良いところも出ていました。 【ことひき】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-11-13 17:12:21) |
【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-11-12 22:34:23) |
7.《ネタバレ》 オーソドックスと言うよりは古臭い映像や音楽も、クサさ連発のセリフも、小出くんのずーっと作り物臭さが鼻に付きまくる演技も、映画が語る熱さの前では致命的な欠点ではない感じがしました。ただ、映画全体の半分以上を占める予選~往路~復路が合わせて全部クライマックスって状態、見ている方のテンションが維持できないよ、と。予選が決するあたりがピークで、あとむしろテンションが下がっていっちゃいます。これまで注目もされなかったチームが、箱根駅伝出場が決まった事で俄然注目される事になる、そこでばーっと盛り上がっていいハズなんですけど、その前で盛り上がっちゃいましたからねぇ。すぐに駅伝本番へと至って、そしてこの駅伝部分、ロケは非常にしっかりしてるんですが、ドラマ的にはなんだかとてもありきたり、古臭さ、クサさがここにきて裏目ったかぁ、って。映画半分くらいを占めているのにワリとフツーなドラマで駅伝自体はあっさり終わっちゃう印象なんですね。もう映画の最初から駅伝スタートさせて、全部回想でやった方があっさり感は防げたかも。あと、大学対抗駅伝を素材にしながら安易に「悪」の存在を設定しちゃうのは気持ち良くないです。お笑いに走るのならともかくネチネチと。こういうのってお互いフェアにやってこそでしょ。最後の2人の走者がドラマ的にクドくてかえって醒めちゃう存在で、そこら辺は相当惜しいんですが、一切退屈はしなかったので、無難に楽しめる映画ではありました。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-11-12 21:09:19) (良:1票) |
6.中学生の娘と共に家族で鑑賞しました。私は歯を食いしばり、拳が痛くなるほど握りしめて観ました。妻と娘の目ははウルウルしていました。ベタな展開、大いに結構。身銭切って映画館に足を運ぶ価値のある名作です。 【ジャッカルの目】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-11-10 00:19:13) |
5.《ネタバレ》 ハイジと父親との確執はハイジが語るのみ。 カケルと父親との確執もカケルが語るのみ。 唯一、神童とその母親が電話でやりとりしただけ。(ここは泣けました) 全体的に人物毎の背景(描写)が薄いような気がしました。 【びーびぃ】さん [映画館(邦画)] 4点(2009-11-09 22:35:50) |
4.私は年間映画100本くらいは見ていますが、この映画はまぎれもなく高水準の傑作だと思いましたよ。とにかくランナー達の走る肉体の小気味よさがそのまま映画的快感に直結しているのが見事だと思いました。この新人監督、大森寿美男という名前は覚えておくべきではないでしょうか。箱根駅伝のモブシーンなども、嘘っぽさがなく、そんなに予算をかけた映画とも思えないのですが、うまいなあと感心しました。邦画では個人的に今年のベストです。 【ウェルテル】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-11-07 13:10:06) |
3.《ネタバレ》 原作に感動し先日テレビで駅伝を見て 映画を楽しみにしていたのだが なんだ!これは! ハイジと走の出会いからして 全然ちがう。 メンバーのキャラも描ききれてない 原作の面白さは そのメンバーが色んな過去を背負いながら ハイジの夢をかなえることで 自分のしがらみを断ち切っていく姿なんだけど 映画は 最後の箱根駅伝に焦点を合わせ ラストで感動の押し売りをしようとして完全に空回り まるでロスオリンピック女子マラソン アンデルセンやないか 原作読んでる人は苦笑いするしかない さらに許せないのは ハイジが走ってる時実況してる解説者の原稿が風に飛ばされて 「風が強く吹いてます」って語るアナウンサー それは意味ちがうやろ! 原作のよさを完全に潰した。 だからかどうかわからないが 金曜の18:45分上映 観客は5人でした。 【虎鉄】さん [映画館(邦画)] 2点(2009-11-07 00:59:05) |
★2.《ネタバレ》 もうオッサンになってしまい涙もろくなったせいなのか、ここ何年か連続で箱根駅伝を見てると泣いてしまいます。 なので、この映画の予告を観たときに絶対観ようと思いました。 作品自体は、わざとらしく盛り上げるような演出も無く、音楽もシーンとミスマッチにも思われる使い方が多々あり、映画の出来自体は、そんなに高くない。 なんて思いながらも、やはり所々で泣いてしまいました。 たぶん、「私、映画は年間200本くらいは観てますよー」とか言っちゃう映画ファンから見れば、なんてことない映画なのだと鼻で笑われるというのは、頭ではわかっていも、 なぜか、涙は止まりませんでした。 2人の陸上経験者と、残りは多少走りこみをした程度の素人が1年弱で箱根なんて出れるか!甘くみるな!! と多分、こんな感想を持つ人も居るんだろうな。 でも、ドキュメントじゃないんだから、俺はフィクショナリーを純粋に楽しみたい。 お金を払うのだから、なおのこと。 誰でも彼でも打てば響く映画ではないし、正直地味な映画ですが、 陸上だとか、もっと大雑把に言えばスポーツに限らなくても、 仲間と一緒に、俺やってやったぜ!って経験がある人なら、どこかしら響く作品だと思います。
【バニーボーイ】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-11-04 07:36:48) |
1.《ネタバレ》 才能に恵まれながら陸上界から離れることを余儀なくされていた清瀬灰二と蔵原走。 寛政大学で奇跡の出会いを果たした二人は、周りの人間と共に、弱小陸上部として無謀な箱根駅伝に挑む。 原作は、直木賞作家の三浦しをん。 走るために必要な真の「強さ」を謳いあげた青春映画。 笑いあり、涙ありで、とても楽しめて爽やかな気分になりました。 箱根駅伝に詳しい人も詳しくない人も見て損はないと思います。 久しく爽やかな気分になっていない方にオススメです。 【かずろう】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-11-03 21:39:43) |