★52.高倉健のストイックな役柄はこの映画でも炸裂している。時折映る空のカットが良い。 【円軌道の幅】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2009-12-25 16:22:49) |
51.《ネタバレ》 これは傑作。若い人よりも、ある程度荷物を背負ってる3、40代の男女に特におすすめ。 あと一駅で網走に着いてしまう。最後どう終わるんだろう?と皆が思うところで、予想を上回る涙腺直撃の猛攻が待っている。ハナ肇の一発に泣かされる。 全編通じて悪い奴、嫌な奴が全く出て来ないので、あと味がとても爽やか。 あえて言えば、健さんと民子さんの心の傾斜をもう少しわかりやすく描いてもよかったかとは思う(あえてハードボイルドに抑えてるんだろうけれど)。 【青い車】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-10-04 22:15:06) |
50.《ネタバレ》 高倉健の「奥さん~」で始まるしぶ~い語りかけ。 「奥さん、体触ってもいいですか」。 おっと、こんなセリフはなかったね。 ところで、武田鉄矢のパートは要らん! さて、本題。 これはまさしく男女それぞれの性というものを実に雄弁に語っている。 高倉健が雨しきる夜、いきなり倍賞千恵子のもとに現れる。 最初、倍賞千恵子は高倉健をあやしみ、距離を置く。 しかし、高倉健の人間性、男らしさに触れるにつれ、次第に心を開き、ついには恋心が生まれる。 しかし、そこで高倉健は去ろうとする。 男は女に近づき、そして去る。 それを必死に食い止めようとする女。 女という生き物はなんて不思議な生き物なんだろう。 あれだけ最初は煙たがっていたのに、男が意を決して去ろうとしても、そこに食らいつく。 男はちょっとした気で近づいても、女はそれに一度取り込まれると、もう離れたくなくなる。 男の気まぐれ、女の一途な想い。 そして、一度好きになった男が殺人犯と分かっても、好きな気持ちは変わらないという、女の心の強さ。 男女がそれぞれに持つ性質を、実に分かりやすく描いていて見事だ。 最後の電車の中のシーンが、最後の最大の見せ場だが、ここは少々強引さが感じられる。 しかし、そこは山田洋次マジック! 強引だなぁ、と思わされるも、まんまと高倉健の熱い男の涙にやられてしまった。 親が無惨に死んでもこらえたその涙。 その涙も、倍賞千恵子の「待っている」の一言で、あっさり頬を伝う。 ケレンミのあるラストシーンだが、実に力強く感動に導かれた。 山田洋次監督作品としては、『男はつらいよ』シリーズを別格とすれば、本作が最高傑作かもしれない。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-09-02 22:54:14) |
49.北海道の風景がそのままで、飾らず好きです。草競馬のシーンは少し「無法松の一生」を思い起こさせますね。原案は「無法松」なのかな?この映画が好きな方はバンツマの「無法松の一生」も絶対に好きだと思う。 【グレース】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-07-26 01:43:04) |
48.いい映画でした!多分、再見です。(遠い昔、母と映画館で観たような気がします。) 【よしふみ】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-05-24 23:02:23) |
47.《ネタバレ》 様々な慈愛に満ちた良い映画です。 こういう芯のしっかりした映画って、邦画ではここ数年見かけないですよね。 大丈夫なんだろうか? 邦画?? (ちなみに小生は「おくりびと」未見です) 【たくわん】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-01-27 19:02:29) |
46.《ネタバレ》 健さんはこの頃が一番格好良かったな。 賠償さんも綺麗だった。 吉岡君はこの映画あたりがデビューなんかな? 最後は知らん振りしながら話してほしかったな。 音楽がイマイチなのが惜しかったです。 【SAS30】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-01-20 13:19:56) |
45.《ネタバレ》 初めてのレビューは絶対この映画と決めていたくらい大好きな映画。冒頭の高倉健と賠償千恵子・吉岡秀隆親子の出会い、再会から心を通わせ合うまで。北海道の大自然の美しさが画面いっぱいに広がってまぶしいばかりです。刑事が出てくるあたりからは「どうなってしまうの?幸せになれないの?!」と胸がドキドキしてしまいます(何度観ても)。民子が「行かないで!」と言うシーンは本当に切ない。本当に心から言っているようで、演技だってことを忘れさせます。武志の「ねえ、おじさんどこ行くの?」も演技とは思えない!どこに行くのかは分からないけれどもう会えない気がする、そんな不安な気持ちをここまで真に迫って表現できるなんて・・・吉岡秀隆巧すぎです・・・。ラストの汽車の中のシーンは特に好き。ハナ肇の「良かった。本当に良かった。」と共に観てるこちらも「良かった!」(号泣)と思ってしまうのです。武田鉄矢や渥美清、畑正憲さんも出ててこのストーリー、映像、音楽、どこをとっても文句の付けようのない10点です。 【ちぃわん】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2008-12-10 22:58:46) (良:2票) |
44.高倉健といえば『北海道』・『後ろ暗い男』というイメージですが、この映画でもそのまんまでした。 山田洋次流の別の高倉健を見せて欲しかったです。 ラストで民子が田島に渡したハンカチが黄色かったのは、やはりアレなんでしょうか (笑) 【kazu-chin】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-11-11 15:43:44) |
43.《ネタバレ》 健さん、カッコイイです。倍賞さん、チャーミングです。当たり前のつつましい食卓の風景もいいです。ラストもそうでなくっちゃ、ってもんです。 でも、見終わってすぐに思ったのは、「遙かなる山」ってどこ? 道東の美しい四季が、すべてを包み込んでできあがっているモノだと思うので。なんかタイトルで惜しい! 【なたね】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-10-14 22:06:13) (笑:1票) |
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42.ベッドシーンも無ければ、キスシーンもありません。それどころか肌と肌が触れ合うことすら無かったかもしれませんが、自分にとって最高のラブストーリーです。最後は泣けます。 【えいれい】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-08-07 14:59:27) |
41.《ネタバレ》 穏やかな牧場物語。美しい映像と、ちょっとしたコメディセンスがたまらんです。人物のセリフ、心情の変化に無理がなく、スっと流れるように心に入ってくるってのは、なかなかないと思います。それだけ上質ってことですね。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-07-15 17:42:23) |
【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-21 00:33:05) |
39.《ネタバレ》 この映画のラストは「ニュー・シネマ・パラダイス」のそれと同じくらいいいです。はしょった部分をセリフで補足説明する手法は手抜きっぽくて好きではないのですが、この映画はそれが上手く作用しています。願わくば、ハナさんと倍賞さんは、あくまで他人のふりを通してくれればなお良かったと。贅沢な希望ですが。本当に暖かく、いい映画でした。 【osaosa】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2008-02-10 20:29:16) |
38.山田洋二作品の安定度の高さには驚かされる。 寅さんシリーズ等を観た後にタビタビ感じることなんだが、山田監督はもしかしたら和風ハードボイルド作品の名手なんじゃないかな?と、思う。しかし、あのベタなラストシーンはイイですね。野暮なのに、何故か文句のつけようがない。渥美清演ずる「95%人工受精士」も、文句のつけようがない。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-02-09 22:57:12) (良:1票) |
37.このころの邦画としては良く出来ているといった感じでしょうか。決着のつけ方もまあまあでした。まだ観たこと無いのですが、「・・・黄色いハンカチ」とかなり重なる部分が多いのではないでしょうか? 【マー君】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-10-13 18:13:21) |
36.《ネタバレ》 山田監督の作品はどれもすきですが、そのなかでもこの映画が大好きです。 出てくる人はみんないい人なのですが、特に最後の列車のシーンのハナさんにジーンときてしまいました。 【ヤン】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-08-30 12:03:15) |
35.とにかくいい話だった。登場人物がみんな爽やかでいい人ばかり、最後は感動した。 【ホットチョコレート】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2007-08-12 07:22:52) |
34.自分が高倉健さん追悼観賞に選んだのはこの作品でした。たとえばこの内容を人に伝えなければならなかったとしたら、ただ健さんが良いんだ!みたいな響かない言葉になるのだろうし、間違いなく時代遅れの古くてカビ臭い話といった説明になっているだろう。確かに部分部分を切り取れば悲しいほどベタベタだ。しかし、それを丹念に積み重ねていくことで、安心感を求めて何度も観たくなる良質なベタの教科書的作品になっているような気がする。 |
33.健さん渋いです。武田鉄矢とかムツゴロウさんとか寅さんとか、いろんな人がちょい役で出てるのがおもしろいです。 そしてハナ肇はなんて助平で嫌なおっさんな役なんだと思ったら、とってもいい役でしたね。 【カルーア】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-10-23 18:18:07) |