24.それなりにいろいろな変化を盛り込んでいるので、調理法次第でもっと壮大なドラマになったのではないかと思うが・・・いろんなところでシーンがするっと流れてしまっているので、やっていることの割に、淡々と当たり前に結論に至ったような印象を受ける。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-11-28 00:50:08) |
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22.視点が切り替わるのが分かりづらかった。子供時代はどこか退屈なようでいて、純粋な二人の心の動きに惹きつけられた。後半は、サスペンスのような雰囲気へガラリと変わり、展開に目が離せなくなった。しかし、全体で考えると、うすぐらーいねっちょりした映画で後味もあまり良くないです。 【kaneko】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-06-29 23:12:53) |
21.アナとオットー、右から読んでもAnaとOtto。名前の共通の特徴を持った二人は運命的な出会いをし、映画はアナとオットーのそれぞれから思いを描く。このあたりの時間と立場を超越した描き方は前衛的(芸術的)かもしれない。また後半のすぐ近くにいてすれ違う様は「君の名は」的。子ども時代のアナとオットーはとてもかわいかった。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-06-07 06:02:10) |
20.なんでだろう?この映画は好きで好きでしょうがないです。このレビューを読んだ全ての人に見てほしい。できれば雨の日にゆっくり一人で。 【エーテル】さん [DVD(字幕)] 10点(2013-01-20 21:10:06) |
19.カットが急速に変わる点や時間軸が多面的に描かれている点が前衛っぽい。が、おもしろさはない。90sのオーラが凄く出ていた。前半の幼年時代と後半のシーンが美しいが中盤は中だるみ。フィンランドの風景が幻想的。 |
18.《ネタバレ》 情熱の国スペインで偶然出会った男女が、やがて成長し、氷の国フィンランドで運命の再会を交わす・・・ いわゆるラブストーリーにありがちな“偶然の出会い”を多用した陳腐な内容かと思いきや、それがちょっと違った。 苦味に似た、哀しい余韻を心に残す。 人生とは偶然の出会いの連続である。 そしてそれが、男女間の恋愛問題に絡んでくると、心の底を揺さぶられるような感動、もしくは切なさが体を襲う。 この物語は、そんな人生の感動や哀しさ、やりきれなさを、暗めのトーンながら鮮やかに描いてみせた逸品である。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2012-06-07 17:51:01) |
17.全編、青い霧に包まれたような映像。かといってあまり冷たさを感じないのは、アナとオットーの想いが溢れているからか。でも、後半になって唯一無二の片割れを追い求める狂おしさにブレーキが掛かってしまう。偶然の持つ神秘性も、越えられそうで越えられない稜線を感じてしまった。それでもやはり、二人がお互いに感じている強い引力が眩しくて羨ましい。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-02-06 21:28:33) |
16.《ネタバレ》 5年ほど前に、深夜に「視線のエロス」という映画がありました。タイプは違いますが、雰囲気が良く似ています。幻想的な風景描写と、リアリティのある心象風景のバランスが好きです。僕にとっては、数少ない「退屈にならない平坦な恋愛映画」です。 きっとこの映画のテーマは「偶然」です。前半から中盤にかけて、数多くの「偶然」が、二人を結びつけ、二人の絆を強くしていきます。 ですが、OTTOにとってもう一つの大切な絆である母親の死を境に、OTTOは自らANAとの絆を断ち切ってしまいます。 二人は離れ離れになった後、再びお互いを求めるようになります。ですが、もはや「偶然」が二人の味方をしてくれることはありませんでした。今度は「偶然」が二人を遠ざけ、引き離そうとします。ですが、二人の思いは強く、遂に二人が再びめぐり合うかと思ったそのとき、最悪の「偶然」が二人を・・・ 振り返ってみると、OTTOはANAといっしょにいたいがために、母との絆を断ち切り、その結果母を失ってしまいます。そして今度は母を失った罪悪感を紛らわすために、ANAとの絆を断ち切ってしまいます。その結果ANAまで失ってしまうことに・・・ OTTOの行動は、極めて自己中心的です。もしOTTOが初めから、母とANAのことをもっと考え行動していれば、こんな悲惨な結果にならなかったのではと思うと、やりきれないです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-10-11 23:12:44) (良:1票) |
★15.暗いのか明るいのか、判断に困る。 でも美しく、どこか退廃的で好みだった。 人に進められるかといえば、答えはNo。 見る人を選ぶ映画かもしれない。 【lalala】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-28 13:54:02) |
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14.常にアナとオットー、どちらか一方からの思いが描かれる。しかしその思いが常につながっている事を感じます。人生の厳しさを見ているようでもあり、それでいて大人の御伽噺を見ているような心地よさがあり、不思議な味わいがあります。運命的な出会いから離れ離れになり、地球の最果て、北極圏の地でずっと別々に描かれてきた2人の運命が最後には再び重なるラストを期待していたのですが・・・。ラストは賛否分かれるんじゃないかな。僕としてはあの結末は極めて残念でした。そう言えば途中何度もよく似た場面がありましたね。これも運命ということなんでしょうか・・・。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-24 15:37:09) |
13.アナとオットー、それぞれの視点で紡がれる偶然の物語は、まるで白夜にみる白昼夢の様。スペイン映画とは思えない、白樺が鳴るようなシュールな冷たさと趣向を凝らした演出、これは掘り出しもんの一品。 |
12.《ネタバレ》 凛とした冷気の中に漂う人柄の暖かさ・・・というイメージで北欧は好き。後半の湖畔での生活シーンはそういう感覚を堪能できて良かったです。お話もよくできてると思いました。ただ、恋人に会うために貨物機を墜落させるのは幾らなんでも無茶過ぎ。その貨物機には様々な人が大事な人に宛てた手紙や小包が積まれていたかもしれないのに。そもそも普通に旅客機で来てればあんな悲劇になってない・・・と思うと少し微妙でした。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-23 22:58:42) |
11.《ネタバレ》 ぐいぐい話をひきつける演出は良かったです。センスあふれてました。でも二人の愛を応援しながら観てたのに、あのラストはないです。愛のもたらす偶然を期待していたのでショックでした。でも悲恋ものなのに、もう一回観ても良いかな?と思わせる映画。 【トント】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-11 23:20:41) |
10.《ネタバレ》 友人が薦めてくれた映画。自分のなかでかなりお気に入りに。さまざまに引き起こされる偶然をアナとオットーの視点から描いているのだが、二人の感情のすれ違いやうまく合ったときなどをハラハラしながら見守った。ナイワ・ニムリはショートカットが本当にキレイ!!映像も淡くてとても詩的で美しかった。北極圏で白夜を見たいなと思ってしまった。ところでオットーが飛ばした紙ヒコーキにはどんな言葉がかかれていたのだろう? 【リュカ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-28 09:57:56) |
9.心に残る映画でした。言葉を交わさずに恋してしまう描写などすばらしいと思います。映像も美しく、これはよい掘り出し物でしたよ 【サイレン】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-22 11:57:57) |
8. あのような結末になる必然性はちょっとわからなかったけれど、スペイン語の勉強をしたくなるくらいにはひきつけられました。スペイン+白夜+運命の出会い みたいなものにぴんとくる人にはお勧めします。 【小原一馬】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-10 17:23:06) |
7.悲恋に仕立てられたスペイン版「みゆき」って感じ? アナとオットーそれぞれの視点で語られていく禁断のラヴ・ストーリーには、まるで現実感が無く、「北極圏の恋人達」という原題通り、演技にも映像にもどこか寒々しさを感じる(ナイワ・ニムリの独特のクール・ビューティ振りは大変好みですけど…)。この雰囲気にハマれれば楽しめると思いますが、本作はかなり観る人を選ぶと思う。そして私も、ハマれなかった者の一人です、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2004-12-15 00:17:53) |
6.ビデオ屋でパッケージに印象があり、借りて見た。ラブシーンがとても美しくて、アナ感情移入してしまった。でも、あのような偶然ってあるんだろうか。 【アンナ】さん 8点(2004-11-15 19:38:02) |
5.《ネタバレ》 アナがオットーを死んだ父親の生まれ変わりだと思うあたりから、期待してみていたんだけど、後半に進むにつれて「君の名は」(古いですね)のようなベタさ+センチメンタル。 北欧の雰囲気がいまひとつ。前半、期待してしまっただけに後半はがっかり。アナの母親のキャラは魅力的。 【omut】さん 5点(2004-09-19 07:10:58) |