6.《ネタバレ》 食べ物を扱う映画で おいしそう・食べたくなる ものってなかなかないんだけど、この作品のスープは飲んでみたくなりました。同じように料理を題材にしていた『食堂かたつむり』に少し似た感じもしました(『食堂かたつむり』の料理は全く食べたくならなかった)。淡々としてあっさりした感じがいい。ただ、坂井真紀はあんなにいい人(?)に見えないな、自分には。あと、寝た男にそんなにドライな感じなの? ってちょっと違和感もあり(原作通りなんだろうけど)。大人の女性だからそんなもんなのかな・・・。 【フラミンゴ】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-06-24 07:18:40) |
5.心が女子の方々向けかな。フンワリとした雰囲気とファンタジー性を帯びた感じが和風"アメリ"っぽく思いました。が、ストーリーに驚きはなく、フーンといった印象。でもそれぞれのキャラは立ってて嫌いじゃなかったです。藤竜也さんが久々にイカすおじさん役でカッコ良かった♪ ハムカツ食べたい。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 5点(2012-07-19 01:14:57) |
4.還暦を迎える叔母のトバちゃん(加賀まりこ)が結婚のため家を出た後、ルイ(坂井真紀)の家に見知らぬ男が二人現れ、共同生活を送るという非日常的な設定をごくごく普通に描いているところは驚きだ。 鶏ガラと野菜をじっくり煮込むことで美味しいスープが出来るように(本当かどうかはしらんが)、人と関わりを持つことにより美味しい人生が送れると言ったメッセージを感じた(気のせいかもしれないが・・・)。 と言うことで、絶妙なタイトルだね。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-06-28 01:27:38) |
3.《ネタバレ》 人と繋がっている状態はいいね、という事を語りつつ、その実、孤独もいいんじゃない?というのがこの映画のポイントなんじゃないかと思いました。孤独になった主人公の元に人が集ってきて、心地良いひとときを送る事になる。でも、人と人との関係が、ある線を越えてしまうと、その心地良さは失われてしまう。ちょうどいいヌルさは、そう長くは続かないと。坂井真紀の、あまり前に飛び出さない程度の存在感が映画のトーンにぴったりとハマっています。正直なところ、スイーツ版『上海バンスキング』ですが。心地良さは感じられたけれど、一連の去勢されたようなスイーツ系映画から一歩抜きん出たようなところは何もなく、毎度のリアリティーのカケラもないファンタジー。それでいいんですけどね。だけど、人と繋がってゆくたびにバンドが組み上がってゆくとか、最後の夢のシーンとかは、さすがに見てる方が恥ずかしく感じちゃうなぁ。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-10-27 17:04:14) |
★2.《ネタバレ》 「愛のむきだし」で素晴らしい演技を見せたAAAの西島隆弘が見たくて鑑賞。 今回もなかなかはまり役でいい演技でしたが役どころはちょっと不満。いつもニコニコしているけど何かを抱えているというキャラクターなのですが、終盤では旅立ち、そのままフェードアウト気味だったのは残念。 ラストの「夢」のシーンはこっぱ恥ずかしかったですが画は素敵!でも主人公の幼少時のエピソードをからめたりして、もう少し感情移入できるようにして欲しかった。ちょっと唐突な感じは否めません。 「エジプトのバス」のエピソードや「好きのその先がない」という台詞は出色。それなりに不満もある作品ですが、登場人物たちの素朴さが心にしみる邦画の佳作でした。 個人的には平泉成のスケベオヤジを見れただけで結構嬉しかったりします。 【ヒナタカ】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-10-21 18:29:32) |
1.原作は読んでいないのだけど、非常に阿川佐和子の書く小説やエッセイを非常に上手く映画にしてる感じがします。脚本も演出も別に特別な事は全くしていないのだけど、それ故に非常に阿川佐和子の文体や彼女の感情を感じさせるというちょっと不思議さがあるかな。もの凄く舞台的という事も良い影響を与えていると思うし、役者陣が優れているという事もあるのだろうね。何しろ坂井真紀がルイ、藤竜也がトニーさんという役にぴったりと嵌ったのがこの映画の出来を決めたかもしれません。西島隆弘、平泉成、田山涼成、萩原聖人、加賀まりこ等といった、他の役者達もちゃんとポイントを掴んでいるのも、良かった点ですね。ラストに向けて物語はかなり荒唐無稽になるのだけど、それがちゃんとラストにピタッと嵌ったのも良かったと思います。 【奥州亭三景】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-10-18 20:59:24) |