152.《ネタバレ》 ミュージカル映画を見まくった1960年代、もちろんこの映画も見ました。ただし、大学の時リバイバルで。私のまわり特に女性陣には、この映画の評判がよく、私は「ウェスト・サイズ・フトーリー見に行った?」と茶化しまくった覚えがある。その手前、私は後で一人でこっそり見に行った。 この映画がミュージカル版の「ロミオとジュリエット」だと知ったのは、オリビア・ハッセーの映画を見てからで、その頃はシェークスピアも何も知らなかった。 さてこの映画、ダンスシーンに定評があるようだが、なじめなかった私には、登場する人物の誰が誰だかわからないありさまだった。 評価が平均点以上になったのは、「ロミオとジュリエット」を見た後でもう一度見直してからである。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-02-21 08:52:17) |
151.《ネタバレ》 ハイ、頑張ってミュージカル観ましょう第二弾 で、超有名な本作品 …あの足をバキッと上げて踊ってる写真みたことありますね 序盤からガンガン踊り・歌いと飛ばす感じがミュージカル映画していていい感じ だがしかし、中盤からお互いのリーダーが殺されてしまってからは、一気にトーンダウン そのまま持ち直すこともなく終了 正直こんなに暗い内容とは思ってなく、なんかこっちまで暗い気持ちになっちったよ まぁダンスシーンは素晴らしい出来であったかとはオモイマス 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-01-22 22:35:58) |
150.《ネタバレ》 数年ぶり2度目観賞。新作公開に向けての復習。「ロミオとジュリエット」をパロった伝説の青春ケンカミュージカル。禁断の恋愛と若者同士のドロドロした抗争を歌と踊りで皮肉たっぷりに表現。憎しみが争いと悲劇を生みそれがまたさらなる憎悪を生む、終わりない復讐の連鎖。悲劇の結末。肩組んで脚振り上げて、ダンスパフォーマンスに見応えあり。良作。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-31 01:25:05) |
149.《ネタバレ》 一言でいえば、「くっさい」映画(「くっさい」は関西弁で、「臭い」の強調形)。公開当時の日本の若者は、これに胸躍らせたのかもしれないが、今観ると、くさいだけ。これぞサブカルチャーとばかりに、WASP(白人・アングロサクソン・プロテスタント)以外の移民の子弟たちが登場するのだけれど、ここでは中流以上のこぎれいな若者たちにしかみえない。しょせん、ニューヨーク版ロミオとジュリエットがやりたかっただけ。音楽のレナード・バーンスタインは、これで一世を風靡したわけだが、家族と自分のより良い生活のために、商業主義とわりきって仕事したのは見え見えで、これをいつまでも代表作扱いされては、バーンスタインもさぞかし不本意だったろう。ついでながら、黒澤明の『用心棒』や『椿三十郎』の、あの軽薄な佐藤勝の音楽は、これが元ネタだったんだ、とわかりました。 【goro】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-10-30 12:19:30) (笑:1票) |
148.《ネタバレ》 「雨に唄えば」でミュージカル映画の食わず嫌いがなくなったのですが、この作品については、どう採点していいか正直迷います。 そもそも、あの歌とダンスの雰囲気で話が進んでいるので、殺しにまで発展する展開には強引さを感じました。 オープニングから作風が個性的であり、興味津々で見ていましたが、序盤が過ぎるとやや退屈でした。警官たちも踊るくらい徹底的にミュージカルにしてほしかったです。 【午の若丸】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-10-11 17:06:27) |
147. 子供の頃テレビで観て前半のダンスに感動しました。この映画の主演がジョージ・チャキリスと勘違いされるのは例の有名な片足を上げるシーンが必ずCMで使われるからではないでしょうか? 数年前に来日したジョージ・チャキリスは全くといっていいほど変わっていませんでした。 今回、この映画を放送する前に5,6分間、市村正親さんが熱烈に本作の素晴らしさを自分の体を使って訴えていましたが、あれはNHKの上手い手だなと思いました。 あの対談を観たら、その後に続く本編を観ない訳にはいきません。 度々タレントのタモリさんが、会話の途中で突然歌い出すというミュージカルが全然理解できないと言ってますが、それを聞くと私は必ず「ウエストサイド物語」を思い出してしまいます。 映画通の人が「あの曲はナタリー・ウッドが歌っているんじゃないよ」と言ってました。 空手をやっている友人が「あの蹴りでは相手には効かない」と笑っていました。 そんな人が周囲にいる中で、この作品の全てを感動出来る自分がいることに幸せを感じます。 この作品に足りないものは何なのでしょうか? 私にとって「サウンド・オブ・ミュージック」と並んで満点以上のミュージカル映画です。 観客の心を揺り動かす全ての要素が含まれていると思います。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2010-10-11 01:30:41) |
146.ダンスは格好よすぎでも、男尊女卑が眼につきすぎる展開が。 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-20 14:51:58) |
145.昔映画館でただ一度観賞したきりです。名作ですね。でも感動度は個人的にはちょっと薄くて、満点でない理由は、音楽が好みではないことと、ジョージ・チャキリスが主人公ではなかったことです(主役を食って存在感十分ですが)。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-13 21:13:21) |
144.昔、確か正月にテレビ初上映した時、日本語吹き替えを声優ではなく、沢田研二はじめ人気俳優、人気歌手がやっていた記憶がある。当時は声優以外が吹き替えをするのは珍しかったのではないかな?バーンスタインといえばエルマーしか知らなかった私はこの映画によってアメリカの偉大な指揮者を知ることになった。この作品のダンスシーンは他のミュージカル映画とは一線を画す出来だと思う。 【きーとん】さん [地上波(吹替)] 6点(2010-08-01 13:23:27) |
143.《ネタバレ》 リチャード・チャキリスとリタ・モレノのダンスと、ロビンズの振付と、バーンスタインの音楽とが最高に絡み合った作品! OVERTURE画面の模様はなんだ?と思わせ、それがNYの風景俯瞰につながり、下町の一部にクローズアップしていくと、JETSの指パッチンに・・・そこからは圧倒的なダンスで少年達のやり場のないエネルギーを表現していく・・・50年前の作品にも関わらず、あまり古さを感じさせません。 チャキリスは格好良すぎ! バレエや映画で「ロミオとジュリエット」は多々ありますが、ティボルトが主役を食うほど格好いいのは、この映画の影響かと疑うほどです。 最初のダンスシーンとMamboとAmericaとCoolとQuintetがこの映画のメインと言ってもいいほど、音楽と振付が素晴らしく、これらの場面を見たら元気が出ます! 最後のクレジット画面でも、壁に落書きしたクレジットが次々と写され、最後は「THE END」の道路標識が出てきて・・・ 何度見ても新たな発見があります。 舞台版と大きく違うのが、Officer KrupkeとCoolを入れ替えたのとAmericaを男性vs.女性にしたところ。 この変更は舞台版の違和感(リフが殺されたのに明るくOfficer Krupkeを歌ってる場合かよ!)を払拭しています。 舞台版でも映画と同様の演出にしてもらいたいところです。 主役二人が歌が吹き替えだったりダンスが下手だったりするのがマイナスポイントですが、それを補って余りある冒頭の4名の力があるので、満点で! 【まちゅか】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-06-20 12:28:26) (良:1票) |
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142.《ネタバレ》 先ずは一瞬にして観る者を日常生活から切り離してしまうオープニングのダンス・ファイトが鮮烈。そして何と言っても決闘前、主要キャストがそれぞれの思いを抱えて歌い継ぐ“TONIGHT QUINTET”の高揚と感動は凄い。BGMとしての音楽だけだったら、こうはならない。実際に歌い(吹き替えであろうと関係なく)連なり、重なり合うからこそ、ここまで胸が高鳴るのだと思う。この“TONIGHT”は本当に鳥肌もの。反対に鑑賞中、気になるのは(人を殺した後や、兄を殺された後で、そこで歌うのはいくら何でもおかしいやろ?)と冷めてしまうやたらめったらの歌唱シーン。この映画はミュージカルにする必要あるの・・・?とついつい、いらぬ疑問まで持ってしまう。だけど知る由のないブロードウェイはもちろん、舞台のことは置いといて、製作者は「決闘前の“TONIGHT”で観客をしびれさせるんだ!その為には他のどんな場面でも、とにかく歌わせてしまえ、その方が自然だ」と思ったに違いない。(すみません・・空想・妄想です)観る者を興奮させ、瞳孔が全開になる場面を作ることにだけに没頭し、その場面を生かす為には無駄な場面さえも盛り込んでいく、そんな力技のようなエネルギーが充満した映画だ。 【よし坊】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-06-12 18:14:35) |
★141.《ネタバレ》 何かともかく分からないけど凄い映画だと思いました。画面の中から製作に関わった人のエネルギーというか、勢いというかがあふれ出してくるようで圧倒されました。これは良く知られているように、「ロミオとジュリエット」の現代バージョンですが、ある意味、アメリカのミュージカル関係者、映画関係者のヨーロッパや旧文明に対する勝利宣言のような気がしました。俺たちアメリカの芸術はこんなに凄いんだぞと。その勝利宣言をするにあたって、ヨーロッパ及び古い文化の最高の芸術作品であるシェークスピアの舞台劇を、アメリカ発祥のミュージカル映画という新しい芸術形態に仕立て直して、原作を超える芸術作品を作り出してしまったという感じです。でもこの頃の映画関係者、って本当にエネルギーがあったんですね、圧倒されます。 |
140.音楽とダンスと演技と撮影はすごくよかったと思うのですが、肝心のストーリーがいまいち。ナタリー・ウッドのプエルトリコメイクもちょっと残念。 【色鉛筆】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-03-12 15:11:42) |
139.《ネタバレ》 欠点を先に言っちゃうと、後半、踊りのボルテージが下がること。ストーリー上、群舞しづらくなってて仕方なくはあるんだけど、前半の圧倒的な迫力があったもんだから、冷える。そのかわりアニタが泣かせてくれるけど(自分の恋人を殺した男を助けに行くとこなんか、長谷川伸っぽい)。この映画、音楽もいいけど、踊りだよね。個人の至芸より群舞の迫力にミュージカル映画の活路を探っている。「ことば」を「ダンス」に置き換えて説明するだけじゃなく、もっと多面性を持った表現になっている。ファーストシーンなんか、たしかに踊りによる会話なんだけど、それ以上の雄弁さがあるでしょ。シャーク団がフィンガースナップを始めるところなんか、あのやろう、とか、こんちきしょう、とか言うより、ずっと「語って」いる。和解させようというダンスパーティで、パートナーをやっぱり自分の団から選んですぐマンボに移る気合い。ここは何度見てもゾクゾクさせられる。後半で唯一の群舞の見せ場「クール」は、直接には窓から「うるさいぞ」と叫んだおじさんに向けられた歌だったんだね。ガレージの中で頭を冷やしてからまた外に出て「パォ」ってやるわけ。そのときカメラは窓の位置にある。個人の恋をタップで表現するより、集団の鬱屈をフィンガースナップで描く時代になってしまったわけだ。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-09-18 12:01:49) (良:1票) |
138.人間的に深みのない男たちと、繊細な魅力に欠けるグラマーなだけの女たちの物語。 浅薄なアメリカ文化が、最も端的に現れた作品。 アカデミー賞10部門に輝き、アメリカによる自作自演の自画自賛。 ただ一つ評価すべきは、後年にアメリカ映画が築き上げた方程式、“勧善懲悪”“ご都合主義”といった要素が見当たらないことだ。 いずれにしても、辛抱を要した2時間30分であった。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2009-02-10 01:30:00) (笑:1票) |
137.私が見たことのあるミュージカル映画では、最高傑作です。ミュージカルの命である曲とダンスが素晴らしいのは言うまでもなく、ドラマの部分も大変見応えがあります。特にラストシーンのN・ウッドは最高です。このシーンを思い出す度、彼女が早く亡くなってしまったこと、スターとしてではなく、女優としての代表作に恵まれなかったことが悔やまれます。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-09-04 18:19:22) |
136.《ネタバレ》 サウンドオブミュージックのロバートワイズ監督の作品ということで鑑賞してみました。 先ず冒頭のカラフルなシーンですが、ちょっと長すぎやろ!!DVD壊れたと思っただろ!!何回かDVDをかけ直し、演出とやっと気付いて再鑑賞。はっきり言ってジョージ・チャキリスの映画かな?主人公よりも全然際立ってます。なので彼が死んでしまった時点で終了~って感じです。もう一度見ようとは思わないかなぁ・・・。 |
135.《ネタバレ》 誰にでも無条件に好きという映画はあると思いますが、わたしにとってこの映画。スコア、ダンス、役者、演出、撮影、全てが決まっていて最高だ。無論客観的に見てもミュージカルとしての完成度が高く、流石はミュージカル映画の巨匠ロバート・ワイズの手腕とも言いたくなるのだが、そんなこととは無条件で好きなのだ。初見から10年以上経った今でもどの曲を聴いてもテンションが滅茶苦茶上がっちゃう。特にダンスシーンとスコアの躍動感が見事に合った、"プロローグ"、"マンボ"、"アメリカ"はもう堪らない。"トゥナイト"や"ワンハンド、ワンハート"などの抒情的なスコアもアメリカの人種差別ゆえの悲劇と良く合いとってもしんみりした気持ちにさせてくれる。音楽的には矢張り5つものパートが同時に歌う"クインテット"が最高の出来だろう。現代クラシックの巨人バーンスタインは天才としか言えない。役者ではアニタを演じるリタ・モレノとベルナルドを演じるジョージ・チャキリスのダンス含めた演技が白眉だ。天才子役として知られるナタリー・ウッドの演技も素晴らしいものがあるが、どうしてもこの二人のダンス含めた演技のアンサンブルの前には霞んでしまう。特に"アメリカ"でのアメリカンドリームに憧れるアニタと故郷を愛するベルナルドの掛け合いは何度見ても楽しい。だからこそ一幕のハイライトとなる悲劇がああも悲しく、二幕のアニタは気丈で美しい。長々と語ってしまったがとどのつまりウエスト・サイド物語の一番の魅力は青春モノで全体に明るいムードを持ちつつも悲劇故に根底に流れる人種差別という暗いテーマが見事に調和している点だと思う。明るさと暗さの配分が僅かでも偏っていたら至極詰まらないラブストーリーか説教くさい作品に感じられただろう。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-10 10:55:31) |
134.男性陣の身体能力の高さは素晴らしく、ダンスシーンの躍動感は凄まじいですが、僕が苦手なタイプのミュージカルです。一場面がやたら長くて飽きてしまいます。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2008-03-19 18:16:27) |
133.冒頭の数分のシーンが素晴らしい。作り込まれていて芸術性が高い。このシーンだけでもこの映画の価値はあった。楽曲も名曲揃い。ただストーリーは後半失速気味。現代リメイクとはいえ、ロミオとジュリエットの呪縛からは離れられないか。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-03-09 16:44:34) |