17.フクロウの冒険、微妙…。どう評価していいか分からん。 【TERU】さん [インターネット(吹替)] 5点(2024-12-15 19:54:26) |
16.《ネタバレ》 300のフクロウ版て感じかな。悪くはなかった。映像もビックリするくらい綺麗で、とにかく飛行している時の羽のヒラヒラは、ちょっと触ってみたくなるほどリアルだった。それにフクロウをフクロウのまま描くとこと、人間ぽいとこのバランスが素晴らしかった。ネズミや芋虫を食事にしてたり、消化できなかったものを吐いたりとフクロウらしい描写もあれば、国や組織、武器なんかも作ったりして、そういうとこの良い感じの調和が、ファンタジーな物語の世界観を見事に構築している。ただ一つ残念だったのが、クライマックスのバトルシーン。もっとわんさかと兵士が現れるのかと期待してたら、ほんの数羽って・・・。大集団同士の組んず解れつのバトルが見たかったです。 お兄さんのクラッドは、まるでダークサイドに落ちてくみたいだった。 |
15.絵はとーってもきれいで、毛並と飛翔シーンはうっとりするくらいですが、いかんせんストーリーは評価しがたく、説得力がないのが残念。文字(しかも縦書き)をもっていたり、文化があったり、というのは余計であるように思えてならない。ああ、もったいね、続編がありそうな終わり方かと思ったのですがそれ以来音沙汰ないですね。。 【HRM36】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-10-19 22:12:58) |
14.《ネタバレ》 ふくろうが高度な文明を営むという世界観だが、鉄器文化を持つことに大いに違和感があった。飛躍しすぎていないか。 鉄剣、鉄兜、鉄面蓋などで武装していては、人間の古代戦士と変わりなく、ふくろうである必然性がなくなる。各種ふくろうの特性を生かした肉体同士での戦闘場面が見たかった。 悪の王国の最終兵器である、砂嚢をしびれさせて動けなくするという「特殊金属」は説明不足の誹りを免れないだろう。何のことやらわからない。砂嚢は鳥類の胃の一部で、食物を砂で細かく砕くものであるので、「砂嚢を麻痺させる」とか「頭ではなく砂嚢で感じろ」といわれてもぴんとこない。心眼のようなものと察しはつくが、すっきりしない。極め付けは「月光麻痺」。月の光を真正面で受けると麻痺してマインド・コントロールされるという安直な設定にはげんなりさせられる。 物語は善悪の王国の対立を軸に、「ガフールの勇者たち」という伝説を盛り込んだ冒険戦記もので、これといった目新しい要素は見当たらない。何より不満なのは、前の戦争の契機と経緯、勇者伝説の詳細が語られないことだ。なので最終決戦場面でも感情移入できない。唯一意表を突くのが、兄がダークサイドに堕ちるという展開だが、どうしてそうなるのかが描写不足だ。弟とそりが合わないだけで、両親の愛情を得られており、心に傷を持つわけではない。妹を攫い、弟を殺そうとする心の闇が見えないので説得力がない。補助的登場人物の扱いもぞんさい。両親は途中で居なくなるし、弟と行動を共にする家政婦の蛇は大した活躍を見せない。旅の仲間はかろうじて合格点。ジルフィーは小さすぎて恋人役には不足。大臣ふくろうのみえみえの裏切りと、時を移さぬ退場は、急ぎ過ぎ。主人の成長物語としても不満が残る。危機はそこそこ描かれているが、幸運に助けられている面が大きい。兄殺しの葛藤が薄い。もっと子供らしい知恵を発揮しての活躍をみたかった。美点はCGの華麗さとアクションの優雅さに尽きる。感動することはないが、CG技術の発展には唸らされる。美術を見るような鑑賞法が最適だろう。 【よしのぶ】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-05-13 13:06:10) (良:1票) |
13.《ネタバレ》 あの奇才ザック・スナイダー監督が初めて挑んだ、ファミリー向けファンタジー映画。所々にこの監督ならではの映像センスを感じるけど、ちょっとその才気が十分に活かしきれていないような印象が残った。やはり、この監督のセンスは(色々と制約のある)大衆受けするようなエンタメ作品には合わないんだって。それでも最後まで飽きずに観れるところはさすがです! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-09-06 19:47:19) |
【ないとれいん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-06-25 11:23:28) |
11.映像面についてはさすがの仕上がりで、アクションシーンのスピード感とタメの演出、CGの美しさなんかはザック・スナイダーらしくてよかってんけど、残念やったんは脚本面で、ちょいとこれは駆け足すぎたような気がするし、子供向けアニメーションっちゅうことでザック・スナイダーのもうひとつの味であるブラックさが薄かったんも残念。せやけどエンディングの影絵風アニメーションはさすがのセンスやったよね。 【幻の『モンスター』】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-12-22 10:10:17) |
10.《ネタバレ》 映像表現は凄かった。CGアニメでもザック・スナイダー節が炸裂していました。フクロウたちの目の表現が素晴らしい。表情の大半を眼差しで演出していました。ソーレンが飛翔のコツをつかむシーンの感覚的な描写の鮮やかさにも感激しました。やはりこの人が作る印象的な絵は逸品だ。3Dアニメーションの質も作品によって格差があることが分かる。これは最高級の部類に入ると思います。ストーリーは「スター・ウォーズ」でした。ひよっこを伝説の勇者が導いたり、そのひよっこが一発芸でヒーローになったり、身内がダークサイドに落ちたり、R2-D2とC-3POがいたり、最後は王様から叙勲されたりと…。真似たというより、ファンタジーの王道ストーリーなのでしょうね。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-24 21:19:08) |
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9.映像のクオリティは間違いなくCGアニメ史上最高レベル。 でも、あまりにもリアル過ぎてキャラクターとしての魅力は半減してるかも知れない。 エンディングの影絵の方が味があって良かったと思う。 内容的には、その影絵でほぼ描けてしまってるくらいで、子ども向けの御伽噺といった感じ。 尺が短くて、トントン拍子に話が進むので飽きることはなかったけどね。 せっかく映像がリアルなのに武器や防具を使うといった擬人化で、クライマックスの戦闘が嘘っぽくなってしまってるのがちょっと残念でした。 エンディングクレジットが異常に長くて超大作の勢いだったので、かなり力を入れて製作されてるなぁって感じでしたね。 ラストの展開も続編を意識した内容になっていたので、まだまだ作る気満々ですな。 あと、どうでもいいことだけど、吹き替えで見たので、ずっと左脳だと思ってました。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-07-25 16:53:07) |
8.《ネタバレ》 壮大なフクロウ戦争アクション映画を100分足らずで描いているため、テンポは良いが、描写不足も色々感じる。映像とかのクオリティは高いし、退屈はしないので、キャラクターにもっと魅力があれば、もっとヒットしたんじゃなかろうか。 でも、お兄ちゃんがあんなんなっちゃう理由が全然分からない。ソコ一番大事なところだと思うんだけれども。 【すべから】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-02-26 21:54:02) |
7.《ネタバレ》 子供向けではなく大人も楽しめた作品。吹き替えで観たせいか、伝説の勇者がヨーダとかぶって見えてしまったのは愛嬌か(笑)。自分は彼が死んじゃうんじゃないかと予想して観ていたので、そうじゃなくてひと安心。逃げた女王といい、主人公の兄貴の行く末といい、パート2ができる可能性大のエンディングと感じる。 この手の3Dアニメで好く出てくるキャラクター(シュレックのドンキーとかアイス・エイジのシド、スチュアート・リトルのモンティ(ちょっと違う?(笑)))でディガーの位置づけがけっこう大きくて楽しめた。ただ、イモムシてんこ盛りをがっつくシーンは個人的に「勘弁してくれ!」って感じだったが(苦笑)。 最初、テレビの大画面で観ていた時には気がつかなかったが、パソコンの画面で近くで観たら、フクロウの目の中に相手が描かれていたり、細かい羽根の流れが描写されているのに気がついて、その繊細さに再度感動。 いろいろな種類のフクロウが出ていたが、もっとその特性がわかるような解説があったら楽しみも倍増したかもしれない。 ラストのおとぎ話シーンは、主人公がもっと大人になってからの姿の方が好かったと思うのは私だけだろうか? 【オオカミ】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-02-14 22:21:50) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 いや~、さすがは「スリーハンドレッド」のザック・スナイダー監督なだけありますね。フルCGアニメになっても、戦闘シーンでのスローモーションの多用は変わらず、これがまさに彼の真骨頂になってます。フクロウの話ですから、見た目は可愛らしいところがあるんだけど、それが擬人化されてもの凄く大真面目な画で雄弁に語るシーンがあったりするもんで、そういうの見ると思わず笑ってしまう。飛び方にしてもリアリティあって映像は文句無しなんだけど、ストーリーにはちょっと疑問符もつく。兄が、あまりに簡単に純血団に肩入れしてしまうし、満月を見るだけでどうしてあんな状態になってしまうのかとか、フクロウを行動不能にする石?とか、ちょっと意味不明なところが多い。ストーリー自体はよくあるパターンだが、それをフクロウでやってるのは他にないので、見た目目新しく、中身古い、といったところか。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-10 21:51:45) |
5.《ネタバレ》 この映画もっとたくさんの人が観る価値はあると思うんですけど。やっぱりハリウッドで作らないと宣伝がそこまでされないんですかね・・・。2010年はHow to train your dragonとToystoryという二大傑作アニメが出たので、タイミングを間違ったのかなぁという感じ。ストーリーはロードオブザオウル、あるいはオウルウォーズみたいな感じでちょっと既視感は否めません。しかし映像美がかなりのもので景色の綺麗さや霧の感じが素晴らしい!アクションも中々エキサイティングな場面もあります。ただ問題はフクロウのデザインがリアル重視で、子供が見てもかわいいともかっこいいとも思えないようなフクロウが多いこと。鳥飼ってる人が見たらかわいいと思うのかもしれませんが・・・。 【ronronvideo】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2011-01-17 04:53:15) |
4.リアルに作った弊害でしょうか…、主人公の顔が八の字眉毛(って言って良いのか?)で終始困りっぱなしな印象でした。 ストーリーに端折った感がありますが、2時間枠に収めるには仕方ないかな。 【SIN】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-10-20 13:29:02) |
3.《ネタバレ》 自然の世界をアーティスティックに捉えた映像はすっごくキレイでウットリさせられるのですが、フクロウ達の世界とは言っても人間の世界を模しただけの、元はありがちなヒロイックファンタジー、物語には特に刺激されるものがなく。それなりにスケールのある物語をタイトにまとめ過ぎているのでしょうねぇ。兄が悪に染まってゆく過程に説得力が感じられませんし、最初から優等生な主人公では成長物語にもなりません。2つの国の間の距離は最初に遙か離れた世界に思わせながら、その道程はそう長く感じられないばかりか、その後に移動する連中は苦戦していた主人公達も含めてどうもあまりに容易く移動しているように見えてしまって。移動の厳しさを描かないとスケール感がスポイルされてしまうのですよね。それに、ただでさえリアルなフクロウのグラフィックで感情移入しづらいキャラな上(リアルな恐竜がドラマを語る『ダイナソー』を思い出しました)、吹替えがあまり上手でないとなると、かなりキビシく。ちびっちゃい2匹はかわいかったのですが。この監督、どうも毎回ビジュアルが全てですねぇ。それも今回のファミリー向けな題材にはちょっと不向きなセンスだったかな。もっと子供にアピールできるデフォルメされたビジュアルが良かったんじゃないでしょうかねぇ。エンドクレジットの背景はステキでした。 【あにやん🌈】さん [映画館(吹替)] 6点(2010-10-17 21:28:52) |
★2.あの大人向きアクション映画を撮っていたザック・スナイダー監督の3Dファミリー映画ということで大い期待して観にいきました。 まずはじめにに感じたのがストーリーの薄さ。主人公の成長物語としてはイマイチ描ききれていないし、あまり活躍の場がない登場人物も多すぎます。 固有名詞が多くて予備知識がないと把握が大変だしねぇ・・特に「砂のう」という言葉。自分はずっと「左脳」だと思っていたので「頭じゃなくサノウで感じろ」という台詞が出るたびに「左脳だって頭じゃん。何言ってんの」と思ってました。半端に説明不足な映画だとは思います。 3Dについては迫力がありますが、背景の動きが少ないせいか飛行シーンの爽快感は「ヒックとドラゴン」には到底かないません。でもこの監督らしい肉体と肉体がぶつかるスローのアクションシーンは見応えがあります。エンドロールも相変わらずいいセンス。しかし子どもも大人も満足できるほどの出来には仕上がってないのは残念。あと主人公たちフクロウがリアルすぎて若干キモいかも、女性キャラは可愛いんだけれどね。
【ヒナタカ】さん [映画館(吹替)] 4点(2010-10-17 18:18:17) |
1.《ネタバレ》 3D吹替え版を鑑賞。本作の見所の一つである映像の美しさはやはり段違いの素晴らしさであり、お腹いっぱいに堪能できる。フクロウの羽毛の柔らかさだけではなくて、埃の舞う様子、水滴の粒や空気の流れ、炎の燃え盛る様など、リアルの現実でもなく、既存の映画とも異なる新たな体験をすることもできるだろう。壮絶なバトルシーンについても、スローモーションなどを多用したり、工夫されており、見所は十分ではあるが、さすがにフクロウということもあり、複雑な動きを描くことは難しいようだ。 ただ、あまりにもリアルに描きすぎているので、フクロウの各キャラクターが全く可愛く見えない。小さいフクロウなどは可愛く見えることもあるが、ファミリー向けアニメ作品としてはこの点はやや致命的かもしれない。 映像の美しさは保証モノではあるが、ストーリーについては正直言って子供騙しレベルといえる。映像の素晴らしさとストーリーの不味さの“バランス”があまりにも悪すぎた。一方がいくら素晴らしくても、他方がダメならば、映画全体の評価が低くなってしまった。ストーリーは「スター・ウォーズ」をベースにして、最後に「ロード・オブ・ザ・リング」を加えましたというような仕上りとなっている。 本作で多用されている『左脳に従え』というフレーズがどうしても『フォースに従え』としか聞こえない。主人公のソーレン=ルーク、ジルフィー=レイア、クラッド=ダース・ベイダー、ライズ=ヨーダ、トワイライトとディガー=R2D2、C3PO、メタルビーク=パルパティーン、こうもり=クローン軍団のようにしか映らなかった。 善と悪の戦いを描くファンタジー映画は、基本的にはどの作品も似たような構図にはなるが、本作はあまりにもオリジナルティがなさすぎる。 どこかで見たことのあるストーリーに加えて、「月光麻痺」「フクロウの左脳に影響を及ぼす鉱石」「飛べないフクロウが数分のトレーニングで一瞬にして飛べるようになる」など、観客を無視してすっ飛ばすようなところも見られるのも問題。 原作がある作品であり、難しいかもしれないが、思い切って子ども向きのファンタジーではなくて、大人が楽しめるように、ストーリーをダーク化すれば、もうちょっと評価される作品になったかもしれない。 大人の事情ということもあるとは思うが、これでは中途半端にしか感じられない。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(吹替)] 6点(2010-10-17 14:19:16) (良:1票) |