42.《ネタバレ》 予備知識なしで観ると、いったいどーゆードラマなのかが最初はわかりにくいです。その上、やたらと人のアップが早いスピードで切り替わるので、観ていて疲れます。 中心人物が二人。エリンとアラン。要はこの二人が出会うまでのすれ違い、行き違い、それぞれのエピソードを噛みしめて楽しむ物語。最初わかんなかったです。 二人が出会うまで長かったなー。『やっと出会った!』と思ったら映画が終わりますからね。なるほど、そーゆーことですか。出会うまでのストーリーを楽しむもんだと知っていれば、もう少し違う見方で鑑賞できたかもしれません。今作については、事前にストーリー設定を知っておいたほうが良いかもしれないですね。 いずれにせよ、今作は脇役のキャラ設定、1つ1つのエピソード、そのどれもが中途半端な印象です。自然な日常、自然な社会を撮りたかったのかもしれませんが、自然すぎてつまらないです。どこにでもいそうな人たちのどこにでもありそうな日常を、ありふれた会話で延々と見せられても面白いわけがないと思うのですが、いかがでしょう? ただ中盤から終盤にかけては、物語が面白くなります。二人の結末が気になります。音楽もなかなか良いです。ハッピーエンドなので、観終わった後の後味は清々しくて、悪くないです。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2014-11-23 10:07:48) |
41.惜しい、次~は~ワンダーランド~(駅)、だからワンダーランドに行くまでが大事なんですよね、ワンダーランド駅で、じゃなくて。感想はといえば、ときめく前のちょっと歯がゆい感じかな、物足りないです。兄の顔がしつこすぎなのかな(笑)、医者で詩人だった父が大好きでプライドが高すぎる女も吹っ切れず好きになれないのが原因かも、もう少しフィリップ・シーモアにがんばってほしかった。。。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-05-08 12:41:53) |
★40.映画全体の雰囲気がとてもよく、ぐいぐいと引き込まれた。ところどころにちりばめられたユーモアもクスリと笑わせてくれるし、なにより展開が心地よい。 【lalala】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-27 01:57:23) |
39.《ネタバレ》 冒頭の掴みはとても良かった。「一人が好きなの。寂しいオンナと思わないで」とか言うスタンスの割りに男漁りをしまくるエリンさんの行動力に脱帽。話は少し散漫な気がした。 名言らしきものが散らばっているが、どうも心に響かない。でも、彼女が一番言われたかったのは元夫の「君は変わる必要がない」って言葉だったんだと思う。そのシーンが一番良かった。アラン君と相性いいとは思えないけどなぁ。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-23 15:20:34) |
38.発想がとても面白いと思いました。もっといっぱいニアミスがあってハラハラするようなコメディでもよかったですが、ほろ苦いボサノヴァ風なところがミソなんでしょう。彼女のツンデレっぷりもいいなぁ。 【色鉛筆】さん [インターネット(字幕)] 6点(2008-11-29 23:14:40) |
【マーガレット81】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-21 16:38:48) |
36.自分勝手なエリンのママ、悩めるアラン、不機嫌なエリン、可愛いハリセンボンのパフ、全部がMIXされるとこんなにも心地いいのね。 【mimi】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-07-29 17:01:18) |
35.しゃれた映画ですよね。ボサノバと海の景色や水族館。主人公2人を取り巻く恋愛と出来事がテンポ良く進んで行って、このまま2人は出会うことがなく終わるのかなと思ったら鮮やかに小粋な出会いが待っていて、いい意味で裏切られたというか心温まる感じ でした。 女性が混雑した電車の中でめまいを起こしたり、担当の患者に一杯誘われて夜勤明けのバーで口説かれている中、周りを見渡して猛烈な孤独感を抱いて泣き出しそうになる場面など、本当にキュートな心の中を描いていて秀逸です。 観ていて心が浄化されるような、心地よく癒されていくような映画でした。 【たくみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-16 16:55:14) |
34.一言で言えばラブコメなんでしょうけど笑いのセンスが上品でいいですね。全体的な物語の流れやトーンもすごく好きなんですが、最終的に2人の出会いが弱くないか?出会うべき人とは何もしなくとも自然と出会う、ビビビッと来たらああなっちゃうのか? 【亜流派 十五郎】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-19 00:12:48) |
33.今までにはない恋愛モノだったように思います。だって、二人が出会うまでを映画にするなんて。。ちょっとじれったい感じもしましたが、久しぶりに純粋な恋愛がしたいなぁって思えました。また、「二人がどう出会ったかよりも、それからどうしていくかが問題なのよ」って素敵なセリフに感動です☆ 【キャラメルりんご】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-02 14:55:27) |
|
32.《ネタバレ》 いつも仏頂面で、自分の身の丈に合う安らぎをなかなか見つけられないエリン。とっても美人なのに、寂しげで満たされない感じがよく表現されていたと思う。29歳って、若くもなく成熟までも行かず本当に微妙な年齢だ。余分な悩みも抱え込みがちな雰囲気をホープ・デイビスが好演していた。「いい男は少ない…」と同僚に話をしていたけれど、ゲイの同僚が「プロセスより出逢った後どうなっていくかが大切」の言葉のほうが私としては頷けるな。だから男女が出逢ったところで映画が終わるっていうのがなんとも歯がゆい。彼女は運命の存在について頑なに反対意見を述べていたけれど、ラストはやっぱり運命なんだろうか?いきなり花が咲くような満面の笑みに驚いた。ボッサと海と多少お洒落な画も手伝って、全体的にオトナ向きな雰囲気の映画。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-30 12:46:07) (良:1票) |
31. 初めに角川文庫版を読んで気に入り、それからようやく見つけた字幕版ビデオをレンタルして観ました。原作 (ノベライズ版) と映画版となると、どちらかがイマイチというものが多い中で、この映画は例外で、双方がお互いの良さや美しさを損なうことなく、引き立てていると思います。 映画版では、何と言っても全篇に渡って要所で流れるボサノバが、素晴らしい効果を挙げています。ボストンを舞台にしたストーリーで、その中心になるのは地下鉄の各駅 (特に、空港駅とワンダーランド駅) やアイリッシュパブ、水族館、そしてワンダーランド駅近くの海辺など。ボストンに行って、ロケ地巡りをしたくなってしまいます。後に、CDショップでサントラ盤を見つけた時も、「即買い」でした。 |
30.劇中に溢れるボッサ 嫌味でなく 町や会話と溶け合い。非常に気持ちのいい映画でした。恋に飢えてるのか?なんか気分的にピッタリきました。日常のようで自然体な所もよかったです!!! |
29.以前見たときには二人の出会いが予定調和ぽくってピンと来なかったけど、作中にゲイの看護士さんが行っている通り、「どう出会うかは問題じゃなく、その後の2人の関係をどうやって続けるかが大事なんだ」と思ったら、あまり気にならなくなってしまいました。そしてこの作品は仕事や恋愛で挫折の一つ二つ経験した後に改めて見直してみると、なかなか沁みる映画ですね(笑)。特に「君を変えることができなかった!」という捨て台詞を残して去ったかつての恋人が、再びErinの前に現れ、「君は変わる必要なんてなかったんだ」と語る場面が印象的かな。そして、理想の相手を探すのって、同時に自分がどういう人間なのかを捉え直す作業なのかもしれません。ネガティブ・スパイラルにはまり込んだ自分に、「そのままで良いんだよ」と言ってくれているような作品です。 【マイケル】さん 8点(2005-01-13 16:22:02) (良:2票) |
28.《ネタバレ》 二人の出会った電車内で「Next,Wonderland.」ってアナウンスがあるわけですよ。もちろん次の停車駅を言ってるだけなんですが、明らかに二重の意味を持たされてます。この二重の意味を持ったアナウンスというアイデアが成立してる時点で、僕は兜を脱ぎました。やられました。ロマンチックじゃないですか! ←しかも主役の男女のやり取りとは別の所でロマンチックさをアピールしてるのが心憎い。「Next,Brazil.」じゃなくて本当に良かった。もちろん、他にもいいところはいっぱいありますよ。いい年して、自分の好きな勉強に打ち込んでいる元配管工とか、自分の孤独とうまく付き合えない看護婦さんとか。でもとりあえず、日本の鉄道会社も夢のある駅名をつけてくんないかなと。これが一番の感想です。 |
27.BGMの効果なのか、常に潮の香りがただよっていて気持ちいい。ホープデイビスの気高さがよく合ってる。かなり自己中だけど魅力的。実は寂しい独身女性って知りあいにも結構いるし、なんか妙に可笑しかった。 【ぷりんぐるしゅ】さん 6点(2004-05-04 15:49:55) |
【kasumi】さん 5点(2004-03-30 01:02:12) |
25.ストーリーはいたってふつう。この映画で 1番印象に残っているのが、「女は男を選べる・・・」 たしかに・・・ 【ボビー】さん 7点(2004-03-08 18:01:34) |
24.少しドキュメンタリーのような撮り方をしているせいか、登場人物の会話がとても自然な感じです。物語に退屈することなく最後まで心地よく観られました。運命に導かれた出会いなんてあるのかなと疑いながらもその人を捜し求め続けるエリンの気持ちがよく伝わってきました。アランといつ出会うのかが観ている者を惹きつけるわけですが、わたしはこの二人が出会って交際を始めても性格や暮らしぶりから見てうまくいくとは思えません。エリンにはブラジル男か他の誰かの方が良かったかも。エリンがカフェで突然息苦しくなったのとブラジル男と抱擁までするまでになった気持ちの変化の理由がやや描き足りなかったように思います。空港直前で偶然出会ったアランについていく、ここがいいところなんですがここも理由付けが弱かったかなあ。 【WEB職人】さん 6点(2004-01-18 12:44:37) (良:1票) |
23.主人公の女性の事が他人事には思えなかった。初めてアメリカ人女性に全面的に共感してしまった。アメリカでもこんな映画が作れるのだな…と妙に感心してしまった一作。淡々としたミニマムな表現に、そこはかとなくヨーロッパ風味がある。てゆうか主人公の女性の性格がほんとにマジに私に物凄く似ているんですが(笑)。何かあの人、私が言いそうなことばかり言っていた。激似です。共感しまくりました。心に痛過ぎる。 【ひのと】さん 8点(2003-11-30 15:10:40) |