67.う~ん、ベタな青春物だ。その中でも終盤に一捻り入れてくれたのは良かったですが、前作のドアを駆使した立体的追いかけっこ、ラストの感動には遠く及びませんでした。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 6点(2021-06-13 01:29:01) |
66.《ネタバレ》 前作『インク』超えはしなかったが、前作につながる小話や背景が描かれていて、良い架け橋作品。 中盤までは大した盛り上がりを見せないが、大学の派閥大会である”Scary Games”、これがいい。大会結果には失望で唖然としたが、流石のPIXARは一捻りも二捻りもしてあって、腑に落ちる映画の着地をしてくれる。 学生時代のサリーとワゾウスキーは、『インク』で受けた印象とは真逆で、ワゾウスキーの地道な努力している姿に惹かれた。 【カジノ愛】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-06-12 22:09:46) |
65.前作おもしろかっただけに正直蛇足。 前作だけで良かったかな、と。 【愛野弾丸】さん [地上波(邦画)] 5点(2016-07-17 20:09:37) |
★64.《ネタバレ》 正直な所、モンスターズインクは子供向けで、子供の頃に観てたら楽しかっただろうな程度の作品と思っていたので、 油断していたせいかめちゃめちゃ良かったですね。 これだ!という名シーンや名台詞こそないものの、ストーリー全体の作り方が素晴らしい。 王道と言ってしまえばそれまでですが、王道創って見せて観る側を納得させることが、どれだけ難しいことか。 モンスターズインクを観た子供たちが大きくなってこれを観て完結するというのが、狙いだとしたら、本当に凄い作品だ。 【バニーボーイ】さん [地上波(吹替)] 9点(2016-05-01 08:18:13) |
63.《ネタバレ》 知識で補う努力家のマイクも、名門で天才肌のサリーも自意識過剰で見下している印象があり、二人より遥かに下の落ちこぼれと同じ立場になったとき、初めてスタートに立てたのだろう。あらゆる奇策で最底辺から下剋上で優勝する様は痛快で、だからと言ってハッピーエンドではなく、そこから更に二人を奈落に突き落とす。あまりに辛辣で残酷な事実を臆せずに描き切る。ウォルト・ディズニーの「夢はかならず叶う」の格言をここでは少し否定し、失うものがない二人が互いに足りない部分を補って叩き上げで現在に至るまでを、既存のスクールカースト・学歴社会への風刺を交えて説得力のあるものにしたのは、数々のイノベーションを生み出したアメリカの開拓精神によるものか。前作には劣るけれど、それでも一定のクオリティを輩出するのは流石ピクサー。 |
62.《ネタバレ》 「じゃあみんなぁ、相手を見つけて二人一組になって~」初っ端から打ちのめされる映画に遭ってしまいました。 この作品は前日談ではありますが、モンスターズ・インクを小学生位で観た人達にとっては、12年経ち、大人へと向かう自分の在り方等を考える好い機会になったのではないでしょうか。 インク時点ですっかりおがっていた私は、学生時代のほろ苦い思い出や後悔と共に目頭と胸を熱くしました。 ピクサーでこの映画制作に携わった人達も、どこかしら自分の姿が重なったに違いありません。 挫折を味わってもなお最善を尽くし、遂には夢を実現させる物語。 努力に勝る天才は無し。 この言葉を改めて思い知らされました。 それにしてもマイクの表情は素晴らしいですね。口と目玉1コだけしかないのに心情が良く解ります。 そして主役二人の吹き替えは上手です。本人達の顔が常に脳裏にチラつく、なんてことはありませんでした。 満点ではない理由は2つあり、<怖がらせ学部が才能を重視するなら、そもそも入試を面接にすればいいのに>という設定の不備と<マイクが優勝カップを見上げる場面のBGMが、セント・アンソニー・バリエーションズに似ているけどいいのか??>というところです。 上記を差し置いても、我が子には、大きくなったらもう一度観てほしい映画です。 【ぱいなぽ】さん [地上波(吹替)] 9点(2016-03-31 23:36:15) (良:1票) |
61.《ネタバレ》 米国製学園映画王道の“ヒエラルキー打破もの”。カタルシスも充分ですし、展開も小気味よいです。結末も潔くて好きだなあ。ただ、1か所だけ惜しい部分が。それはウーズマ・カッパの落ちこぼれたちが、大会終了後あっさり怖がらせ学部に入部してしまったこと。彼らに“怖がらせ屋”の才能が無いことは明白です。学園長は嫌なヤツですが、彼女の指摘は何も間違っていません。そう、彼らには彼らの特長を活かした、輝ける場所があるはずです。ボンベ職人やコーディネーター、それこそ食堂係や郵便係だって、無くてはならない縁の下の力持ち。花形がスポットライトを浴びるためには、大勢の裏方の助力が必要です。職業に貴賤なし。それが身に染みて分かっているからこそ、マイクやサリーは仲間への感謝を忘れないのです。2人が同僚たちから慕われる所以。ですから、ウーズマ・カッパのみんなには、誇りを持って裏方の道へ進んで欲しかったなと。とはいえ、これは大変良い続編。前作の余韻をスポイルしてしまう後日談ではなく、前日譚を描くことでより一層『モンスターズインク』の味わいが増しています。“怖がらせ屋”落ちこぼれのマイクが“笑わせ屋”で才能を花開かせるなんて、胸が熱くなるじゃないですか。シリーズファンなら、絶対観るべき続編でしょう。そして願わくば、もう続編は作らないで欲しいです。インクとユニバーシティの2本で見事に世界が完成されているからです。 【目隠シスト】さん [地上波(吹替)] 8点(2016-03-15 18:59:44) (良:1票) |
60.小3の息子と一緒に楽しませてもらいました。『モンスターズ・インク』を見ていないと意味のわからないところがあるので、先に見ておいたほうがよいです。マイクとサリーがどうして親友になったかなど、いろいろなことがわかります。息子と見る子ども向け映画は、2種類に分けられます。1つは、明らかにお子様向けで、大人は付き合いで見ているもの。もう1つは、大人も十分に楽しめるもの。『モンスターズ・ユニバーシティ』はほぼ後者だと思います。 【チョコレクター】さん [地上波(吹替)] 7点(2016-03-15 16:03:40) |
59.たいして面白くない怖がらせ大会がほとんどで、期待していた大学での講義が薄っぺらで残念でした。そもそも色んなモンスターばかりを登場させても食傷気味で、やはり人間があってのモンスターなんだと実感。 【noji】さん [地上波(吹替)] 5点(2016-03-14 22:49:30) |
58.前作よりドラマ性は深まってますが、斬新さが失せているのか面白味がありきたりです。 【ProPace】さん [地上波(吹替)] 6点(2016-03-13 21:00:38) |
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57.子供向けではあるが、前作「モンスターズ・インク」よりは大人も観られる雰囲気になったと個人的には思う。 子供が中心にくる物語では無くなったからだろう。 【simple】さん [地上波(吹替)] 5点(2016-03-13 18:15:25) |
56.前作と同じく大人も楽しめるアニメでした。個人的にはランドールに哀愁を感じ、気になってしまうモンスターでした。歩いている後姿とか可愛過ぎる・・・。 【はりねずみ】さん [地上波(邦画)] 6点(2016-03-13 14:14:28) |
55.《ネタバレ》 第一作目のとんでもないまでの完成度をこえられないのは仕方がないとして、第一作目が大好きな方には完全に楽しめる内容の良作。 私はマイク田中の大ファン。もちろん吹き替えで(笑) 【JF】さん [DVD(吹替)] 6点(2015-12-25 11:25:51) |
54.《ネタバレ》 前作より起承転結がはっきりしているプロットが好きです。 ただドタバタしている感の強かった前作と比べると、より目的意識がはっきりしているように感じられます。 それにメッセージ性もある。しかもわかりやすく。 ランドールの変化を見ていると、環境が人を創るというのがよくわかります。 サリーを見ていると、うまくいっていそうな人にだって、人知れず抱えている悩みがあるっていうのがよくわかります。 そしてマイク。今回はかなりオイシイやつ。 前作はサリーの好感度が抜群に高く、どちらかと言えばサリー中心のストーリー構成であったのに対し、今作の主人公は完全にマイク。一心不乱に目的達成のために頑張ることがいかに格好良いかってことを、小さい体でこれでもかっていうくらい見せつけてくれます。 ラストなんて感動もの。 大学を追われた二人が郵便係からスタートし、驚かせ係になるまでをダイジェスト形式で紹介してくれるシークエンス。しかもロッカーに貼る写真を使いながらってセンスが素晴らしい。 今作は、前向きに、当たり前のように未来を信じて頑張れば、どんな夢でも叶うという力強い応援ソング。 そういえば、最近惰性で仕事をして、知らず知らずのうちに不平不満が多くなっていたかもしれません。これを観て、もう一度初心に還ろうと思います。 ただ今作を子供に見せるのは、考えものかもしれません。ともすると、真っ向から学歴を批判しかねないオチのつけ方なんですよね。 とは言え、もし次回作ができるとしたら、次は二人が驚かせ係になるまでを見てみたいものですね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2015-11-13 15:08:18) (良:2票) |
53.子供にも大人にも良い映画だと思います。大人は大人なりに、自分の過去の大学生活や、うまくいかなかった就職活動など思い出しながら、そうそうあるあるってな感じで楽しめます。努力だけでも、才能だけでもうまくいかないものですね。ほかにもいろいろと重みのあるメッセージが含まれていますが、だからといって説教じみていません。逼迫した場面でガムを進めるママは本当にかわいかったです。PIXERはすごいです。 【のりもちあつあつ】さん [DVD(吹替)] 7点(2015-08-18 22:53:46) |
52.《ネタバレ》 順風満帆の大学生活を送るのかと思いきや波乱万丈な展開に驚き。マイクもサリーも苦労人だったんだね。しかもマイクの苦労っぷりときたら可哀想なレベルだし。それでもサリーとの友情物語は最高でした。久しぶりにモンスターズ・インクも観たくなった。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-07-09 01:27:54) |
51.かわいいマイクワゾウスキー?だっけ?実は前作観た後、この作品を観るまで名前知らなかったんです。サリーとかはいまだにど忘れして出てこないときがありますが、ワゾウスキーさん??はいい名前ですね~。違ったらごめんなさい。大好きなキャラになりました。もっと勉強しないとね★最初の方で「急がなきゃ」って出てきて、一番最後、掃除をしているシーンに現れる「ナメクジ」みたいなモンスターも私にとっては大事ですね。 【新しい生物】さん [DVD(吹替)] 8点(2015-05-08 02:18:09) (良:1票) |
50.《ネタバレ》 インクが好きで、やっと観れた本作ですが、続編どうこうの前に、あっち(アメリカ)のカレッジライフってこんななのかな?だったら大変だな…とそればかりが気になってしまいました。サリーが結構鼻に付くキャラだし、スクールカーストも厳しそう。良いところも勿論沢山ありましたが、自分的には笑いどころよりシリアスなシーンが多かった様に感じました。マイクが誤って人間の世界に迷い込む話かと思っていたら最後の10分くらいだったので拍子抜けしました。 【Kの紅茶】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-03-31 15:47:18) |
49.《ネタバレ》 映像が圧倒的にすげえのに、脚本もすげえんだから、もう負けるわけがない。『ゴジラ』で泣けるのはゴジラが咆哮するシーンだ。『モ』でもサリーが全力で咆哮するシーンで涙がこぼれた。そのガオーーになるまでの、夜のキャンプ場宿舎での“恐怖演出”が、マイクがそれまで猛勉強してきたであろう「怖がらせる理論」の実践演習のようで、それはまさに、これまでの映画の歴史を紐解き、先人たちがどのように恐怖を描いてきたのかを回顧する、映画に対する深い造詣と愛情をみた。 【no_the_war】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-01-27 00:08:05) (良:1票) |
48.《ネタバレ》 前作『モンスターズ・インク』の主人公コンビ、マイクとサリーの大学生活を面白おかしく描く内容かと思いきや、予想外な展開を見せてくれた。どきどきアクションは軽めだが、キャラクターの深みを感じさせる内容になっている。何をしても怖くない(=才能が全くない)が「怖がらせ屋になる」という夢に向け、努力と情熱を傾けるマイク、怖がらせ屋として一流の家柄の出身で才能に恵まれているが、努力と情熱が感じられないサリー、という前作とは二人の雰囲気が逆転して登場する。順風満帆で一流の「怖がらせ屋」になったかと思われた二人だが、紆余曲折の末、並々ならぬ努力を経てあの地位を確立していたのかと思うと深い。本作の前半では、アメリカの大学の学生クラブ(サークルとか学生寮)の生活も描かれる。そこでも家柄と才能によるヒエラルキーが描かれており、底辺の者たちは努力と情熱に見合った結果が得られない。後半はマイクとサリーが所属する落ちこぼれチームが、怖がらせ大会での優勝を目指して奮闘する内容となっている。最後は落ちこぼれたちが逆転優勝するのがお約束だが、ハッピーエンドでは終わらない。仲間を信じられなかったサリーの不正が判明し、すべての栄誉を失うのだ。自暴自棄となり「人間界へのドア」を抜けたマイクと、彼を救おうと追いかけたサリーの二人が、自分たちの世界へ戻ろうと奮闘する件が非常に感動的。互いの得手不得手を補い合い、本当の意味でのコンビとなってゆくであろう片鱗を見せるのだ。最終的に二人は大学中退となるが、ポジティブで前向きなマイクは諦めない。そしてエンディングでは単なるメール係として「モンスターズ・インク」に就職した二人が「怖がらせ屋」への階段を上ってゆく過程が描かれる。憧れの会社に就職できたのだからと、悲観せず努力と情熱を傾ける彼らの姿には非常に暖かい気分にさせられる。本作を観てから前作『モンスターズ・インク』を見直すと、さらに灌漑深いだろう。十分、良作ってことで。 【しぇんみん】さん [DVD(吹替)] 7点(2015-01-25 16:04:34) (良:2票) |