1.《ネタバレ》 アメリカ在住イギリス出身の仕置き人が、次から次へとお仕置きの嵐。
フィッシング詐欺集団のアジトで、手前の一人を見せしめにボコボコにしてから
唖然とするハッカーたちに「もう二度と他人のカネを盗みません! 復唱しろ!」と教師みたいで爆笑。
これは今まで無かったよね! のっけから痛快な絵が続きます。
悪役たちが「さあみんな、今からこのババアの貯金をゼロにするぞ、行くぞ!」「イエーーーイ!!」で
満面の笑みの背後に、ステイサムが登場。 一転して恐怖の表情・・が最高に気持ちいい。
暗殺チームが殺す気満々で仕掛けて来たのに、ステイサムに殲滅され最後の一人が命乞いしてみるも
1秒も躊躇せず派手な処刑シーンが痛快。
どんどんラスボスへ迫っていくが、相手もジェイソン映画史上、最強の権力者。ところがそんなの
屁でもない。 米国最高の警備体制の中、お仕置き怪獣は止まらない。
もはやアメリカを蹂躙するゴジラの様相。 強すぎてコメディになりそうなのに、見ていて最高に興奮する。
正に大人のファンタジー映画だ。(エロではありません)
なんでこんなに面白いのに、地元の映画館の大手じゃなくて、ミニシアター上映なのか不思議でならない。
まあ確かに3か月程度で撮影が終わった、低予算映画みたいですが、映画の出来は悪くないです。
ジェイソンステイサム史上、トップ3に入る傑作だと思うのですがねえ。
スタローンみたいに悩みが無く、シュワルツェネッガーよりもアクションが派出で、
トム・クルーズより冷血残酷+粗暴で、全方位にカッコイイのになあ。
顔の下側にしか毛が無いのがダメなの? 戦うハゲた乱暴者はウケませんか・・ うーーーむ