アガサ/愛の失踪事件のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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アガサ/愛の失踪事件

[アガサアイノシッソウジケン]
Agatha
1979年上映時間:98分
平均点:5.08 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
ドラマミステリー実話もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-12-08)【イニシャルK】さん
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監督マイケル・アプテッド
キャストダスティン・ホフマン(男優)ウォーリー・スタントン
ヴァネッサ・レッドグレーヴ(女優)アガサ・クリスティー
ティモシー・ダルトン(男優)アーチボルド・クリスティー
ヘレン・モース(女優)イブリン・クロウリー
ティモシー・ウェスト(男優)ケンワード刑事
アラン・バデル(男優)ロード・ブラッケンバリー
ピーター・アーン(男優)ホテル支配人
井上孝雄ウォーリー・スタントン(日本語吹き替え版)
高林由紀子アガサ・クリスティー(日本語吹き替え版)
家弓家正アーチボルド・クリスティー(日本語吹き替え版)
増山江威子(日本語吹き替え版)
神山卓三(日本語吹き替え版)
弥永和子(日本語吹き替え版)
京田尚子(日本語吹き替え版)
千葉耕市(日本語吹き替え版)
寺島幹夫(日本語吹き替え版)
吉田理保子(日本語吹き替え版)
増岡弘(日本語吹き替え版)
峰恵研(日本語吹き替え版)
西川幾雄(日本語吹き替え版)
久保晶(日本語吹き替え版)
伊井篤史(日本語吹き替え版)
広瀬正志(日本語吹き替え版)
川浪葉子(日本語吹き替え版)
鈴木れい子(日本語吹き替え版)
長堀芳夫(日本語吹き替え版)
大塚芳忠(日本語吹き替え版)
音楽ジョニー・マンデル
作詞ポール・ウィリアムス〔音楽・男優〕
撮影ヴィットリオ・ストラーロ(撮影監督)
美術シャーリー・ラッセル(プロダクション・デザイナー)
衣装シャーリー・ラッセル
編集ジム・クラーク
字幕翻訳高瀬鎮夫(字幕監修)
その他ゼルダ・バロン(コンティニュイティ)
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12.《ネタバレ》 映画を作る人は、プロデューサー(製作者)、脚本家、監督、編集者、音楽担当者など、いろいろな人がいて、彼らの共同作業で、1本の映画が完成します。

この中で、撮影する人のことは日本では、単にカメラマンと言いますが、海外では「Cinematographer」と言って、これを「カメラマン」と訳してしまうのは、なんだか悲しい気がします。

そして、この映画の撮影をしているCinematographerは、ヴィットリオ・ストラーロです。
撮影一筋に数十年のキャリアを持ち、数々の名作を撮影している人です。

私の大好きな「暗殺の森」、他にも「ラスト・タンゴ・イン・パリ」「地獄の黙示録」「シェルタリング・スカイ」「ラスト・エンペラー」など、錚々たる映画のスタッフとして名を連ねています。

映画を語る時、ついつい脚本や監督(演出)に目がいきがちですが、総合芸術、しかも映像を媒体としての映画というものの特性を考えた時、実はCinematagrapherの存在はとても大きな縁の下の力持ちなのだと思います。

この映画「アガサ/愛の失踪事件」ですが、もし私が邦題をつけるとしたら「アガサ・クリスティー失踪事件」にすると思います。
「アガサ」がすぐに「アガサ・クリスティー」だと連想できる人は、そう多くないと思うからです。

現実に、アガサは、夫に捨てられてしまったショックで11日間失踪したことがあるのだそうです。
夫には他に愛人ができたのです。実によくある話ですが、この映画は、そのアガサ・クリスティーが失踪していた謎の11日間の出来事に焦点を当てて描いています。

アガサ・クリスティーを演じているのは、「裸足のイサドラ」「ジュリア」の英国の名女優ヴァネッサ・レッドグレーヴで、ちょっと神経質そうで上品な初老の超有名作家を見事に演じ切っています。まさにはまり役だと思います。

そして、彼女の失踪を追う、ニューヨークから来た新聞記者スタントンは、「真夜中のカーボーイ」「レインマン」の演技派俳優ダスティン・ホフマン。
公開当時のポスターの名前は、主人公がアガサなのにもかかわらず、ダスティン・ホフマンの方が大きく印刷されていたそうですが、これは単純明快な理由で、ホフマンのギャラの方がレッドグレーヴよりも多かったからだそうです。

それから、アガサの夫アーチボルト大佐は、ご存知007シリーズの4代目ジェームズ・ボンドを演じたティモシー・ダルトンで、舞台出身の曲者俳優らしく、一癖も二癖もありそうな悪役っぽい男を、実に渋く演じています。
彼は、こういう役を演じさせたら、本当に巧いと思います。

さすが主人公がミステリーの女王だけあって、映画もアッと驚く展開が待ち受けていました。
なるほど、そう来たかという感じでした。
全くのフィクションですから、現実にはこんな事はなかったのでしょうけれど、ミステリーの女王が自分自身にもミステリーを仕掛けるというのは、非常に面白くて興味深いものがありました。

1930年代のファッションも楽しめますし、マイケル・アプテッド監督のドキュメンタリー風の演出もいい感じだったと思います。
そして、当然の事ながら、ヴィットリオ・ストラーロの流麗なカメラワークに酔いっぱなしでした。
dreamerさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-03-23 15:31:11)
11.《ネタバレ》 ちょっと(結構?)ぬる~く始まって、なんとなーく進み、まぁ終わった?感じですね。実際、アガサ・クリスティは失踪事件をおこしており(FromWiki)それを基にした内容なのかな?? でもまぁだからといってそれほどの大きな出来事は思ったほど発生せず、強いていえば感電してるシーンが「ホラー」チックだったかなぐらい(苦笑)ダスティン・ホフマンの立ち位置も今一つ不明瞭で結局何だったんだ系作品の印象+邦題が・・・(苦笑)  はい以上でゴザイマス
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-05-31 22:26:48)
10.レッドグレーヴのアガサというのが何とも凛としてて気品があって、それを見ているだけでも気持ち良いのですが・・・肝心の筋自体が、何が言いたいのかよく分かりませんでした。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-04-30 22:45:25)
9.ダスティン・ホフマン演ずるアメリカ人記者が気取った成り上がり者という風情で、どうにも魅力に乏しい。かといって、アガサの意図するところは秘密にされているので、こちらにも共感できない。結局どっちつかず。アガサのどこに惹かれたのかも不明確。終始退屈で、DVDが発売されないのも道理です。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-09-20 17:07:10)
8.配役が素晴らしかったと思います。11日間、それにしても豪遊、ですよね、うらやましい。。。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-09-11 12:48:37)
7.ダスティン・ホフマンとヴァネッサ・レッドグレーヴの身長差が気になって気になって…。あ、だめ!並んで立っちゃだめよ!とかどうでもいいことばかり考えてました。
parabenさん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-08-28 11:22:07)
6.自分が観た映画の中のキスシーンでこの作品が一番です。美しさ、切なさが学生だった自分にもおぼろげながら感じられ、大人の恋、一期一会の恋に憧れた事を今でも鮮明に記憶しています。自分がこの年齢になってどの様な事を感じるのか、現在、最も見直してみたい作品です。
The Grey Heronさん 8点(2005-01-15 16:32:03)
5.上質のドラマとして評価してます。長身のレッドグレーヴがキリンのように首を曲げてするホフマンとのキスシーンは最高に素敵だった。カメラが美しいね。
nizamさん 8点(2004-03-11 12:25:58)(良:2票)
4.当時、『オリエント急行殺人事件』からはじまり、『ナイル殺人事件』や『クリスタル殺人事件』と続いたミステリー映画ブームにとどめを刺した作品。以降、海外ミステリーものにヒット作は出ません。実在の人物ばかりをモデルにしていますから、大胆な物語づくりができなかったのでしょうか。
伊達邦彦さん 3点(2004-02-23 17:11:25)
3.まあ、特に何もなく、まあ、こういう映画もあるね、って感じの映画。
ooo-oooo-oさん 1点(2003-02-26 21:15:59)
2.有名人のアガサが顔モロ出しなのに、誰も気が付かないのは変。他に気になったのは、主役2人の身長差とホフマンの着ていた水着。見終わった後、温泉に行きたくなった。
プミポンさん 4点(2003-02-11 21:43:35)
1.これも空中分解系映画ですね。伝えようとしてるものが表現しきれていないか僕がつかみ切れなかった。でも作品の色としては好きな映画です。いやー惜しいね。
ようすけさん 5点(2003-02-05 08:40:01)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 5.08点
000.00%
118.33%
200.00%
318.33%
4325.00%
5325.00%
600.00%
7216.67%
8216.67%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

1979年 52回
衣装デザイン賞シャーリー・ラッセル候補(ノミネート) 

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