【たこちゅう】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-03-25 08:15:13) |
78.《ネタバレ》 まず第一に"Fantastic Voyage"という題がもう素敵。人体の内部、ということで一瞬ウディアレンの『なんとかのメカニズム』の話がよぎったが、それとは別次元でワクワクしたし、面白かった。人体ってすごい、それはまさに奇跡!と感じた。唯一の心配は、白血球が完全に排除しきる前に潜水艦が大きくなってしまわないかということ。人間の方はなかなかの速度で大きくなりましたけど。潜水艦があのようなスピードで肥大したら、恐ろしいことになりますよね。いや、それはきっと白血球のことだから、あっという間に排除してくれたのであろう。 【たいがー】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-01-11 18:05:42) (良:2票) |
77.アイディアが最高。しかし脚本としては船内のドラマが見られなかったのが残念。アドベンチャーものとしては面白いのだが。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-18 13:33:45) |
76.アイデアのとても面白い映画。子供の頃はTVで何度も鑑賞し、 ワクワクしながら画面に釘づけになっていた覚えがある。 リアルタイムでハラハラさせてくれるストーリー展開は、映画の題材としてはぴったり。 ただ作りは非常にチープで、セットはいかにも手作り感で一杯。製作費の都合もあるのだろうが、 昔のヒーロー物の特撮技術と同程度ぐらい。2年後に製作された「2001年宇宙の旅」を観ると、 もう少し何とかできなかったのかと思ってしまう。それでも脚本がうまくできているので、 ラストまで十分楽しめる作品ではある。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-10 06:02:02) |
75.《ネタバレ》 映像的には古いのはしょうが無い。 特に、この映画に限らず、多重露光している部分というのは、退色が激しい。 しかし、アイデア的にはすごく面白い。怪獣映画に見られるように、縮小化という大事な一つの嘘をうまくつくために、他の部分に周到な正確さを以て描いている(と思われる)。医学的なことは解らないが、異物を抗体やら、白血球が攻撃するところとか、赤血球が酸素をを補給するところなど、自分くらいの知識にはちょうどいい。 わずかに、これはどうよ?と思わせるのは、クルーの中にいる反逆者は誰?的な要素で、ちょっとお決まりでしかも捻りもない。 後、脳内に置き去りにされた艇は、完全に白血球が消滅できるのだろうか?なにより、核物質をおいてきて大丈夫なのか?というくらいか? 最後、涙に乗って出てきたクルーが大きくなるところで、音楽の中に鐘の音が鳴り響いたときに、12時になって魔法が解けたシンデレラのようだ、と思った。シンデレラも、ある意味「ミッション」だものな。 これは、現代科学と医学の最新の情報を使って、リメイクしたものを見たいと思わせる傑作だった。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-13 19:14:08) (良:1票) |
74.作られた時代が時代なんでボコがあるのは当然、ツッコミを入れながらも素晴らしい迫力と緊張感で包まれた後半の1時間ちょいは見もの。医学的に見ても斬新すぎる展開や設定だったと思うしドラえもんのスモールライト・・を使ってはないがミクロ化になれる機械を使って人体に侵入するっていう発想がいいなぁ。邦題が幻想的な旅路なので人体の神秘がアドベンチャーテイストで表現されててよかったっす。紅一点のラクエル・ウェルチのすばらすぃボディに目が釘付け(笑) 【M・R・サイケデリコン】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-13 00:26:11) (良:2票) |
73.《ネタバレ》 脳の中に残された潜水艇やレーザー銃は大きくならないのだろうか?それとも白血球がやっつけてくれたのだろうか?誰か他のレビュワーさんも指摘されていると思いますが、もし大きくなったら、「スキャナーズ」みたいに脳が破裂してしまう。怖い・・・ でもさすが、古典。面白くできてる。小さくなったら、細胞が一つ一つ見えるんですね。学校の授業での疑問が解けました。色んな意味で面白かった。知的な映画だ。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-12 15:46:02) (良:1票) |
★72.《ネタバレ》 もう、何回観たか分からないんだけど、今回初めて気がついたことがありました。 犯人が誰かは、皆さんおっしゃるように消去法でも、あるいは配役でも(二度死ぬは、007の中でも好きな作品なのでw)、すぐ分かるんですが、それがはっきり分かるシーンが……。 肺の中で、人体の働きに感嘆し、「深遠な意志(=神)が働いている(奇跡だ)」と感嘆するのが、一応ソ連のスパイかも知れないということになっていたデュバル、それに対して「奇跡ではなく、5億年かけて進化した単なる気体の交換だ」と冷笑的なのがマイケルズ。(台詞の順番が一部逆ですがまとめました) もう、ここで英米の観客には、誰が本当のスパイかまる分かりなんですね。というのも、当時の一般的な考えでは、社会主義者=唯物論者=神を一切信じない人々 ということになってましたから。 キリスト教の牧師が平然と左翼系の団体に参加したりする日本人の感覚では、ちょっと分かりづらいんだけど、改めてなかなか上手でさりげない伏線のはり方だと思いました。 あと、ラクエル・ウエルチに大半のシーン、身体のラインがはっきりするウェットスーツを着せたサービス精神は、好感度大幅アップです。w 【rhforever】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-02 11:19:54) (良:1票) |
71.なんといっても発想が素晴らしい。ハサミを落した音の影響、白血球の恐怖、「涙」の脱出・・・SF映画史上でも独特の面白さを持つ傑作。 【きーとん】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-07-25 12:20:00) |
70.子供の頃、新作映画の特集として「少年マガジン」か「少年サンデー」のどちらかが本作をとり上げていて、食い入るように読んだ事を覚えている。映画自体を観たのは暫く後のことだったけど、自分にとって初めての「SF映画」はたぶんこれ。ファンタジーやスペースオペラが渾然と「SF」に分類される商業映画の風潮のなかで、60年代に「センス・オブ・ワンダー」で勝負している本作は尊敬に値すると思います。体内に入る前に見せられる大仰な装置や丁寧なミクロ化の手順。最終段階は注射器と一緒に縮小するような描写に感激する。久しぶりに観て驚いたのが、探査艇のデザイン。40年以上前のものとは思えないほど洗練されたフォルムです。原題を大胆にアレンジした邦題もファインプレーだと思っています。今となっては、さすがにドラマ部分の淡白が気になるものの、全編を通した旺盛なチャレンジ精神がSFマインドを刺激してくれる逸品です。 【アンドレ・タカシ】さん [地上波(吹替)] 8点(2010-07-17 20:42:41) (良:2票) |
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69.もうすぐ半世紀たつこともあって古臭いのは否めませんが、この時代のSFは夢があっていいですね。特撮の限界に挑む感じも最近ではなくなりつつありますし。 【色鉛筆】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-17 18:13:59) (良:1票) |
68.《ネタバレ》 ビジュアル的には時代を感じさせるものがありますが、特筆すべきは作りこまれたセットや装置です。潜水艇は今の眼から見ても洗練されたデザインであることには驚かされますし、秘密基地(?)内の機器類や縮小化の過程などディティールへのこだわりは素晴らしいものです。人体にいられる時間が60分なので映画内の時間経過とほぼシンクロさせて、人物の背景描写や設定説明をばっさり省略しているのは、ある意味いさぎよいかなと思います。ラクエル・ウェルチの胸をみんなでよってたかって揉みまくるシーンは、ほんと名シーンでした。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-31 10:41:37) (良:1票)(笑:1票) |
67.《ネタバレ》 あまりにも犯人が消去方で解りやす過ぎて興醒め。それにやはりCGが醜い。これはウォシャウスキー兄弟とかにリメイクして頂きたいです。登場人物に魅力がないのも残念。初めての試みにしてはトラブルが何もかも上手くいきすぎな気がします。残してきた潜水艦も気になるところ。マイケルズに関してはラストでもまったく触れていなかったのが不思議でした。余談ですがコーラが抗体に締め付けられているのを助ける際、どさくさに紛れて胸を触りまくるシーンは笑えます。 【マーク・ハント】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-06-13 06:20:35) |
66.《ネタバレ》 子供の頃TVでわくわくしながら観ていましたね。理科の授業や教科書や理科室の人体模型を見るよりはるかに自分の体内にも存在する小宇宙を実感しました。進路を外れて心臓を通る事になったり、手術室のハサミなどのアクシデントもよく計算されていたと思います。体内の様子が神秘的で幻想的で、そして誰とでも気軽に楽しめる娯楽エンターテイメントとしても今観ても十分面白い。体内に残してきた潜水艇はあのままでいいんですか?とかツッコミどころもあるのですが、CGも無い40年以上も前に作られた本作も映画史の中の記念碑的作品の一つだと思います。 【とらや】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-03-21 16:14:19) (良:2票) |
65.《ネタバレ》 「センス・オブ・ワンダー」とは、本作の様な作品を指すのだろう。 何と公開から43年(!)も経っているのだ。 私の場合、初見は高校生の時に借りたレンタルビデオだった。 注射器の先から射出されるシーン、心臓の中を通り抜けるシーン 等々、 今DVDで観ても当時の感覚がそのまま蘇る。 (確か「インナー・スペース」が本作のリメイク的扱いだった様に記憶している。 面白い作品ではあったが、本作には及ばない) 尚、私見では有るが私は古いSF映画、特にまだCGが無かった頃の作品をレビューする際、「今と比べると映像は・・・云々」という表現は極力書かない様にしている。 当時と今では技術に差があるのは当り前。違って当然だろう。 むしろ、思いを馳せるべきは作成に携わった皆さんの思いと、公開当時の観客の印象では無いか? 本作に限らず、当時の皆さんには今のCG以上の驚きと感動を持って迎えられたのでは無いだろうか? と思うのだ。 【たくわん】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2009-02-16 20:02:41) (良:2票) |
64.困難な手術をミクロ化して人体の中から決行するという、子どもの思いつきのような設定にワクワクしてしまいますが、なぜこんなに面白くないんだろう。水中が舞台のせいか動きが緩慢でテンポは激悪、登場人物は無個性、コメディとして笑えるわけでもないし、イチイチ緊張感がなくて遊んでいるようにしか見えない。ほかの方も言ってますが、リメイクすべきなのはこういう映画なのだと思います。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-02-08 13:11:11) |
63.《ネタバレ》 小学校の理科の教材にありそうな、『体内の神秘』とでも名のついたビデオを見てるよう。白血球やバクテリアが襲ってきたりする発想は面白いし、ヒトの体を上手いこと障害物にしていて素晴らしいと思いましたが、映画としてはやや退屈でした。 それからあまり細かいことは気にしないつもりなんですが、いくらなんでも潜水艇を置いてきちゃマズイでしょ。 【Trunk】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-01-26 22:37:04) |
62.4度目の観賞。40年経過したが、脚本は色褪せない。リメイクすれば・・。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-02-27 21:21:15) |
61.《ネタバレ》 何度もテレビでガキの頃から見た映画なんだが、今見ても面白さはかわらない。映像はもちろん古くストーリーも突っ込みどころ満載だが、最後の目から救出される場面をはじめとして忘れられないシーンが多い。 それになんと言ってもラクエルウェルチ。その美貌とパーフェクトバディは永遠に色褪せない。ガキの頃は気づかなかったが、この映画を当時見ていた大人は内心ニヤニヤしていただろうね。ラクエルウェルチを見るだけでもこの映画いいと思う。 【パオ吉】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-27 01:23:44) (良:1票) |
60.40年以上も前の作品なので 今見るととてもチャチイし、脚本も突っ込みどころ満載です。でも本気で作っているのが分かるから、そこはかとない面白みを感じられます。家族や気の置けない友人とツッコミを入れながらワイワイ見るにはいい映画かも。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-26 18:15:46) |